犬飼貴丈&飯島寛騎が「足りないものを補い合うパズルのような関係」を演じる、W主演ドラマ『僕らの食卓』4/6放送直前SPインタビュー【前編】第1話場面写真もUP

『仮面ライダービルド』の主演を務めた犬飼貴丈さんと、『仮面ライダーエグゼイド』の主演を務めた飯島寛騎さんが、W主演を務めることで話題! 2023年4月6日よりBS-TBSにて、木曜ドラマ23『僕らの食卓』がスタートします。
ドラマ『僕らの食卓』は4/6夜23時よりスタート!
犬飼貴丈(右)×飯島寛騎(左)のW主演でお届け
本作は食を通じた人との繋がりを描いた、三田 織氏による癒やし人気コミックス「僕らの食卓」(幻冬舎コミックス)の実写ドラマ。

人と食事をするのが苦手な会社員・豊(犬飼貴丈)が、ある日出会った年の離れた兄弟・穣(飯島寛騎)と種(前山くうが)に、「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、食卓を囲んで食事することが増える彼ら。次第に家族のような存在になり、豊と穣の距離も縮まっていくハートフルドラマです。

スマートボーイズではドラマの放送開始に先駆け、主演の犬飼さんと飯島さんを直撃! 
前後編での2日連続更新の特集より、本記事ではお互いの役柄や演じる上で苦労した点について語っていただいた前編をお届けします。
第1話シーン写真①
第1話シーン写真②
【木曜ドラマ23『僕らの食卓』犬飼貴丈さん&飯島寛騎さんインタビュー前編】
犬飼貴丈(いぬかい あつひろ)さん
飯島寛騎(いいじま ひろき)さん
――まずはドラマ『僕らの食卓』への出演が決まった際の心境と、台本や原作を読んでの感想をお聞かせください。

飯島 脚本と原作を読ませていただいて、すごく温かいストーリー展開だなと思いました。プライベートではあまり触れてこなかったジャンルなので、すごく新鮮で。台本を噛み砕くときも、初めての思考になったというか。それが楽しかったですし、現場も楽しく、すごくいい画が撮れたなと思います。

犬飼 僕は原作のマンガを読んだときに、すごく温かい印象を受けて。で、その後で脚本を読んだんです。台本にも、原作で描かれていたことに対して感じた温かさがそのまま反映されていました。すごく楽しみに撮影に臨んだんですけど、撮影した画もちゃんと温かさが伝わってくると感じました。もちろん、監督さんやカメラマンさん、僕らキャスト陣で頑張って作ったというのもありますし、徳島県のゆったりした環境で撮れたことも影響してるんだろうなって思います。全部が作品にはまった気がしました。

――お二人は映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(2017)以来、久々の共演ですが、共演することをいつ頃知ったんでしょうか?

飯島 わりと撮影近々だったような。たしか撮影の2~3ヶ月前。

犬飼 僕はもっと後だった。たぶん撮影の1ヶ月くらい前に知りました。

飯島 相手役、誰だろう? と思ったら、あっちゃんだ! って。すごく久しぶりの共演なので、楽しみでした。

犬飼 僕は安心しましたね。「初めまして」から築いていかなきゃいけないっていう関係ではなかったので。2回目の共演で、ゼロからの関係性ではないのはラクで、リラックスしながら取り組めました。
――お互いの役の印象は?

犬飼 豊の第一印象は、優しい男の人。演じていても、彼なりの優しさとか控えめな性格とか、そういったものが複雑に豊を形成しているなと思って。1つ1つ噛み砕いて理解しないといけないと思いながら演じました。

飯島 豊は物事を細く繊細に、でも半分くらいは考えすぎちゃているなっていうのが僕としての印象。もっとこうしたらいいのにって、アドバイスしたくなっちゃうキャラクター(笑)。でも、それが彼が愛されるポイントの1つなんだろうなと感じました。穣のほうは、背負いすぎと言いますか。自分には家族という守るべきもの、彼にとってすごく大きなものを大事にしている心の強さは、演じていて楽しかったですし、カッコいいなと思います。

犬飼 穣はすごく不器用な男という印象を受けました。豊と穣で共通するんですけど、抱え込んでしまう2人だなと感じていて。

飯島 うんうん。

犬飼 そこはお互いヤマアラシのジレンマじゃないけど、そんな感じになっちゃったりして。穣は穣で、種のことや自分の人生、色々なことを抱えていて。その中で豊と向き合っていくうちに、お互いの足りないものを補い合って1つとなっていく……パズルのような関係だなと思いました。

――お互いの役にハマってるなと思う部分は?

犬飼 穣はわりとクール。飯島くんもクールな面はあると感じてたので、大きな枠で考えると似てるなと思ってました。

飯島 僕が犬飼さんと豊が似ているなと思ったのは、マイルドな心。役に入ったときと入っていないとき、どっちの姿も見ていて、ふとした瞬間に出る犬飼さんや豊が落ち着いて心がいい状態のとき、楽しいときの表情、そこの心の温かさは似ていたなと思いました。
――現場で距離を縮めるためにしていたことは?

犬飼 ごはん食べに行きましたね! 撮影後とかに。徳島は僕の地元なので、いくつか知ってるお店があったから。そこに食べに行きました。

飯島 最高でした! 僕もスタッフさんも、犬飼さんに聞いて。撮影の合間も行きたいって話していて。やっぱり食は幸せの1つだから、せっかく来ている徳島という場所を、食の面でも楽しんでいました。

犬飼 ロケ地の穣の家も徳島。売りに出されてる家みたいで。

飯島 美馬市にあってね。

犬飼 すごく雰囲気のいい家でした。

――2人の恋模様を描いた作品でもありますが、2人のシーンでは犬飼さんと飯島さんで相談して演じたりしたんでしょうか?

飯島 撮影の前段階の本読みから、お互いの意見を共有し合って。1話から徐々に撮影スタートして、気持ちの高ぶりが、さっき犬飼さんが言っていたように、パズルを合わせていくように積み重ねていって作った感じ。だから、特別ああしよう、こうしようと話したわけではなく、自然の流れで紡いでいきました。

犬飼 わりと監督の中で固まってるイメージがあったので、それを僕らの間でも共有して撮影に挑む感じでした。監督の思うビジョンと僕の思うビジョンが撮影の前の段階である程度共通認識として持っていたので、迷いもなく。なので、現場で話し合うってことはそんなになかったかもしれないです。けっこうスムーズに進んだ印象。

――皆さんで共有していたビジョンのように演じることに対しては、難しさは感じていたんでしょうか?

犬飼 お芝居は難しかったっすね。

飯島 難しかった!

犬飼 監督の求めるお芝居が映画のようなお芝居ということだったので、何回かテイク重ねたり。

飯島 日常の会話のテンション感とか。あんまり言葉をハキハキしゃべりすぎないよう、日常の雰囲気を出すための声や表情の加減は、演じていて難しかったです。

―【後編】へ続く―


木曜ドラマ23『僕らの食卓』は、4月6日よりBS-TBSにて毎週木曜日よる11:00-11:30放送スタート。ドラマの詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。

©三田織/幻冬舎コミックス ©「僕らの食卓」製作委員会
犬飼貴丈:ヘアメイク/加藤ゆい(フリンジ)、スタイリスト/松下洋介 ・井関莉子
飯島寛騎:ヘアメイク/牧野裕大、スタイリスト/中西ナオ

※原作コミックス情報(紙版/電子版)はコチラ

☆Information
木曜ドラマ23『僕らの食卓』
BS-TBS
毎週木曜よる11:00-11:30(4月6日放送スタート)

■キャスト
穂積 豊 役…犬飼貴丈
上田 穣 役…飯島寛騎
上田 種 役…前山くうが

■スタッフ
原作:「僕らの食卓」三田織/幻冬舎コミックス
脚本:下亜友美、石橋夕帆、飯塚花笑、上村奈帆
監督:石橋夕帆、飯塚花笑、上村奈帆

《公式サイト》
https://www.bokuranosyokutaku.com/
《公式Twitter》
@boku_syoku(https://twitter.com/boku_syoku
《公式Instagram》
boku_syoku(https://www.instagram.com/boku_syoku/