【サクセス荘SP⑤】ケニー役・小西詠斗「佐藤流司くんが声をかけてくれて……」spi&立石俊樹と〇〇していた撮影秘話も!「映画演劇 サクセス荘」12/31公開直前インタビュー【前編】

2.5次元舞台などで活躍中の俳優たちが、”本番一発勝負”の【テレビ演劇】に挑んだ新感覚ドラマ「テレビ演劇 サクセス荘」が、「映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜」となって待望の映画化! ドラマ全3期までのキャスト総出演で、2021年12月31日にイオンシネマほか全国で公開されます。

いよいよ公開日が迫る中、スマートボーイズではキャストに見どころを直撃! 【髙木 俊さん×定本楓馬さん編】【立石俊樹さん×有澤樟太郎さん×寺山武志さん編】【小西詠斗さん編】のインタビューを、それぞれ前編・後編に分けて6日連続更新中です。

本記事では、ケニー役・小西詠斗さんへのインタビュー・前編をお楽しみください。

夢はマジシャン、ケニー役の小西詠斗さんが明かす撮影秘話も!
■「映画演劇 サクセス荘」公開直前SP
ケニー役・小西詠斗さんインタビュー【前編】


――「サクセス荘」がまさかの映画化ということで、最初に映画化を知った時には、小西さんにも様々な感情もあったのでは。実際に撮影するまでの心境はいかがでしたか?

小西 初めて映画化を知った時は、「あっ、無理だ!」って思いました(笑)。すごく驚きましたし、もちろん本当に嬉しかったのですが、最初はやっぱり「無理だ」っていうのが一番大きくて……僕は毎回、ドラマの25分でも全力を出し切って、いつも限界まで疲れ果てていたので、その3倍、4倍の時間は絶対無理だろうって思ったんです。

――映画は本編が95分と、ドラマとは全く違うボリューム感ですからね。

小西 だから恐怖で仕方なかったんですけど、いざ台本が届いたら、それがめちゃくちゃ面白くて! 皆さんもすごく気合いが入っていたので、僕も「もう、これはやるしかない!」と思って。ちょっとずつワクワク感が増えていきながら、撮影日を迎えられました。


――では実際に、映画の長さでの“本番一発勝負”に挑戦してみていかがでしたか?

小西 やっぱり、僕はすごく大変でした(笑)。今回はセットが一つ増えた上に、実はサクセス荘のリビング自体も広くなっていましたし、場当たりも撮影当日にしかやっていないので、動きとかの段取りのことで頭がいっぱいになってしまって。
僕はちょっと頭がこんがらがってしまったところもあるのですが、そんな中でも皆さんは感情をのせてお芝居をされているので、やっぱり俳優の皆さんって、この先輩方って本当にすごいんだな、って感じました。

――確かに、単純にセリフを覚えるだけではなく、いつどこに動いて、という段取りも全て覚えていないといけないですよね。

小西 元々の段取りがたくさんある中で、さらに現場で増えていくこともあるのに、セリフも完璧に入っていて、そこに感情をのせた会話のキャッチボールをして。それって、改めて考えるとすごいことですよね。

――今回はそんな先輩方に加え、セレブ集団・S4としてゲストにも豪華な方々が登場されています。その中でも小西さんは、S4のシーザー役・佐藤流司さんとはミュージカル『ジェイミー』でも共演されていましたよね。

小西 ちょうど、そのミュージカルで共演している期間に「サクセス荘」の映画撮影もあったんですよ。地方公演の休演日に、流司くんと一緒に新幹線に乗って東京に戻ってきて撮影したんですけど、その移動中も流司くんが「大変だけど、頑張ろうな」って声をかけてくれて、一緒に台本を読んでくれたりもして。
それでいざ現場に入ったら、流司くんは初めての「サクセス荘」のはずなのに、自分の空気感をしっかり作っていましたし、お芝居でもライバルキャラ的な役割として、ものすごく強いシーザーという役を演じてくださって。
S4のほかの皆さんも、本当に初めての「サクセス荘」だとは思えないくらい、本気のお芝居を見せてくださいました。

――撮影前から一緒にいたということで、小西さんから佐藤さんに「サクセス荘」についてお話ししたり、佐藤さんから質問されることはなかったですか?

小西 流司くんから、「本当に、一回も止まらないの?」「何があっても、絶対に?」とは聞かれましたね(笑)。で、僕も「止まらないんですよ」って答えて。やっぱり、実際にやってみるまではちょっと信じられないですよね(笑)。


――そんなゲストも迎えての撮影に臨んでみて、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

小西 今までのドラマでも、やっぱり収録の時には緊張感があったんですけど、今回はそれ以上の緊張感があって、皆さんの集中力もすごかったと思います。
カメラの台数も26台と多かったですし、スタッフさんの人数もすごく多くて、いつもとは違う空気だな、っていうのは全員が感じていたと思います。

――小西さん自身は、ドラマの収録時と比べてもより緊張されましたか?

小西 やっぱり不安もありましたし、いつもより緊張しましたよ! でも、やっているうちに和らいだというか、特にリハの時には楽しみながらできたんですよね。
僕は今回、虎次郎(spiさん)とマカロン(立石俊樹さん)と一緒にS4のタワマンにある檻に閉じ込められてしまうのですが、その檻の中にいる間は、サクセス荘側にカメラが振られていると、ちょっと自由に動ける時間があって。
だから場当たりとかリハの時には、カメラに写っていない間は檻から勝手に出て、3人でソファーで遊んだりしていました(笑)。

――意外にのびのびと過ごしていますね!(笑) 今回、共に捕まってしまう役柄のspiさん、立石さんとは一緒にいるシーンも多かったと思いますが、この3人組でいる時はどんな様子でしたか?

小西 本番じゃなくて場あたりの時だけですけど、サクセス荘側の場あたりをやっている時には僕らは待機になるので、映画にも出てくる小道具のチョコレートで遊んだりして。
本物じゃなくて、粘土で作った小さいチョコレートがビンの中にたくさん入っているんですけど、そのビンを机に置いて、遠くからチョコを投げて入れるゲームを永遠にやっていましたね(笑)。

――そのお話を聞く限りでは、小西さんからも緊張感は感じられないような(笑)。

小西 アハハ! 確か、spiさんかとしくん(立石さん)か、どっちかがやり始めたんですよ。そうしたら待ち時間の人たちがみんな参加してきて、空き時間はずっと粘土を投げていましたね。

――今回の撮影を振り返って、現場で助けてくださったり、よくお話ししたなど、特に印象に残っている方はいらっしゃいますか?

小西 それもやっぱり、今回は一緒にいるシーンが多かったspiさんととしくんですね。
檻の中でカメラに写ってないときには、僕たち3人で「次のセリフ、なんだっけ?」って確認したりして、みんなで助け合っていました。


――マジシャンを目指すケニーと言えば、これまでにもたくさんのマジックを見せてきましたが、今回の映画でもそんな見どころシーンはありましたか?

小西 はい! 僕の見どころっていうと、やっぱりマジックをしているところなのかなって思うんですけど、いつも通り上手くいかなかったりして……今思い出してみると、1回くらいしか上手くいってないですね!(笑) ただ、今回も3回くらいはケニーのマジックが見られるので、どんなことが起きるのか楽しみにしてもらいたいです。
あと、今回のケニーはあることでヒッピを怒らせてしまったりするので、その掛け合いにも注目してください。

――さらに今回は、本編と合わせて週替わりで上映される「おまけ演劇」の中で、本編に関係するシーンがあるとのこと。

小西 あ、そうなんです! 「おまけ演劇」っていうミニコーナーが今回はありまして、そのうちの一つのエピソードに、この映画本編にもちょっとリンクしているような部分があって。それがケニーに関わるスゴイ情報になるんですが、その仕掛けにも気付いていただけたら、より面白く感じてもらえるのかなって思います。


――そんなケニーの新情報にも注目ですが、今回は皆さんの衣装も新しくなりました! ケニーの新衣装は、小西さんから見ていかがですか?

小西 今回もシルバーのキラキラで、すごい衣装ですよね! ビラビラがついていてより派手になっているのと、サイズ感も今までに比べるとピタってしていて、僕が着てもピチピチなんですよ(笑)。元々細いので、こういうピタっとした服だと動く骨みたいになっちゃうんじゃないかと思って心配していたんですけど、銀ピカで誰よりも目立っていたとも思うので、とりあえず良かったです(笑)。

【12/29更新・インタビュー後編に続く】


【作品紹介】
“本番一発勝負”の「テレビ演劇」として、2019年7月よりテレビ東京ほかにて放送された「テレビ演劇 サクセス荘」。続いて2期、3期も放送され、さらには2.5分という短い時間の中で物語が繰り広げられる「mini」や、4画面のマルチアングルでストーリーが視聴できる「マルチ演劇」など、約2年に渡りサクセス荘ムーブメントを巻き起こしてきましたが、ついに「映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜」として映画化が実現!

映画のキャストには、和田雅成さん、高橋健介さん、高野 洸さん、髙木 俊さん、黒羽麻璃央さん、spiさん、立石俊樹さん、有澤樟太郎さん、荒牧慶彦さん、定本楓馬さん、玉城裕規さん、寺山武志さん、小西詠斗さん、唐橋 充さん(劇中部屋番号順)と、1期から3期までのキャスト14名が総出演。
さらに謎のセレブ集団・S4として、佐藤流司さん、北園 涼さん、橋本祥平さん、北村 諒さんがゲスト出演! このS4の登場によって、「サクセス荘」史上最大の危機という、映画ならではのストーリーが展開されます。

【映画場面写真より】

【「映画演劇 サクセス荘」あらすじ】
都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、“ひと旗あげたい”と成功を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった…。芸人、漫画家、占い師、料理人…ジャンルは違えど、成功したい気持ちは皆同じで、個性豊かな住人が集っていた。新年早々、サクセス荘のリビングでは毎年恒例の餅つきが行われていた。
その傍らではムーさん(玉城裕規)が今年の運勢を占っていて、何回やり直しても恐ろしい未来しか見えないと嘆いている。
そして「サクセス荘に大きな亀裂が入り、隕石が落ちて、降り注ぐ雪が真っ白に染めるだろう」と予言。そんな不吉な予言を体現するかのように、この頃住人の間では揉め事が増え、ことある毎にギスギスしていた。そのトラブルのきっかけは、隣にグローリータワーレジデンスという大きなマンションが建ったことによる日当たりの悪さではないかと皆で話し合っていると、乱入者が…。それはグローリータワーレジデンスに住む巷で話題のセレブ集団・通称 S4(佐藤流司、北園涼、橋本祥平、北村諒)だった!
突然乗り込んできた S4 に住人たちは騒然とする中、彼らはサクセス荘からの立ち退きを命じる。こうして S4 の登場によりサクセス荘の平和な日常が一変し…。

「映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜」は、2021年12月31日よりイオンシネマほかにて全国公開されます。ほか最新情報は、下記のInformationから公式HP、Twitterなどをご確認ください。

©️「映画演劇 サクセス荘」製作委員会 2021

■和田雅成 高橋健介 黒羽麻璃央 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

■作品概要
タイトル:映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜
公開日:2021年12月31日(金)イオンシネマほか全国公開
出演:和田雅成 高橋健介 高野洸 髙木俊 黒羽麻璃央 spi 立石俊樹 有澤樟太郎 荒牧慶彦 定本楓馬 玉城裕規 寺山武志 小西詠斗 唐橋充 ※劇中部屋番号順
佐藤流司 北園涼 橋本祥平 北村諒
原案・プロデュース:松田誠(ネルケプランニング)
脚本:徳尾浩司 川尻恵太(SUGARBOY) ニシオカ・ト・ニール
監督:川尻恵太(SUGARBOY)
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京) 井口晴之(テレビ東京) 中川亜佐子(テレビ東京) 牧田麻由子(テレビ東京) 芦田政和(ジャンプコーポレーション)
制作:テレビ東京 ジャンプコーポレーション
配給:イオンエンターテイメント

≪公式HP≫
https://www.tv-tokyo.co.jp/success_soum/
≪公式Twitter≫
@tx_success_sou
≪公式ブログ≫
https://ameblo.jp/success-sou-blog/

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