和田琢磨&染谷俊之の"ジェントル"な撮影現場エピソードに、橋本一監督が語る二人の第一印象も!ドラマ『Solliev0』第1話先行上映会が開催、追加公演回トークショーをレポート

舞台『刀剣乱舞』シリーズなどの人気作に多数出演し、MANKAI STAGE『A3!』、ドラマ・舞台『あいつが上手で下手が僕で』でも共演する人気俳優の和田琢磨さんと染谷俊之さんがW主演! 腹違いの兄弟による愛憎劇を描く、オリジナルドラマ『Solliev0』(ソッリエーヴォ)が2024年4月1日より毎週月曜にテレビ神奈川ほかで放送スタートします。

このドラマ『Solliev0』の放送に先駆けて、3月9日には東京・アニメイトシアターにて第1話先行上映会が開催! スマートボーイズでは、ドラマ上映後に和田さん、染谷さん、そして橋本 一監督もサプライズ登壇した追加公演回のトークショー模様をお届けします。
和田琢磨さん&染谷俊之さんがW主演! ドラマ『Solliev0』第1話先行上映会をレポート
【ドラマあらすじ】
ドラマ『Solliev0』の舞台となるのは、小さなイタリアンレストラン。異母兄弟の天月冬真(演:和田琢磨)と天月春陽(演:染谷俊之)が、春陽の幼馴染の虎太郎(演:廣野凌大)とその友達、空(演:横田龍儀)と経営している。

小さいながらも隠れた人気レストランであるその店は、料理とは別に来店するお客様の悩みを解決するという、「裏メニュー」があった。

実は弟の春陽は、大企業「天月ホールディングス」の跡取り息子で、父親との約束で30歳になったら家を継ぐことになっていた。期限が過ぎ、父親の秘書、久住楓(演:井阪郁巳)に会社に戻るよう催促される中、父親が病気で余命あと僅かであることが明らかになる。

父親の死期に合わせたかのように、謎の男、新田 司(演:谷口賢志)が接触してくるなど、冬真は今までの兄としての姿から少しずつ変容していく。冬真の本当の目的とは何なのか―。
【イベント追加公演回 上映後トークショー】
注目のドラマ『Solliev0』第1話の先行上映に、トークショーにはW主演の和田琢磨さん、染谷俊之さんが揃って登壇するとあって、キャパシティを大きく上回る3000名以上の応募が殺到したというこのイベント。当初予定されていた第1部・第2部公演の前に行われた追加公演では、スペシャルゲストとして橋本 一監督もサプライズ登壇となりました。
(左から)トークショーに登壇した和田琢磨さん、橋本 一監督、染谷俊之さん
先行上映を終え、まずは和田さん&染谷さんによる挨拶からトークショーはスタート。
ドラマ第1話の終盤では、和田さんが演じる兄・冬真の“裏の顔”が覗くシーンもあり、司会者からは「最後、怖かったですよ~!」との感想も飛び出しますが、「わりと普段通りですよね? 琢磨くんも、気に入らない後輩がいたらあんな風に……(笑)」と言い出す染谷さんに、和田さんは冒頭から「そんなことないです、僕は穏やかです!」と訂正することに(笑)。
兄・天月冬真役の和田琢磨さん
弟・天月春陽役の染谷俊之さん
そんなやり取りに続いて橋本監督も登壇となり、ステージ上にはイスが運ばれてきますが、最初に監督と染谷さん用の2脚のみが運ばれてきたことで、和田さんは“俺だけイスがない!”と客席に表情で猛アピール!
さらに和田さんは「なんで俺だけ立ちなんだよ! おかしいだろ!」と、“裏の顔”で憤慨してみせますが、すぐさま染谷さんが「すぐ来るよ、監督が挨拶中でしょ! もう、うちの兄がすみません!(笑)」とたしなめてみせ、息の合った掛け合いで場内に笑いを起こします。
ここで橋本監督へ、“和田さんと染谷さんの第一印象は?”との質問が飛ぶと、「和田くんとは昨年、映画『仁義なき幕末』というタイムスリップ時代劇でご一緒して。その時は借りてきた猫みたいに大人しかったんですが、ものすごくジェントルな方ですね。今回の現場でも、気に入らないことがあったらすぐ殴って……(笑)」とジョーク交じりに語り、和田さんも「『なんで俺だけイスがないんだよ!』」ってね!(笑)」と大笑い。
もちろん「そんなことはなく、本当にジェントルマンです(笑)」と訂正した橋本監督は、染谷さんについても「染谷くんは初めましてで、最初は『若いな』と思っていて。年齢を聞いてびっくりしましたが、その分の落ち着きは当然持っていらっしゃる方で、要は二人ともすごくジェントルなんですよね。現場でも周りを困らせることを良しとせず、何か問題があれば自分たちで解決したり。そのジェントルさに感服しました」と、二人の現場での佇まいや気配りを絶賛します。
橋本 一監督
すると染谷さんからも、和田さんの“ジェントル”なエピソードとして「千葉でのロケ中に、抱え室として使うロケバスの電源が使えなくなるトラブルがあった時に、琢磨くんが自分で近くにあったホテルの部屋を手配してくれて」と、ホテルのキーをチャリチャリと指にかけて回すような仕草を再現しつつコメント。
和田さんは「そんな『僕んちの車のキーだよ』みたいな、スネ夫みたいな動きはやってないって!(笑)」と訂正しますが、染谷さんが「琢磨くんが『部屋、借りてきた』って。そのおかげで控え室として使えて、すごくスムーズに撮影できました」と明かしたように、様々な問題解決も請け負う役柄同様に現場のハプニングをさらりと解決してしまったそう。
ホテルのキーを持って、颯爽と現れる様子を再現する二人
一方、和田さんと染谷さんから見た橋本監督の印象は、「現場で誰よりも声を出していた」とのことで、染谷さんは「怖い監督だと、現場もピリピリしちゃいますから。でも監督は空き時間にも僕らとコミュニケーションを取って下さって、まさに安心できる『Solliev0』(救い)でした」と、ドラマタイトルにもかけて見事にコメント。

続けて和田さんも「技術的な面でも、撮影前から入念に準備して下さったことがよく分かるくらい撮りたい画面が決まっていたので、僕らもスムーズに全力を出すことができて。すごく効率のいい撮影期間でした」と監督の手腕を語ると、橋本監督は「何が欲しいんだい?(笑)」と二人に向けてニッコリ。

この言葉に、染谷さんが「何にします? 監督の次回作の出演権?」と笑うと、和田さんも「(橋本監督が手掛けるドラマ)『相棒』に出してください! 僕たちも結構、“相棒”としてやっているのでコラボで!(笑)」とおねだりしてみせ、場内は笑いに包まれました。
息の合った掛け合いで、場内を笑わせ続けます
ほか、昨年12月頃に行われた撮影での思い出を聞かれて、染谷さんが「僕の誕生日(12月17日)も撮影中に迎えまして、その日はロケ地の千葉県で泊まりだったんですよ。だからホテルで、コンビニのでっかい肉を食べました(笑)」と明かすと、和田さんは「そうだったの!? 言ってよ~、回転寿司でもなんでも連れて行ったのに!」とこぼします。

しかし、当の染谷さんは「でも、次の日が早かったんですよ! 僕も祝ってもらうほど暇じゃないっていうか……(笑)」と返し、そのつれなさに場内は大爆笑! 撮影現場でもお祝いはしてもらい、染谷さんと和田さんは撮影後に銭湯でも遭遇したりと一緒にいた時間もあったそうですが、染谷さんは「12月だったので、クリスマス用のでっかいチキンを一人で頬張りました(笑)」と、ディナーは一人で過ごして翌日に備えたとのことでした。

その後もトークは大いに盛り上がり、ドラマも上映後とあって、和田さんからは迫力あるアクションシーンの意外な撮影方法が明かされたり、司会者から「この描写が気になる」「ここも伏線なのでは?」といったシーンが挙げられる度に、和田さん&染谷さんが「鋭い、10ポイント!」「20ポイント!」と、考察に対してポイントを与え始める一幕も(笑)。
各話のストーリーはもちろん、全6話のドラマで徐々に明かされていく様々な謎にも注目です。

アクションシーンの変わった撮影方法を再現してくれる和田さん
そしてトークショー終盤では、橋本監督が今作で特に注目してほしい点として、「冬真というキャラクターはジェントルに見えて、実は……という二面性がある。そして春陽にも、第2話以降では彼が心に抱える傷の部分がどんどん広がっていきます」と明かし、「人間は表の顔だけじゃなくて、裏の顔がある。実は裏の顔が本物の顔だったりするし、表の顔だって嘘ではない。でも、どちらかに行かなくてはいけない時には、どっちを選ぶのか……その選択を迫られるドラマだと考えているので、二人がどちらに行くのかを楽しんでもらえたら」とコメントします。

また続けて、「もう一つ見てほしいのは、二人の笑顔。対極にある笑顔の作り方をしていて、和田くんは本当に包容力がある、ふわっと薄く笑って歯を見せないような笑顔で、染谷くんはニカッと歯を見せて笑う、『これがあれば全部許しちゃうよな』って言いたくなるような笑顔。どっちも素晴らしい笑顔ですし、そこは丁寧に撮っているつもりなので、この笑顔がどうなっていくのかも見守ってください」と、見どころを語ってくれました。
二人が見せる二面性と、それぞれの笑顔にも注目!
橋本監督の降壇後には、ポスターが当たる抽選会や客席からの撮影コーナーも!
最後の挨拶では、染谷さんは「第1話からガラッと展開が変わっていきますので、ぜひ最後まで見ていただき……絶対に舞台も見に行きたくなるようなラストが待っていますので、楽しみにしていてください!」とコメント。

そして和田さんも「僕も第1話を見ましたが、本当にあっという間の30分で、『全6話でどうやってまとめるの!?』というぐらい情報量が多いんですが、監督が素敵に撮ってくださり、とても面白いドラマになっていると思います。ドラマに続いては舞台もありますので、全体を通して楽しんでいただけたら我々も非常に嬉しいです」と締めくくりました。
ドラマ『Solliev0』は、2024年4月1日からテレビ神奈川(tvk)にて毎週月曜23:30~放送です。また今作は舞台連動企画として、ドラマに続く物語が舞台で2024年上演予定となっています。
ほか作品に関する最新情報は、下記のInformationより公式サイトや公式Xをご確認ください。

☆Information
■ドラマ『Solliev0』

放送情報:
2024年4月1日 テレビ神奈川 毎週月曜23:30~
※放送後1週間、Tverでの配信有

出演:
天月冬真:和田琢磨
天月春陽:染谷俊之

九条虎太郎:廣野凌大
北条 空:横田龍儀
久住 楓:井阪郁巳
新田 司:谷口賢志

監督:橋本 一
脚本:大村仁望

エンディングテーマ:Bimi『Safe Haven』(EVIL LINE RECORDS)

制作プロダクション:MMC

製作:「Solliev0」製作委員会

≪公式サイト≫
https://solliev0.com/

≪公式SNS≫
▼X
https://twitter.com/solliev0
▼Instagram
https://www.instagram.com/solliev0

Ⓒ「Solliev0」製作委員会

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