和田琢磨・松田凌が「憧れ」「ロマン」と語る、【東映ムビ×ステ】舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』が開幕!殺陣も満載のゲネプロ舞台写真&囲み取材レポート&出演者コメントUP!

映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第五弾! 2023年3月より公開中の映画『仁義なき幕末 -龍馬死闘編-』の後日談を描く、舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』が2023年4月27日に東京・サンシャイン劇場にて開幕を迎えました。
初日公演前に行われた公開ゲネプロでの舞台写真とあわせて、キャストの和田琢磨さん、松田 凌さん、水谷果穂さん、作・演出の毛利亘宏氏(少年社中)が参加した囲み取材での意気込み、ほかキャストから届いたコメントをご紹介いたします。
映画の後日談を描く、舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』が開幕!
【作品紹介】
【東映ムビ×ステ】とは、映画(MOVIE)と演劇(STAGE)の挑戦的な融合を試みるメディアミックスプロジェクト。
その第五弾となる『仁義なき幕末』は、監督・橋本 一氏と脚本家・毛利亘宏氏がる“幕末×ヤクザ”をコンセプトに生み出した新たな歴史奇譚劇となっており、2023年3月25日より公開中の映画『仁義なき幕末 –龍馬死闘編-』は、令和ヤクザの村田恭次(演・松田 凌さん)が幕末にとばされ、自分をかばって亡くなった坂本龍馬になり代わり<日本の夜明け>を目指す、という<タイムスリップ歴史スペクタクルムービー>に。

そして、その後日談となる舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』では、令和ヤクザの大友一平(演・和田琢磨さん)を中心に幕末志士たちが令和の現在を舞台に大暴れ!
キャストには和田琢磨さん、松田 凌さんをはじめ、水谷果穂さん、石黒英雄さん、本田礼生さん、小野健斗さん、木津つばささん、吉田メタルさん、荒川ちかさん、岡 宏明さん、柏木佑介さん、赤澤 燈さん、鈴木勝吾さんらが名を連ね、仁義なき抗争の中で生まれる熱い物語が、殺陣やアクションの迫力も近くで感じられる舞台ならではの演出で繰り広げられていきます。

【囲み取材レポート】
公開ゲネプロの直前に行われた囲み取材では、キャストから大友一平役の和田琢磨さん、坂本龍馬/村田恭次役の松田 凌さん、大友小夜役の水谷果穂さん、作・演出を手掛ける毛利亘宏氏が参加。
大友一平役の和田琢磨さん
坂本龍馬/村田恭次役の松田 凌さん
大友小夜役の水谷果穂さん
作・演出の毛利亘宏氏
まずは初日を迎えて、毛利さんが「東映さんのもとで、『仁義』と名のつく作品を作れることは本当に光栄。僕も20歳ぐらいの頃にどハマりした(映画『仁義なき戦い』)シリーズですが、それに恥じぬ作品がお送りできるのではないかと思っております。ご期待ください!」と本作への自信を覗かせると、主演の和田さんも「こういう任侠の世界は、僕ら男性の役者にとっては憧れるものが非常に多く。若い頃、自分もそういった種類の映画を見て『かっこいいな』と思ったので、そうした作品に演者として携われることを嬉しく思いますし、きっと他の男性キャストの皆さんも同じ気持ちだと思います」と続けます。

そんな本作の見どころについては、和田さんが「男性陣のキャストは舞台経験の多い方が揃っているので、僕らの熱量と、殺陣などの技術的なことと、色んな面からこの作品をお届けできるんじゃないかなと。多角的に楽しんでいただければ!」と語ると、続く松田さんも「自分は、ロマンだと思います。憧れてきた世界や、夢見てきた世界の人物を俳優として演じさせていただく機会がありますが、今作もそうだなと思っております」とコメント。

そうしたロマンを背負うにあたり、松田さんは「責任やプレッシャーも伴うんですが、それは各々俳優陣の仕事への心持ちの中で超えていかなければいけない壁」とした上で、「この作品においても、熱き心を持って皆様に『仁義なき幕末』という世界を届けられると信じている演者が多いと思うので、そういったちょっとメタ的なことでも、我々俳優陣が任侠と幕末を重ね合わせた世界をどう演じるのか、皆様にはぜひ刮目していただければ」と、熱い意気込みを聞かせてくれました。
続いて本作が初舞台だという水谷さんは、「私は今回歌うシーンがあって、その歌詞も毛利さんが考えてくださったんですけど、その曲の中で、毛利さんが『自分の中の精一杯のセクシーを出し切った』と言っていた曲があるので、私も最大限の色気を出せるように頑張りたいです(笑)」と、笑顔でコメント。

そして「やっぱり見どころは、俳優ですね。この一言に尽きると思います」と言う毛利さんは、「映画の『仁義なき戦い』シリーズで菅原文太さんや田中邦衛さんが演じたように、ここに未来の、これからの映画界や演劇界を背負って立つような俳優がたくさんいます。ぜひ刮目して観ていただければと思います!」と、俳優陣の熱演に太鼓判を押しました。

ほか、「『ここは見逃さないでほしい』というポイントは?」との質問では、和田さんは「中岡慎太郎役の赤澤 燈くんが、『仁義なき幕末』の中でもちょっと異彩を放っている、独特のポジションを築いてくれていて(笑)。いい緩和剤になるというか、お客様にとっても楽しい要素として見ていただける場面が多々あると思います」と回答。
また松田さんは「この作品は任侠の世界と幕末が絡んでいまして、果たして『仁義』というものは、どの時代において、どれぐらいのものなのか、というのをある種表現してくれている作品だと思っています。その中で、新選組を演じるお三方には心を掴まれる場面も多いんじゃないかなと思いますので、そういった角度でも見ていただけたら、より楽しめるんじゃないかな」と挙げ、水谷さんは「私は殺陣がすごいなと。ただ激しいだけじゃなくて、個性やキャラクターが出ている殺陣だなと思います。あとはやっぱり、お兄(大友一平)と恭次さんが揃って戦っているシーンはすごく最強感があるので、ぜひ楽しみにしていてください」と語ってくれました。
さらに本作の稽古を振り返っての質問では、毛利さんが「稽古の様子をお話ししますと、それはもう仁義なき稽古場と言いますか。お互いの想いやキャラクターを背負って、バチバチと自分の意見を言って、一緒に頭をひねって、色んなものを作り上げていった、とてもクリエイティブな現場でした。だからリアルにここからの本番、この舞台は俳優それぞれのぶつかり合いや個性によって、どんどん膨らんでいくんじゃないか。そんな風に楽しみにしております」とその様子を明かすと、和田さんも「自分は毛利さんとご一緒するのは初めてでしたが、最初から遠慮せずに、自分の感じたことや思ったことは毛利さんにお聞きして、毛利さんもそれに一生懸命耳を傾けてくださって、すごくフェアで対等な、クリエイティブな作品作りができたなと、とても楽しかったです。またこれからどんどん作品自体が成長していくかもしれない、という可能性があるなと思いながら日々稽古していました」と続け、充実した日々だったと語ってくれました。

最後に観客へのメッセージとして、松田さんは「この作品をもって、ムビ×ステの『仁義なき幕末』という作品は完結すると思いますので、まだまだ盛り上げていきたいと思っていますし、もちろん今の段階でも完成したと言えるのかもしれませんが、我々の力によって、もっともっと見出せることがあるような気がしています。ここからだなと本当に思っているので、ぜひ皆様、最後までついてきてくださると嬉しいです」とコメント。
また「そして願わくば、ぜひとも劇場へ足を運んでみてください! この作品から映画に、映画から今作品に、どちらでも構いません。皆様に楽しんでいただけるように、最後の最後まで板の上に立ちます。よろしくお願いいたします!」と熱い言葉を続けます。

そして和田さんも、「もちろん舞台だけでも十分楽しんでいただける作品ですが、凌くんが言うように、映画と二つを見比べてより楽しめる作品になっていくんじゃないかなと思います。ゴールデンウィークという忙しい中ですが、劇場に足を運んでいただいて、僕らの熱量を体感してくだされば幸いでございます。千秋楽まで一人も欠けることなく、全員で完走したいと思います!」と続け、取材を締めくくりました。
【舞台写真】
【出演者コメント】

【土方歳三 役:石黒英雄】
サンシャイン劇場で芝居するのが初めてなので、非常に楽しみなのと、来ていただく方が楽しめるよう新撰組の土方歳三として、皆様に気持ちを届けたいと思っております。
ヤクザ抗争の中、現代にタイムスリップした新撰組をどう魅せていくか、新撰組の殺陣も現代とはまた違う恐さを出せたらと思っております。
その生き様を是非見届けてください。


【沖田総司 役:本田礼生】
ついに幕が上がります。
稽古の段階から、この作品を早く劇場に足を運んでくださる皆様に届けたいという気持ちが溢れていました。
今回自分は新撰組・沖田総司を演じさせていただいていますが、令和に来ての生き様は、この『仁義なき幕末』ならではの新撰組になったのではと思います。
それぞれの人物の想いがぶつかり合う、心が熱くなる作品になっておりますので、ぜひ劇場で感じていただけたらと思います。


【原田左之助 役:小野健斗】
内容の濃い刺激的な稽古の日々を過ごしていたらあっという間に初日でした。
この信頼関係のあるメンバーで創る最初で最後の作品だと思います。
僕にとって原田左之助を演じることは特別です。
皆様に楽しんでいただけるよう誠心誠意努めてまいります。


【尾崎水月 役:木津つばさ】
舞台『仁義なき幕末』、お客様に仁義を通す為に、グッと気持ちが昂るような作品を全員で創り上げてきました。どれもが貴重な瞬間や体験で、座組みの皆様とお客様と同じ空間に生きられることが楽しみで仕方ありません。
座長の背中をポンッと押せるように、キャスト一同、そしてスタッフの皆様と、最後の瞬間まで駆け抜けたいと思っておりますので、ぜひ劇場で体感していただきたいです。


【北園郷蔵 役:吉田メタル】
どーも!組長の北園郷蔵こと吉田メタルです。
今回は舞台からの参加で、しかも最終招集?な為、なんか気分は転校生。なのにヤクザの組長!
絶妙な精神バランスで稽古してきたこの作品。摩訶不思議なことが多いので、そこをいかに自然にお伝え出来るか? あとは組長だからこその自由? 今回はそこにこだわりました(笑)。上手く伝わってるといいんですが…。
兎にも角にも、本日無事幕が開いたことを喜びつつもなにがあるかわからないこのご時世、千秋楽を無事迎えることはもちろん、少しでもブラッシュアップ出来るように、日々楽しみふざけます(笑)。
本日はご来場ありがとうございました!


【蘭月童子 役:荒川ちか】
本日、舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』の初日を無事迎えられたこと本当に嬉しく思います。
初めての舞台で悩んだこともたくさんありましたが、心強いキャストの皆様が手を差し伸べてくださり、そしてスタッフの皆様のたくさんの協力があり、私は"蘭月童子"になれました。
これから千秋楽まで観客の皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯駆け抜けて行きたいと思います。
劇場でお待ちしております!


【桂小五郎 役:岡宏明】
大先輩方に囲まれ、とても濃い稽古期間を経て、皆様に舞台『仁義なき幕末』をお届けできること、大変嬉しく思います。
久しぶりの舞台で緊張もありますが、皆様に楽しんでいただけるよう精一杯演じさせていただきます!
私の演じる桂小五郎が物語の中でどう暗躍していくかも見所のひとつとなっておりますので、是非楽しんでご覧いただければと思います。
それでは皆様、劇場でお会い致しましょう。


【若松総太郎 役:柏木佑介】
令和のヤクザと、どんなヤクザよりもヤクザだった幕末を生きた獅子達。
それがぶつかり合う。MAXの熱量で役者が届けます。
仁義とは何か? 忠義とは何か? 誠とは何か?
ぜひ! 劇場でお待ちしております!


【中岡慎太郎 役:赤澤燈】
中岡慎太郎役の赤澤燈です。
舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』、いよいよ開幕です。
中岡慎太郎が令和の時代に来てどう生きるのか。驚くこともあるかもしれません。僕は驚きました。お楽しみにしてください。
映画の撮影から約一年。またこうして素敵なメンバーで今度は舞台で生きれること嬉しく思います。楽しみます!


【伊達唯臣 役:鈴木勝吾】
始まりの衝動と今を生きる力をどうこの作品で魅せるのか、ずっと考えていました。
果たしてそれが叶ったのかは分からない。
けれど、とにかく舞台で生きる喜びと歓喜、そして苦悩をどうにか芸に昇華できるように、難題に挑みながら大千穐楽まで歩いて行こうと思います。
これもまたどこかへ繋がる道だと信じて。
観て頂ける皆さんに少しでも魅せるものがあるのを祈っております。
どうぞ最後まで応援宜しくお願いします。
【ストーリー】
村田組 vs 錦旗会 壮絶な死闘の末に待ち受ける“仁義”とは?

ひとり令和に舞い戻った大友一平(和田琢磨)を待っていたのは、様変わりした京都の勢力図だった。
敵対する錦旗会の侵略により、今や村田組は風前の灯。錦旗会の幹部・若松総太郎(柏木佑介)らが次々と村田組のシマを錦旗会のものにしていく。一平の妹・小夜(水谷果穂)も錦旗会の会長・北園郷蔵(吉田メタル)の目にとまり、愛人にさせられようとしていた。

村田組の舎弟・尾崎水月(木津つばさ)らわずかに生き残った組員たちさえ村田組の終焉を覚悟する中、ただ1人、一平だけが組を守るために錦旗会を追放しようと奮起。そこへ、再び蘭月童子(荒川ちか)が現れる。

僕が、君の願いを叶えてあげるよ。そう言って童子が呼び出したのは、坂本龍馬(松田凌)。今度は、令和の世に龍馬がやってきたのだった。一平は龍馬に、共に錦旗会を打ち倒すことをお願いする。

さらに、土方歳三(石黒英雄)、沖田総司(本田礼生)、原田左之助(小野健斗)ら新選組に加え、中岡慎太郎(赤澤燈)、桂小五郎(岡宏明)らも令和にタイムスリップ。村田組と錦旗会に分かれ、ヤクザたちの抗争に幕末の志士たちが参戦することとなる。さらに幕末にタイムスリップしたはずの伊達唯臣(鈴木勝吾)の姿も。令和の京都を舞台に、幕末の争乱のような戦いと野望が繰り広げられる。

ヤクザと武士たちによる仁義なき死闘の先にあるのは一体…。

東映ムビ×ステ 舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』は、東京公演が2023年4月27日~5月7日までサンシャイン劇場にて上演中、続いて大阪公演が2023年5月18日~21日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演されます。ほか公演詳細は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

☆Information
■東映ムビ×ステ
舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』

日程・会場:
【東京】2023年4月27日(木)~5月7日(日) サンシャイン劇場 16公演
【大阪】2023年5月18日(木)~21日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 6公演
※各会場、開場は開演45分前より

作・演出:毛利亘宏(少年社中)

出演:
和田琢磨 松田 凌
水谷果穂 石黒英雄 本田礼生 小野健斗
木津つばさ 吉田メタル 荒川ちか
岡 宏明 柏木佑介 赤澤 燈 鈴木勝吾

岩上美優 岡田治己 鹿糠友和 小山雲母 杉本佳幹 夛田将秀 星 賢太 横山慶次郎

ナレーション 矢崎 広

【アフタートークイベント】
全日程司会:松本寛也
東京公演:
4月28日(金)14:00:和田琢磨 石黒英雄 本田礼生 小野健斗
4月30日(日)18:00:和田琢磨 松田凌 鈴木勝吾 ゲスト:矢崎広
5月1日(月)14:00:松田凌 水谷果穂 木津つばさ 赤澤燈
5月3日(水・祝)18:00:石黒英雄 本田礼生 岡宏明 赤澤燈
5月4日(木・祝)18:00:松田凌 小野健斗 柏木佑介 鈴木勝吾 ゲスト:毛利亘宏
5月6日(土)18:00:和田琢磨 水谷果穂 吉田メタル 木津つばさ

大阪公演:
5月18日(木)19:00:本田礼生 吉田メタル 岡宏明 赤澤燈 柏木佑介
5月19日(金)14:00:和田琢磨 松田凌 荒川ちか 鈴木勝吾

チケット:全席指定 9,500円(税込) ※未就学児入場不可 好評発売中

お問合せ:東映ビデオ カスタマーセンター TEL:0120-1081-46
(月~金10:00~13:00、14:00~17:00(土日祝 祭日を除く)

主催・企画・製作:東映 東映ビデオ

≪公式サイト≫
http://toei-movie-st.com/jinbaku/stage/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/toei_movie_st

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