木津つばさ「どのページからも気持ちが伝わる一冊に」デビュー10周年に明かす過去、そして未来の姿とは?『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』発売記念SPインタビュー
2024年でデビュー10周年を迎えた俳優・木津つばささんが、「これまでの自分」と「未来の自分」に出逢う旅へ――。
韓国にて撮り下ろされた写真と、これまで明かしてこなかったセンセーショナルな人生を語る3万字のロングインタビューも収録した、『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』が2024年11月8日に株式会社KADOKAWAより発売されました。
この発売を記念して、スマートボーイズでは本作に込めた思いや韓国ロケでの思い出、そしてファンへのメッセージも語った木津さんの独占インタビューをお届けいたします。
韓国にて撮り下ろされた写真と、これまで明かしてこなかったセンセーショナルな人生を語る3万字のロングインタビューも収録した、『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』が2024年11月8日に株式会社KADOKAWAより発売されました。
この発売を記念して、スマートボーイズでは本作に込めた思いや韓国ロケでの思い出、そしてファンへのメッセージも語った木津さんの独占インタビューをお届けいたします。
『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』を発売した、木津つばささん
【写真集情報】
■『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』
定価:3,300円(10%税込)
発売日:2024年11月8日(金)
仕様:A4判/本文112頁
撮影:横山マサト
発売・発行:株式会社KADOKAWA
■『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』
定価:3,300円(10%税込)
発売日:2024年11月8日(金)
仕様:A4判/本文112頁
撮影:横山マサト
発売・発行:株式会社KADOKAWA
『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』表紙カット
【中面サンプルカット】
(C)KADOKAWA/写真:横山マサト
(C)KADOKAWA/写真:横山マサト
今作の一冊通してのテーマは「自分との邂逅」。韓国で撮り下ろしたスチールとともに約3万字にも及ぶロングインタビューを掲載されており、木津さんがこれまで一度も語ってこなかった自身の生い立ち、故郷、広島で過ごした少年時代、新たな道を目指しての上京、そして現在に至るまでを語り尽くしました。
中面のスチールもロングインタビューの内容とリンクさせるような、さまざまなテーマでの撮影が行われ、エモーショナルなカットを収録。木津さんが制作時に込めた、「未来に希望を感じてほしい」「生きる灯火にして欲しい」という願いどおり、10年を凝縮しつつ、未来の光を感じられる内容となっています。
■『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』発売記念インタビュー
中面のスチールもロングインタビューの内容とリンクさせるような、さまざまなテーマでの撮影が行われ、エモーショナルなカットを収録。木津さんが制作時に込めた、「未来に希望を感じてほしい」「生きる灯火にして欲しい」という願いどおり、10年を凝縮しつつ、未来の光を感じられる内容となっています。
■『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』発売記念インタビュー
木津つばささん
――まずはデビュー10周年、そして『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』の発売おめでとうございます! 本作は木津さんにとっても特別な思いが込められた一冊になったかと思いますが、今回の写真集制作が決まった時にはどんなお気持ちでしたか?
木津つばさ(以下、木津) ありがとうございます! 僕自身もデビュー10周年の節目となる瞬間を形に残せることがすごく嬉しかったですし、そうした大切な作品を普段お世話になっているスタッフの皆様と一緒に作れる、ということも楽しみにしていました。
――以前から、「10周年の記念に何か作りたい」というお話はされていたんでしょうか?
木津 ファースト写真集を出したのが5年ほど前で、それからまた色々な経験をさせていただいたので、改めて今の自分を紙面に残したいというか、何か形にできないかな、とは思っていて。ただやっぱり僕自身も何かきっかけになる、「ここだ!」という時に出せたらいいなと思っていたので、今回の写真集スタッフの方ともずっと相談していたんですが、このデビュー10周年という節目がいいんじゃないかな、と。
写真集の構想自体は2年ほど前からあったので、本当に色んな方をお待たせして、僕自身も「やっと叶った!」という感じですね。
木津つばさ(以下、木津) ありがとうございます! 僕自身もデビュー10周年の節目となる瞬間を形に残せることがすごく嬉しかったですし、そうした大切な作品を普段お世話になっているスタッフの皆様と一緒に作れる、ということも楽しみにしていました。
――以前から、「10周年の記念に何か作りたい」というお話はされていたんでしょうか?
木津 ファースト写真集を出したのが5年ほど前で、それからまた色々な経験をさせていただいたので、改めて今の自分を紙面に残したいというか、何か形にできないかな、とは思っていて。ただやっぱり僕自身も何かきっかけになる、「ここだ!」という時に出せたらいいなと思っていたので、今回の写真集スタッフの方ともずっと相談していたんですが、このデビュー10周年という節目がいいんじゃないかな、と。
写真集の構想自体は2年ほど前からあったので、本当に色んな方をお待たせして、僕自身も「やっと叶った!」という感じですね。
――本作は一般的な写真集というよりは、まさにメモリアルブックとして木津さん自身の内面に迫るような作品かと思いますが、ご自身からも「こういうことがやりたい」など、何か撮影前にアイディアやリクエストを出されたことはありますか?
木津 普段は役者として“役”というものを背負わせていただいている職業柄、今回は素の部分の、“木津つばさ自身“というものを形に残せたらな、というのは考えていました。
実際の仕上がりを見ても自分自身の喜怒哀楽が散りばめられているなと思いますし、そういった色んな側面が本当はあるんだよ、というのを皆さんにもこのフォトブックを通して探っていただけたらいいなと思っていたので、「あまり飾らずに、自然体な姿で撮ってもらいたいです」というのは最初にお伝えしました。
――そんな本作は韓国ロケにて撮影されたとのことですが、撮影はいつ頃に?
木津 今年の6月下旬ぐらいですね。撮影は1週間くらい……(スタッフから4日間と訂正されて)あれ?(笑) 僕自身は結構長く滞在できたように感じていたんですが(笑)。
でも滞在中は1日中みっちり撮影というよりは、やっぱり自然体の写真が欲しいというのもあって、カメラマンの横山マサトさんも撮りたい時にどんどん撮ってくださっていたので、すぐに終わったりする時もあって。シチュエーションによっては「もうこれでOKじゃん!」っていうぐらい、撮影はナチュラルかつスムーズに進んでいった感じですね。
――韓国を訪れてみて、その街並みにはどんな印象を受けましたか?
木津 韓国に行くのは初めてだったんですけど、もう本っ当にご飯が美味しい!(笑) いつか行ってみたいなとは思っていたのでいいきっかけにもなりましたし、やっぱり海外に行くと新たな野望とか、もっと世界を見るという意味でも「こういう風に自分を前に、前にと進めていきたいな」っていう人生設計みたいなものも浮かびましたね。
あと韓国の街並みではもっとハングルが目立つのかなと思っていたんですけど、ロケーションしていただいた場所では意外と韓国っぽくないところもあったりして、自分たちが想像していた街とは違った側面もあるんだなって。皆さんも見ていて「これ、本当に韓国で撮ったの?」って思うかもしれないんですけど、ちゃんと全部韓国ロケで、CGとかじゃないので!(笑) 観光とはまた違って、韓国の色んな場所を知る旅ができたなと思いますし、現地での思い出もたくさん残っているので、「これはどんな場所で撮ったんだろう」と想像しながら見てもらえたらすごく嬉しいです。
木津 普段は役者として“役”というものを背負わせていただいている職業柄、今回は素の部分の、“木津つばさ自身“というものを形に残せたらな、というのは考えていました。
実際の仕上がりを見ても自分自身の喜怒哀楽が散りばめられているなと思いますし、そういった色んな側面が本当はあるんだよ、というのを皆さんにもこのフォトブックを通して探っていただけたらいいなと思っていたので、「あまり飾らずに、自然体な姿で撮ってもらいたいです」というのは最初にお伝えしました。
――そんな本作は韓国ロケにて撮影されたとのことですが、撮影はいつ頃に?
木津 今年の6月下旬ぐらいですね。撮影は1週間くらい……(スタッフから4日間と訂正されて)あれ?(笑) 僕自身は結構長く滞在できたように感じていたんですが(笑)。
でも滞在中は1日中みっちり撮影というよりは、やっぱり自然体の写真が欲しいというのもあって、カメラマンの横山マサトさんも撮りたい時にどんどん撮ってくださっていたので、すぐに終わったりする時もあって。シチュエーションによっては「もうこれでOKじゃん!」っていうぐらい、撮影はナチュラルかつスムーズに進んでいった感じですね。
――韓国を訪れてみて、その街並みにはどんな印象を受けましたか?
木津 韓国に行くのは初めてだったんですけど、もう本っ当にご飯が美味しい!(笑) いつか行ってみたいなとは思っていたのでいいきっかけにもなりましたし、やっぱり海外に行くと新たな野望とか、もっと世界を見るという意味でも「こういう風に自分を前に、前にと進めていきたいな」っていう人生設計みたいなものも浮かびましたね。
あと韓国の街並みではもっとハングルが目立つのかなと思っていたんですけど、ロケーションしていただいた場所では意外と韓国っぽくないところもあったりして、自分たちが想像していた街とは違った側面もあるんだなって。皆さんも見ていて「これ、本当に韓国で撮ったの?」って思うかもしれないんですけど、ちゃんと全部韓国ロケで、CGとかじゃないので!(笑) 観光とはまた違って、韓国の色んな場所を知る旅ができたなと思いますし、現地での思い出もたくさん残っているので、「これはどんな場所で撮ったんだろう」と想像しながら見てもらえたらすごく嬉しいです。
――撮影で特に楽しかったロケーションや、思い出に残った出来事はありましたか?
木津 もちろん全部楽しかったですけど、純粋に楽しめたのは繁華街かな。あと、川での撮影もめちゃくちゃ楽しかった! 僕もテンションが上がって、いきなり上裸になっちゃったりして……カメラマンの横山さんも、そういう僕のスピードに全部ついてきてくれるんですよ(笑)。それはどの写真を撮る時も同じで、しっとりするときは一緒にしっとりできて、はしゃげるときは一緒にはしゃげて。まるで僕の分身かのようについてきてくださっていたので、横山さんは人に浸透するのがすごく上手だなって思いました。
――撮影していただく中でも、横山さんとは自然に感情を重ねることができたと。
木津 そうですね。特に今回、僕にとっては楽しくもあり、一番しんどかった撮影が最初にあって……横山さんとは初めましてだったので、僕も「最初から全てをさらけ出せるのかな」って心配していたんですけど、1枚目を撮った時にはもう「あ、大丈夫だ」と思えて。
なんというか、人のタイミングってそれぞれにあると思うんですよ。例えばゴミが落ちていて、そのゴミを拾いたいタイミングが一緒だったら、「あっ、すみません」みたいな感じでお互いの手が重なり合うじゃないですか(笑)。横山さんとはそういう温度感がすごく合うな、っていうのが一瞬で分かったので、そこからは入り込みやすかったです。
木津 もちろん全部楽しかったですけど、純粋に楽しめたのは繁華街かな。あと、川での撮影もめちゃくちゃ楽しかった! 僕もテンションが上がって、いきなり上裸になっちゃったりして……カメラマンの横山さんも、そういう僕のスピードに全部ついてきてくれるんですよ(笑)。それはどの写真を撮る時も同じで、しっとりするときは一緒にしっとりできて、はしゃげるときは一緒にはしゃげて。まるで僕の分身かのようについてきてくださっていたので、横山さんは人に浸透するのがすごく上手だなって思いました。
――撮影していただく中でも、横山さんとは自然に感情を重ねることができたと。
木津 そうですね。特に今回、僕にとっては楽しくもあり、一番しんどかった撮影が最初にあって……横山さんとは初めましてだったので、僕も「最初から全てをさらけ出せるのかな」って心配していたんですけど、1枚目を撮った時にはもう「あ、大丈夫だ」と思えて。
なんというか、人のタイミングってそれぞれにあると思うんですよ。例えばゴミが落ちていて、そのゴミを拾いたいタイミングが一緒だったら、「あっ、すみません」みたいな感じでお互いの手が重なり合うじゃないですか(笑)。横山さんとはそういう温度感がすごく合うな、っていうのが一瞬で分かったので、そこからは入り込みやすかったです。
――本作の解禁時のコメントでも、「1日目に自分の中のリミッターが外れるような衝撃的な撮影があった」と挙げられていたので、どんな撮影だったのかと気になっていました。
木津 それは廃墟になった遊園地での撮影で、それこそ生い立ちも含めて、僕自身の過去を投影したような内容で。きれいな場所ではないけれど、自分はこうしてここで生きているんだっていうことが、なんだか切なくなったり、逆に楽しくなったりして……写真集の中でも冒頭とラストにそのカットが収録されているんですが、自分の今までがすごく詰まっている写真になったんじゃないかなって思います。
あと僕は、ここでの写真を見て「やっぱり人の思いや、目指すところって目に出るんだな」って思いましたね。我ながら「これは満足している人の目じゃないな」って思うので、それが今の自分の真実なんだろうし、本心を写されたようで……そういう意味でもすごくしんどくもあり、楽しくもあり、みたいなロケでした。
――本作ではそういった写真での表現に加えて、ご自身の生い立ちや、これまで向き合ってきた仕事についても語った3万字のロングインタビューも収録されています。
日頃からインタビューを受ける機会は多いかと思いますが、作品や役柄ではなく、こうしてご自身の半生についてお話しされるのはいかがでしたか?
木津 これまでに生い立ちを話したことはなかったんですが、言わなくてもいいのかなって思う反面……という気持ちは、正直ずっとありました。人によっても受け取り方が違うから、やっぱりキラキラした姿だけを応援したいっていう人も、「知りたくなかった」という人ももちろんいると思うんです。ただ僕は、「自分が落ち込んだ時や、何か変わりたいと思えるきっかけになれる本であったらいいな」という思いで、僕自身もこれをきっかけにしたくて、今回は生い立ちについてもお話しすることにしました。
ただ最初はやっぱり、家族も「なんで言うの?」って言っていたんです。それはもちろんそう思うだろうし、自分たちが過ごしてきた生活について、書いてあることだけが全てじゃない。それにどうしても文字だけになるので、伝わり方によっては受け取られる内容も違ってきてしまうかもしれない。でも、それでも「自分が話したいと思ったなら、話していいよ」と言ってくれた家族には本当に感謝しています。
木津 それは廃墟になった遊園地での撮影で、それこそ生い立ちも含めて、僕自身の過去を投影したような内容で。きれいな場所ではないけれど、自分はこうしてここで生きているんだっていうことが、なんだか切なくなったり、逆に楽しくなったりして……写真集の中でも冒頭とラストにそのカットが収録されているんですが、自分の今までがすごく詰まっている写真になったんじゃないかなって思います。
あと僕は、ここでの写真を見て「やっぱり人の思いや、目指すところって目に出るんだな」って思いましたね。我ながら「これは満足している人の目じゃないな」って思うので、それが今の自分の真実なんだろうし、本心を写されたようで……そういう意味でもすごくしんどくもあり、楽しくもあり、みたいなロケでした。
――本作ではそういった写真での表現に加えて、ご自身の生い立ちや、これまで向き合ってきた仕事についても語った3万字のロングインタビューも収録されています。
日頃からインタビューを受ける機会は多いかと思いますが、作品や役柄ではなく、こうしてご自身の半生についてお話しされるのはいかがでしたか?
木津 これまでに生い立ちを話したことはなかったんですが、言わなくてもいいのかなって思う反面……という気持ちは、正直ずっとありました。人によっても受け取り方が違うから、やっぱりキラキラした姿だけを応援したいっていう人も、「知りたくなかった」という人ももちろんいると思うんです。ただ僕は、「自分が落ち込んだ時や、何か変わりたいと思えるきっかけになれる本であったらいいな」という思いで、僕自身もこれをきっかけにしたくて、今回は生い立ちについてもお話しすることにしました。
ただ最初はやっぱり、家族も「なんで言うの?」って言っていたんです。それはもちろんそう思うだろうし、自分たちが過ごしてきた生活について、書いてあることだけが全てじゃない。それにどうしても文字だけになるので、伝わり方によっては受け取られる内容も違ってきてしまうかもしれない。でも、それでも「自分が話したいと思ったなら、話していいよ」と言ってくれた家族には本当に感謝しています。
――木津さんにとっても、ファンの方にお話ししたいと思える瞬間が訪れたんですね。
木津 そうですね。ただ、このメモリアルブックを見て何を感じ取るかは人それぞれだと思うので、もしそれが見たくないものであれば、目を瞑ってもいいんだよ、とは言っておきたいです。もちろん生い立ちだけではなくて、それこそ僕が役者として進んでいくことになったきっかけも全て書いてあるので、役者の木津つばさを応援してくださっている方にとってもすごく読み応えのある3万字に……最初、「3万字って小説でも出すのか!?」と思ったくらいのボリュームなので(笑)。ぜひ楽しんでいただきたいですし、これから先も応援して下さる皆さんと一緒に、笑顔で進んでいけたらいいなって思える一冊になりました。
――デビューまでのお話に加えて、本作では役者のお仕事についても多く語られています。どんどん出演作が増え、近年では主演も多く務められている中で、その作品一つ一つの振り返りという点でもこのインタビューを機に思い出されたことや、この10年間について改めて感じたことは多かったのではないかなと思います。
木津 本当にその通りで、こうして話すことでも思い出しますし……振り返りってすごく大切なことだと思っていたんですけど、改めてみると「俺、振り返っているつもりやったんやな」って。どんどん先に進んでいかなきゃいけないから、後ろを振り返っている暇もないくらいに走り抜けた10年間だったんだな、というのも感じましたし、今の自分にとってはすごくいい機会だったなって思いました。
僕を応援してくださる方にとっても、それぞれに「自分はこの頃の姿を見て知ったんだな」とか、「これは自分がまだ知らなかった頃の話だな」とか、自分の思い出と一緒に振り返れるような一冊になっているんじゃないかと思います。
木津 そうですね。ただ、このメモリアルブックを見て何を感じ取るかは人それぞれだと思うので、もしそれが見たくないものであれば、目を瞑ってもいいんだよ、とは言っておきたいです。もちろん生い立ちだけではなくて、それこそ僕が役者として進んでいくことになったきっかけも全て書いてあるので、役者の木津つばさを応援してくださっている方にとってもすごく読み応えのある3万字に……最初、「3万字って小説でも出すのか!?」と思ったくらいのボリュームなので(笑)。ぜひ楽しんでいただきたいですし、これから先も応援して下さる皆さんと一緒に、笑顔で進んでいけたらいいなって思える一冊になりました。
――デビューまでのお話に加えて、本作では役者のお仕事についても多く語られています。どんどん出演作が増え、近年では主演も多く務められている中で、その作品一つ一つの振り返りという点でもこのインタビューを機に思い出されたことや、この10年間について改めて感じたことは多かったのではないかなと思います。
木津 本当にその通りで、こうして話すことでも思い出しますし……振り返りってすごく大切なことだと思っていたんですけど、改めてみると「俺、振り返っているつもりやったんやな」って。どんどん先に進んでいかなきゃいけないから、後ろを振り返っている暇もないくらいに走り抜けた10年間だったんだな、というのも感じましたし、今の自分にとってはすごくいい機会だったなって思いました。
僕を応援してくださる方にとっても、それぞれに「自分はこの頃の姿を見て知ったんだな」とか、「これは自分がまだ知らなかった頃の話だな」とか、自分の思い出と一緒に振り返れるような一冊になっているんじゃないかと思います。
――ではこうして振り返ってみて、この10年間で自分のことを「ここが変わったな」と思うところはありましたか?
木津 変わったのは……多分、人当たりがすごく良くなった気がします(笑)。人見知りをしなくなったと言いますか、今でももちろんその部分はあるんですけど、どこか自分に自信がなかったり、「俺なんか」ってうつむきがちだったあの頃を考えたら、今はみんなと一緒に物事を作っていく上で、相手の目を見ながら、話しながら、楽しみながら作れているっていうのは、すごく変わったなと。ここまでやってきた経験がちゃんと実を結んできて、自分の自信になっているんだなって思えてきましたね。
――そうした心のゆとりや、視野の広さを持てるようになったところが成長したな、と。
木津 周りが見えすぎちゃうっていうのは、僕の良くないところでもあるんですけどね(笑)。でも、そういう繊細さも自分の良さじゃないですけど、これから先はそういう自分をちょっとずつでも認めていけたらいいなって思っています。
――では反対に、この10年間で変わっていないなと感じているところは?
木津 やっぱり、演劇が好きなことですね! 元々は演劇というものを本当に何も知らないままに飛び込んだようなものでしたけど、人の前やカメラの前に立ってお芝居をすることが大好きなことには変わりがない10年間だったなと思います。
木津 変わったのは……多分、人当たりがすごく良くなった気がします(笑)。人見知りをしなくなったと言いますか、今でももちろんその部分はあるんですけど、どこか自分に自信がなかったり、「俺なんか」ってうつむきがちだったあの頃を考えたら、今はみんなと一緒に物事を作っていく上で、相手の目を見ながら、話しながら、楽しみながら作れているっていうのは、すごく変わったなと。ここまでやってきた経験がちゃんと実を結んできて、自分の自信になっているんだなって思えてきましたね。
――そうした心のゆとりや、視野の広さを持てるようになったところが成長したな、と。
木津 周りが見えすぎちゃうっていうのは、僕の良くないところでもあるんですけどね(笑)。でも、そういう繊細さも自分の良さじゃないですけど、これから先はそういう自分をちょっとずつでも認めていけたらいいなって思っています。
――では反対に、この10年間で変わっていないなと感じているところは?
木津 やっぱり、演劇が好きなことですね! 元々は演劇というものを本当に何も知らないままに飛び込んだようなものでしたけど、人の前やカメラの前に立ってお芝居をすることが大好きなことには変わりがない10年間だったなと思います。
――それはきっと、今後も変わることなく?
木津 そうですね。逆に好きすぎて苦しくなる瞬間もあったんですけど、本当に嫌いにはならないように、って努力してきたことでもありますし、根本的にはお芝居に向き合っている時間が僕はすごく好きなんだなって。これから先も10年、20年と変わらずにこのお仕事を続けていけたらいいなと思っています。
――これは今まさにおっしゃっていただいたことかもしれませんが、今後の夢や目標であったり、これから30代へと向かっていく中での将来像について、今回をきっかけに改めて自覚したこと、明確になったこともありますか?
木津 僕は多分……自分で言うのも何ですけど、何にでも染まれるタイプだと思っていて。だからこそ、“木津つばさ”という役者を見ていただけたら、どんな役でもどこかしらに「いいな」「好きだな」っていう要素を感じていただけるんじゃないかなって思っています。
そうして求めていただけているうちは、役者としても、木津つばさ自身としても、皆さんの心にそっと寄り添える存在として表現することを続けていきたいです。
木津 そうですね。逆に好きすぎて苦しくなる瞬間もあったんですけど、本当に嫌いにはならないように、って努力してきたことでもありますし、根本的にはお芝居に向き合っている時間が僕はすごく好きなんだなって。これから先も10年、20年と変わらずにこのお仕事を続けていけたらいいなと思っています。
――これは今まさにおっしゃっていただいたことかもしれませんが、今後の夢や目標であったり、これから30代へと向かっていく中での将来像について、今回をきっかけに改めて自覚したこと、明確になったこともありますか?
木津 僕は多分……自分で言うのも何ですけど、何にでも染まれるタイプだと思っていて。だからこそ、“木津つばさ”という役者を見ていただけたら、どんな役でもどこかしらに「いいな」「好きだな」っていう要素を感じていただけるんじゃないかなって思っています。
そうして求めていただけているうちは、役者としても、木津つばさ自身としても、皆さんの心にそっと寄り添える存在として表現することを続けていきたいです。
――木津さんを応援されている方にとっては、それが何よりも嬉しい目標かと! それでは最後に改めて、これから本作をご覧いただく方、そしていつも応援して下さっているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
木津 まずは『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』について、皆様のおかげでこうして形にすることができました。僕自身もすごく自分について考えさせられた作品で、どのページからも気持ちが伝わってくるような一冊にできたと思っています。
皆様も日々生きている中で辛いこと、苦しいことはたくさんあると思うんですけども、僕は自分の好きなことに自信を持って生きてきたからこそ、皆様とも出会えて今があると思っているので、この一冊を見て、なにか自分の好きなことを見つけたらそれに自信を持ってこれからも生きていてほしいし、元気がなくなった時はまたこの一冊を見て、というのを繰り返していただけたら。
ファンの皆様には本当に支えていただいているので、僕と一緒にもっともっと色んな景色を見ていただけたらと思いますし、少しずつでも僕からの恩返しができるように頑張っていきますので、これからもついてきていただけたら嬉しいです!
木津 まずは『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』について、皆様のおかげでこうして形にすることができました。僕自身もすごく自分について考えさせられた作品で、どのページからも気持ちが伝わってくるような一冊にできたと思っています。
皆様も日々生きている中で辛いこと、苦しいことはたくさんあると思うんですけども、僕は自分の好きなことに自信を持って生きてきたからこそ、皆様とも出会えて今があると思っているので、この一冊を見て、なにか自分の好きなことを見つけたらそれに自信を持ってこれからも生きていてほしいし、元気がなくなった時はまたこの一冊を見て、というのを繰り返していただけたら。
ファンの皆様には本当に支えていただいているので、僕と一緒にもっともっと色んな景色を見ていただけたらと思いますし、少しずつでも僕からの恩返しができるように頑張っていきますので、これからもついてきていただけたら嬉しいです!
(インタビュー 了)
『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』は全国の書店、ネット書店にて好評発売中です。ほか写真集の詳細や木津さんの最新情報は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。
☆Information
【写真集情報】
■『木津つばさ10th Memorial PhotoBook 在処』
定価:3,300円(10%税込)
発売日:2024年11月8日(金)
仕様:A4判/本文112頁
撮影:横山マサト
発売・発行:株式会社KADOKAWA
≪写真集の詳細はこちら≫
https://www.kadokawa.co.jp/product/322404000278/
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定価:3,300円(10%税込)
発売日:2024年11月8日(金)
仕様:A4判/本文112頁
撮影:横山マサト
発売・発行:株式会社KADOKAWA
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