初共演の前川優希&坪倉康晴がお互いの印象や身近なテーマでの訴えたいことを告白!『おとぎ裁判 第4審』3/25開幕直前SPインタビュー【後編】

オリジナル舞台シリーズ「おとぎ裁判」の新作となる『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』が、2023年3月25日より東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて上演されます。

本シリーズは、誰もが知るおとぎ話を裁判にかけるという斬新なスタイルだけでなく、おとぎの国の住人達が巻き起こす事件や、組織の陰謀など、毎回謎が深まるダークファンタジーとして考察好きなファンの多い作品。シリーズ4作目となる今回、裁判にされるおとぎ話は「鏡の中のアリス」ですが、いつもと違う構成で、新たな謎がおとぎの国やキャッスル・トーチを巻き込んでいくそう。

スマートボーイズでは、稽古真っ只中の3月中旬、ゴースト役の前川優希さんとトゥイードルダム役の坪倉康晴さんにSPインタビューを実施。前後編の2回に渡りお届けする後編では、今作が初共演という2人のお互いの印象や、タイトルにちなんで身近なテーマで訴えたいことなどを語ってもらいました。
(※前編はコチラ)
――前川さんと坪倉さんは今回が初共演ですよね。お互いの印象はいかがですか。

前川 初めて共演者の名前を聞かされた時、坪倉くんが唯一お会いしたことがなくて、ネットで調べたら、まぁ~カッコいい人だなって(笑)。実際にお会いして、若々しくて活発な印象だったので、きっと年下の方なんだなと思っていたら、僕と同じ1997年生まれ。しかも早生まれなので、学年が一つ上だというのには驚きました。今回のキャストはちょっと離れた年上の方ばかりなので、年齢が近い人がいてくれて嬉しいです。

坪倉 僕は、お会いする前までの印象はクールな方だろうなと思っていました。

前川 クールなんだ!!

坪倉 初めてお会いする前、いろいろな先輩方に「前川さんってどんな方ですか?」と聞いた結果、クールというイメージだったんです。

前川 へぇ~、先輩からクールだと思われていたんだ。

坪倉 クールというか……

(10秒ほどの静寂)

前川 ちょっと待って! 一旦取材ストップしていいですか! これってネガティブな前情報が流れているんじゃないの?

(一同笑)

坪倉 そんなことないです! クールで、芯を持っている人というイメージから総合的にクールと言ったんですが……。最初は気難しい方かなと思っていたら全然違っていて、本当にムードメーカーなんですよ。

前川 そんなことよりも、先輩にどういうふうに言われているのかが気になりすぎて、全然話が入ってこない!

坪倉 本当に悪い意味ではないんですよ!!(笑)
ゴースト役の前川優希さん
――この一連の流れだけで本当に仲が良いんだなって思いました。同年代ということで、稽古の休憩時間では話が合うんじゃないですか。

前川 それが康晴くんがとても真面目なんです。

坪倉 そんな事ないですよ。

前川 だって、休憩中も康晴くんは真面目に台本を読んで、わからないことがあったら(演出の古谷)大和くんに聞きに行っているその隣で、僕と碕(理人)さんがチョコの話をしているんですよ。

(一同笑)

前川 チョコ以外にもおすすめのサラダチキンを言い合ったりして、うるさくて本当に申し訳ない!!

坪倉 稽古合流が遅くてなって、しかも分量も多くて、ヤバいという焦りで世間話をする余裕がないからなんです。

前川 じゃ、もうちょっと落ち着いたらチョコの話できる?

坪倉 出来る!!

前川 良かった~!

――さておとぎ裁判シリーズの特徴としては、お客様がトーチ型のペンライトを使ってお芝居中のジャッジシーンや歌唱シーンで使用するといった参加型のスタイルとなっています。初めてシリーズをご覧になる方にも、ぜひ参加して欲しいですね。

前川 そうですね。歌やダンスをやっている最中はトーチを持って盛り上げたり、僕たちからお客様に投げかける際の意思表示として使うこともあります。ちょっと戸惑うかもしれませんが、僕たちがわかりやすく説明するので、安心して楽しんで自分の気持ちを灯りにしてもらえたらと思います。もちろんトーチがなくても楽しめますが、トーチがあると世界観に一歩足を踏み込んだ気がして、とても良いアイテムだと思います。

――ぜひ上演前に購入していただいて、キャストと一緒に楽しんでもらいたいですね。

前川 それこそ、万が一停電になったときにも使えますから。

坪倉 そんなに明るいんですか(笑)。

プロデューサー そんなには明るくないです(苦笑)。

前川 部屋をムーディーにしたい時にも使えます。ちょうどよくローソクなんてありませんし、お持ちのペンライトも明るすぎて眩しいでしょ? トーチの明るさがちょうどいいんですよ。他にも暗くしてお風呂に浸かりたい時とかにもピッタリ! ってプロデューサーに「そう言え!」って言わされています。これは僕の本心ではありません!

(一同笑)
トゥイードルダム役の坪倉康晴さん
――さて、ちょっと作品とは離れて、タイトルの「おとぎ裁判」に関連して、身近なテーマで「このことについて訴えたい!」というのをそれぞれ挙げて下さい。

前川 あります! 今、花粉症が酷くて、本当に杉の木を切って欲しい! なぜいつまで残しているんだという気持ちです。なぜ杉の木を切らないのか、僕調べたんですよ。そしたら正当な理由があるんだそうです。でもその正当な理由と天秤にかけても杉の木を切った方がいい! 正当な理由の一つに木を切る人がいないそうですけど、僕が率先して切りに行きます!

坪倉 訴えたいことですか……。ここ最近の気温の変化が激しくて、着る服の選択が難しいことです。夏や冬はわかりやすいですけど、冬から春にかけてのこの時期って、一桁の気温だった日の翌日にいきなり20℃近くに上がったりして、服装のバランスが本当に難しくて、地球さんに訴えたいです。

――流石に訴える先が大き過ぎますが、お二方とも切実な悩みだということがわかりました。では最後に公演を心待ちにしているファンの方にメッセージをお願いします。

前川 おとぎ裁判というお話は、“ゲンジツの世界”と“おとぎの世界”に分かれていて、僕たちはおとぎの世界に住んでいる住人ですけど、劇場に一歩足を運んで、物語が始まった瞬間に、ゲンジツ世界ではないような気持ちに包まれると思います。幼い頃に触れたおとぎ話の世界に是非没入して下さい!

坪倉 「おとぎ裁判 第4審」がまもなく開幕します。僕たちも全力で楽しみながらお客様を楽しませていくので、皆さんも全力でトーチを振っていただきながら、ストーリーを楽しんでくれたらと思います。

(インタビュー了)
【あらすじ】
今夜の幻火の館(キャッスル・トーチ)は何かが違う・・・・
うたた寝から目覚めた裁判長のアケチは、城内に違和感を感じた。いつも近くにいるはずのジュードがいない。なぜか屋敷に居ついてしまったゴーストや使用人までもがおかしな格好をしている。
さらに、今回の被告人と被害者はトゥイードルダムとトゥイードルディーの双子でお互いを訴え合うという、とんでもなくややこしい展開に! その上、突如現れたキングという謎の人物によってキャッスル・トーチの秘密があばかれてしまった!!
はたして、ジュードの行方は!? そして最後にアケチが見た“ジンジツ”とは・・・


『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』は4月2日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』

日程:2023年3月25日(土)~4月2日(日)
劇場:CBGKシブゲキ!!

出演:
前川優希、五十嵐雅、坪倉康晴、碕理人、ロッキン=ヨーコ、東拓海(友情出演)、古谷大和、和泉宗兵

原作・脚本・作詞:神楽澤小虎(MAG.net)
演出:古谷大和
音楽:桑原まこ
振付:野田裕貴(梅棒)

主催:株式会社Lol
お問い合わせ info@lol-w.com

≪チケット料金≫
¥9,900(全席指定/税込)

≪公式サイト≫
https://www.lol-w.com/otogi4/

≪公式Twitter≫
@castletorch

(c)2023 Lol/Mr.AUTHO

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