【カメステSP】木津つばさ「新たな試みが"てんこ盛り"です!」2025年1月上演「ライドカメンズ The STAGE」インタビュー《後編》「推しの仮面ライダーを見つけて」

舞台「仮面ライダー斬月」-鎧武外伝-(2019年3月上演)、「風都探偵 The STAGE」(2022年12月上演)に続く、『仮面ライダー』シリーズの舞台演劇化第3弾、「ライドカメンズ The STAGE」が2025年1月11日より東京・サンシャイン劇場にて、1月30日より大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演されます。

原案は2024年5月にサービスが開始されたスマートフォン向けアプリゲーム「ライドカメンズ」。『仮面ライダー』をテーマとしたオリジナル世界観・キャラクターによる大ボリュームのシナリオや豪華声優陣が話題で、10月にはメインストーリー第2部が公開され、盛り上がりを見せる注目作品が早くも舞台化。新たに生まれる『仮面ライダー』シリーズのエンターテインメント作品に期待が高まっています。
「ライドカメンズ The STAGE」
キービジュアル
魅上才悟(みかみ さいご)/仮面ライダー才悟 役の木津つばささんをはじめ、伊織陽真(いおり はるま)/仮面ライダー陽真 役の山野 光さん、深水紫苑(ふかみ しおん)/仮面ライダー紫苑 役の新 正俊さん、蒲生慈玄(がもう じげん)/仮面ライダー慈玄 役の中西智也さん、荒鬼狂介(あらき きょうすけ)/仮面ライダー荒鬼 役の川上将大さん、神威為士(かむい なるし)/仮面ライダー神威 役の田淵累生さん、阿形松之助(あがた まつのすけ)/仮面ライダー阿形 役の伊万里有さん、高塔雨竜(たかとう うりゅう)役の湊丈瑠さん、久遠瞬十(くおん しゅんと)役の古谷大和さん、藍上レオン(あいじょう れおん)役の廣瀬智紀さんといった豪華キャストが出演。

脚本には、「ライドカメンズ」で世界観構築・メインシナリオを担当し、「仮面ライダーギーツ」「仮面ライダーゼロワン」などを多数手掛ける高橋悠也 氏。演出には、舞台「仮面ライダー斬月」-鎧武外伝-で脚本・演出を務め、『仮面ライダー』シリーズの脚本も多数執筆する毛利亘宏 氏(少年社中)が担当します。

スマートボーイズでは、魅上才悟/仮面ライダー才悟役の木津つばささんにSPインタビュー! 前後編の2回にわたりたっぷりお届けします。

後編では、本作の見どころや、演じる魅上才悟と似ている点などを語っていただきました。
(※前編はコチラ)
魅上才悟(みかみ さいご)/仮面ライダー才悟 役
木津つばささん
――役柄についてお聞きしたいと思います。魅上才悟を演じるにあたり、ご自身とここが似ているなと思う部分はありますか?

木津 昔の自分に似ていると思いました。役者になった当時の自分って人間味がなかったんですよ。芸事の世界で生きたいと思って役者を目指すものの、現実はうまくいかないことが多々あって、悔しいという感情を表に出してはいけない制約の中で演じることもありました。魅上才悟は、純粋にあまり感情が表に出ないキャラクターで、徐々に人間らしく成長していく過程が作品の重要なポイントとして描かれているので、昔の自分を重ねながら楽しんで演じることが出来たらと思います。

――本作では、新たな試みが用意されるそうですね。

木津 今回の作品は、本当に“てんこ盛り”です!! お芝居やストーリーとしての面白さもありつつヒーローアクションもあり、ということで、「頑張れ!!」と応援したくなるようなヒーローショー的要素にご期待ください。そして! なんと!! 本編パートとライブパートの2部制で上演されるんですよ!! 「風都探偵 The STAGE」の時は、スペシャルカーテンコールというのがあって、原作曲をダンスを交えながらちょっとだけパフォーマンスすることはあったんですけど、今回はガッツリ歌います!!

――本編パートとライブパートの2部制というスタイルは、最近では珍しくありませんが、『仮面ライダー』シリーズ舞台演劇作品でライブパートが観られるとは思いませんでした。

木津 プロデューサーさんがどうしてもライブパートをやりたかったので実現した、というのを後で聞きました。そのためにはやっぱりキャストやスタッフさんの力が必要で、仮面ライダーも1人じゃ戦えないってことなんですよ。僕の大好きなキャラクターのアンパンマンが、ジャムおじさんやバタコさんがサポートしてくれるからみんなのことを助けることができるのと同じで、みんなで支え合いながら生きているというのは、どの作品にも言えることなので、僕たちももちろん頑張りますが、やはり皆様の協力が必要です。
役者たるもの「満員御礼の景色を見たい」というのは、常に持っているので、ライブパートまで楽しんでいただけたら嬉しいです。
本編ではすごく切なく、胸が苦しくなることもたくさんあると思うんですけども、それでも前向きに頑張ってるみんなを、ライブパートで応援することが出来ます。さらにライブパートでは劇場でグッズとして販売されるペンライトで応援も出来ちゃうということです。今までにない挑戦をさせてもらえるという意味では、仮面ライダーの可能性を広げられる作品にもなるんじゃないかなと思っています。

制服集合ビジュアル
――特別なペンライトが発売されるんですね。

木津 はい、ライトの色も変えられるみたいです。

――木津さん演じる魅上才悟が所属する「ジャスティスライド」のロゴカラーはグリーンなので、「ジャスティスライド」のメンバーが歌っている時は客席がグリーン一色に染まりますね。

木津 グッズで販売されるペンライトでは、それぞれのキャラクターをイメージしたカラーの色味も使えるようなので、ぜひ今回の公演をきっかけに“推しの仮面ライダー”を見つけて、ライブパートでは応援して欲しいです。

――木津さんは2024年が芸能活動10周年でした。この公演は、木津さんにとって2025年一発目の舞台ということだけでなく、11年目の最初の舞台公演でもあります。

木津 もちろん気合は入りますし、これだけ愛されている作品で、しかも主演をさせていただけるということは、決して当たり前なことではなく、本当にありがたい経験だと思っているので、この作品がより多くの皆様に届くように、芸能生活11年目の新たな1ページとして、頑張っていけたらなと思います。

――「ライドカメンズ」で18人いる仮面ライダーの中で、今回は7人が登場します。第2弾、第3弾と繋げて、残りの仮面ライダーが登場するためにも、絶対に成功させないといけないというプレッシャーは相当なものではないでしょうか。

木津 絶対に成功させるためにも、本当に一人でも多くの方に観に来て欲しいです。チケット代は決して安いわけではありませんが、観ていただける分、お金では決して買えない唯一無二の経験が出来ます。しかも初の試みでもあるライブパートもあって、「これ以上やって、次は何があるの?」と思わせるくらいの“てんこ盛り”の舞台になります。観てくださる皆様の声援や応援があれば、第2弾、第3弾と続いて、きっとまだ登場していないキャラクターたちも登場すると思いますので、末長く愛していただけるような作品にしていけたらなとキャスト・スタッフ一同思っております。

――ありがとうございます。では最後に、公演を心待ちにしている方に向けて、メッセージをお願いします。

木津 仮面ライダーは、皆様の生活に常に寄り添ってきた作品だと思います。そんな中で、新しい試みとして「ライドカメンズ」というアプリが始まって、まだリリースして間もないタイミングで、「ライドカメンズ The STAGE」が上演出来ることはすごくありがたいことだと思っています。本当に何回も言いますけど、“内容てんこ盛り”です! 子供から大人まで全員が楽しめて、皆様がどこを切り取っても笑顔で帰ってもらえるような作品だと思っております。仮面ライダーは好きだけど舞台に行ったことない方や、アプリは好きだけど実写は……という方も、もちろん僕たちのことを役者として応援してくださっている皆様も、そして関係者の皆様も、ぜひこの「ライドカメンズ The STAGE」という作品を観に来ていただけたら、かけがえのない経験を持ち帰っていただけるんじゃないかなと思います。応援のほどよろしくお願いします。

(インタビュー了)

【STORY】
自然と文明が調和した都市、『虹顔市』。
この街に散らばった、不思議な力を持つ石『カオストーン』を巡って、悪の秘密結社『カオスイズム』が暗躍していた。

外界とは完全に隔離された、ライダーを育成するための施設『ライダーアカデミー』。
5期生として日々訓練に励んでいた魅上才悟(木津つばさ)たちは、卒業試験の最中、このアカデミーこそが、カオスイズムによって運営されているものだったと知り、脱走を試みる。

やがて才悟は、戦いの中で『仮面ライダー』として覚醒。
同じく仮面ライダーとなった、伊織陽真(山野光)、深水紫苑(新正俊)、蒲生慈玄(中西智也)とともに「平和の契約」を交わし、クラス「ジャスティスライド」を結成する。

一方、荒鬼狂介(川上将大)、神威為士(田淵累生)、阿形松之助(伊万里有)も「力の契約」を交わし、クラス「マッドガイ」を結成。

藍上レオン(廣瀬智紀)やエージェントの協力のもと、仮面ライダーたちは人知れず、カオスイズムとの戦いを繰り広げていた――。

アカデミー卒業試験直前の知られざる記憶。
そこにはジャスティスライド、マッドガイに加え、同じく5期生である高塔雨竜(湊丈瑠)、そして久遠瞬十(古谷大和)らが過ごす、アカデミーでの日常があった。

ついに明かされる、卒業試験までのミッシングリンク。
アカデミーでの若き彼らの日々、その思い出を巡る謀略。
仮面ライダーたちの新たな戦いがいま、始まろうとしていた――!


「ライドカメンズ The STAGE」の詳細は、Informationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
「ライドカメンズ The STAGE」

■日程
2025年1月11日(土)~1月26日(日) 東京:サンシャイン劇場
2025年1月30日(木)~2月 2日(日) 大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

■原作 石ノ森章太郎
■原案 「ライドカメンズ」

■脚本 高橋悠也 内藤祐介
■演出 毛利亘宏(少年社中)

■出演
木津つばさ 山野 光 新 正俊 中西智也
川上将大 田淵累生 伊万里有
湊 丈瑠 古谷大和 / 廣瀬智紀

内藤五胤(世が世なら!!!) / 佐藤誠一 鼓太郎 滝山翔太 西山和輝
中西 奨 八巻紀一 夛田将秀 池田優樹 横山慶次郎 吉岡将真

■チケット 全席指定 9,800円(税込) ※未就学児入場不可

ローソンチケット https://l-tike.com/stage-ride-kamens/ (Lコード:36099)
e+ (イープラス) https://eplus.jp/stage-ride-kamens/
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/stage-ride-kamens/
※PC/スマートフォン共通

■公式サイト
https://stage-ride-kamens.com/

■公式X
https://x.com/st_ride_kamens

©「ライドカメンズ The STAGE」製作委員会 ©石森プロ・東映 ©BANDAI

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