初レギュラーの前川優希&シリーズ初登場の坪倉康晴が絶賛、「演出の古谷大和は素晴らしい!!」『おとぎ裁判 第4審』3/25開幕直前SPインタビュー【前編】
オリジナル舞台シリーズ「おとぎ裁判」の新作となる『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』が、2023年3月25日より東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて上演されます。
本シリーズは、誰もが知るおとぎ話を裁判にかけるという斬新なスタイルだけでなく、おとぎの国の住人たちが巻き起こす事件や、組織の陰謀など、毎回謎が深まるダークファンタジーとして考察好きなファンの多い作品。シリーズ4作目となる今回、裁判にされるおとぎ話は「鏡の中のアリス」ですが、いつもと違う構成で、新たな謎がおとぎの国やキャッスル・トーチを巻き込んでいくそう。
スマートボーイズでは、稽古真っ只中の3月中旬、ゴースト役の前川優希さんとトゥイードルダム役の坪倉康晴さんにSPインタビューを実施。前後編の2回に渡りお届けします。前編では、出演が決まった時の心境や、今回演出を務める古谷大和さんの印象などを語ってくれました。
スマートボーイズでは、稽古真っ只中の3月中旬、ゴースト役の前川優希さんとトゥイードルダム役の坪倉康晴さんにSPインタビューを実施。前後編の2回に渡りお届けします。前編では、出演が決まった時の心境や、今回演出を務める古谷大和さんの印象などを語ってくれました。
前川優希(右)と坪倉康晴が語る、古谷大和とは?
――よろしくお願いします。まずは今作への出演についてお聞きしたいと思いますが、前川さんは第1審で「アフタージャッジメントゲスト」、第2審で「アフタートークゲスト」→第3審で「ゲスト役(不定期出演)」とシリーズ3作とも関わっていますが、今作では満を持してのレギュラー出演になりますね。
前川 感慨深いですよ! トークゲストから積み上げ、ちょっとずつ出演権を勝ち取り、そして第4審ではメインを張らせていただく流れなので、おとぎ裁判の世界で美味しい階段を登って来ているなと自負しています。第1審からお客様と同じ目線で作品を観させていただいて、素敵な世界観で、個人的にはエヴァンゲリオンを観ているような気持ちになっていて、役者である以上、あの世界で生きてみたいなとずっと思っていたので、いざ参加できるとなった時は嬉しかったです。そして最後に衝撃な事実が明かされるので、楽しみにしていて欲しいですし、ゴースト役が今回限りのキャラクターにはさせません!
――では、第5審でゲストに格下げになることはないということでしょうか。
前川 降格するんですか!! でもそれはそれで面白いかも……、いや、面白くないなぁ(笑)。何ならキャッスルトーチを牛耳りたい!!
――前川さんが演じるゴーストは、第3審のときのゲスト役と同じキャラクターでしょうか。
前川 はい、同じ人物です。ゴーストは、いろいろあって成仏したかと思いきや普通に見えるようになりました。茶目っ気という部分は第3審から受け継がれていますし、いろんなものを美しく大切に楽しんでいる人物を演じることが出来て嬉しいですし、第3審はアケチとジャックしか関わりが無かったんですけど、今回はキャッスルトーチに訪れる登場人物といろいろやり取り出来て、素敵だなと思っています。
――坪倉さんは今回がシリーズ初出演になりますね。まずは役どころを教えていただけますか。
坪倉 トゥイードルダムは、兄さん(トゥイードルディー/演・五十嵐雅)が大好きで、でもその大好きさが故に苦しませてしまうというキャラクターで、ダムもディーも優しいなという印象です。ダムとディーは、メインどころのキャラクターで、プレッシャーではありませんが、いろいろ回していく役柄を貰っていると思っているので、そこは雅さんと一緒に応えていかないとと思います。
前川 坪倉くんは、真面目で真摯に取り組む姿がディーっぽいなと思っていて。人一倍熱心に稽古しているんだけど、僕なんか、碕理人とロッキン=ヨーコとずっとふざけているからな(笑)。
坪倉 稽古場はオンオフがあって、とても過ごしやすい雰囲気です。
前川 やる時は集中して、オフの時はみんなでダラダラして(笑)。
前川 感慨深いですよ! トークゲストから積み上げ、ちょっとずつ出演権を勝ち取り、そして第4審ではメインを張らせていただく流れなので、おとぎ裁判の世界で美味しい階段を登って来ているなと自負しています。第1審からお客様と同じ目線で作品を観させていただいて、素敵な世界観で、個人的にはエヴァンゲリオンを観ているような気持ちになっていて、役者である以上、あの世界で生きてみたいなとずっと思っていたので、いざ参加できるとなった時は嬉しかったです。そして最後に衝撃な事実が明かされるので、楽しみにしていて欲しいですし、ゴースト役が今回限りのキャラクターにはさせません!
――では、第5審でゲストに格下げになることはないということでしょうか。
前川 降格するんですか!! でもそれはそれで面白いかも……、いや、面白くないなぁ(笑)。何ならキャッスルトーチを牛耳りたい!!
――前川さんが演じるゴーストは、第3審のときのゲスト役と同じキャラクターでしょうか。
前川 はい、同じ人物です。ゴーストは、いろいろあって成仏したかと思いきや普通に見えるようになりました。茶目っ気という部分は第3審から受け継がれていますし、いろんなものを美しく大切に楽しんでいる人物を演じることが出来て嬉しいですし、第3審はアケチとジャックしか関わりが無かったんですけど、今回はキャッスルトーチに訪れる登場人物といろいろやり取り出来て、素敵だなと思っています。
――坪倉さんは今回がシリーズ初出演になりますね。まずは役どころを教えていただけますか。
坪倉 トゥイードルダムは、兄さん(トゥイードルディー/演・五十嵐雅)が大好きで、でもその大好きさが故に苦しませてしまうというキャラクターで、ダムもディーも優しいなという印象です。ダムとディーは、メインどころのキャラクターで、プレッシャーではありませんが、いろいろ回していく役柄を貰っていると思っているので、そこは雅さんと一緒に応えていかないとと思います。
前川 坪倉くんは、真面目で真摯に取り組む姿がディーっぽいなと思っていて。人一倍熱心に稽古しているんだけど、僕なんか、碕理人とロッキン=ヨーコとずっとふざけているからな(笑)。
坪倉 稽古場はオンオフがあって、とても過ごしやすい雰囲気です。
前川 やる時は集中して、オフの時はみんなでダラダラして(笑)。
ゴースト役の前川優希さん
――稽古のお話が出ましたが、今作の演出は、アケチ役の古谷大和さんが担当します。実際に演出を受けて、「ここは古谷さんらしい演出だな」というのと、「この演出は意外だな」というのがあったら教えていただけますか。
前川 1月から同じ現場で一緒だったこともあって、稽古開始前の段階から、美術の打ち合わせや脚本の打ち合わせをしていたのをずっと聞いていましたし、台本も「いつぐらいまでには届くから」とか話をしていたので、ちゃんと演出家しているなと思う反面、大変だなとも思っていて。演出が本職ではないですし、出演しながら演出するというのもあるので、少しでも楽にできるよう、助けてあげられたらと思っていましたが、いざ稽古が始まったら、堂々と演出家の顔をしていて、演出家の言葉を役者に投げかけてくれて、正直「メチャメチャ出来るやん!!」と思って、全然心配は入りませんでした。それに役者に対しての言葉の投げ方が綺麗で素敵だなと思うし、役者に対してストレスをかけないような稽古の進め方も有り難いと思います。別の言い方をすれば、休憩が多いです(笑)。
坪倉 古谷さんとは、僕の初舞台作品で共演しているんですけど、その時は古谷さんが映像出演だったこともあって、直接話す機会があまりなかったんです。なので、どういう方なんだろうと思っていましたが、いつもは役者さんとして活躍しているだけに、役者の気持ちがわかるところがたくさんあって、ストレスは全く感じませんし、稽古の進め方も上手ですし、しっかりされている方というイメージが最初からありましたが、わかりやすく教えて下さって、本当に手を抜かない演出家さんだなと思いました。
前川 きっと、古谷大和くんの演出を期待されている方は多いと思いますが、安心してください!! 素晴らしいぞと言いたいです。
――稽古場の雰囲気はいかがですか?
前川 とても明るいですね。各々が武器を持ち寄って、とても戦闘力が高いなって思いますし、モチベーションの高め合いも各々出来たり、今回初めて集まったようなメンツとはあまり思えない、とてもいい空気だと思います。
坪倉 僕もいい雰囲気で出来る稽古場だなと感じています。
前川 1月から同じ現場で一緒だったこともあって、稽古開始前の段階から、美術の打ち合わせや脚本の打ち合わせをしていたのをずっと聞いていましたし、台本も「いつぐらいまでには届くから」とか話をしていたので、ちゃんと演出家しているなと思う反面、大変だなとも思っていて。演出が本職ではないですし、出演しながら演出するというのもあるので、少しでも楽にできるよう、助けてあげられたらと思っていましたが、いざ稽古が始まったら、堂々と演出家の顔をしていて、演出家の言葉を役者に投げかけてくれて、正直「メチャメチャ出来るやん!!」と思って、全然心配は入りませんでした。それに役者に対しての言葉の投げ方が綺麗で素敵だなと思うし、役者に対してストレスをかけないような稽古の進め方も有り難いと思います。別の言い方をすれば、休憩が多いです(笑)。
坪倉 古谷さんとは、僕の初舞台作品で共演しているんですけど、その時は古谷さんが映像出演だったこともあって、直接話す機会があまりなかったんです。なので、どういう方なんだろうと思っていましたが、いつもは役者さんとして活躍しているだけに、役者の気持ちがわかるところがたくさんあって、ストレスは全く感じませんし、稽古の進め方も上手ですし、しっかりされている方というイメージが最初からありましたが、わかりやすく教えて下さって、本当に手を抜かない演出家さんだなと思いました。
前川 きっと、古谷大和くんの演出を期待されている方は多いと思いますが、安心してください!! 素晴らしいぞと言いたいです。
――稽古場の雰囲気はいかがですか?
前川 とても明るいですね。各々が武器を持ち寄って、とても戦闘力が高いなって思いますし、モチベーションの高め合いも各々出来たり、今回初めて集まったようなメンツとはあまり思えない、とてもいい空気だと思います。
坪倉 僕もいい雰囲気で出来る稽古場だなと感じています。
トゥイードルダム役の坪倉康晴さん
――今作がシリーズ4作目ということで、第1審から見続けている方もいれば、初めておとぎ裁判をご覧になる方もいらっしゃると思います。そこで、前川さんには「おとぎ裁判」をご覧になったことがある方への見どころ、坪倉さんには初めておとぎ裁判を観劇する方への見どころを教えていただけますか。
前川 第3審の終わりからつながるような流れになっていて、おとぎ裁判とは何だったのかというのが少しずつ分かっていきますが、なによりも情報量が多すぎて正直、僕らにも教えてくれたっていいじゃないのと思うこともあります(苦笑)。僕らが作り上げていくのと演出家が思い描いているものを合体して、一つの作品に昇華していく、だからキャストと演出家が全力で真摯に戦いに行くわけで、故に今回は僕らと演出家との戦いです。
坪倉 ちょっと話から外れるかもしれませんが、先日カレンダーイベントがありまして、その時にファンの方から「おとぎ裁判は前から好きでした」という声がたくさんあって、だから新規のファンってそんなに来ないんじゃないかなって。
前川 おいおいおい!! 新規のキャストが新規のお客さんを呼ばないで、どないするねん!!
(一同笑)
――坪倉さんが出演していなくても、作品が面白いから観劇しているということですよね。
坪倉 そうです! 僕は第4審からの参加になりますが、自信を持って「面白い作品」と言えますし、このシリーズには毎回しっかりとした軸があって、その都度メインが変わっていくストーリーなので、第4審から初めて観に来るお客様も絶対楽しんでいただけますし、第5審・第6審と続くとしても楽しんでもらえると思います。
――最初に第4審を観た後に、振り返りということで、第1審~第3審を見るという順番もアリですね。
坪倉 ありだと思います! 僕も今回の台本を見終わった後、第1審から第3審ってどうだったんだろうと思いました。
(後編へ続く)
前川 第3審の終わりからつながるような流れになっていて、おとぎ裁判とは何だったのかというのが少しずつ分かっていきますが、なによりも情報量が多すぎて正直、僕らにも教えてくれたっていいじゃないのと思うこともあります(苦笑)。僕らが作り上げていくのと演出家が思い描いているものを合体して、一つの作品に昇華していく、だからキャストと演出家が全力で真摯に戦いに行くわけで、故に今回は僕らと演出家との戦いです。
坪倉 ちょっと話から外れるかもしれませんが、先日カレンダーイベントがありまして、その時にファンの方から「おとぎ裁判は前から好きでした」という声がたくさんあって、だから新規のファンってそんなに来ないんじゃないかなって。
前川 おいおいおい!! 新規のキャストが新規のお客さんを呼ばないで、どないするねん!!
(一同笑)
――坪倉さんが出演していなくても、作品が面白いから観劇しているということですよね。
坪倉 そうです! 僕は第4審からの参加になりますが、自信を持って「面白い作品」と言えますし、このシリーズには毎回しっかりとした軸があって、その都度メインが変わっていくストーリーなので、第4審から初めて観に来るお客様も絶対楽しんでいただけますし、第5審・第6審と続くとしても楽しんでもらえると思います。
――最初に第4審を観た後に、振り返りということで、第1審~第3審を見るという順番もアリですね。
坪倉 ありだと思います! 僕も今回の台本を見終わった後、第1審から第3審ってどうだったんだろうと思いました。
(後編へ続く)
【あらすじ】
今夜の幻火の館(キャッスル・トーチ)は何かが違う・・・・
うたた寝から目覚めた裁判長のアケチは、城内に違和感を感じた。いつも近くにいるはずのジュードがいない。なぜか屋敷に居ついてしまったゴーストや使用人までもがおかしな格好をしている。
さらに、今回の被告人と被害者はトゥイードルダムとトゥイードルディーの双子でお互いを訴え合うという、とんでもなくややこしい展開に! その上、突如現れたキングという謎の人物によってキャッスル・トーチの秘密があばかれてしまった!!
はたして、ジュードの行方は!? そして最後にアケチが見た“ジンジツ”とは・・・
『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』は4月2日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』
日程:2023年3月25日(土)~4月2日(日)
劇場:CBGKシブゲキ!!
出演:
前川優希、五十嵐雅、坪倉康晴、碕理人、ロッキン=ヨーコ、東拓海(友情出演)、古谷大和、和泉宗兵
原作・脚本・作詞:神楽澤小虎(MAG.net)
演出:古谷大和
音楽:桑原まこ
振付:野田裕貴(梅棒)
主催:株式会社Lol
お問い合わせ info@lol-w.com
≪チケット料金≫
¥9,900(全席指定/税込)
≪公式サイト≫
https://www.lol-w.com/otogi4/
≪公式Twitter≫
@castletorch
(c)2023 Lol/Mr.AUTHO
今夜の幻火の館(キャッスル・トーチ)は何かが違う・・・・
うたた寝から目覚めた裁判長のアケチは、城内に違和感を感じた。いつも近くにいるはずのジュードがいない。なぜか屋敷に居ついてしまったゴーストや使用人までもがおかしな格好をしている。
さらに、今回の被告人と被害者はトゥイードルダムとトゥイードルディーの双子でお互いを訴え合うという、とんでもなくややこしい展開に! その上、突如現れたキングという謎の人物によってキャッスル・トーチの秘密があばかれてしまった!!
はたして、ジュードの行方は!? そして最後にアケチが見た“ジンジツ”とは・・・
『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』は4月2日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
『おとぎ裁判 第4審~まさか逆さま!?トーチもチート?! 予知見る鏡が狩る道よ だぉ♪~』
日程:2023年3月25日(土)~4月2日(日)
劇場:CBGKシブゲキ!!
出演:
前川優希、五十嵐雅、坪倉康晴、碕理人、ロッキン=ヨーコ、東拓海(友情出演)、古谷大和、和泉宗兵
原作・脚本・作詞:神楽澤小虎(MAG.net)
演出:古谷大和
音楽:桑原まこ
振付:野田裕貴(梅棒)
主催:株式会社Lol
お問い合わせ info@lol-w.com
≪チケット料金≫
¥9,900(全席指定/税込)
≪公式サイト≫
https://www.lol-w.com/otogi4/
≪公式Twitter≫
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(c)2023 Lol/Mr.AUTHO