藤田玲×佐藤流司がトークでもコンビ芸を披露!?牧島輝・中村太郎・高橋怜也らとの撮影秘話も飛び出した、映画『アウトロダブル』完成披露上映会・舞台挨拶レポートUP!9/2公開

“真夏より熱い!”ハード&アウトローかつテンションMAXの世界観で迫る新世代のピカレスク・バディー・ムービー!! 藤田 玲さんと佐藤流司さんが主演を務める、映画『アウトロダブル』がいよいよ2022年9月2日から劇場公開を迎えます。
この公開に先駆け、8月20日には東京・一ツ橋ホールにて『アウトロダブル』完成披露上映会が開催され、主演の藤田さんと佐藤さん、西海謙一郎監督が舞台挨拶に登壇。その模様を、速報レポートにてお届けいたします。
(左から)我妻アベル役の藤田 玲さん、五十嵐純也役の佐藤流司さん、西海謙一郎監督
【完成披露舞台挨拶レポート】
映画『アウトロダブル』は、映画『ボーダーライン』、『ダブルドライブ』に続くシリーズ最新作にして、ついに最終章となる作品。その完成披露上映後に行われた舞台挨拶では、主演を務めた我妻アベル役の藤田 玲さんと五十嵐純也役の佐藤流司さん、西海謙一郎監督が撮影秘話などのトークを繰り広げました。

ステージへと登壇後、まずは客席に向けて藤田さんが「今日は世界で一番早く、この映画を皆様に届けられてとても嬉しいです! 楽しんでいただけましたでしょうか?」と尋ねると場内からは大きな拍手が。すると、続く佐藤さんも「この映画を世界で一番早く……」と藤田さんの言葉をまるごとマネした挨拶を繰り出し、藤田さんは二人を隔てるパーテーションをバンバンと叩いて抗議(笑)。オープニングから息の合った掛け合いで、場内を笑わせてくれます。
そして今作を含めたシリーズ4作品を振り返っては、藤田さんは「アベルがまさか、あそこまで人間になるとは!(笑) 今作から初めて見られた方は、(過去作へと)遡っていくと『本当に同じ人か?』って思うと思います」と、主人公・アベルの変化に言及。
その理由を「純也と出会って一緒に時を重ねるにつれて、アベル自体も影響を受けて、人間味を取り戻したという。もう本当に、2作目から流司が参加してくれたのはすごく意味のあることだったし、アベルが成長できた要因を一番作ってくれたな、と最終章で改めて思いました。なので、流司に感謝ですね!」と挙げ、相棒役の佐藤さんに感謝を伝えます。

一方で佐藤さんは、演じた純也について「純也って、一つも成長しないんですよ(笑)。人に影響を与えて、周囲が純也を見て変わったりすることは結構あるのかなと思いますけど、純也は最後まで何も変わらないという。それが彼の持つ魅力だとも思っていますし、やっぱり身近にもいるんですよね、ダメかわいい感じの人って(笑)」と自らコメント。
そして「そういう人が主役を演じる、っていうのはまた面白いなと。でも、カッコいい時はカッコいいし、真面目な時は真面目に喋ったりもしているので、3作品を通して、今回でさらに純也の持つ人間らしさ、泥臭さみたいなものを、演じている自分自身も魅力に感じました」と、“愛すべきダメなやつ”である純也の魅力を再確認したと言います。
二人は共演作も多いだけに、その関係性については、藤田さんが「流司といると、お仕事じゃないみたい。撮影はスケジュール的にも大変でしたけど、流司といると“苦”より“楽”が勝つんですよ! 今日も、(舞台裏では)一回も休んでないですもん(笑)」とコメント。すると、佐藤さんからは「さっきも玲くん、時間がなさすぎて焼肉弁当を立ち食いしてました。俺見たことないですよ、焼肉弁当を立ち食いする人!(笑)」との暴露トークも。
その後も佐藤さんが、藤田さんを「アニキです! 藤田アニキ……“フジタニキ”です!」と呼んで慕ってみせるなど、お互いにリラックスして過ごせる相手だと話してくれます。
そんな二人のバディ・ムービーとして、今作より監督を引き継いだ西海監督は「今回僕が心がけたことは、余計な事をしないこと。前3作でキャラクターができているので、僕のフィルターで二人をいじることはやめよう、逆にその二人を(前作からの)延長線上で、もっと加速させることを心がけました」と語り、役作りは二人の経験に委ねたとのこと。
そして撮影中についても「醸し出す空気感が完成しているので、やりやすかった」と語りますが、「お風呂のシーンでは、映しちゃいけないものも多くて(笑)」と苦労した場面も明かしてくれました。
その後のトークでは、牧島 輝さん、中村太郎さん、高橋怜也さんと今作にて共演した若手キャストの話題も。
まず藤田さんは、牧島さんについて「輝は、最初のカットからフルスロットルで! 本当はもっとクールに演じたかったと思うんですけど、太郎とのバランスもみてガツンときてくれた方がいいなと思って、『もっとイケるよね?』って言ったんです。そうしたら最高のモノを出してくれたので、彼は才能の塊ですね!」と、その期待に応えた芝居を絶賛!
対して中村さんについて聞かれた佐藤さんは、「太郎は……特にないっスね(笑)」と答えるボケをみせ、場内は大笑い! さらに「太郎と怜也くんは、クランクインした日にめちゃくちゃ緊張していて。まぁ、太郎は最後の方にはずっとふざけていたんですけど、悪い意味で(笑)」と続け、藤田さんからも「これが記事になったら、太郎が落ち込んじゃうから!(笑)」とツッコミが飛ぶと、佐藤さんは「太郎の事務所から電話がきちゃう(笑)」と反省(?)。
もちろんこれは冗談で、中村さんについては「今回の役、かわいかったですね」とギャップを感じられる役柄だったと語った佐藤さんは、高橋さんについても「葉緑素のような、フレッシュなお芝居で! よどんだ人間たちを浄化してくれるような……吸い込まれるような瞳で『緊張してます!』って言ってましたよ」と、独特な表現で語ってくれました(笑)。
ほか今作では、なだぎ武さん、千原せいじさんとベテラン芸人のお二人も見事な怪演をみせており、「なだぎさんは、本当に勘弁してほしい! 俺、完全に素で笑っちゃってますもん(笑)。あんなの、笑わない方が嘘の芝居になっちゃう」と語った佐藤さんに、藤田さんも千原さんについて「控え室ではすごく気さくに話してくださって、ここでは絶対に話せないような芸能界の裏話とか(笑)」と明かすなど、いい関係で過ごせたそう。
また舞台挨拶の後半では、二人が歌唱する今作の主題歌『BOND』についても、藤田さん&佐藤さんが詞を共作したことが話題に上がりますが、藤田さんが「二人で共作できたらいいね、っていう話からLINEでやり取りして……」と真面目に答える一方で、ここでも佐藤さんは「俺はそこから、秋元 康さんに発注して」と嘘ばかりのボケ回答を連発(笑)。
そしてイベントの最後にも、西海監督は「今日来ていただいた皆さんも、ぜひもう一度劇場に足を運んでいただければ!」と、続いて藤田さんも「この『アウトロダブル』は最終章ということなんですが、皆様の応援があったら、最終章じゃなくなるかもしれないですから! ぜひ9月2日、公開が始まってからも応援していただけるとありがたいなと思います。最終章までアベルと純也を愛してくださり、本当にありがとうございました!」と丁寧に挨拶をする中、佐藤さんは淡々と「日本語には“サバを読む”という言葉がありますが……」といくつかの雑学トークを繰り広げ、その流れのまま「本日は本当にありがとうございました!」と締めるボケで場内を沸かせてくれました(笑)。
【作品紹介】
藤田 玲さんが演じる我妻アベルと、佐藤流司さんが演じる五十嵐純也。二人のアウトローな生き様を描く映画『アウトロダブル』は、2017年に藤田さん主演の『ボーダーライン』、2018年には藤田さん主演の『ダブルドライブ-狼の掟-』佐藤さん主演の『ダブルドライブ-龍の絆-』がそれぞれ公開され、彼らのファンのみならず、映画ファンにも話題となったシリーズの最新作にして、最終章となる作品です。

藤田さんと佐藤さんは舞台での共演歴も多く、2022年最大の注目作と言われた舞台「呪術廻戦」でも、佐藤さんが主役・虎杖悠仁役、藤田さんが夏油 傑役にて再び共演。そんな息があった二人の若き雄が、自身の役者史上、最も危険でハードなアウトロー役に挑む新世代のピカレスク・バディー・ムービーがここに誕生しました!
今作では、ほか共演キャストにも2.5 次元舞台等で活躍する若手俳優が集結! 藤田さん、佐藤さんとも共演する、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演する牧島 輝さん。MANKAI STAGE『A3!』では、藤田さんと同じく秋組のメンバーにて出演する中村太郎さん。そして同じく MANKAI STAGE『A3!』に出演する高橋怜也さんと、同じフィールドで活躍し、人気を博す“同士”と言うべき若手俳優達が、一筋縄では行かない役どころで藤田さん&佐藤さんとも熱い競演!
さらに、お笑い芸人の垣根を越えて、俳優としても評価が高いなだぎ武さん、千原せいじさんが、それぞれ“らしさ全開”の“熱怪演”で今作を彩り、ただでさえ熱い今作の“エッジ”をさらに研ぎ澄まし際立たせます。

また今作の、“真夏よりも熱い!”テンションMAXな世界観/疾走感をさらに煽りまくる 主題歌『BOND』は、なんと藤田さん&佐藤さんが強烈な、今回限りのツインボーカルで己の生き様を叩きつけるかの様な超強力チューンに! 作詞も二人の共作となっており、先日公開された特報映像でもバックに流れるその歌声は、早くも注目を集めています。

スマートボーイズでは、藤田さん×佐藤さんの対談インタビュー特集を前後編にて掲載中! こちらもぜひお楽しみください。
■映画『アウトロダブル』インタビューSP 前編
https://sumabo.tv/news/detail/2227
■映画『アウトロダブル』インタビューSP 後編
https://sumabo.tv/news/detail/2230

映画『アウトロダブル』は、2022年9月2日より劇場公開! ほか作品詳細・最新情報は、Informationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
■映画『アウトロダブル』
2022年9月2日(金)より公開

主演:藤田 玲×佐藤流司
牧島 輝 中村太郎 高橋怜也 内浦純一 星ようこ なだぎ武 千原せいじ
監督:西海謙一郎 脚本:池谷雅夫
主題歌:「BOND」藤田 玲/佐藤流司

制作プロダクション:ラインバック
制作協力:T-REX FILM
製作・企画・配給:AMG エンタテインメント

【STORY】
腐れ縁となり、行動を共にしているアベル(藤田 玲)と純也(佐藤流司)が、愛車を売った金も底をつき、辿り着いたキナ臭い街。寂れた駅前で二人がチンケな商売でジャリ銭を集めていた時に通りかかった、最高にロッキンな男・久保寺(なだぎ武)と出会い運命が転がりだす。トラブルメーカーの純也が、塚本(牧島 輝)や池畑(中村太郎)に一杯喰わされ、金貸しの藤波(内浦純一)やケツ持ちの穴熊ダルマ(千原せいじ)からマトに掛けられる始末。そして、久保寺の一人息子・則夫(高橋怜也)をも巻き込んだ事態に、アベルは立ち向かうのであった。

≪公式サイト≫
https://outrodouble.com/
≪公式Twitter≫
@doubledrive_m
≪公式instagram≫
doubledrive_m

© 2022AMG エンタテインメント

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