藤田玲×佐藤流司がツインボーカル、作詞も共作した主題歌『BOND』の制作&レコーディング秘話も!9/2公開の映画『アウトロダブル』インタビュー特集【後編】
スマートボーイズでは、今作のキャストより藤田さんと佐藤さんにインタビュー。強力な新キャストも迎えた今作の見どころはもちろん、二人がツインボーカルで歌唱する主題歌『BOND』の制作秘話など、前後編の2回にわたりたっぷりと語っていただきました。
藤田さんと佐藤さんは舞台での共演歴も多く、2022年最大の注目作と言われた舞台「呪術廻戦」でも、佐藤さんが主役・虎杖悠仁役、藤田さんが夏油 傑役にて再び共演。そんな息があった二人の若き雄が、自身の役者史上、最も危険でハードなアウトロー役に挑む新世代のピカレスク・バディー・ムービーがここに誕生しました!
腐れ縁となり、行動を共にしているアベル(藤田 玲)と純也(佐藤流司)が、愛車を売った金も底をつき、辿り着いたキナ臭い街。寂れた駅前で二人がチンケな商売でジャリ銭を集めていた時に通りかかった、最高にロッキンな男・久保寺(なだぎ武)と出会い運命が転がりだす。トラブルメーカーの純也が、塚本(牧島 輝)や池畑(中村太郎)に一杯喰わされ、金貸しの藤波(内浦純一)やケツ持ちの穴熊ダルマ(千原せいじ)からマトに掛けられる始末。そして、久保寺の一人息子・則夫(高橋怜也)をも巻き込んだ事態に、アベルは立ち向かうのであった。
さらに、お笑い芸人の垣根を越えて、俳優としても評価が高いなだぎ武さん、千原せいじさんが、それぞれ“らしさ全開”の“熱怪演”で今作を彩り、ただでさえ熱い今作の“エッジ”をさらに研ぎ澄まし際立たせます。
【インタビュー後編】
藤田 確かにお互いの歌声は知っているんですけど、実は舞台でも二人だけで歌ったことはなくて。多分、ツインボーカルは今回が初めてだったよね?
佐藤 ないっス、初めてです!
――「主題歌は二人で」というお話は、藤田さんが持ち掛けられたんですか?
藤田 はい、やっぱり今回は最終章なので。前作の『ダブルドライブ-狼の掟-』では僕のバンドが、『ダブルドライブ-龍の絆-』では流司のバンドがそれぞれ主題歌を務めたので、「今回は一緒に歌わない?」と声をかけました。
そこから楽曲のメロディを流司に投げて、別々に作詞をして……その詞をレコーディングの日にバンって突き合わせて、「ここはこうしよう」と組み合わせていって。そんな感じでバラバラに作詞をしたんですけど、不思議とお互いに書いてきたストーリーはピッタリ合ってたよね?
佐藤 そうですね! 最初から共作したというよりは、それぞれが持ち寄った二つの詞を合体させて。
藤田 はい、やっぱり今回は最終章なので。前作の『ダブルドライブ-狼の掟-』では僕のバンドが、『ダブルドライブ-龍の絆-』では流司のバンドがそれぞれ主題歌を務めたので、「今回は一緒に歌わない?」と声をかけました。
そこから楽曲のメロディを流司に投げて、別々に作詞をして……その詞をレコーディングの日にバンって突き合わせて、「ここはこうしよう」と組み合わせていって。そんな感じでバラバラに作詞をしたんですけど、不思議とお互いに書いてきたストーリーはピッタリ合ってたよね?
佐藤 そうですね! 最初から共作したというよりは、それぞれが持ち寄った二つの詞を合体させて。
――ではお互いに一曲分ずつくらい、事前に詞を書きあげていったんですか?
佐藤 持ち寄ったのは、ちょうど半曲分ずつくらいかな? でもラストのサビは、2人で相談しながら一緒に作って。
藤田 そうそう。「せっかくなら掛け合いのサビにして、二人でしか歌えない曲にしたいね」って言って。だから最終的な歌詞ができあがったのは、本当にレコーディングの当日です。なんならディレクションの方にも「ちょっと待ってもらっていいですか、あと15分ください!」ってお願いしたくらい、ギリギリ(笑)。
佐藤 二人で、レコーディングスタジオの階段で書きましたよね(笑)。
藤田 この二人ならでは、ですね。俺からは、「流司にしか出せないものが入ってきてるな」っていう感覚がすごくあって、やっぱり自分がイメージしていたものよりも、さらに進化したものにできたのが嬉しかったです。
あと、レコーディングの時に"トークバック"といって、「そこ、もう一回いきましょうか」みたいにブースの中と話せるんですけど、一人が歌っている時にはもう一人がそれで話しかけたりして。トークバックで流司と話せる、っていうのも新鮮で楽しかったですね。
佐藤 確かに、あれは楽しかった(笑)。ディレクションまではしないですけど、お互いに声は掛け合って。
藤田 "おっ、うまくいったな"って時には、「はい、イイ感じィ!」って言ったりね(笑)。
だから曲自体にも、一緒に作った感は強く出せたんじゃないかなと思いますね。映画の撮影も終わってからのレコーディングだったので、作品の世界観とかも、歌詞の中にはガチガチに反映させていますし。
佐藤 ゴリゴリに踏襲しています。
藤田 うん、俺は悩みはしなかったかな。
佐藤 俺はちょっと、難しかったです。タイトルとかは先に玲くんから提案をもらっていて、"この方向性でいこう"というのは示してもらっていたんですけど、なんというか……アツい友情とか、ポジティブ系の歌詞を作るのがちょっと苦手で。そこを自分の中から見つけてくる作業に、ちょっと時間がかかりましたね。
藤田 あぁ~、なるほどね。流司はポジティブな歌詞が苦手なのか。
佐藤 そう、だから結局はポジティブにならなかったですもんね(笑)。ちょっと角度を変えて、不屈っぽさと言いますか……ネバーギブアップ的な、"やったるぜ精神"を軸にして書き上げていきました。
藤田 うんうん、"不屈"ね! 俺、いま一瞬"腹痛"かと思って、「なんで『お腹痛い』から書き始めたんだろう?」って思ってた(笑)。
佐藤 アハハハ!
――今後もしかしたら、ファンの皆さんがその歌声を生で聴けるチャンスがあるかも?
藤田 正直、かなりライブでの再現が難しい楽曲にはなっているんですけど、できたらやっぱりやりたいですね。ただ、できるのか!?(笑)
佐藤 ほとんどお客さんにマイクを向けてるかもしれない(笑)。
藤田 アハハハ! それくらい難しい楽曲にはなっているので、乞うご期待ということで。
佐藤 本当に、今までのシリーズ史上一番見やすくて、自分も映像を見させてもらったんですけど、めちゃくちゃ笑えたし、グッとくるシーンもあって、変な意味じゃなく、ちゃんと『映画』っていう感じがしたんですよね。
娯楽作品として、皆さんにもすごく楽しく観ていただけると思うので、まずは映画館に足を運んでいただいて! アベルと純也の泥臭い青春、そして友情みたいなものを感じていただければと思います。
藤田 今回は、なだぎ武さんだったり、千原せいじさんだったりと、映画を引き締めてくれる頼もしいベテランの方々とともに、フレッシュな風として、牧島 輝くん、中村太郎くん、高橋怜也くんを迎えることもできて。こうしたキャストの登場によって、ちょっとライトな雰囲気もプラスされていると思うので、流司も言ったように、最終章にして一番見やすい作品になっていると思います。
その空気に主題歌もバッチリとハマっていると思いますので、そちらも合わせて、公開まで楽しみにしていただければ。とにかく、スクリーンでお待ちしております!
映画『アウトロダブル』は、2022年9月2日より劇場公開。また映画公開を記念して、8月20日にはリアルイベントも開催しています。ほか作品詳細・最新情報は、Informationより公式サイトをご確認ください。
© 2022AMG エンタテインメント
☆Information
■映画『アウトロダブル』
2022年9月2日(金)公開決定!
主演:藤田 玲×佐藤流司
牧島 輝 中村太郎 高橋怜也 内浦純一 星ようこ なだぎ武 千原せいじ
監督:西海謙一郎 脚本:池谷雅夫
主題歌:「BOND」藤田 玲/佐藤流司
制作プロダクション:ラインバック
制作協力:T-REX FILM
製作・企画・配給:AMG エンタテインメント
■「アウトロダブル」公開決定記念! リアルイベント開催決定
開催日:2022年8月20日(土)
会場:一ツ橋ホール
登壇者:藤田 玲 佐藤流司
①12:00~ 藤田 玲×佐藤流司 フタリ旅 ホール上映&トークショー 1部
②15:00~ 藤田 玲×佐藤流司 フタリ旅 ホール上映&トークショー 2部
③18:00~ 映画「アウトロダブル」完成披露上映会
各回入場者プレゼント付き!
・フタリ旅場面写真ブロマイドセット A(L版10枚入り)
・フタリ旅場面写真ブロマイドセット B(L版10枚入り)
・藤田玲&佐藤流司 サイン入り大ブロマイドセット(2L版各1枚ずつ)+ミニ映画ポスター
チケット価格:各回5,000円(税込)
≪公式サイト≫
https://outrodouble.com/
≪公式Twitter≫
@doubledrive_m
≪公式instagram≫
doubledrive_m