【サクセス荘SP①】ユッキー役 髙木俊×チャップ役 定本楓馬が「サクセス荘は甘くない!」「僕たち、本当によくやった」と語る「映画演劇 サクセス荘」12/31公開直前インタビュー【前編】

2.5次元舞台などで活躍中の俳優たちが、”本番一発勝負”の【テレビ演劇】に挑んだ新感覚ドラマ「テレビ演劇 サクセス荘」が、「映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜」となって待望の映画化! ドラマ全3期までのキャスト総出演で、2021年12月31日にイオンシネマほか全国で公開されます。

いよいよ公開日が迫る中、スマートボーイズではキャストに見どころを直撃! 【髙木 俊さん×定本楓馬さん編】【立石俊樹さん×有澤樟太郎さん×寺山武志さん編】【小西詠斗さん編】のインタビューを、それぞれ前編・後編に分けて6日連続更新します。
本記事では、髙木 俊さん×定本楓馬さんのインタビュー・前編をお楽しみください。

まずはユッキー役・髙木 俊さん×チャップ役・定本楓馬さんが登場!
“本番一発勝負”の「テレビ演劇」として、2019年7月よりテレビ東京ほかにて放送された「テレビ演劇 サクセス荘」。続いて2期、3期も放送され、さらには2.5分という短い時間の中で物語が繰り広げられる「mini」や、4画面のマルチアングルでストーリーが視聴できる「マルチ演劇」など、約2年に渡りサクセス荘ムーブメントを巻き起こしてきましたが、ついに「映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜」として映画化が実現!


映画のキャストには、和田雅成さん、高橋健介さん、高野 洸さん、髙木 俊さん、黒羽麻璃央さん、spiさん、立石俊樹さん、有澤樟太郎さん、荒牧慶彦さん、定本楓馬さん、玉城裕規さん、寺山武志さん、小西詠斗さん、唐橋 充さん(劇中部屋番号順)と、1期から3期までのキャスト14名が総出演。
さらに謎のセレブ集団・S4として、佐藤流司さん、北園 涼さん、橋本祥平さん、北村 諒さんがゲスト出演! このS4の登場によって、「サクセス荘」史上最大の危機という、映画ならではのストーリーが展開されます。

【映画場面写真より】

【「映画演劇 サクセス荘」あらすじ】
都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、“ひと旗あげたい”と成功を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった…。芸人、漫画家、占い師、料理人…ジャンルは違えど、成功したい気持ちは皆同じで、個性豊かな住人が集っていた。新年早々、サクセス荘のリビングでは毎年恒例の餅つきが行われていた。
その傍らではムーさん(玉城裕規)が今年の運勢を占っていて、何回やり直しても恐ろしい未来しか見えないと嘆いている。
そして「サクセス荘に大きな亀裂が入り、隕石が落ちて、降り注ぐ雪が真っ白に染めるだろう」と予言。そんな不吉な予言を体現するかのように、この頃住人の間では揉め事が増え、ことある毎にギスギスしていた。そのトラブルのきっかけは、隣にグローリータワーレジデンスという大きなマンションが建ったことによる日当たりの悪さではないかと皆で話し合っていると、乱入者が…。それはグローリータワーレジデンスに住む巷で話題のセレブ集団・通称 S4(佐藤流司、北園涼、橋本祥平、北村諒)だった!
突然乗り込んできた S4 に住人たちは騒然とする中、彼らはサクセス荘からの立ち退きを命じる。こうしてS4の登場によりサクセス荘の平和な日常が一変し…。

(左から)チャップ役の定本楓馬さん、ユッキー役の髙木 俊さん
■「映画演劇 サクセス荘」公開直前SP
ユッキー役 髙木 俊さん×チャップ役 定本楓馬さんインタビュー【前編】


――ファンの皆さんを驚かせた「サクセス荘」の映画化ですが、お二人はこの映画化を知ってから、撮影に臨むまでの間はどんな心境で過ごされていましたか?

髙木 俊(以下、髙木) やっぱり撮影方法について、「本気で全部一発なのか?」ってことだけは、すごく気になっていましたね。で、当然ですけど、本気で一発勝負でした(笑)。

定本楓馬(以下、定本) アハハ!

髙木 うっすらと「何パートかに分けたりするのかな?」みたいに思っていたんですよね(笑)。でも、「サクセス荘」はそんなに甘くなかったです。

――映画となると、どうしても30分では終わらない、というのは事前に分かっていたと思いますが、長さの面での不安はいかがでしたか?

髙木 最初の想定では本編が70分ぐらいって聞いていたので、「まあ、70分ならなんとか頑張れるかな」って思っていたんですよ。でも、実際の撮影になってみたら100分近くあったので、「おっと~?」みたいな(笑)。大変ではありましたけど、すごく貴重な体験ができましたね。

定本 僕はもう、恐怖でしかなかったです(笑)。事前にオンラインでの読み合わせがあったんですけど、やっぱりスケジュールの都合で全員が一度には集まれなくて、本当にみんなが集まって、っていうのは本番当日だけだったんです。
だから撮影当日までは本当に、一人で台本を見ながら過ごす日々がこんなに怖いものなのか、って思っていましたね。ちょっとくらい、裏で練習させてくれてもいいんじゃないかなって思うくらい(笑)。


――実際に台本をいただいた時には、ドラマと比べてみてもボリュームの違いは実感されましたか?

定本 でも、「テレビ演劇 サクセス荘」を撮影していた時も、多い日は3本分を1日で収録したりしていたので。確か、それくらいの台本の厚みでしたよね?

髙木 いや、俺はそれより多いなって思ったよ? だって俺、「もうこんなの、舞台じゃん!」って思ったもん(笑)。

定本 まあ、ボリュームは何にしろ多かったですね。いや~僕たち、本当によくやったんじゃないかな、と思います!

――お二人は舞台作品にも数多く出演されていますが、例えば、今作と同じぐらいの長さの舞台作品で、台本をもらった後に「稽古なしで、そのまま本番やってみて」って言われたらどう思いますか?

定本 一回、偉い人に直談判しに行きます(笑)。あとは良い作品を作るために、僕はもう必死に自主練して行きますね。

髙木 まずは話し合いですよ。「どういうクオリティを、制作サイドは求めているんですか?」って聞きます(笑)。

――そう考えると、「映画演劇」と題してスクリーンでそれに挑んだ今作は、やはり前代未聞な挑戦ということですよね。

定本 そうですよね。実際に映画化に挑んでみても、これまでに1期から3期までの積み重ねがあったからこそ、僕らも一発で撮影ができたんじゃないかなって思います。ある程度、度胸がついているというか。

髙木 うん。全員が初めてだったら、さすがに難しかったと思います。


――では実際に、一発勝負で挑んだ撮影現場の様子はいかがでしたか?

髙木 やっぱり、緊張感がありましたね。スタッフさんの人数も多かったですし、カメラの台数もドラマに比べてすごく多くて。
それに今回、ゲストキャラクターのS4が出ることで、いつものサクセス荘のセットに加えて、S4側がメインのセットもあって、劇中では二つのセットを行き来しているんです。
ただ、向こうのシーンになってもカメラは一度も止まらないので、次にカメラが向けられるまでも「次はなんだっけ?」っていう感じで、僕らも全然休んでいる場合じゃなかったので、今回は終わるまでずっと緊張感がすごかったですね。

――ゲストキャラクター・S4とともに、ついにサクセス荘以外の場所がセットとして登場している、というのも映画でのポイントですよね。

髙木 なんかさ、あっちのセットはやたらオシャレでズルかったよね?

定本 本当に! S4の役柄にも関わってくるんですけど、サクセス荘とは全然違う雰囲気なので、「さすがだなあ、やっぱ違うな~」って思いました。だってまず、部屋の中に檻があるって中々ないですからね?

――すでに公開されている予告編にも映っていますが、S4側のセットには檻がある、というのも気になるところです。

定本 あの檻がどう使われているのか、楽しみにしていてください!

――今までの物語はサクセス荘のリビング内で完結していましたが、二つの違うセットを行き来しながらの撮影、というのはいかがでしたか?

定本 チャップは基本的にサクセス荘にいて、S4側のセットには一度行って、戻ってきて終わりだったので、僕としてはそこまで移動で忙しい、っていう感覚はなかったです。
ただ、特にS4の皆さんは行き来する回数も多かったので、そこは大変だったんじゃないかなと思います。

髙木 僕も一回行って、すぐ帰ってくるぐらいだったので、撮影中でもS4側のセットでのシーンになったら、画面に映らないタイミングがあって。その間にちょこっとセリフを確認したりもできていたので、撮りながら何回も「早くあっちのシーンにならないかな」って思っていました(笑)。

定本 アハハ! 完全に気を抜ける訳じゃないけど、そこで一度、集中力を整えられるっていう感じでしたよね。

髙木 そこはゲストも含めてのチームプレーっていう感じで。台本もいいバランスで両サイドを行き来してくれていたので、僕らとしてもやりやすかったですね。


――今回はそんなセレブ集団・S4として、佐藤流司さん、北園 涼さん、橋本祥平さん、北村 諒さんがゲスト出演されていますが、撮影での印象はいかがでしたか?

髙木 僕は佐藤流司くんとは初共演だったんですけど、もちろん名前や活躍ぶりは知っていたので、「どういうお芝居をするんだろうな~」と楽しみに思っていたんですよ。
そしたら本番中も、色々とお芝居で仕掛けてきてくれて! なんというか、「その芝居をやってくれたら、こういうリアクションがすごくやりやすいな」みたいなお芝居をたくさんやってくれるので、僕は流司くんのおかげで、セリフがない時のお芝居がすごくラクでした! 今回のキャラクターとしてもすごく圧がありましたし、役者として素敵な方でしたね。

――佐藤さん、見事な活躍ぶりですね! では、定本さんはいかがですか?

定本 僕は、北園 涼さんが初共演で。「どういう感じの役で来るのかな~」と思っていたら、すごく予想外の方向での役作りをされていたので、お芝居をしていても楽しかったですね。
でも北園さんだけじゃなくて、S4の皆さんはそれぞれにキャラクターを濃くしっかりと作ってきてくださっていたので、僕たちもすごくやりやすかったなって思います。


――以前のインタビューで、高橋健介さんからは「レギュラーメンバーよりゲストの方が堂々としていて、あまり緊張していなかった」というお話もあったんですが、お二人から見ても、ゲストの皆さんは落ち着いていらっしゃいましたか?

髙木 どこかには緊張もあったと思うんですけど、お芝居のスイッチが入ると、確かに堂々としていましたね。役柄的にもそういった立ち位置でしたし、僕から見ても「あ、本当に『サクセス荘』を楽しんでくれているな」って感じましたし。

定本 あと多分、4人とも健介くんに対しては堂々としていたんだと思います(笑)。

髙木 アハハ! 確かに、元々の関係的にね(笑)。

――今回はサクセス荘メンバーが全員集合した上に、ゲストのS4、さらにサクセス荘を卒業したノブ(高野 洸さん)も加わって、キャストも最多人数となりましたよね。その違いはいかがでしたか?

定本 このメンバー全員が同時にサクセス荘のリビングに集まると、本当にギュウギュウでちょっと面白かったです(笑)。「全員が出てくると、こんな風になるんだ~」っていうのがすごく印象に残っています。

髙木 僕が気になったのは、帰ってきたノブですね。ノブは1期からのメンバーの中では、唯一ちゃんとサクセスしている人で。だからなのか、役柄としてもノブはみんなより若いはずなのに、戻ってきてからの態度がちょっと大きくなってましたね(笑)。「アレ? ノブってこんな堂々としてたっけ?」みたいな。

定本 確かに。なんか、ちょっと垢抜けていましたよね?(笑)

髙木 「あの頃は初々しかったのにな~」って。一皮むけたというか、成功者になって戻ってきたノブの、ちょっとした変化も楽しみにしていてください(笑)。


【12/25更新・インタビュー後編に続く】

「映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜」は、2021年12月31日よりイオンシネマほかにて全国公開されます。ほか最新情報は、下記のInformationから公式HP、Twitterなどをご確認ください。

©️「映画演劇 サクセス荘」製作委員会 2021

■和田雅成 高橋健介 黒羽麻璃央 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

■作品概要
タイトル:映画演劇 サクセス荘 〜侵略者Sと西荻窪の奇跡〜
公開日:2021年12月31日(金)イオンシネマほか全国公開
出演:和田雅成 高橋健介 高野洸 髙木俊 黒羽麻璃央 spi 立石俊樹 有澤樟太郎 荒牧慶彦 定本楓馬 玉城裕規 寺山武志 小西詠斗 唐橋充 ※劇中部屋番号順
佐藤流司 北園涼 橋本祥平 北村諒
原案・プロデュース:松田誠(ネルケプランニング)
脚本:徳尾浩司 川尻恵太(SUGARBOY) ニシオカ・ト・ニール
監督:川尻恵太(SUGARBOY)
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京) 井口晴之(テレビ東京) 中川亜佐子(テレビ東京) 牧田麻由子(テレビ東京) 芦田政和(ジャンプコーポレーション)
制作:テレビ東京 ジャンプコーポレーション
配給:イオンエンターテイメント

≪公式HP≫
https://www.tv-tokyo.co.jp/success_soum/
≪公式Twitter≫
@tx_success_sou
≪公式ブログ≫
https://ameblo.jp/success-sou-blog/

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