高橋健介・島太星・井澤巧麻(ウィル役)&萩谷慧悟・吉高志音・木原瑠生(マイク役)がトリプルキャスト!6人がそれぞれの二人芝居を紡ぐ、ミュージカル『GIRLFRIEND』公開舞台稽古レポートUP!6/14開幕

ミュージカル『GIRLFRIEND』が、2024年6月14日より東京・シアタークリエにて上演されます。
90年代の"パワーポップ"(※ロックの形態の一つ)シーンの中で、最も輝いたアメリカのシンガーソングライター、マシュー・スウィート氏が'91年に発表したCDアルバム『GIRLFRIEND』。乙女心をくすぐる甘く切ないメロディー且つ、パワフルなサウンドで90年代を代表するアルバムとして、高い評価を得ました。

この時代を象徴するアルバムをベースにし、ネブラスカ州の小さな町を舞台に、ミックステープがつなぐ甘酸っぱいポップでロックなジュークボックスミュージカルがシアタークリエで日本で初めて上演されます。

脚本家のトッド・アーモンド氏はこの男性から女性に向けた歌詞に自身の経験を織り交ぜ、まるで作品のために描かれた楽曲と感じさせるほど、見事に融合させたミュージカルに仕立てているそう。たった二人の役者のみで構成された世界は、自身の経験を重ねながら作品へと没入し、青春時代の初恋を思い出すように二人の距離感に共感・心を揺さぶられる作品です。
(左から)井澤巧麻さん、島 太星さん、高橋健介さん、萩谷慧悟さん、吉高志音さん、木原瑠生さん
演出にはストレートプレイをはじめ、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ファインディング・ネバ―ランド』などミュージカル作品の演出も手がける演劇界注目の演出家、小山ゆうな氏。

ウィル役(トリプルキャスト)を高橋健介さん、島 太星さん、井澤巧麻さん。マイク役(トリプルキャスト)を萩谷慧悟さん、吉高志音さん、木原瑠生さんが努めます。

スマートボーイズでは5月28日に上演に先駆け実施された、公開舞台稽古稽古の模様と高橋健介さん、島 太星さん、井澤巧麻さん、萩谷慧悟さん、吉高志音さん、木原瑠生さん、翻訳・演出の小山ゆうな氏のコメントをお届けいたします。

【ストーリー】
ネブラスカ州の田舎町で学校に馴染めないウィルと、野球部でスポーツ万能、友人たちからも人気のあるマイク。
マイクはすでに大学進学が決まりネブラスカを離れることになっている。
しかし、ウィルは自分が何をしたいのか見えないまま悩んでいた。
今まで接することのなかった二人だが、高校卒業時にマイクがウィルに渡したミックステープをきっかけに交流が始まる。
ウィルは両親が離婚し母子家庭になり、マイクは父親の圧力で進路が決められている。
一緒に過ごすうちに、二人でいる時間は自分らしくいられることにお互い気づき、距離が縮まっていく二人。
マイクが大学進学のためリンカーンへと旅立つ直前、ウィルはマイクに手紙を書くが野球部のメンバーに見つかってしまう。
取り乱したウィルはそのままマイクと距離を置いてしまうが、二人の運命は音楽で繋がっていた―

【公開舞台稽古稽古】
■『Reaching Out』
ウィル:井澤巧麻さん&マイク:木原瑠生さん
井澤巧麻さん
木原瑠生さん
■『GIRLFRIEND』
ウィル:高橋健介さん&マイク:萩谷慧悟さん
高橋健介さん
萩谷慧悟さん
■『We’re the Same』
ウィル:島太星さん&マイク:吉高志音さん
島太星さん
吉高志音さん
【コメント】
共通質問
①楽曲を披露した感想
②出演が決まった際の感想や意気込み
③皆さんにとって音楽とは?
高橋健介さん
①稽古場にこれだけの人がいることはあんまりないので、ちょっと緊張しましたけれども楽しくやらせていただきました。

②東宝さんや、シアタークリエさんで上演される作品ってベテランの方が出てるイメージがあったので、全員が東宝さんの舞台作品に初出演ってすごいチャレンジだし、これをしっかり成功させて次に繋げたいと思いました。

③今日初めてお客様に見てもらって、俺たちで2人で楽しんでんだから、"そんな見んなよ"っていう気持ちになりました。音楽って人と楽しむものもあるんだけど、この限られた空間でお互いで楽しむものでもあって。観に来てくださいっていうよりは、覗き見しに来てくださいっていう感覚です。
萩谷慧悟さん
①マシュー・スウィートさんのアルバム『GIRLFRIEND』の楽曲が、ミュージカル化するにあたって、いろんなアレンジが加わっていて。その中でも僕たちは楽しいシーンを披露させていただきました。音楽が好きな2人が、音楽を楽しんでいる姿も見せられていたらと思います。

②ミュージカルに興味があって、役者人生の中でやりたいなと思っていたタイミングでこの話をいただいたので、ありがたいなと思いました。2人芝居、トリプルキャストどちらも初めてで、シアタークリエは自分の中で特別な会場なので今回挑戦できることをすごく嬉しく思ってます。

③音楽っていろんなジャンルやルーツがあって、その人の趣味趣向が反映されていて。音楽を通して、コミュニケーションを取れるツールだと思います。
島太星さん
①素晴らしくて、心に響いて、6人とも違うので、何回でも楽しめる舞台だと思いますので、楽しみにしていただけたら。

②素晴らしいキャストの皆さんと、演出の小山さんと作品を作れる、夢のような体験をさせていただいています。作品を通して新しい発見だったり、まだまだ人生っていろんな楽しいことがあるんだなって、希望が持てました。

③会話が本当に苦手で。喋るよりも歌う方が伝えやすくて、歌はコミュニケーションツールの一つでもあって、僕の中ではすごい大切なものです。
吉高志音さん
①披露した『We’re the Same』は、ウィルとマイクの距離が縮まる楽曲で、素敵なシチュエーションの中歌うんですけれども、作品の中でもキーになるシーンだと思います。

②シアタークリエさんに立てることもすごい嬉しいですし、実際に今稽古を重ねていく中で、2人の中で濃い時間が流れていて。今回挑戦が多いんですけど、甘酸っぱい青春の中に、高校生2人の生っぽい空気感を、ぜひ劇場で体験してほしいなと思います。

③人と人が繋がる1個のなツールでもあって。僕も音楽・歌が大好きっていう思いで、ここまで来れたような、どこか不思議な力を持っているものです。
井澤巧麻さん
①トップバッターかつ、『Reaching Out』はウィルから始まるので緊張したんですけど、マイク役の瑠生と一緒に練習してきたので、お互いを信頼しながらやり切ることができました。曲がどれもすごく素敵ですし、ペアによっても全然色が違うので、何回来ても楽しんでいただける舞台になってると思います。稽古は大詰めの段階に入ってまして、こっから本番に向けていいものができるようにみんなで頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

②出演が決まった時は本当に信じられなくて。東宝さんで、シアタークリエで、2人芝居ということで、嬉しかったのと同時に、すごいプレッシャーも感じました。音楽が好きで、元々バンドをやっていたこともあって、今回ロックやポップな曲がいっぱいあるので、挑戦するのにいい舞台だなと思いました。稽古で毎日頭パンクしそうになりながらも、今後の人生や俳優としても財産になる時間だなと思っていますので、この舞台を座組のみんなで必ずいい形で成し遂げたいなと思っております。

③自分の人生の大事なタイミングにはいつも音楽がありました。高校に進学した理由も、軽音楽部が盛んな学校で選んで、そこで将来音楽をやろうと思って東京に出てきて。音楽を通して、いろんな人と繋がったり、コミュニケーションを取ってきたので、自分にとってかけがえのないものです。
木原瑠生さん
①いわゆる未来のスターたちがここに並んでらっしゃるので、そこに混ぜていただけてすごく嬉しいなと思っております。巧麻くんと一緒に『GIRLFRIEND』を作り上げていけたら。

②この作品が決まる直前ぐらいに、シアタークリエで舞台を見に行かせていただいていて。あそこでやれるのかという嬉しさと同時に、不安もありました。多分今後の人生を左右する作品になるんじゃないかなと思っておりますので、頑張りたいなと思っております。

③今まで生きてきた中で、大事なタイミングには必ず音楽があって。これからどれだけ年を取っても音楽をやっていたいなと思うし、これからも自分の身についてくるものだと思うので、命ぐらい大切なものです。
翻訳・演出の小山ゆうな氏
――オファーが来た際の心境

プロデューサーの江尻(礼次朗)さんが、最初の企画書の段階で、どういうカラー見せたいか明確な作品で、どこに向かえばいいかっていうことがとてもはっきりしているなっていう印象を覚えました。シアタークリエで新しいことやりたいっていう、プロデューサーの思いがこのキャスティングにも現れてるのかなと思います。

――小山さんから見て、6人それぞれの印象は?

それぞれ全然違っていて、得意なこともみんな違うんです。ある種ライバルでもあると思うんですけど、彼らのすごいところは、シャットアウトするのではなく、お互いにフォローしあって、相乗効果でどんどんみんな良くなるところです。

(井澤)巧麻くんは、すごい真面目なんですよ。誠実な部分と、キャラクターが重なり合って、稽古も1回言ったことを次には改良してどんどん積み上げていってくれる安心感があります。
島くんはムードメーカーで、穏やかで、ユーモアがあって、キラキラしてます。
高橋さんは引き出しがいっぱいあるので、実際に稽古をして、こういう風に見せたいって言うと、どんどん提案をしてくれます。
萩谷さんはギターもダンスも上手で、誰よりも転換を全部把握していたり、振り付けのアイディアを出してくれるので、おかげで稽古が早く進みます。素晴らしいです。
吉高さんと最初に会った時にウィルっぽいイメージがありました。稽古着からアメリカンな感じで来ていて、そういうこともこだわって作っています。
木原さんは、息子が『魔進戦隊キラメイジャー』のファンでずっとTVで見ていて。このセリフでこの表現するんだと思う瞬間がたくさんあって。今は別の公演の本番中でお忙しいんですけど、稽古でハッとするアイデアがたくさん出てくると思っています。


以上、公開舞台稽古レポートをお届けしました。

ミュージカル『GIRLFRIEND』は、6月14日~7月3日まで東京・シアタークリエにて上演されます。公演詳細についてはInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
ミュージカル『GIRLFRIEND』
2024年6月14日(金)~7月3日(水) シアタークリエ

【出演】
高橋健介/島 太星(NORD)/井澤巧麻(トリプルキャスト)
萩谷慧悟(7ORDER)/吉高志音/木原瑠生(トリプルキャスト)

バンド
Keyboard/Conductor/透明図鑑
Drums/岡本健太
Bass/河野安記
Guitar/中村芽依

【脚本】トッド・アーモンド
【作曲・作詞】マシュー・スウィート

【翻訳・演出】小山ゆうな

【製作】東宝

【チケット】
11,500円(税込・全席指定)
GF meets U25チケット(引換券)5,000円
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/girlfriend/
イープラス:https://eplus.jp/girlfriend-t/
ローソンチケット:https://l-tike.com/girlfriend
CNプレイガイド:http://www.cnplayguide.com/girlfriend/
セブンチケット:http://7ticket.jp/sp/crea

《公式サイト》
https://www.tohostage.com/girlfriend/
《公式X》
@toho_stage
《公式Instagram》

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