【ソリエボSP】和田琢磨&染谷俊之が語る、「愛おしくも憎らしい」ものとは?共演の廣野凌⼤・横⽥⿓儀との撮影現場エピソードも!4/1スタートのドラマ『Solliev0』インタビュー特集・後編UP

和田琢磨さんと染谷俊之さんがW主演を務める、舞台連動企画・TVドラマ『Solliev0(ソッリエーヴォ)』が2024年4月1日(月)23:30よりテレビ神奈川(tvk)にてスタートします。

スマートボーイズでは、異母兄弟として兄・天⽉冬真役を演じる和⽥さんと、弟・天⽉春陽役を演じる染谷俊之さんにインタビュー。これまでにも多く共演してきた二人に、改めて“兄弟役”として見たお互いへの印象や、撮影でのエピソードを語っていただきました。
本記事では、そのインタビュー後編をお届けいたします。
和田琢磨さん(写真右)&染谷俊之さん(写真左)が語る、「愛おしくも憎らしい」ものとは?
■ドラマ『Solliev0』
天⽉冬真 役:和⽥琢磨さん & 天⽉春陽 役:染⾕俊之さん インタビュー


【インタビュー後編】 (前編はこちら)
――お二人は今までにも共演作が多く、例えば“戦いの仲間”や、“漫才コンビの相方同士”など、作品ごとに違った関係性を演じていらっしゃいますが、作品内での関係性によって、その現場でのお二人にも変化があったりしますか?

染谷俊之(以下、染谷) どうなんでしょう? 僕たちの場合、特に変わらないからお互いにやりやすいのもあるんじゃないですかね?

和田琢磨(以下、和田) そうですね。そんなに意識したことはないかも。

染谷 あ、だけどやっぱり『カミシモ』(ドラマ・舞台『あいつが上⼿で下⼿が僕で』シリーズ)の時はコメディ作品だったので、もっと明るく接せられたんですけど、このドラマでは結構重いシーンもあった分、あんまり合間でもふざける感じじゃなかったかな。

和田 あぁ、確かに。役の関係性というより、作品全体のカラーによって変わる部分はあるかもね。今回も和やかではあったけど、笑いを取るとかそういうことではなかったかな(笑)。
天⽉冬真 役の和⽥琢磨さん
天⽉春陽 役の染⾕俊之さん
――そんなお二人の関係性は、例えば“役者仲間”、“ライバル”、“友達”といったように色んな言葉でも表せるかと思いますが、ご自身ではどんな言葉がピッタリだと思いますか?

染谷 う~ん。僕からは、“二つ上の先輩”って感じもありつつ、“相方”もありつつ、ですかね。でも、“仲間”と言われてもしっくりくるし、一つに決めるのはちょっと難しい!
もちろん“ライバル”だと思っている部分もあって、やっぱり『カミシモ』の時なんかは、撮影中に琢磨くんが面白いことをやると悔しいんですよ! 「うわ、そうきたか!」ってなるんですよね。で、自分もちょっと面白いことができると、「どうだ!」と思ったりして(笑)。

和田 アハハ! それはこっちも同じだよ(笑)。色んな側面を知っているだけに、この関係を一つの言葉で括るのは難しいかもしれないですね。

――では、お互いのことを「お兄ちゃんっぽい」「弟っぽい」と感じたことはないですか?

和田・染谷 (お互いに顔を見合わせて) あるかなあ~?

染谷 このドラマの撮影中は「お兄ちゃんっぽいな」と思っていたんですけど、今は撮影が終わっちゃって。で、この春は MANKAI STAGE『A3!』という舞台作品でも共演するんですけど、それはまた違った形での“家族”でもあって、それが終わったら、今度は『カミシモ』のドラマでまた“相方”になるという(笑)。それぐらい共演作が続くんですけど、どんどん関係が変わっていくから、素顔の琢磨くんに対してはあんまりお兄ちゃんっぽさは感じていないですね。
――和田さんからは、染谷さんに対して弟的なかわいらしさを感じたことはないですか?

和田 う~ん。僕がちょっとボケたり、ふざけてみたりとかすると、ちゃんと拾ってくれて……って、これは相方か(笑)。

染谷 それは弟の仕事ではないですね(笑)。

和田 あとドラマの休憩室とかで、僕が行くとスッと場所を開けてくれたりして……。

染谷 それ、後輩じゃない?(笑)

和田 じゃあ撮影以外で、“弟っぽい仕草”って何ですか!!(笑) 作品中はもちろん弟として見ていたけど、“弟っぽさ”って何だろうね?

染谷 アハハ! 改めて考えると難しいっすね(笑)。

和田 仕事で一緒にいる年下って言うと、やっぱり“後輩”になっちゃうのかもしれないです。
――共演キャストの中では、特にレストラン『Solliev0』で一緒に働く、九条虎太郎役の廣野凌⼤さん、北条 空役の横⽥⿓儀さんとのシーンが多かったのではないかと思いますが、お二人への印象はいかがでしょうか?

染谷 あ、そう言われてみると廣野くん! 彼こそ、「これが“弟っぽさ”なんだな」って思いました。

和田 僕も今、全く同じことを考えていました(笑)。

染谷 ちょっとヤンチャっぽい雰囲気もあって、僕たちから見ると可愛いんですよね。
今回、廣野くんはアーティストとしてドラマのエンディングテーマも担当してくれているんですけど(Bimi「Safe Haven」)、その曲ができた時に「ちょっと聴いてくださいよ」って、ヘッドホンを持って僕たちに聞かせに来てくれて。隣でこうやって歌詞カードを見せながら、最後までね、聴いているのを見ているんですよ。

和田 僕たちの反応を待っていてね。あいつ、可愛いよな(笑)。

染谷 そんなの、たまんないですよね。本当に可愛くって!(笑)
――お二人にとっては、和田さんが兄、染谷さんが弟で兄弟というよりも、お二人がお兄ちゃんで、廣野さんを弟のような気持ちで見ていた、と。

染谷 そうですね。それでいて龍儀にもまた、違った弟っぽさがあるんですよ! 龍儀はまじめで礼儀正しいんだけど、ちょっと抜けている部分とか、意外と世間のことを知らない部分もあったりして。そういうところを「こいつ、可愛いな」と思っちゃいます。

和田 そうそう。龍儀くんも、廣野くんとはタイプの違ったもう一人の弟、みたいな感じでしたね。僕たちとは年齢も少し離れているので、兄組の二人と弟組の二人で四人兄弟、っていうのが一番しっくりくるかもしれないです。

――ここからは、作品にかけた質問を。このドラマでは兄弟の愛憎劇が描かれますが、お二人にとって「愛おしくも憎らしい」、どちらの側面も持つようなものを挙げるとしたら何でしょうか?

染谷 僕は、ガソリンの匂い! ずっと嗅いでいたらきっとヤダなって思う気がするんですけど、あの匂いが好きなんですよね。「うっ」ってくる感覚もあるんですけど、クセになるというか、つい嗅ぎたくなっちゃう。
――街中を歩いている時も、ガソリンスタンドがあるとつい気になっちゃう?

染谷 そうなんですよ! あの、ツーンとくる匂いが好きで嗅いじゃいますね。結構共感してもらえることが多いんですけど、琢磨くんも分かります?

和田 僕も車好きだから、その感覚なら分からなくはないかも。

染谷 僕はあともう一つあって、なんだっけ……あの、ベトナムの草みたいな?

和田 パクチー?

染谷 それ、パクチー! 少量だとすごくおいしいし、香りもいいなって思うんですけど、ある量を超えたところから「うわっ」ってなるんですよね(笑)。でも食べたい!

和田 あ~、それも分かる!! 僕の場合は、挙げるとしたら父ですかね。僕は反発して東京に出てきたので……今は父のことを好きですし、尊敬していますけど、すごく喧嘩した時もあって。家族だからこそ、大切でありながらも、ちょっとだけ疎ましい瞬間もある。この複雑な気持ちが、僕にとっての「愛おしくも憎らしい」ですね。
――様々なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。それでは最後に、ドラマを楽しみにしている皆さんに向けてメッセージをお願いいたします。

和田 このドラマは一話ずつ見ていただいても楽しめるようにエピソードが盛り込まれていますが、第一話から最終話を通しての物語の変化もすごく計算されて作られていますので、ぜひ最初から最後まで続けて楽しんでいただきたいですし、その高揚感を持ったまま、舞台にも足を運んでいただけたらなと思っています。

染谷 第一話を見ていただけたら、琢磨くんも言った通り、一話完結でも楽しめる物語になっていると思うんですけれども、回を重ねるごとにどんどん別の作品になっているんじゃないか、と思うぐらいの急展開が待っています。そして最終話には、「なんて終わり方をするんだ」というような衝撃を、きっと皆さんに与えると思います。
その物語が舞台へと続いていくので、ドラマを見て気になった方には舞台もお楽しみいただけたらと思いますし、僕たちも舞台に臨む時にはドラマ撮影で培ったものを持っていける分、さらに素敵な作品を届けられるんじゃないかなと思っています。ぜひ、ドラマと舞台どちらも楽しみにお待ちください!
(インタビュー 了)

【作品紹介】
2024年4月スタートのオリジナルドラマ『Solliev0』は、異母兄弟によるドロドロの愛憎劇。監督は橋本 一氏、脚本は大村仁望氏が務め、舞台『刀剣乱舞』シリーズ等人気作に多数出演し、MANKAI STAGE『A3!』、ドラマ・舞台『あいつが上手で下手が僕で』でも共演する人気俳優、和田琢磨さんと染谷俊之さんがW主演で兄弟役を演じます。
さらに共演には、舞台『鋼の錬金術師』主人公エドワード役等で活躍中の廣野凌大さん、『MANKAI STAGE A3!』佐久間咲也役等の横田龍儀さん、ミュージカル『東京リベンジャーズ』龍宮寺 堅役等の井阪郁巳さん、『チェーンソーマン・ザ・ステージ』岸辺役等の谷口賢志さんが登場!
廣野さんは自身のアーティスト・プロジェクト『Bimi』として、主題歌「Safe Haven」で本作のエンディングテーマも手掛けます。
【ドラマあらすじ】
ドラマ『Solliev0』の舞台となるのは、小さなイタリアンレストラン。異母兄弟の天月冬真(演:和田琢磨)と天月春陽(演:染谷俊之)が、春陽の幼馴染の虎太郎(演:廣野凌大)とその友達、空(演:横田龍儀)と経営している。

小さいながらも隠れた人気レストランであるその店は、料理とは別に来店するお客様の悩みを解決するという、「裏メニュー」があった。

実は弟の春陽は、大企業「天月ホールディングス」の跡取り息子で、父親との約束で30歳になったら家を継ぐことになっていた。期限が過ぎ、父親の秘書、久住楓(演:井阪郁巳)に会社に戻るよう催促される中、父親が病気で余命あと僅かであることが明らかになる。

父親の死期に合わせたかのように、謎の男、新田 司(演:谷口賢志)が接触してくるなど、冬真は今までの兄としての姿から少しずつ変容していく。冬真の本当の目的とは何なのか―。

ドラマ『Solliev0』は2024年4月1日(月)からテレビ神奈川(tvk)にて毎週月曜23:30~放送です。また今作は舞台連動企画として、ドラマに続く物語が舞台で2024年上演予定となっています。
ほか作品に関する最新情報は、下記のInformationより公式HPや公式Xをご確認ください。

■取材写真STAFF
スタイスト:岩田友裕
ヘアメイク:車谷 結
☆Information
■ドラマ『Solliev0』

放送情報:
2024年4月1日(月) テレビ神奈川 毎週月曜23:30~
※放送後1週間、Tverでの配信有

出演:
和田琢磨 染谷俊之
廣野凌大 横田龍儀 井阪郁巳 谷口賢志 ほか

監督:橋本 一

脚本:大村仁望

エンディングテーマ:Bimi『Safe Haven』(EVIL LINE RECORDS)

制作プロダクション:MMC

製作:「Solliev0」製作委員会

≪オフィシャルサイト≫
https://solliev0.com/

≪公式SNS≫
▼X
https://twitter.com/solliev0
▼Instagram
https://www.instagram.com/solliev0

Ⓒ「Solliev0」製作委員会

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