【ソリエボSP】W主演の和田琢磨&染谷俊之が登場!「圧倒的な信頼感がある」「他にはない関係性」と語る二人が異母兄弟を演じる、舞台連動・ドラマ『Solliev0』インタビュー特集・前編UP

和田琢磨さんと染谷俊之さんがW主演を務める、舞台連動企画・TVドラマ『Solliev0(ソッリエーヴォ)』が2024年4月1日(月)23:30よりテレビ神奈川(tvk)にてスタートします。

スマートボーイズでは、異母兄弟として兄・天⽉冬真役を演じる和⽥さんと、弟・天⽉春陽役を演じる染谷俊之さんにインタビュー。これまでにも多く共演してきた二人に、改めて“兄弟役”として見たお互いへの印象や、撮影でのエピソードを語っていただきました。
ドラマ『Solliev0』から、W主演の和田琢磨さん(写真右)と染谷俊之さんが登場!
【作品紹介】
2024年4月スタートのオリジナルドラマ『Solliev0』は、異母兄弟によるドロドロの愛憎劇。監督は橋本 一氏、脚本は大村仁望氏が務め、舞台『刀剣乱舞』シリーズ等人気作に多数出演し、MANKAI STAGE『A3!』、ドラマ・舞台『あいつが上手で下手が僕で』でも共演する人気俳優、和田琢磨さんと染谷俊之さんがW主演で兄弟役を演じます。
さらに共演には、舞台『鋼の錬金術師』主人公エドワード役等で活躍中の廣野凌大さん、『MANKAI STAGE A3!』佐久間咲也役等の横田龍儀さん、ミュージカル『東京リベンジャーズ』龍宮寺 堅役等の井阪郁巳さん、『チェーンソーマン・ザ・ステージ』岸辺役等の谷口賢志さんが登場!
廣野さんは自身のアーティスト・プロジェクト『Bimi』として、主題歌「Safe Haven」で本作のエンディングテーマも手掛けます。
【あらすじ】
ドラマ『Solliev0』の舞台となるのは、小さなイタリアンレストラン。異母兄弟の天月冬真(演:和田琢磨)と天月春陽(演:染谷俊之)が、春陽の幼馴染の虎太郎(演:廣野凌大)とその友達、空(演:横田龍儀)と経営している。

小さいながらも隠れた人気レストランであるその店は、料理とは別に来店するお客様の悩みを解決するという、「裏メニュー」があった。

実は弟の春陽は、大企業「天月ホールディングス」の跡取り息子で、父親との約束で30歳になったら家を継ぐことになっていた。期限が過ぎ、父親の秘書、久住楓(演:井阪郁巳)に会社に戻るよう催促される中、父親が病気で余命あと僅かであることが明らかになる。

父親の死期に合わせたかのように、謎の男、新田 司(演:谷口賢志)が接触してくるなど、冬真は今までの兄としての姿から少しずつ変容していく。冬真の本当の目的とは何なのか―。

■ドラマ『Solliev0』
天⽉冬真 役:和⽥琢磨さん & 天⽉春陽 役:染⾕俊之さん インタビュー

【インタビュー前編】
――ドラマ『Solliev0』では腹違いの兄弟として、W主演を務める和田さんと染谷さん。お二人は他作品での共演も多く、お互いをよく知る仲だと思いますが、最初にこのドラマのお話を聞いた時はどう感じられましたか?

染谷俊之(以下、染谷) 僕は純粋に嬉しかったですね。W主演で、その相手役が琢磨くんならば「ぜひ!」と思いましたし、気負うことなく、きっと素敵な作品が作れるんじゃないかなと感じていました。

和田琢磨(以下、和田) 僕も一緒です。特に去年は、他の共演作でもすごく濃密に過ごしていたのもあって、最初にお話しをいただいた時から「染ちゃんとなら、きっと面白い作品が作れるな」という期待感がすごくありました。
天⽉冬真 役の和⽥琢磨さん
天⽉春陽 役の染⾕俊之さん
――今作はお二人が演じる兄弟の愛憎劇となりますが、今までに共演してきた作品ともまた違った、“異母兄弟”という関係性はいかがでしたか?

染谷 難しい関係性ではありましたけど、そのお兄ちゃん役が琢磨くんで良かったなと思います。僕たちは役柄と同じく実年齢でも二つ違いなので、普段の僕は琢磨くんに対しては敬語を使っているんですよ。そんなに年が離れすぎてもいないけど、ちゃんと僕からは年上として接していたし、他の作品では相方として濃密に過ごした時間もあるから、すごく仲も良いし……という、他にはない関係性が元々あって。
でも、そういえば僕たちって二人で出かけたことはないですよね?

和田 ないね~。

染谷 ただ行ったことがないだけで、いつでも飲みに行ったりはできるんですけどね。

和田 今度行ってみようか。

染谷 ね! 行ってみます?

和田 でも、飲みに行ったらいきなり大ゲンカになったりして(笑)。「なんであの時、あんな芝居したんだよ!」「なんで今言うんだよ! その時に言えよ!」みたいな(笑)。

染谷 アハハ! これぐらいは言い合える仲なので、この二人で兄弟役ができて良かったな、って思います。

和田 僕から見ても“この二人で作るなら”という安心感があったので、撮影現場でも「どうやって演じよう」「こういう関係性を作っていこう」みたいな話し合いは特にせず。何も言わなくても、お互いがお互いを受け入れて、いい形で影響し合って関係性を作っていけるな、という圧倒的な信頼感がありましたね。
――同じレストランで働く仲良し兄弟でありつつも、過去の出来事が二人の関係に影響していることが覗えるシーンもある中で、冬真と晴陽を演じる上ではそれぞれどんなことを意識されていましたか?

染谷 僕が演じる弟の春陽は、兄の冬真のことが大好きで。血が繋がりも半分だけの異母兄弟ではあるんですけど、春陽からはそういうことは感じずに接しているので……春陽として、冬真にどれだけの愛を注げるか。
その愛をどれだけ大きくできるかが、結構このドラマでの肝の部分にもなるなと思ったので、冬真への愛は大切に作っていくように意識していました。

――その分、現場では染谷さんから和田さんへの愛も大きくなっていましたか?

染谷 それはまた、ちょっと別なんですよね~(笑)。やっぱり春陽と僕も、冬真と琢磨くんも全然違いますから。育ってきた境遇も違うし、我々の方がもっとラフな関係です。でも、お互いが死んだら絶対に泣きますね。

和田 泣くね。それはさすがに泣く(笑)。
――和田さんは、兄・冬真としてどんなことを意識して演じられましたか?

和田 冬真はセリフの量こそあまり多くないものの、心に抱えているものはすごく大きいキャラクターで。その分、なるべくセリフがないところでも自分の心情を説明できるように、というのはすごく意識していました。
何を考えているのか、全く分からないようなキャラクターにはなっていないと思います。

――冬真は春陽に対する複雑な感情や、何か裏がありそうな雰囲気を持ったキャラクターかと思いますが、ご自身と近いところもありましたか?

和田 う~ん。「俺、結構裏があるんですよ」って言ったら怖くないですか?(笑)

染谷 でも実際、琢磨くんも裏の顔がありますよね?

和田 いや、なんでだよ! 染ちゃんが言うと本当にあるみたいだろ(笑)。

染谷 ウソウソ、全然ないです!(笑)

和田 とはいえ役者業をしていると、誰に相談するわけでもなく、自分で解決したり、自分で決断していかなきゃいけない場面に遭遇することもあるので……そういう意味では、時には自分や周りに対して残酷になったりすることもあるのかなって。
もちろん理想としてはいつでも明るく楽しく生きられたらいいですけど、そればっかりじゃないところは、もしかしたら冬真と似ている部分なのかもしれないですね。
――染谷さんも春陽について、ご自身と似ているなと感じるところはありますか?

染谷 僕にも兄がいて、小さい頃はかなりのお兄ちゃん子だったんですよ。自分の友達と遊ぶのも好きだけど、お兄ちゃんの友達と遊ぶのがすごく好きで……それは多分、自分よりもちょっと大人っぽいところがカッコいいと思っていたのかな。
そのせいか、僕は今でも後輩よりも先輩といるのが好きだったりしますし、そういうお兄ちゃん子な部分は、春陽と似ているような気がしますね。

――今作では共演キャストに、お二人と同様に舞台でも多く活躍されている方々が揃いましたが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

染谷 キャスト同士もスタッフさんも仲が良かったので、「終わるのが寂しいな」って思うぐらい楽しかったですね。あと本当にありがたいことに、お弁当がおいしかった!

和田 あっ、それは大事!!

染谷 ケータリングに、スタッフさんがいつもホットミールを用意してくださっていて。あとキッチンカーが来てくれた時もあって、元々みんなの仲も良かったのに、おいしいご飯でさらにテンションが上がって、素敵な雰囲気で撮影に取り組めたなと思いますね。
――和田さんも、撮影中の印象に残っていることはありますか?

和田 僕が印象に残っているのは、第一話に登場するある親子の、息子役を演じてくれた子役の男の子のこと。母親の恋人から暴力を受けていて、それを母親のためにずっと我慢している、という繊細な役柄を見事にこなしていて……。このエピソードの最後に、僕がその母親にある言葉をかけて、子どもがお母さんを守ろうとして僕に言い返すんですけど、その瞬間にとてもいい目をしていたんです。
すごく素敵な俳優さんだなと思いましたし、あの目がずっと忘れられなくて。ぜひ、第一話では注目して見ていただきたいです。

――今作はドラマ×舞台連動企画として、ドラマに続く物語が舞台で上演されることが決定していますが、ドラマの撮影中から舞台のことも何か意識されていましたか?

染谷 特にないですよね?

和田 うん。実は、僕たちもまだ舞台での展開を知らないんです。

染谷 もちろん舞台の脚本が先にあったら、ドラマの芝居も「これはこうじゃないですか」って逆算していたと思いますけど、撮影時点で分かっていたのはドラマの脚本だけだったので。そこは逆に、僕たちのドラマの芝居によって舞台が変化することもあるのかなって。

和田 ここはもう、僕らの方に合わせてもらって、ね(笑)。
――物語の中の二人と同様に、この兄弟がどんな結末を迎えるのかは知らずにいた、と。

染谷 そうですね。そこはまだ、考えなくてもいいことだな、とも思いますし。まずはこのドラマだけで面白いと思っていただけなかったら、続きの舞台も見に行きたいってならないですから。「まずはこのドラマを、独立した作品として完成させよう」という思いでやっていたような気がします。

和田 ドラマは一つの作品として楽しんでいただいた上で、この兄弟がどんな結末を迎えるのか……ドラマを見終わったところでまた、皆さんにも改めて予想してみていただきたいなと思います。
(3/15up予定 インタビュー後編に続く)

ドラマ『Solliev0』は2024年4月1日(月)からテレビ神奈川(tvk)にて毎週月曜23:30~放送です。また今作は舞台連動企画として、ドラマに続く物語が舞台で2024年上演予定となっています。
ほか作品に関する最新情報は、下記のInformationより公式HPや公式Xをご確認ください。

■取材写真STAFF
スタイスト:岩田友裕
ヘアメイク:車谷 結

☆Information
■ドラマ『Solliev0』

放送情報:
2024年4月1日(月) テレビ神奈川 毎週月曜23:30~
※放送後1週間、Tverでの配信有

出演:
和田琢磨 染谷俊之
廣野凌大 横田龍儀 井阪郁巳 谷口賢志 ほか

監督:橋本 一

脚本:大村仁望

エンディングテーマ:Bimi『Safe Haven』(EVIL LINE RECORDS)

制作プロダクション:MMC

製作:「Solliev0」製作委員会

≪オフィシャルサイト≫
https://solliev0.com/

≪公式SNS≫
▼X
https://twitter.com/solliev0
▼Instagram
https://www.instagram.com/solliev0

Ⓒ「Solliev0」製作委員会

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