【舞台写真追加】鈴木拡樹「劇場から駅までダッシュしたくなる刺激を」毛利亘宏「お客様も一緒に演劇を作りましょう」劇団少年社中･25周年記念『テンペスト』が本日1/6開幕！矢崎広･井俣太良も登壇の囲み取材を詳細レポート
劇団“少年社中”、25周年の集大成！ 少年社中 25周年記念ファイナル 第42回公演『テンペスト』が、2024年1月6日に東京・サンシャイン劇場にて公演開幕を迎えました。
公開ゲネプロ直前、キャストより鈴木拡樹さん、矢崎 広さん、少年社中の井俣太良さん、そして少年社中の主宰であり本作の脚色・演出を務める毛利亘宏氏が登壇し、公演への思いを語った囲み取材でのコメントをお届けいたします。
公開ゲネプロ直前、キャストより鈴木拡樹さん、矢崎 広さん、少年社中の井俣太良さん、そして少年社中の主宰であり本作の脚色・演出を務める毛利亘宏氏が登壇し、公演への思いを語った囲み取材でのコメントをお届けいたします。
■舞台写真を追加掲載いたしました。
(左から)矢崎 広さん、鈴木拡樹さん、井俣太良さん、毛利亘宏氏
毛利亘宏氏の脚色・演出により、ウィリアム・シェイクスピアの「テンペスト」をモチーフとして、少年社中では4度目のシェイクスピア作品に挑む今作。
キャストには井俣太良さんをはじめとする少年社中の劇団員に加え、鈴木拡樹さん、本田礼生さん、萩谷慧悟さん(7ORDER)、なだぎ武さん、山﨑雅志さん(劇団ホチキス)、鈴木勝吾さん、矢崎 広さんと、少年社中に縁深いキャストから初めましての新たな魅力溢れるキャストまで、豪華メンバーが集結！
また＜日替わり出演者＞として、各公演に少年社中に縁のある俳優があるシーンに登場し、25周年ファイナルを彩るというスペシャルな試みも実施されます。
【公開ゲネプロ 舞台写真】
25周年を迎えた劇団＜虎煌遊戯＞による公演『テンペスト』で、ある男の復讐が始まる
公演本番と舞台裏で忙しい劇団員たちには、複雑な過去と人間関係があり……
かつて劇団を追放された男・ギンが劇場に現れ、劇団員たちはその企みを警戒する
オーディションで抜擢され、『テンペスト』でエアリアルを演じる新人俳優の正体とは？
ギンとある契約を結び、復讐の道具として劇団にやってきた新人俳優・ラン
舞台上では『テンペスト』の物語が進むが、ランたちによって物語が乱されていく
看板役者のカグラは、必死に舞台の主導権を取り戻そうとするが……
舞台のカバーに飛び出した劇団員・ヒナタにも、不思議なできごとが
劇団をけん引してきた看板役者同士にも、隠されていた本音が……
はたして舞台『テンペスト』、そして＜虎煌遊戯＞の行方は
【囲み取材レポート】
――まずは初日を迎える今の心境と、本作への意気込みをお聞かせください。
鈴木拡樹(以下、鈴木) 新年一発目の公演になりますので、皆様にとっても明るい話題の提供となる作品にしたいと思います。観劇してくださった皆様が「新年初の観劇、楽しかったよ」ってツイート……今はツイートじゃないか(笑)、ポストしてくださることを目標にしたいなと思います。こういう明るい話題で、日本中が賑やかになってくれたらこの公演もやっている意味があるなと思いますし、また今回は(少年社中の)25周年記念ということで、少年社中を祝うために我々は集まったと言っても過言ではありませんので、全身全霊で祝って、これから先の30周年、40周年、50周年と続くようにプレッシャーをかけつつ(笑)、臨ませていただきたいと思います。
鈴木拡樹(以下、鈴木) 新年一発目の公演になりますので、皆様にとっても明るい話題の提供となる作品にしたいと思います。観劇してくださった皆様が「新年初の観劇、楽しかったよ」ってツイート……今はツイートじゃないか(笑)、ポストしてくださることを目標にしたいなと思います。こういう明るい話題で、日本中が賑やかになってくれたらこの公演もやっている意味があるなと思いますし、また今回は(少年社中の)25周年記念ということで、少年社中を祝うために我々は集まったと言っても過言ではありませんので、全身全霊で祝って、これから先の30周年、40周年、50周年と続くようにプレッシャーをかけつつ(笑)、臨ませていただきたいと思います。
鈴木拡樹さん
矢崎 広(以下、矢崎) 新年一発目に公演ができること、そしてお客さんに会えることを本当に楽しみに、年末から稽古をしておりました。今回、25周年を迎える少年社中を祝うべく集まったメンバーですので、新年、そして25周年というダブルめでたい気持ちを皆さんに届けて、演劇の力でたくさんの人に力を与えられるように頑張りたいなと思います。
矢崎 広さん
井俣太良(以下、井俣) (能登半島の地震により)悲しいスタートとなってしまいましたけれども、我ら演劇人は真っ直ぐなエンターテインメントをお届けして、皆様のこの悲しみを吹き飛ばすことしかできません。堂々と、自分たちの信じたエンターテインメントで、悲しみを少しでも払拭できるような作品にできればと思っています。
劇団としては、今回、＜虎煌遊戯＞という架空の劇団が出てくるんですけれども、この1ヶ月間は、25年やってきた中でもゆかりのある俳優さんたちと演劇をお届けできることが本当に嬉しく、新しい劇団を作るつもりで稽古をしてまいりましたので、そういった期間も含めて、新しい少年社中をお見せできるのではないかなと思っております。ぜひ、ご期待いただければ。
劇団としては、今回、＜虎煌遊戯＞という架空の劇団が出てくるんですけれども、この1ヶ月間は、25年やってきた中でもゆかりのある俳優さんたちと演劇をお届けできることが本当に嬉しく、新しい劇団を作るつもりで稽古をしてまいりましたので、そういった期間も含めて、新しい少年社中をお見せできるのではないかなと思っております。ぜひ、ご期待いただければ。
井俣太良さん
――少年社中の主催でもある毛利さんからは、本作にかける思いをお願いいたします。
毛利亘宏氏(以下、毛利) 本作はシェイクスピアの『テンペスト』を下敷きに、架空の劇団の＜虎煌遊戯＞が織りなす人間模様による群像劇となっております。我々が25年間、少年社中として活動してきた思いと、今できる全てを投入してきた作品です。“25周年ファイナル”とは銘打っておりますが、ここから先のスタートでもあると考えてこの作品をお送りしたいと思っておりまして、少年社中はこれからまだ5年、10年……15年となると、また皆さん偉い年になってきますが(笑)、命尽きるまで演劇に尽くしていきたい、演劇を作り続けたいと気持ちを新たにする公演となっておりますので、ぜひとも皆さんの目でご覧いただければと思います。
毛利亘宏氏(以下、毛利) 本作はシェイクスピアの『テンペスト』を下敷きに、架空の劇団の＜虎煌遊戯＞が織りなす人間模様による群像劇となっております。我々が25年間、少年社中として活動してきた思いと、今できる全てを投入してきた作品です。“25周年ファイナル”とは銘打っておりますが、ここから先のスタートでもあると考えてこの作品をお送りしたいと思っておりまして、少年社中はこれからまだ5年、10年……15年となると、また皆さん偉い年になってきますが(笑)、命尽きるまで演劇に尽くしていきたい、演劇を作り続けたいと気持ちを新たにする公演となっておりますので、ぜひとも皆さんの目でご覧いただければと思います。
毛利亘宏氏
――今回、初めて少年社中をご覧になるお客様もいらっしゃるかと思いますが、改めて少年社中とはどんな劇団であるか、毛利さんからご紹介ください。
毛利 私たちは25年前、早稲田演劇研究会として、早稲田構内にあるアトリエで産声をあげました。その頃からずっと大事にしていることは、“観終わった後に、駅まで走って帰りたくなるような演劇”、これを我々が目指す演劇としてやってきております。(サンシャイン劇場から)池袋駅まで走ろうとするとそこそこな距離はあると思うんですが(笑)、そこまで全力で走れるくらいのパワーを皆さんにお渡しできればなと思っておりますので、ぜひ走っていただければ！(笑)
――キャストの皆さんから、稽古場での印象的なエピソードがあればお聞かせください。
鈴木 我々が稽古をしている中、日々違った日替わりゲストさんもいらっしゃって、「久しぶり～！」となったんですが、僕はゲストの方ともほぼ知りあいで！ こんなにみんなも、少年社中と関わっているんだなと改めて感じましたね。
矢崎 今回は劇団のお芝居ということで、「シアターゲーム」という演劇のためにゲーム感覚で行うアクティングを持ち込んでやってきたんですが、僕の役柄は劇団のリーダー格なので、一から＜虎煌遊戯＞という劇団を作るつもりで率先してやらせていただきました。
僕も15年くらい関わらせてもらっていて、少年社中の皆さんのことはよく知っているつもりでしたが、そのゲームを通して劇団の皆さんのドジっぽい、可愛らしいところもたくさん見えて(笑)。知らないところもまだまだあるな、と思いました。
井俣 僕は今回、劇団を追われ、復讐心を抱いてこの劇場にやってくるギンという男を演じていますが、さっき広が言ったようなシアターゲームや、僕らが大学の研究会の新人歓迎会でやった身体トレーニングとかも一緒にやったりして、何といいますか……あの時の熱くほとばしるような稽古を皆さんにも体験していただいて。「こういうこと、あったよね」っていう風に、皆さんとの共有体験が板の上にも乗ればいいかなと、すごく昔のことを思い出すような気持ちでやらせていただきました。
毛利 私たちは25年前、早稲田演劇研究会として、早稲田構内にあるアトリエで産声をあげました。その頃からずっと大事にしていることは、“観終わった後に、駅まで走って帰りたくなるような演劇”、これを我々が目指す演劇としてやってきております。(サンシャイン劇場から)池袋駅まで走ろうとするとそこそこな距離はあると思うんですが(笑)、そこまで全力で走れるくらいのパワーを皆さんにお渡しできればなと思っておりますので、ぜひ走っていただければ！(笑)
――キャストの皆さんから、稽古場での印象的なエピソードがあればお聞かせください。
鈴木 我々が稽古をしている中、日々違った日替わりゲストさんもいらっしゃって、「久しぶり～！」となったんですが、僕はゲストの方ともほぼ知りあいで！ こんなにみんなも、少年社中と関わっているんだなと改めて感じましたね。
矢崎 今回は劇団のお芝居ということで、「シアターゲーム」という演劇のためにゲーム感覚で行うアクティングを持ち込んでやってきたんですが、僕の役柄は劇団のリーダー格なので、一から＜虎煌遊戯＞という劇団を作るつもりで率先してやらせていただきました。
僕も15年くらい関わらせてもらっていて、少年社中の皆さんのことはよく知っているつもりでしたが、そのゲームを通して劇団の皆さんのドジっぽい、可愛らしいところもたくさん見えて(笑)。知らないところもまだまだあるな、と思いました。
井俣 僕は今回、劇団を追われ、復讐心を抱いてこの劇場にやってくるギンという男を演じていますが、さっき広が言ったようなシアターゲームや、僕らが大学の研究会の新人歓迎会でやった身体トレーニングとかも一緒にやったりして、何といいますか……あの時の熱くほとばしるような稽古を皆さんにも体験していただいて。「こういうこと、あったよね」っていう風に、皆さんとの共有体験が板の上にも乗ればいいかなと、すごく昔のことを思い出すような気持ちでやらせていただきました。
――本作を経て、少年社中のこれからにどんな未来が見えているのかお聞かせください。
毛利 今回はこれだけのゲストの皆さんとご一緒していますが、拡樹も矢崎も舞台に最初に立ち始めた頃から一緒にやってきて、「ここまで大きな役者に成長したのか」と、本当にひしひしと感じています。彼らを見てもっと自分が頑張らなきゃと思う瞬間、ものすごく刺激を与えてくれる瞬間がたくさんありますし、とにかく誠実に演劇と向き合って、自分を鍛えて、また25年後にはお互いどうなっているのか。こうして演劇的な輪が大きくなっていたら、少年社中にも続けていく意義もあると思いますし、頑張っていきたいなと思います。
毛利 今回はこれだけのゲストの皆さんとご一緒していますが、拡樹も矢崎も舞台に最初に立ち始めた頃から一緒にやってきて、「ここまで大きな役者に成長したのか」と、本当にひしひしと感じています。彼らを見てもっと自分が頑張らなきゃと思う瞬間、ものすごく刺激を与えてくれる瞬間がたくさんありますし、とにかく誠実に演劇と向き合って、自分を鍛えて、また25年後にはお互いどうなっているのか。こうして演劇的な輪が大きくなっていたら、少年社中にも続けていく意義もあると思いますし、頑張っていきたいなと思います。
――最後に注目のポイントを交えて、鈴木さん、毛利さんから観客へのメッセージをお願いします。
鈴木 今作はシェイクスピアの『テンペスト』を題材としており、嵐を巻き起こす物語でもありますので、壮大な嵐をこの劇場にも起こしたいと思います。その刺激を受け取って帰っていただきたい、それにふさわしい刺激の連続の作品になっていますので、皆さんぜひ、観終わった後は池袋駅までダッシュで帰っていただけるように(笑)。僕たち自らも走っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします！
毛利 本作は先ほど申しましたように、＜虎煌遊戯＞という劇団が、ここサンシャイン劇場で『テンペスト』を上演する、というお話になります。ですので、お客様全員もこの物語に直接関わる人物として参加していただく、そんな気持ちでご覧いただけたら。我々と一緒に演劇を作る、そういう体験を心から楽しんで……「僕らと一緒に、すごい芝居を作りましょう！」という言葉を、皆さんに送りたいと思います。
鈴木 今作はシェイクスピアの『テンペスト』を題材としており、嵐を巻き起こす物語でもありますので、壮大な嵐をこの劇場にも起こしたいと思います。その刺激を受け取って帰っていただきたい、それにふさわしい刺激の連続の作品になっていますので、皆さんぜひ、観終わった後は池袋駅までダッシュで帰っていただけるように(笑)。僕たち自らも走っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします！
毛利 本作は先ほど申しましたように、＜虎煌遊戯＞という劇団が、ここサンシャイン劇場で『テンペスト』を上演する、というお話になります。ですので、お客様全員もこの物語に直接関わる人物として参加していただく、そんな気持ちでご覧いただけたら。我々と一緒に演劇を作る、そういう体験を心から楽しんで……「僕らと一緒に、すごい芝居を作りましょう！」という言葉を、皆さんに送りたいと思います。
スマートボーイズでは本作のキャストより、鈴木拡樹さん×矢崎 広さん×本田礼生さん によるインタビュー特集も掲載中！ こちらも観劇前にお楽しみ下さい。
■鈴木拡樹さん×矢崎 広さん×本田礼生さん インタビュー特集
少年社中 25周年記念ファイナル 第42回公演 『テンペスト』は、東京公演が2024年1月6日～21日までサンシャイン劇場にて上演中、続いて大阪公演が2024年1月25日～28日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演されます。ほか公演概要・最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
■少年社中 25周年記念ファイナル
第42回公演 『テンペスト』
原作：ウィリアム・シェイクスピア
脚色・演出：毛利亘宏
日程・会場：
<東京公演> サンシャイン劇場 2024年1月6日(土)～21日(日)
(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館4階)
<大阪公演> 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 2024年1月25日(木)～28日(日)
(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)
出演：
井俣太良 大竹えり 田辺幸太郎 長谷川太郎 杉山未央 山川ありそ 内山智絵 川本裕之
鈴木拡樹 本田礼生 萩谷慧悟(7ORDER) なだぎ武 山﨑雅志(劇団ホチキス) 鈴木勝吾 矢崎広
＆ 日替わり出演者
(日替わり出演者の詳細は、公式サイトをご確認ください)
チケット情報：一般発売中 <全席指定> ※未就学児入場不可
一般：9,500円(税込)
U-19：2,000円(税込 19歳以下枚数限定)
社中ありがと割：8,500円(税込)
★公演Blu-ray 2024年7月10日発売決定！
企画・製作：シャチュウワークス・東映
お問合せ：少年社中
(〒164-0001 東京都中野区中野5-24-18 クロス・スクエアNAKANO 804)
MAIL：info@shachu.com TEL：03-3228-4998
≪公演特設HP≫
http://www.shachu.com/tempest/
≪少年社中公式HP≫
http://www.shachu.com/
≪少年社中公式X(旧Twitter)≫
@shonen_shachu
■鈴木拡樹さん×矢崎 広さん×本田礼生さん インタビュー特集
少年社中 25周年記念ファイナル 第42回公演 『テンペスト』は、東京公演が2024年1月6日～21日までサンシャイン劇場にて上演中、続いて大阪公演が2024年1月25日～28日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演されます。ほか公演概要・最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
■少年社中 25周年記念ファイナル
第42回公演 『テンペスト』
原作：ウィリアム・シェイクスピア
脚色・演出：毛利亘宏
日程・会場：
<東京公演> サンシャイン劇場 2024年1月6日(土)～21日(日)
(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館4階)
<大阪公演> 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 2024年1月25日(木)～28日(日)
(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)
出演：
井俣太良 大竹えり 田辺幸太郎 長谷川太郎 杉山未央 山川ありそ 内山智絵 川本裕之
鈴木拡樹 本田礼生 萩谷慧悟(7ORDER) なだぎ武 山﨑雅志(劇団ホチキス) 鈴木勝吾 矢崎広
＆ 日替わり出演者
(日替わり出演者の詳細は、公式サイトをご確認ください)
チケット情報：一般発売中 <全席指定> ※未就学児入場不可
一般：9,500円(税込)
U-19：2,000円(税込 19歳以下枚数限定)
社中ありがと割：8,500円(税込)
★公演Blu-ray 2024年7月10日発売決定！
企画・製作：シャチュウワークス・東映
お問合せ：少年社中
(〒164-0001 東京都中野区中野5-24-18 クロス・スクエアNAKANO 804)
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