【ミュージカルジョジョSP】松下優也「切磋琢磨して､楽しみながら取り組みたい」有澤樟太郎「原作の魅力を舞台で届けられたら」ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』インタビュー【撮り下ろしフォトギャラリー付き】
ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』が、2024年2月より東京・帝国劇場を皮切りに、北海道・兵庫にて上演されます。
原作は、シリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る荒木飛呂彦氏の大人気コミックシリーズ。人間の誇りと勇気を描き上げる〈人間讃歌〉をテーマに、頭脳戦と肉弾戦で織りなされる熱いストーリーテリング、独特のポージングに代表される大胆にして緻密な画力と色彩、独創的にしてインパクトのあるセリフ回しと擬音の数々など、唯一無二の世界は、多くのファンを魅了しており、映画化、アニメ化、ドラマ化、ゲーム化、小説化、原画展、ハイブランドとのコラボなど、数々のマルチ展開で日本国内のみならず、ワールドワイドで熱狂的な支持を獲得しています。
19世紀末のイギリスを舞台に、主人公ジョナサン・ジョースター（通称“ジョジョ”）と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、〈謎の石仮面〉をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語を、100年以上の歴史を持つ演劇の殿堂・帝国劇場に相応しい圧倒的スケール感と、豪華絢爛な装いを併せ持つグランド・ミュージカルとして第一級のエンターテインメントステージに昇華させるとのこと。
19世紀末のイギリスを舞台に、主人公ジョナサン・ジョースター（通称“ジョジョ”）と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、〈謎の石仮面〉をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語を、100年以上の歴史を持つ演劇の殿堂・帝国劇場に相応しい圧倒的スケール感と、豪華絢爛な装いを併せ持つグランド・ミュージカルとして第一級のエンターテインメントステージに昇華させるとのこと。
(左から)松下優也さん、有澤樟太郎さん
スマートボーイズでは本作で、主人公ジョナサン・ジョースターこと”ジョジョ"をWキャストで演じる松下優也さんと有澤樟太郎さんに直撃インタビュー！ 本作への熱い意気込みや、ジョジョの魅力をたっぷりと伺いました。
【ストーリー】
この物語はメキシコから発掘された〈謎の石仮面〉にまつわる、2人の青年の数奇な運命を追う冒険譚である！
19世紀、イギリス――。
貴族階級の一人息子、ジョナサン・ジョースター（松下優也／有澤樟太郎）は、“ジョジョ”の愛称で呼ばれ、父ジョースター卿（別所哲也）の厳しくも温かい教育の下で“本当の紳士”になるよう育てられていた。
そのジョースター家に、スラム街で生まれ育ったディオ・ブランドー（宮野真守）が養子として迎え入れられる。病死した父ダリオ・ブランドー（コング桑田）が、かつてジョースター卿の命を救った恩人であったため、ジョースター家に引き取られたのだった。
二人は対等に育てられ、逞しく成長していくが、ディオは、“ジョジョ”の全てを奪おうと画策していた。
愛犬ダニーや友人たち、初恋の相手エリナ・ペンドルトン（清水美依紗）、ついにはジョースター家の財産までも次々と侵略していこうとする。ディオの邪悪な企みに気が付いた“ジョジョ”は、ロンドンの貧民街・食屍鬼街（オウガーストリート）に向かい、そこで仲間になったスピードワゴン（YOUNG DAIS）の協力を得て、ディオの陰謀に加担したワンチェン（島田惇平）を連れて屋敷に戻る。
絶体絶命となったディオは、ジョースター家に飾られている、闇の力を持つ＜謎の石仮面＞を利用し、強大な力を得る。
圧倒的な力を手にしたディオに対抗するため、“ジョジョ”は〈謎の石仮面〉を追い続けるウィル・A・ツェペリ（東山義久／廣瀬友祐）の厳しい修行に耐えて〈波紋法〉を体得し、スピードワゴンとともにディオとの決着をつける旅に出る。
一方、ディオは切り裂きジャック（河内大和）や伝説の騎士たちなどを従え、邪悪な帝国を築いて“ジョジョ”の訪れを待つ。“ジョジョ”とディオの長きにわたる因縁が、その奇妙な冒険が、いま始まる――。
【ストーリー】
この物語はメキシコから発掘された〈謎の石仮面〉にまつわる、2人の青年の数奇な運命を追う冒険譚である！
19世紀、イギリス――。
貴族階級の一人息子、ジョナサン・ジョースター（松下優也／有澤樟太郎）は、“ジョジョ”の愛称で呼ばれ、父ジョースター卿（別所哲也）の厳しくも温かい教育の下で“本当の紳士”になるよう育てられていた。
そのジョースター家に、スラム街で生まれ育ったディオ・ブランドー（宮野真守）が養子として迎え入れられる。病死した父ダリオ・ブランドー（コング桑田）が、かつてジョースター卿の命を救った恩人であったため、ジョースター家に引き取られたのだった。
二人は対等に育てられ、逞しく成長していくが、ディオは、“ジョジョ”の全てを奪おうと画策していた。
愛犬ダニーや友人たち、初恋の相手エリナ・ペンドルトン（清水美依紗）、ついにはジョースター家の財産までも次々と侵略していこうとする。ディオの邪悪な企みに気が付いた“ジョジョ”は、ロンドンの貧民街・食屍鬼街（オウガーストリート）に向かい、そこで仲間になったスピードワゴン（YOUNG DAIS）の協力を得て、ディオの陰謀に加担したワンチェン（島田惇平）を連れて屋敷に戻る。
絶体絶命となったディオは、ジョースター家に飾られている、闇の力を持つ＜謎の石仮面＞を利用し、強大な力を得る。
圧倒的な力を手にしたディオに対抗するため、“ジョジョ”は〈謎の石仮面〉を追い続けるウィル・A・ツェペリ（東山義久／廣瀬友祐）の厳しい修行に耐えて〈波紋法〉を体得し、スピードワゴンとともにディオとの決着をつける旅に出る。
一方、ディオは切り裂きジャック（河内大和）や伝説の騎士たちなどを従え、邪悪な帝国を築いて“ジョジョ”の訪れを待つ。“ジョジョ”とディオの長きにわたる因縁が、その奇妙な冒険が、いま始まる――。
【インタビュー】
──まずは本作に対する意気込みをお聞かせください。
松下 "初"っていう響きっていいじゃないですか。前例がないものが好きなので、やる気しかないです!!
有澤 知らない人はいないぐらいの超名作で、待望の舞台化。さらに“ジョジョ”を演じるということで、僕もやる気はもちろん、とても楽しみです。
松下 "初"っていう響きっていいじゃないですか。前例がないものが好きなので、やる気しかないです!!
有澤 知らない人はいないぐらいの超名作で、待望の舞台化。さらに“ジョジョ”を演じるということで、僕もやる気はもちろん、とても楽しみです。
松下優也さん
有澤樟太郎さん
──お二人とも意気込みバッチリですね！ 今回、演出・振付を手掛ける長谷川寧氏の印象はいかがでしょうか？
松下 僕らは別日で一緒の参加ではなかったのですが、夏に何回か寧さんのワークショップにも参加させていただいて。すごいアート脳というか、違いを感じました。ダンスを20年近くやっていますが、ダンスとか動きに対するアプローチの入り口が違う。0から0.1になっていく入り口が、いわゆるコンテンポラリーのように始まって、そんなワークショップをやったことがないので、すごく面白くて興味深かったです。実際に喋ってみるとすごく気さくな方ですし、寧さんが表現したいものを僕らが一方的に表現するだけじゃなくて、ディスカッションで僕らと話すことも受け入れてくださる方なので。だから稽古は、みんなで作り上げていく感じがするので、すごい楽しみですね。
有澤 そのワークショップがすごいんですよ！ ゾンビをやったり、水になったりとか。身体的な表現はもちろん、脳を使ったワークショップをやったりして。“ジョジョ”はそんなにいろんなことをやるんだっていうぐらい、様々なワークショップをしたので楽しみですね。
松下 僕らは別日で一緒の参加ではなかったのですが、夏に何回か寧さんのワークショップにも参加させていただいて。すごいアート脳というか、違いを感じました。ダンスを20年近くやっていますが、ダンスとか動きに対するアプローチの入り口が違う。0から0.1になっていく入り口が、いわゆるコンテンポラリーのように始まって、そんなワークショップをやったことがないので、すごく面白くて興味深かったです。実際に喋ってみるとすごく気さくな方ですし、寧さんが表現したいものを僕らが一方的に表現するだけじゃなくて、ディスカッションで僕らと話すことも受け入れてくださる方なので。だから稽古は、みんなで作り上げていく感じがするので、すごい楽しみですね。
有澤 そのワークショップがすごいんですよ！ ゾンビをやったり、水になったりとか。身体的な表現はもちろん、脳を使ったワークショップをやったりして。“ジョジョ”はそんなにいろんなことをやるんだっていうぐらい、様々なワークショップをしたので楽しみですね。
──出演が発表された際の、周りの反応はいかがでしたか？
松下 身内とか、普段舞台を見に来てくれる人たちとかはすごく喜んでくれて。さらに今回は、今まで舞台を見に行きたいって言われたことのない人や、友達の友達の知らない人からも「観に行きたい」や「チケット取れる？」って連絡が来たりもしました。“ジョジョ”のファンの人たちがどれだけたくさんいて、どれだけ根強い人気があるのかを実感しました。
有澤 僕はこの前（出演した）ミュージカル『のだめカンタービレ』で、なだぎ武さんとご一緒させていただいていたのですが、なだぎさんが“ジョジョ”の大ファンで。僕がジョナサンを演じることを知って「おい樟太郎、お前ジョナサンやるらしいな！」「お前すごいな。めっちゃ嬉しいわ」って言ってくださって。公演期間中に“ジョジョ”のTシャツを着てくれて、石仮面のTシャツを着ていた日もありました(笑)。そして、“ジョジョ”のフィギュアも集めていらっしゃって、のだめの千穐楽の日に、一番大事なジョナサンのフィギュアを僕にくれて。“ジョナサンを託したぞ”という、なだぎさんの思いを感じました。それぐらい、周りの人でも“ジョジョ”が大好きな人が多くて、自分の出演作品ではダントツの反響でしたね。
松下 身内とか、普段舞台を見に来てくれる人たちとかはすごく喜んでくれて。さらに今回は、今まで舞台を見に行きたいって言われたことのない人や、友達の友達の知らない人からも「観に行きたい」や「チケット取れる？」って連絡が来たりもしました。“ジョジョ”のファンの人たちがどれだけたくさんいて、どれだけ根強い人気があるのかを実感しました。
有澤 僕はこの前（出演した）ミュージカル『のだめカンタービレ』で、なだぎ武さんとご一緒させていただいていたのですが、なだぎさんが“ジョジョ”の大ファンで。僕がジョナサンを演じることを知って「おい樟太郎、お前ジョナサンやるらしいな！」「お前すごいな。めっちゃ嬉しいわ」って言ってくださって。公演期間中に“ジョジョ”のTシャツを着てくれて、石仮面のTシャツを着ていた日もありました(笑)。そして、“ジョジョ”のフィギュアも集めていらっしゃって、のだめの千穐楽の日に、一番大事なジョナサンのフィギュアを僕にくれて。“ジョナサンを託したぞ”という、なだぎさんの思いを感じました。それぐらい、周りの人でも“ジョジョ”が大好きな人が多くて、自分の出演作品ではダントツの反響でしたね。
──今回はWキャストで演じられますが、ズバリWキャストの魅力はどこでしょう？
松下 これまでにWキャストを経験して思うことは、“心強さ”しかないです。一人でやるよりも、少なくとも1.5倍は良くなると思っていて。相手が稽古をしている時も見たり、一緒に作り上げていくので、自分が見逃していた部分を気づかせてくれたり、逆に自分が自然とやっていることが、相手にとってヒントになったりすることもあって。みんなと作品を作りながら、自分の役に対して一番プロフェッショナルになるけど、それが2人いると心強いので、稽古がすごい楽しみです。同じセリフ・同じ歌を歌っても、演じる人が違うと、同じにはならないので、その違いは楽しんでもらいたいし、楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。
有澤 Wキャストを演じるのは今回3回目です。一人だと視野が狭くなりやすくて、いっぱいっぱいになっちゃうことが多いんですけれども、Wキャストだと客観的に捉えられることもたくさんあると思うので、色々と新しく見えることもあるんじゃないかなと思います。松下さんが同じ兵庫県出身で同郷なので、共演を本当に楽しみにしていて。役もですけど、個人としてもなにか分かち合えるんじゃないかみたいな頼もしさもあって。頼りにしたいなと思ってます。
松下 これまでにWキャストを経験して思うことは、“心強さ”しかないです。一人でやるよりも、少なくとも1.5倍は良くなると思っていて。相手が稽古をしている時も見たり、一緒に作り上げていくので、自分が見逃していた部分を気づかせてくれたり、逆に自分が自然とやっていることが、相手にとってヒントになったりすることもあって。みんなと作品を作りながら、自分の役に対して一番プロフェッショナルになるけど、それが2人いると心強いので、稽古がすごい楽しみです。同じセリフ・同じ歌を歌っても、演じる人が違うと、同じにはならないので、その違いは楽しんでもらいたいし、楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。
有澤 Wキャストを演じるのは今回3回目です。一人だと視野が狭くなりやすくて、いっぱいっぱいになっちゃうことが多いんですけれども、Wキャストだと客観的に捉えられることもたくさんあると思うので、色々と新しく見えることもあるんじゃないかなと思います。松下さんが同じ兵庫県出身で同郷なので、共演を本当に楽しみにしていて。役もですけど、個人としてもなにか分かち合えるんじゃないかみたいな頼もしさもあって。頼りにしたいなと思ってます。
──そんなお二人は今回が初共演ですが、会う前と実際に会ってからのお互いの印象の変化はありましたか？
松下 数日前に初めてお会いして、今日で2度目ですが、地元が一緒なので親近感を感じて、一気に距離は縮まりました。会う前の印象は"爽やかで、デカい人"。会って思ったのも、"爽やかで、デカい人"(笑)。僕もそれなりに身長あるんですけれど、デカいなって思いましたね。そして、実際に会ってもすごく爽やかな方やなって思いました。まさにジョナサン。
有澤 本当ですか!? ありがとうございます。僕は同じ出身地ということもあって、ずっと一方的に存じ上げていました。まさかここでご一緒できると思っていなかったので、お会いできるのがとても楽しみでした。数日前にお会いした時、すごく嬉しくて、すぐにインスタをフォローしちゃいました(笑)。
印象は本人を前にして言うのも恥ずかしいんですけれど、カリスマ性があって、真ん中が似合う方だなって。舞台は見に行けなかったんですけれど、以前『花より男子 The Musical』で道明寺を演じられていて。
松下 数日前に初めてお会いして、今日で2度目ですが、地元が一緒なので親近感を感じて、一気に距離は縮まりました。会う前の印象は"爽やかで、デカい人"。会って思ったのも、"爽やかで、デカい人"(笑)。僕もそれなりに身長あるんですけれど、デカいなって思いましたね。そして、実際に会ってもすごく爽やかな方やなって思いました。まさにジョナサン。
有澤 本当ですか!? ありがとうございます。僕は同じ出身地ということもあって、ずっと一方的に存じ上げていました。まさかここでご一緒できると思っていなかったので、お会いできるのがとても楽しみでした。数日前にお会いした時、すごく嬉しくて、すぐにインスタをフォローしちゃいました(笑)。
印象は本人を前にして言うのも恥ずかしいんですけれど、カリスマ性があって、真ん中が似合う方だなって。舞台は見に行けなかったんですけれど、以前『花より男子 The Musical』で道明寺を演じられていて。
松下 昔、やりましたね。
有澤 道明寺をやれる人がいるんだ！ ってそのイメージが強くて。
松下 ありがとうございます。カリスマ性しかないので(笑)。
有澤 華やカリスマ性があるので、同郷に松下さんがいらっしゃるのがすごく嬉しくて、仲良くさせていただきたいなって思いました。
有澤 道明寺をやれる人がいるんだ！ ってそのイメージが強くて。
松下 ありがとうございます。カリスマ性しかないので(笑)。
有澤 華やカリスマ性があるので、同郷に松下さんがいらっしゃるのがすごく嬉しくて、仲良くさせていただきたいなって思いました。
──“ジョジョ”を初めて見るお二人のファンの方もいらっしゃると思うのですが、お二人が思う“ジョジョ”の魅力と、自分と似ているところがあれば教えてください。
松下 『ファントムブラッド』に関して言うと、最後の名シーンで、ジョナサンがいるからこそディオがいて、でもジョナサンがいないとディオもいない、まさに表裏一体の関係でただの敵ではないところ。あのシーンは舞台化、そして自分が演じさせてもらう上で、魅力的だと思ったところですし、その部分は生身の人間が演じるなら大切にしたいなって思っています。
“ジョジョ”に似ているところは…… 、正義感に溢れていて、ピュアで、真面目で、似てないところを探す方が難しいかもしれないですね(笑)。
有澤 “ジョジョ”を読み始めたきっかけが、舞台を始めた20代前半の頃に「“ジョジョ”のポージングが似合いそうじゃない？」って言われたことがあって。原作を読んで、その時は今よりもっと細かったし「そうかなぁ？」と思いながらも、面白くてつい読んでしまいました。“ジョジョ”の魅力は、全体的にキャッチーな作品で、「あのシーンだよね」ってすぐに出てくるくらい印象に残るセリフやシーンが多いことも、今になっても読まれ続けている理由の一つだと思います。一番初めの物語が一番好きだという方も多いので、原作の魅力を舞台で届けられたらと思っています。
似ているところは、ピュアで、正義感があって、突き抜けていて。言葉にしたらちょっと恥ずかしいですね(笑)。
松下 お互いそれで、選ばれてる部分もあるからね！
有澤 そうですね(笑)。
松下 『ファントムブラッド』に関して言うと、最後の名シーンで、ジョナサンがいるからこそディオがいて、でもジョナサンがいないとディオもいない、まさに表裏一体の関係でただの敵ではないところ。あのシーンは舞台化、そして自分が演じさせてもらう上で、魅力的だと思ったところですし、その部分は生身の人間が演じるなら大切にしたいなって思っています。
“ジョジョ”に似ているところは…… 、正義感に溢れていて、ピュアで、真面目で、似てないところを探す方が難しいかもしれないですね(笑)。
有澤 “ジョジョ”を読み始めたきっかけが、舞台を始めた20代前半の頃に「“ジョジョ”のポージングが似合いそうじゃない？」って言われたことがあって。原作を読んで、その時は今よりもっと細かったし「そうかなぁ？」と思いながらも、面白くてつい読んでしまいました。“ジョジョ”の魅力は、全体的にキャッチーな作品で、「あのシーンだよね」ってすぐに出てくるくらい印象に残るセリフやシーンが多いことも、今になっても読まれ続けている理由の一つだと思います。一番初めの物語が一番好きだという方も多いので、原作の魅力を舞台で届けられたらと思っています。
似ているところは、ピュアで、正義感があって、突き抜けていて。言葉にしたらちょっと恥ずかしいですね(笑)。
松下 お互いそれで、選ばれてる部分もあるからね！
有澤 そうですね(笑)。
──改めて本作のジョナサン・ジョースターの人物像を、どのように捉えていますか？
松下 80年代から連載が始まって、今も第9部として続いてるストーリーの祖先だと思うと、すごいなって思います。ジョナサン・ジョースターを演じるって決まってから、ジョナサンを見れば見るほど可愛く思えてきて、どんどん好きになっていますね。原作漫画やアニメを見ても、舞台でどう表現するのか、僕らもまだ謎な部分が多いので、ぜひ楽しみにしてもらえたらなと思います。
長谷川寧さんが演出・振付を手掛けるので、肉弾戦で1対1で戦うとか、ただのアクションだけではないだろうなって。もちろん、そういうところもあるのかもしれないですけど。波紋の表し方とか表現の仕方とかが想像を超えてくると期待しています。例えば指を“ピュッ"てやるだけで、すっごいことになるかもしれないですね。
有澤 ジョナサン・ジョースターは、突き抜けた正義感・真っ直ぐさ・真面目さに、アクションが見どころです。その中でも、人間らしさにフィーチャーしたのが、第1部の『ファントムブラッド』で、帝劇の世界観にもすごく合うと思いますし、どう演じるのか今から楽しみです。演出が長谷川寧さんで、これまでに荒木飛呂彦先生原作の『死刑執行中脱獄進行中』で、一度舞台の演出をされているので、すごく信頼感もありますし、他のクリエイターの方々も“ジョジョ”愛に溢れている方が多いので、その中でしっかり演じたいなと思います。
松下 有澤くんが言っていたように、“ジョジョ”の突き抜けてるところは尋常じゃない部分があると思うので、そこをどう表現していくのかも楽しみです。
松下 80年代から連載が始まって、今も第9部として続いてるストーリーの祖先だと思うと、すごいなって思います。ジョナサン・ジョースターを演じるって決まってから、ジョナサンを見れば見るほど可愛く思えてきて、どんどん好きになっていますね。原作漫画やアニメを見ても、舞台でどう表現するのか、僕らもまだ謎な部分が多いので、ぜひ楽しみにしてもらえたらなと思います。
長谷川寧さんが演出・振付を手掛けるので、肉弾戦で1対1で戦うとか、ただのアクションだけではないだろうなって。もちろん、そういうところもあるのかもしれないですけど。波紋の表し方とか表現の仕方とかが想像を超えてくると期待しています。例えば指を“ピュッ"てやるだけで、すっごいことになるかもしれないですね。
有澤 ジョナサン・ジョースターは、突き抜けた正義感・真っ直ぐさ・真面目さに、アクションが見どころです。その中でも、人間らしさにフィーチャーしたのが、第1部の『ファントムブラッド』で、帝劇の世界観にもすごく合うと思いますし、どう演じるのか今から楽しみです。演出が長谷川寧さんで、これまでに荒木飛呂彦先生原作の『死刑執行中脱獄進行中』で、一度舞台の演出をされているので、すごく信頼感もありますし、他のクリエイターの方々も“ジョジョ”愛に溢れている方が多いので、その中でしっかり演じたいなと思います。
松下 有澤くんが言っていたように、“ジョジョ”の突き抜けてるところは尋常じゃない部分があると思うので、そこをどう表現していくのかも楽しみです。
──ディオ役の宮野さんの印象はいかがでしょうか？
松下 10年以上前に、とあるアニメの曲を歌わせていただいて、そのアニメの声優を宮野さんがされていたんですね。昔1回イベントでお会いして、印象としては、とても面白くて素敵な方なので、ディオをどういう風に表現されるのか、対峙するのがすごく楽しみです。
有澤 僕も1度『映画演劇 サクセス荘』で宮野さんがゲストで出演されていて。同じ出演シーンはなくて、ご挨拶だけさせてもらったんです。声優さんのイメージがあったのですが、アドリブのシーンがめちゃくちゃ面白かったんですよ。自由だけど枠から外れていなくて、アドリブを楽しんでいて。本番が楽しみです。
松下 10年以上前に、とあるアニメの曲を歌わせていただいて、そのアニメの声優を宮野さんがされていたんですね。昔1回イベントでお会いして、印象としては、とても面白くて素敵な方なので、ディオをどういう風に表現されるのか、対峙するのがすごく楽しみです。
有澤 僕も1度『映画演劇 サクセス荘』で宮野さんがゲストで出演されていて。同じ出演シーンはなくて、ご挨拶だけさせてもらったんです。声優さんのイメージがあったのですが、アドリブのシーンがめちゃくちゃ面白かったんですよ。自由だけど枠から外れていなくて、アドリブを楽しんでいて。本番が楽しみです。
──舞台版ならではのこの作品の面白さや魅力は、どのようなところになりそうですか？
松下 まずは、この作品を一つの舞台でどうやって表現するんだろうって思ったんですけれど、準備稿を読んだらすごくまとまっています。結構台本の中で表現されているよね。
有澤 はい、結構余すことなく。
松下 すごいなって思うのと同時に、大変そうだなと思いましたけど。
有澤 これでまだ1幕!? みたいな。
松下 あとはただの舞台化だけじゃなくて、ミュージカルなので楽曲も！ まだ完成されてない曲もあるので、僕らも全部の曲を聞いてるわけじゃないのですが、どうなるのか楽しみです。
有澤 セット案とか、衣裳もそうですけど、クリエイターの人たちが、普段舞台演劇をやってる方もいらっしゃいますけど、すごいファッションデザイナーの方だったりとか、キャストはもちろん、クリエイターの皆さんも異種格闘技戦じゃないですけど、色々な分野から豪華な方々が集まっています。
松下 今の段階では、どう表現するかまでが台本に全部書かれているわけではないので、僕らもどういう風に表現されるか知らない部分もあります。
有澤 寧さんが作る世界だから、それを説得・納得させちゃうんだろうなって、楽しみです。
松下 まずは、この作品を一つの舞台でどうやって表現するんだろうって思ったんですけれど、準備稿を読んだらすごくまとまっています。結構台本の中で表現されているよね。
有澤 はい、結構余すことなく。
松下 すごいなって思うのと同時に、大変そうだなと思いましたけど。
有澤 これでまだ1幕!? みたいな。
松下 あとはただの舞台化だけじゃなくて、ミュージカルなので楽曲も！ まだ完成されてない曲もあるので、僕らも全部の曲を聞いてるわけじゃないのですが、どうなるのか楽しみです。
有澤 セット案とか、衣裳もそうですけど、クリエイターの人たちが、普段舞台演劇をやってる方もいらっしゃいますけど、すごいファッションデザイナーの方だったりとか、キャストはもちろん、クリエイターの皆さんも異種格闘技戦じゃないですけど、色々な分野から豪華な方々が集まっています。
松下 今の段階では、どう表現するかまでが台本に全部書かれているわけではないので、僕らもどういう風に表現されるか知らない部分もあります。
有澤 寧さんが作る世界だから、それを説得・納得させちゃうんだろうなって、楽しみです。
──松下さんは今回、帝国劇場初出演で、座長を務めますがご心境はいかがですか？
松下 ワクワクします。ついに来たか！ という感じです。お客さんとして客席で観劇したことはありましたけど、ジョナサンになって、ステージ上からどういう景色が見えるのかがすごい楽しみです。帝国劇場って歴史があって、素晴らしい劇場ですけど、僕らはどんな劇場であれやることは変わらないので、いつも通り、変に気を張りすぎず、立てるように頑張ります。
松下 ワクワクします。ついに来たか！ という感じです。お客さんとして客席で観劇したことはありましたけど、ジョナサンになって、ステージ上からどういう景色が見えるのかがすごい楽しみです。帝国劇場って歴史があって、素晴らしい劇場ですけど、僕らはどんな劇場であれやることは変わらないので、いつも通り、変に気を張りすぎず、立てるように頑張ります。
──有澤さんは舞台『キングダム』で帝国劇場に立たれていますが、仲の良い役者仲間のお二人が座長を務める姿を間近で見ていかがでしたか？
有澤 帝国劇場って特別な劇場なんだなって感じました。カーテンコールで挨拶している座長を見て、僕とは違う世界が見えてるんじゃないかなって思ったりもしていて。歴史ある劇場が建替え工事になる前に、主演で立てることは本当に光栄ですし、どんな景色が見えるのかすごく楽しみです。
有澤 帝国劇場って特別な劇場なんだなって感じました。カーテンコールで挨拶している座長を見て、僕とは違う世界が見えてるんじゃないかなって思ったりもしていて。歴史ある劇場が建替え工事になる前に、主演で立てることは本当に光栄ですし、どんな景色が見えるのかすごく楽しみです。
──座長ならではのやりたい思っていることや、楽しみなことはありますか？
松下 座長とか主演だと頻繁に差し入れした方がいいのかな？とか(笑)。主演だったら、主演にふさわしいお弁当を皆さんに食べていただきたいので、差し入れのことは考えちゃいますね。でも僕らの役割って、作品を引っ張っていくのは大前提だと思うんですけど、表に出てないスタッフさんも含めて、すごい大人数で作り上げていくものなので、みんなで一緒に切磋琢磨して、疲れてはくると思うんだけど、楽しみながら取り組むっていう余裕は持っていたいです。
有澤 この前テレビで、帝劇の主演の楽屋が放送されていて。主演の楽屋って、主演になった人しか入れないので、どんな感じなのか楽しみです。あと、今回は舞台で活躍している方からラッパーの方まで、多ジャンルの方が集っているので、そこも“ジョジョ”の作品性にはすごくあっているなと思っています。いろんな人からいろんなものを吸収したいなと思っています。
松下 座長とか主演だと頻繁に差し入れした方がいいのかな？とか(笑)。主演だったら、主演にふさわしいお弁当を皆さんに食べていただきたいので、差し入れのことは考えちゃいますね。でも僕らの役割って、作品を引っ張っていくのは大前提だと思うんですけど、表に出てないスタッフさんも含めて、すごい大人数で作り上げていくものなので、みんなで一緒に切磋琢磨して、疲れてはくると思うんだけど、楽しみながら取り組むっていう余裕は持っていたいです。
有澤 この前テレビで、帝劇の主演の楽屋が放送されていて。主演の楽屋って、主演になった人しか入れないので、どんな感じなのか楽しみです。あと、今回は舞台で活躍している方からラッパーの方まで、多ジャンルの方が集っているので、そこも“ジョジョ”の作品性にはすごくあっているなと思っています。いろんな人からいろんなものを吸収したいなと思っています。
──本作に対しての思いや、現段階で考えている演技プランは？
松下 原作漫画も、アニメも、拝見させていただいていますが、大前提として参考にはしますし、寄っていく部分もあると思いますが、ただ寄せるんじゃなくて、寄るようにちゃんと作っていきたいです。それこそ、漫画とかアニメのコマとコマの間とか、ページとページの間の部分は、生身の人間がやるからこそ、感情をシームレスにつなげていくことができるんじゃないかなって思っています。今回の“ジョジョ”に限らず、原作とかアニメのものがある時は、コマとコマの間、ページとページの間を意識するようにしています。
有澤 メインビジュアルも、原作にガチガチに寄せてるわけじゃないんです。ファンタジーだけど、貧困に関することだったりとか、現代にも通じるテーマ性があるので、見て伝わるものになればいいなと思ってます。あとは肉体をムキムキに……。
松下 多分、有澤くんの足2本と僕の足2本にしても、ジョナサンの片足の太さにも及ばない。
二人 アハハハ。
有澤 “ジョジョ”が好きな、なだぎ(武)さんも、僕の体を見て「これから鍛えな」って(笑)。
松下 (鍛えるために)3年ぐらいもらおうかな(笑)。
有澤 でも、そこも納得させるような演出になるんじゃないかなと思ってます。僕らも頑張ります。
松下 “ジョジョ”ってあらゆることが現実離れしていますが、現実世界で生身の人間が演じるので、体力・体調含めて、僕らだけじゃなく全員が、稽古や初日じゃなくて、千穐楽にぶっ倒れるように駆け抜けます(笑)。
松下 原作漫画も、アニメも、拝見させていただいていますが、大前提として参考にはしますし、寄っていく部分もあると思いますが、ただ寄せるんじゃなくて、寄るようにちゃんと作っていきたいです。それこそ、漫画とかアニメのコマとコマの間とか、ページとページの間の部分は、生身の人間がやるからこそ、感情をシームレスにつなげていくことができるんじゃないかなって思っています。今回の“ジョジョ”に限らず、原作とかアニメのものがある時は、コマとコマの間、ページとページの間を意識するようにしています。
有澤 メインビジュアルも、原作にガチガチに寄せてるわけじゃないんです。ファンタジーだけど、貧困に関することだったりとか、現代にも通じるテーマ性があるので、見て伝わるものになればいいなと思ってます。あとは肉体をムキムキに……。
松下 多分、有澤くんの足2本と僕の足2本にしても、ジョナサンの片足の太さにも及ばない。
二人 アハハハ。
有澤 “ジョジョ”が好きな、なだぎ(武)さんも、僕の体を見て「これから鍛えな」って(笑)。
松下 (鍛えるために)3年ぐらいもらおうかな(笑)。
有澤 でも、そこも納得させるような演出になるんじゃないかなと思ってます。僕らも頑張ります。
松下 “ジョジョ”ってあらゆることが現実離れしていますが、現実世界で生身の人間が演じるので、体力・体調含めて、僕らだけじゃなく全員が、稽古や初日じゃなくて、千穐楽にぶっ倒れるように駆け抜けます(笑)。
【インタビュー完】
ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』は、東京公演が2024年2月6日より、北海道公演が3月26日より、兵庫公演が4月9日より上演されます。詳しくはInformationをチェックしてください。
ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』は、東京公演が2024年2月6日より、北海道公演が3月26日より、兵庫公演が4月9日より上演されます。詳しくはInformationをチェックしてください。
☆Information
ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
東京公演：2024年2月6日(火)～28日(水) 帝国劇場
北海道公演：2024年3月26日(火)〜30日(土) 札幌文化芸術劇場 hitaru
兵庫公演：2024年4月9日(火)〜14日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
【原作】荒木飛呂彦
「ジョジョの奇妙な冒険」（集英社ジャンプ コミックス刊）
【演出・振付】長谷川寧
【音楽】ドーヴ・アチア
【脚本・歌詞】元吉庸泰
【出演】
松下優也／有澤樟太郎（Ｗキャスト）、宮野真守、清水美依紗、ＹＯＵＮＧ ＤＡＩＳ、東山義久／廣瀬友祐（Ｗキャスト）、河内大和、島田惇平、コング桑田、別所哲也ほか
アンサンブル（五十音順）
天野夏実 ＡＹＵＢＯ 池田遼 伊藤奨 伊藤広祥 今村洋一
江上万絢 岡田玲奈 尾崎豪 加瀬友音 鎌田誠樹 工藤広夢
倉元奎哉 シュート・チェン 杉浦奎介 住玲衣奈 西澤真耶
花岡麻里名 古澤美樹 町屋美咲 望月凜 森内翔大
バンド
蔡忠浩 吉田省念 小池龍平 田中佑司 梅本浩亘 高橋飛夢
【チケット（東京公演）】
S席 16,000円 A席 10,000円 B席 5,000円（税込・全席指定）
※土日祝日・千穐楽は上記+1,000円
東宝ナビサーブ：https://stage.toho-navi.com/
チケットぴあ：https://w.pia.jp/t/jojo-musical/
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ローソンチケット：https://l-tike.com/jojo/
ＣＮプレイガイド：https://www.cnplayguide.com/jojo/
TicketMe：https://ticketme.io/account/tohostage
【製作】東宝 ©荒木飛呂彦／集英社
《公式サイト》
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＠JOJO_MUSICAL
ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
東京公演：2024年2月6日(火)～28日(水) 帝国劇場
北海道公演：2024年3月26日(火)〜30日(土) 札幌文化芸術劇場 hitaru
兵庫公演：2024年4月9日(火)〜14日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
【原作】荒木飛呂彦
「ジョジョの奇妙な冒険」（集英社ジャンプ コミックス刊）
【演出・振付】長谷川寧
【音楽】ドーヴ・アチア
【脚本・歌詞】元吉庸泰
【出演】
松下優也／有澤樟太郎（Ｗキャスト）、宮野真守、清水美依紗、ＹＯＵＮＧ ＤＡＩＳ、東山義久／廣瀬友祐（Ｗキャスト）、河内大和、島田惇平、コング桑田、別所哲也ほか
アンサンブル（五十音順）
天野夏実 ＡＹＵＢＯ 池田遼 伊藤奨 伊藤広祥 今村洋一
江上万絢 岡田玲奈 尾崎豪 加瀬友音 鎌田誠樹 工藤広夢
倉元奎哉 シュート・チェン 杉浦奎介 住玲衣奈 西澤真耶
花岡麻里名 古澤美樹 町屋美咲 望月凜 森内翔大
バンド
蔡忠浩 吉田省念 小池龍平 田中佑司 梅本浩亘 高橋飛夢
【チケット（東京公演）】
S席 16,000円 A席 10,000円 B席 5,000円（税込・全席指定）
※土日祝日・千穐楽は上記+1,000円
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