三浦海里・和田雅成・荒牧慶彦・佐藤流司・染谷俊之・黒羽麻璃央・高野洸が揃い踏み!堤幸彦監督のキャラ当て書きに不満続出!?映画『ゲネプロ★7』が公開、初日舞台挨拶レポートUP

映画『ゲネプロ★7』の公開初日舞台挨拶が2023年4月21日、東京・新宿バルト9にて行われ、三浦海里さん、共演の和田雅成さん、荒牧慶彦さん、佐藤流司さん、染谷俊之さん、黒羽麻璃央さん、高野洸さん、堤幸彦監督が登壇しました。
(左より)黒羽麻璃央さん、佐藤流司さん、和田雅成さん、三浦海里さん、荒牧慶彦さん、染谷俊之さん、高野洸さん、堤幸彦監督
今作は、ハムレット、シーザー、リア、オセロ、マクベス、ロミオといったシェイクスピア作品に登場する伝説的な登場人物たちが入り乱れて、真の主役を奪い取る、究極の舞台「シェイクスピアレジェンズ」に挑む7人の役者の制作発表記者会見から最終リハーサル(ゲネプロ)までの13日間を描くミステリー作品です。

映画の舞台挨拶は今回が初めてだという三浦さんは「自分が大きなスクリーンにいるのも、エンドロールに名前が載っているのも、不思議な感覚です。初めての経験だらけでしたが、、堤監督をはじめ、スタッフさん、このキャストの皆さんに支えていただいて、この素敵な作品に携われたことを本当に嬉しく思います」と今の心境を語りました。

そんな三浦さんについて堤監督からは「さすがオーディションから勝ち上がったこともあって、物怖じしないですし、“微妙”に品が良い。クールなのと温かいのが一緒になっていて、僕はとっても面白かったですね」と、監督ならではの視点で高評価が飛び出しました。

山井啓介(妖精パック)役の三浦海里さん
また、今作にはベテラン俳優の竹中直人さんが出演。竹中さんとの共演について、和田さんは「役者さんとしてもエネルギーがあるから、いい圧があるんですよね。それが嘘なく会話できたという印象でした」とコメント。竹中さんとは2度目の共演となる荒牧さんは「前回も今回もくだけた接し方をしてくださったり、やりやすい演技をやりやすく誘導してくださる印象が今回もありました」と語りました。
陣内康史(ハムレット)役の和田雅成さん
芥川拓登(ジュリアス・シーザー)役の荒牧慶彦さん
ZIPANG OPERAのメンバーとして、主題歌や劇中音楽を担当している佐藤さんにMCから劇中に自身の歌が流れていることについての率直な感想を求められ、「まぁ、嬉しいです。嬉しいでしかないですね」と言葉少なながらも笑顔を見せ、堤監督からは「いただいた曲にすごい力があって、映画のパワーが少しずつ上がって、それがラストにも結びつく一つのストーリーになっていて、本当に良かったです」と絶賛されていました。
麻真皐月(リア)役の佐藤流司さん
今作は個性的なキャラクターが見どころの一つで、堤監督の当て書きで話が進む展開となっており、料理キャラを演じた黒羽さんは「料理人と言いながら、人参の皮むきをするシーンしか使われなかったので、もうちょっと使えるような料理の技術を身につけていればよかったです」と残念そうな表情で語りますが、堤監督から「黒羽さんは僕の中でのある種の“いい男カテゴリー”の中にめっちゃはまってる」と高評価。また、筋肉キャラを演じた高野さんが「椅子を並べて、筋トレをするシーンがあったんですけど、あれが一番キツくて、カット数がもうちょっとあればよかったです」と苦労話を語ると、堤監督が「今から直します」と言いながら平謝りするシーンも。

また、自由気ままなプレイボーイキャラを演じた染谷さんは「染谷さんって、あのキャラのままの方で、絶対モテると思っていました」とMCから断言され、「違います! そんなことないです!」と必死に弁明しつつも、「演じて楽しかったです。流司くんも『悠馬イイっす!!』って言ってくれました」と笑顔で語りました。
焼野悠馬(オセロ)役の染谷俊之さん
唐沢省吾(マクベス)役の黒羽麻璃央さん
黒江雅道(ロミオ)役の高野洸さん
さらに、テディベアを愛する拓登を演じた荒牧さんは、別作品でもクマのぬいぐるみ持たされる経験があり、堤監督に「僕って、どんなイメージなんですか!? クマに縁はないんですから!」とツッコみますが、染谷さんから「(クマのヌイグルミがないと)事務所NGだから」とイジられていました。

劇中後半は殺陣が中心で、激しいシーンがもう一つの見どころ。殺陣稽古について聞かれた和田さんは「事前に動画はもらったんですけど、僕らが稽古をしたのは現場ですね。空き時間でそれぞれ合わせて、現場でテストをして、そのまま撮るという感じでした」と説明すると、堤監督が「天才ですよ!」と絶賛。すると和田さんは、他のキャストが言ったものだと勘違いし、「何してんねん!」と堤監督に向けてまさかのツッコみ! すぐに平謝りする場面も(笑)

また血まみれになるシーンでは、染谷さんが「本来は血まみれになるシーンはなくて、バルコニーに登って飛び降りるという台本だったんですけど、急遽血まみれになるシーンに変更して、素敵な体験をさせていただきました」と撮影の裏側を語ってくれました。
高野さんの筋トレシーンについて平謝りする堤監督
誤って堤監督にツッコミを入れてしまい平謝りする和田さん
完成披露イベントで初お目見えした「ゲネプロ★7」ポーズをこの日も披露
【STORY】
若者から絶大な人気の7人組ユニット〈劇団SEVEN〉。話題の新作舞台「シェイクスピア・レジェンズ」の準備に向けて、新たなメンバー山井の加入が控える中、カリスマ的リーダーの蘇我が急死する。蘇我を失った劇団は何かが崩れ始め、お互いのミスを責め合い、稽古には身が入らず、信頼関係に亀裂が走る。さらに、“ある秘密”が彼らに告げられたことで、運命の歯車は容赦なく狂い出す。誰かが俺たちを操っているのか? 何者かが劇団に仕掛けた〈罠〉なのか? 1人、また1人と、不気味な影が彼らを嘲笑う。とまらない猜疑心と焦燥感。7人の絆を打ち砕こうとする黒幕の正体は?


映画『ゲネプロ★7』は、新宿バルト9他全国上映中。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
「ゲネプロ★7」
新宿バルト9 他 全国大ヒット上映中!

監督:堤幸彦 脚本:川尻恵太
出演:三浦海里 和田雅成 荒牧慶彦 佐藤流司 染谷俊之 黒羽麻璃央 高野洸
大高洋夫 荒木健太朗 宮下貴浩 輝山立 鷲尾昇 / 竹中直人

主題歌:ZIPANG OPERA「KAMINARI FLAVOR」
劇中音楽:ZIPANG OPERA (LDH Records)
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
製作:映画「ゲネプロ★7」製作委員会(ABEMA ネルケプランニング ギャガ ローソンエンタテインメント S-SIZE)
配給:ギャガ

≪公式サイト≫
https://gaga.ne.jp/gene7movie/

≪公式Twitter≫
https://twitter.com/Gene7movie

(C)映画「ゲネプロ★7」製作委員会

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