長妻怜央「茨城代表で来ました!」埼玉県入間市が舞台の映画『ラストサマーウォーズ』先行公開記念舞台挨拶をレポート!11歳の主演・阿久津慶人&埼玉出身の井上小百合・デビット伊東・櫻井淳子も登壇

自主映画制作に奮闘する小学生たちのひと夏を描いた、青春ジュブナイル映画『ラストサマーウォーズ』がいよいよ6月24日よりユナイテッド・シネマ入間にて先行公開! (以降、7月1日より新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開)

そして6月25日には、主演の阿久津慶人さん、共演の井上小百合さん、長妻怜央さん、デビット伊東さん、櫻井淳子さんが登壇する先行公開記念舞台挨拶が、ユナイテッド・シネマ入間にて開催されました。
フォトセッションでは宮岡太郎監督(左端)&子役キャストも大集合! 映画『ラストサマーウォーズ』先行公開記念舞台挨拶をレポート

狭山茶の主産地として有名な埼玉県入間市を舞台にした今作は、小学6年生の映画好きな男の子が、想いを寄せる女の子の引越しが決まったことをきっかけに、彼女をヒロインにした自主映画作りをスタートさせようと奮闘する青春ジュブナイル映画。
クランクイン前には子役オーディションが開催され、主人公・陽太役を務めるのは、「明日の食卓」など数多くの映画作品でメインキャストを務める阿久津慶人さん。またヒロイン・明日香役には、ニコ☆プチで専属モデルを務める飯尾夢奏さんを抜擢、ほか主人公を取り巻く個性豊かな子供たちを、羽鳥心彩さん、松浦理仁さん、小山春朋さん、上田帆乃佳さんが演じます。

この子役キャストを支える面々として、子供たちを見守る小学校の若手担任教師役には井上小百合さん、主人公の兄役には7ORDERのメンバーにして俳優としても活躍中の長妻怜央さんが登場。さらに主人公の父親役には、ラーメン店の経営と並行して俳優・タレント業を積極的に行っているデビット伊東さん、そして主人公の母親役には、30年以上にわたりドラマ・映画の第一線で活躍し続ける櫻井淳子さんと豪華キャストが集結!
そして監督は、入間市出身で映画『恐怖人形』、『成れの果て』、『gift』ほか、テレビドラマ「スミカスミレ~45歳若返った女~」(テレビ朝日系)、「ひぐらしのなく頃に」(BSスカパー)等の演出も手がける注目の若手クリエーター・宮岡太郎氏が務めています。

【舞台挨拶レポート】
今作の撮影に全面協力、そしてロケ地にもなった埼玉県入間市で行われた先行上映後の舞台挨拶では、キャストより主人公・宮竹陽太役の阿久津慶人さん、担任教師・土方先生役の井上小百合さん、主人公の兄・宮竹 匠役の長妻怜央さん、主人公の父・宮竹 宏役のデビット伊東さん、主人公の母・宮竹晴子役の櫻井淳子さんが登壇。

主人公・宮竹陽太役の阿久津慶人さん
担任教師・土方先生役の井上小百合さん
主人公の兄・宮竹 匠役の長妻怜央さん
主人公の父・宮竹 宏役のデビット伊東さん
主人公の母・宮竹晴子役の櫻井淳子さん
まずは11歳にして主演を務めた阿久津さんから挨拶をしますが、自己紹介では「皆さんこんにちは、長妻……」となぜか兄役・長妻さんの名前を出してしまい、その緊張気味の姿には場内からほっこりとした笑い声も。そして改めて、阿久津さんは「今日は緊張して口下手かもしれないですが、よろしくおねがいします」とはにかみつつ挨拶します。

ほかキャストも役名とともに自己紹介をすると、登壇キャストの中では井上さんが埼玉県本庄市、櫻井さんが埼玉県鶴ヶ島市、そしてデビット伊東さんは埼玉県入間市の出身ということで、早くも埼玉県トークが展開。
埼玉を舞台にした作品へのオファーについて、井上さんは「めちゃくちゃ嬉しかったです! 地元に貢献できるというのと、出身地が同じ方々ともお仕事ができるということで」と笑顔でコメント。
同じくデビットさんも「ふたつ返事で、『いいですよ!』と。でも内容を見たら、思っていた役柄ではなくてお父さん役でしたね(笑)」と出演を快諾したそうで、櫻井さんも「私は鶴ヶ島市の出身なので、入間じゃないけど大丈夫かな?って(笑)。でも、呼んでいただいてありがとうございました!」と、それぞれ地元愛を滲ませます。
これに対して、長妻さんは今作のオファーについて「これまで映画に携わった経験が少なかったんですが、埼玉の映画ということで……茨城代表として来させていただきました!(笑)」と、実は茨城出身であることを明かしてコメント。
その後も「スタッフの方々もすごく温かい方ばかりで、茨城代表としては有難く参加させていただきました!」と続けますが、デビットさんから「(茨城出身って)言わなくてもいいのに!(笑)」とツッコまれると、「(茨城出身と)つい、言いたくなって(笑)」と笑顔で応えます。

そんな大人たちの地元愛トークの一方、阿久津さんも主演が決まった際の心境を聞かれると「今まで主役はやったことがなくて、やりたいなと思ってオーディションを受けました。家で『合格しました』と聞いて、初めての主役で、しかも映画で、めっちゃ嬉しくて叫びまくって失神しそうになりました!」と、素直な言葉でその興奮ぶりを振り返ります。
今作は小学生たちが映画撮影に挑む夏休みの物語ということで、続いては大人キャストに向けて“小学生の頃の思い出と、当時の自分に声をかけられるなら?”との質問が。
すると井上さんは、「私は男兄弟と育ったので、夏休みが大好きで! ずっと外で遊んでいたので、もうちょっと勉強を頑張れって言いたいですね(笑)」と苦笑いで回答。

同様に、自然の中で遊ぶのが好きだったという長妻さんは「僕は夏休みに上半身裸で遊んでいたら、本当に冗談抜きで、背中を100か所くらい蚊に刺されて(笑)。それからは蚊がどうしても嫌いで、見つけたら絶対に倒そうとしているんですけど……その出来事がなかったら、もっと心優しくいられたのかな? 今でも蚊を見ると、性格が変わってしまうんです(笑)」と、幼い夏の日のトラウマエピソードを披露!
こうした自然との思い出話から、撮影現場でもデビットさんが草を使った遊びを阿久津さんに教えてあげたことや、長妻さんが子役キャストたちとカマキリを捕まえていたことなども語られます。
そんなアクティブな井上さん、長妻さん、デビットさんとは対照的に、子どもの頃は家で遊んでいることが多かったという櫻井さんは「今作のように夢や希望のある作品に出会っていたら、また違った自分に成長できていたのかな、なんて思いますね」とコメント。

そして阿久津さんには、今作のように“もしも映画を撮るなら?”との質問が飛びますが、「大人でも怖いような、ホラー作品!」と意外な回答。実はホラー好きな阿久津さん、その強い意気込みに対して長妻さんも「僕はホラーが苦手なんですけど、阿久津くんが作る映画なら観てみたいです!」と笑顔で応えていました。
ほか撮影で印象に残ったことを聞かれると、井上さんは「最初の頃は、阿久津くんがすごく寡黙で大人っぽく、人見知りなのかなと思っていて。でもロケバスの中では、ゲームの話で盛り上がっていたり、『これあげる!』と言って渡してきたのがゴミだった、というイタズラもされて(笑)。『ちゃんと子どもなんだ!』と思って、一緒にお弁当を食べたりする時間が楽しかったです」と、まさに担任教師のような気持ちでいたとのこと。
そして長妻さんは、「家族団らんでの食事シーンが印象的だった」と挙げますが、このシーンについてデビットさんからは「実は、撮影場所が監督の実家で。スタジオじゃなくて普通の家なので、動きづらい、動きづらい!(笑) でも、家族のシーンではずっと仲良く話していましたね」との裏話も。
しかし櫻井さんは、「ただ、仲良く話しているのは3人(デビットさん、長妻さん、阿久津さんの男性陣)で。(映画撮影に反対する役柄の)私だけは、なんだか一人ぼっちのイメージで……」とちょっぴり寂しさを滲ませつつも、「映画の最後では、(厳しい母親の)印象も変わるはずです!」と笑顔で語ってくれました。
和やかに進行した舞台挨拶の最後には、阿久津さんが「僕たちが頑張って撮ったので、この舞台挨拶を機に、SNSとかでも色んな人に知ってもらえたら嬉しいです!」とコメント。そして井上さんが「映画でも、子どもたちが夢を追いかけて頑張る姿が素敵なんですけど、その姿と、役を演じた子たちもすごくリンクしていて。今日、撮影ぶりに再会したんですけど、みんな身長もちょっと伸びて、成長していて……担任の先生の気持ちになって、現実世界でもみんなが頑張っているんだと思うと、グッとくるものがありました」と、阿久津さん&客席から見守っていた子役キャストたちに視線を投げつつも、「皆さんもこの映画を見て、ちょっとでも心にグッとくるものがあって、私も頑張ろうかな、と思ってくださったら嬉しいなと思います」と観客に呼びかけ、舞台挨拶を締めくくりました。

子供たちの目線で描かれるひと夏の物語、映画『ラストサマーウォーズ』は6月24日よりユナイテッド・シネマ入間にて先行公開中、7月1日より新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開となります。ほか詳細は、下記のInformationから公式サイト、公式Twitter等をご確認ください。

またスマートボーイズでは、仲良し兄弟役を演じた阿久津さんと長妻さんの対談インタビュー特集も掲載中! ぜひ、こちらからお楽しみください。

©「ラストサマーウォーズ」製作委員会

☆Information
■映画『ラストサマーウォーズ』
6月24日(金)よりユナイテッド・シネマ入間先行公開中
7月1日(金)より新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

出演:
阿久津慶人 飯尾夢奏 羽鳥心彩 松浦理仁 小山春朋 上田帆乃佳
井上小百合 長妻怜央(7ORDER) / デビット伊東 櫻井淳子

監督・企画・編集:宮岡太郎
脚本:奥山雄太

撮影:古谷信親 照明:加藤祐一 録音:大野裕之 助監督:田中章一 制作担当:香川智宏 美術:佐々木健一 衣裳:平田実香 深野明美 ヘアメイク:和気れいな
プロデューサー:金丸千尋 協力プロデューサー:保坂慎一郎 音楽:中村巴奈重
主題歌「ラストサマーフィルム」はたゆりこ
協力:埼玉県入間市 入間市教育委員会 入間市文化創造ネットワーク
アソシエイトプロデューサー:真夜中のサイクリング なあちゃん こっまちゃい 水口崇裕 ゆり ひなめこ
制作:映画「ラストサマーウォーズ」製作委員会(啓和運輸 住協 入間さんま祭り実行委員会 徳竹正彦 コスモ・スペース M×2films 吉沢建設 司産業 水村雅啓 テレ玉)
後援:入間市観光協会 入間市商工会 入間青年会議所 入間ロータリークラブ 入間南ロータリークラブ 入間ライオンズクラブ 入間市工業会
協賛:エヌエスティ・グローバリスト 徳竹茂男 コロナ対策協力:アナライザー 吉岡
配給:「ラストサマーウォーズ」製作委員会

【あらすじ】
ボクのヒロインになってください!

小学6年生の内気な映画好き男子・陽太は、同級生の女子・明日香にひそかに想いを寄せていた。
そんな明日香が急に引っ越すことが決まり、動揺を隠せない。
「そうだ、彼女をヒロインにした映画を作ろう!」
思い立ったものの、インキャな彼をサポートしてくれる友達はいない。
映画好きな担任の土方や陽太の兄が相談にのってくれて、気づけば、ちょっとキャラ強めではあるけれど、愉快で才能に溢れた同級生5名が仲間になっていた。
つまずきながらも、スマホアプリやSNSなど令和テクノロジーを駆使して撮影はすすんでいく。
しかし子供だけでの撮影は危ないと親たちの妨害や事故が発生してしまい・・・。
映画を完成させて、初恋の明日香を笑顔にすることはできるのだろうか?

≪公式サイト≫
http://lastsummerwars.com/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/iruma_mov

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