主演・尾上松也のアドリブも炸裂!比嘉愛未・佐藤寛太・崎山つばさ・寺脇康文の「コワイこと」とは?絵画を題材にした新感覚ミステリー、舞台『怖い絵』舞台写真&初日前会見コメントUP

展覧会の来場者数は68万人越! 大反響を呼んだ中野京子氏のベストセラー「怖い絵」を元にした「絵画×舞台」の新感覚エンターテインメント、舞台『怖い絵』が2022年3月4日より東京・よみうり大手町ホールにて上演されます。
3月3日には公開ゲネプロと合わせて初日前会見が行われ、作・演出の鈴木おさむ氏とともに、キャストの尾上松也さん、比嘉愛未さん、佐藤寛太さん(劇団EXILE)、崎山つばささん、寺脇康文さんが登壇しました。
名画に隠された“恐怖の真実”が紐解くサスペンス劇、舞台『怖い絵』が3/4開幕!
ベストセラーを記録し、シリーズ化もされた「怖い絵」とは、名画に隠された恐怖の背景を解説した美術書(中野京子著)。2017年には、東京・兵庫で「怖い絵」を集めた「怖い絵」展が開催され、来場者が68万人を突破、怖い絵ブームを巻き起こしました。
美しい絵画の裏に潜む、殺人や陰謀、悲劇や怨恨といった恐怖のドラマ。聖書やギリシャ・ローマ神話の血なまぐさい物語。歴史の残酷な運命に翻弄される人々、そういった背景を知ると恐ろしくなる西洋絵画――それが怖い絵です。

そして舞台『怖い絵』は、この「怖い絵」を元にして物語が作られており、謎多き絵画コレクターが、世の中の悪に罰を与えるという復讐執行人のダークヒーロー・ミステリーに。
舞台のセット内には、物語にあわせて厳選されたポール・ドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」や、フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」などの「怖い絵」が何作も登場し、物語と連動。観客は舞台を見ているのと同時に、絵画鑑賞をしながら、その真の意味を考える……と、マルチエンターテイナーである鈴木おさむ氏が、劇場でも美術館でもない、新たな没入感を届けます。
舞台『怖い絵』メインビジュアル
今作の主人公である謎多き絵画コレクター役には、歌舞伎以外にもミュージカル、ドラマ、映画、バラエティなど幅広く活躍をしている尾上松也さん。
ほかキャストには、2007年にNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」のヒロインに抜擢されて以来、舞台やドラマ・映画に出演し続け、昨年11月には映画『吟ずる者たち』の主演も務めた比嘉愛未さん。
『HiGH&LOW』シリーズなどに出演し、昨年12月に公開された『軍艦少年』では主演を務め注目を集める佐藤寛太さん(劇団EXILE)。
ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(石切丸役)、舞台『幽☆遊☆白書』などに出演し、2.5次元界をけん引する崎山つばささん。
『相棒 -劇場版-』で第32回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、ミュージカル『マルグリッド』や、舞台『風と共に去りぬ』など、数々の作品に出演している実力派俳優・寺脇康文さんと、豪華出演陣が集結しました。

【舞台写真】
【あらすじ】
都内のはずれにある大きな屋敷。そこは様々な絵画に溢れた一日一組しか客を取らないセレブに人気のレストラン。レストランのオーナーは絵田 光(えだ ひかり)。彼は投資家でここを趣味で経営している。投資家をしながら、実は怖い意味を持つ絵画を集めるのが趣味の男。「怖い絵」に秘められた物語がその事件の真の姿を浮かび上がらせ、罪深き人達に復讐の代行を行っていく。本当に存在する絵と、そこに隠されたメッセージ。世界中の名画には、実は隠された恐怖の真実があった…
謎多き絵画コレクターのダークヒーロー・ミステリー。舞台「怖い絵」であなたも絵画からその罪を! 解き明かせ。

開幕前日にゲネプロとともに行われた初日前会見では、作・演出の鈴木おさむ氏と、キャストの尾上松也さん、比嘉愛未さん、佐藤寛太さん(劇団EXILE)、崎山つばささん、寺脇康文さんの6名が登壇。公演への意気込みを語りました。
(左から)尾上松也さん、比嘉愛未さん、佐藤寛太さん(劇団EXILE)
(左から)鈴木おさむ氏、崎山つばささん、寺脇康文さん
【会見コメント】
■作・演出:鈴木おさむ氏

「この舞台『怖い絵』は、世界中の名画の中には実は怖い意味があるんだ、と解説した中野京子さんの『怖い絵』という本を、僕が本屋で手に取りまして。見たことがある絵にも、こんな怖い意味があるんだと知り、大ヒットした『怖い絵展』も見させていただき、これを舞台にできないかな、美術館と劇場の間、ありそうでなかった物語にできないかなと企画しました。簡単に言うとミステリー、サスペンスになるんですが、今までになかった演劇になっているんじゃないかと思います」

■絵田 光(えだ ひかり)役:尾上松也さん

……レストランのオーナーであり投資家。絵画コレクターでもある。
「私もおさむさんと、随分前からご一緒させていただきたいとお話していた中、この作品でご一緒できて本当に嬉しく思っています。作品自体も『怖い絵』を題材に、僕たちも脚本が出来上がってくるまで『どういう風になるんだろう』と未知数だったんですが、出来上がったものをみて、舞台でやらせてもらって、非常に芸術と演劇が一体となった、新感覚のエンターテインメントになったんじゃないかなと思います。絵を通じて、ミステリーの謎を解いていく作品になっていますので、お楽しみいただけるだろうとワクワクしています」

■美山 翼(みやま つばさ):比嘉愛未さん

……クラブのママであり、大手建設会社社長・火山 武の愛人だった。
「私にとっても初めての役柄で、クラブのママで愛人、という謎めいた女性を演じさせていただきます。私自身も舞台は3年ぶりで、そういった意味でも緊張しているんですが、今回は5人だけでのストレートなお芝居なので、2時間ノンストップで、皆さんとともに緊張感はありながらも、このチャレンジを楽しんで最後まで走り抜けられたらと思っています」

■剣 緑(つるぎ みどり):佐藤寛太さん
……才能溢れる若き絵描き。光のアシスタント。
「僕も舞台は2年ぶりなので、明日迎える初日から千秋楽まで、毎日成長していけたらと、毎日なにか新しい感覚が掴めたらいいなと思っています。よろしくお願いします」

■鷹野雄二(たかの ゆうじ):崎山つばささん

……フェミニンな空気をまとった警視庁の刑事。
「ゲネプロを迎えて、まだこれから発見していくことも、お客様が入ってから気付くことも多いかと思いますが、一日一日を大切にしながら、公演数も意外と多くあるので、感染症対策もしっかりとしながら、最後まで走り抜けていきたいと思います」

■火山 武(ひやま たけし):寺脇康文さん

……大手建設会社・火山建設社長。明るいイメージだが、裏では汚い仕事も。
「火山(かざん)と書いて『ひやま』と読む役で、頭も逆立ててスーパーサイヤ人みたいになっていますが、これは火山(かざん)のイメージです(笑)。本読みの直前に、全員同時に台本をもらったんですが、『えっ、これ覚えられるの?』と。もうセリフが入り組んでいて、本番も台本を持っているんじゃないかと思いながらここまで来たんですが……たまに忘れるかもしれないんですが、みんなで助け合いましょう(笑)。本当に面白い舞台になっております!」
怖さの一方でアドリブも満載、会見中にも尾上さんが「選手時代の原監督モノマネ」を披露!
会見では意気込みコメントのほか、作品にちなんで『皆さんの怖いことは?』との質問も。

すると尾上さんは、今朝の出来事として「劇場に入ってのメイク中、劇場入口に『佐藤』という人が来ていると。でも関係者に『佐藤』はいないという話で、怪しい人が来ちゃったのではみんなでザワついていたら、なんてことはない、佐藤寛太が入館証を忘れて入れなくなっていただけでした(笑)」と明かし、場内は大爆笑!
失態を暴露されてしまった佐藤さんも「それを言われるとは思わなかった~!」と照れ笑いを見せつつも、「今後は入館証をカバンにつけて、もう忘れません」と強く宣言します。

続く比嘉さんは、取材で自身のモーニングルーティーンについて話したところ、「毎朝、起きたらまず窓を開けて『おはよう』って言うんですけど、これを言うとみんなが『コワイ!』って笑うんです!」と、なぜかほかのキャストに大笑いされてしまったそう。
ドラマのヒロインのように優雅な朝を過ごしている比嘉さんに、その後も男性陣からは次々と「窓が両開きなの?」「家の中にいる時の立ち方から芝居がかっている」といったコメントが飛び、比嘉さんは「こういう風にイジられるのがコワイです(笑)」と苦笑いでした。

そして佐藤さんは、「これまでの稽古期間はマスクをつけていて、昨日初めて舞台上でマスクを外したら、なにか感覚が違うのか、いつもは言えていたセリフが出てこなくなって! 今日もやるんじゃないかなと、少しだけ怖く感じています(笑)」とコメント。
崎山さんは、「稽古場から怖かったんですけど、松也さんと寺脇さんとのアドリブシーンは、台本上にはなくて。気付いたら僕も巻き込まれて、アドリブシーンに入っていて……もう一か所増えそうになったんですけど、そこは回避しました(笑)。でも、本番はどこで振られるか分からないので、常にヒヤヒヤしながらも、自分がどのくらいできるのかを試す時間でもあるのかなと。でも、コワイです(笑)」と、アドリブでのムチャ振りを挙げました。

最後に順番が回ってきた寺脇さんは、「歩道を歩いていたら、お客さんをおろしたタクシーが前で止まって。そこが下り坂になっていて、発進する前に一回下がってきて轢かれそうになりました!」と、本当にコワイ話に。しかし無事に回避でき、ケガもなかったとのことでした。

楽しいトークの最後には、キャストを代表して尾上さんが「5人の出演者というミニマムな世界でお届けしますが、出演者・スタッフ一丸となって、皆さんに楽しんでいただける、今までに見たことがない楽しい演劇をお届けしたいなと思っています。何度でも劇場に来ていただいて、色んな謎を発見していただいて。それと同時に、絵画にも興味を持っていただけたらいいなと思います」と挨拶し、会見を締めくくりました。

舞台『怖い絵』は、2022年3月4日~3月21日まで東京・よみうり大手町ホールにて、続いて3月24日〜3月27日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演されます。ほか公演詳細は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

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☆Information

【公演概要】
■舞台『怖い絵』
作・演出:鈴木おさむ
監修:中野京子
出演:尾上松也 比嘉愛未 佐藤寛太 崎山つばさ 寺脇康文

美術:竹邊奈津子 照明:太田明希 音響:門田圭介 衣装:大西理子
ヘアメイク:望月光 演出助手:東七重 高松雪 舞台監督:田中翼
宣伝美術/宣伝写真:高宮紀徹 宣伝衣装:大西理子 宣伝ヘアメイク: 望月光 清水智也
宣伝:る・ひまわり 制作:羽根有希乃 伊東大樹 三浦祐香 制作協力:Soymilk Co.
プロデューサー:坂田佳弘 矢野浩之 企画・製作:関西テレビ放送

●東京公演
日程:2022年3月4日(金)~3月21日(月・祝) 全20公演
会場:よみうり大手町ホール(東京都千代田区大手町1-7-1)
入場料金:11,000円(全席指定・税込)
チケット取扱い:
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/kowaie-stage/
セブンイレブン店頭「マルチコピー機」(Pコード:509-438)
ローソンチケット https://l-tike.com/kowaie-stage/
ローソン店頭/ミニストップ店頭(店内Loppi)(Lコード:32947)
e+(イープラス) https://eplus.jp/kowaie-stage/
ファミリーマート店頭「Famiポート」

主催:関西テレビ放送 サンライズプロモーション東京
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)

●大阪公演
日程:2022年3月24日(木)~3月27日(日) 全5公演
会場:COOL JAPAN OSAKA PARK TTホール(大阪市中央区大阪城3番6号)
入場料金:11,000円(全席指定・税込)
チケット取扱い:
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/kowaie-stage/
セブンイレブン店頭「マルチコピー機」(Pコード:509-413)
ローソンチケット https://l-tike.com/kowaie-stage/
ローソン店頭/ミニストップ店頭(店内Loppi)(Lコード:55775)
e+(イープラス) https://eplus.jp/kowaie-stage/
ファミリーマート店頭「Famiポート」

主催:関西テレビ放送 運営協力:キョードー
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 ※日祝は休業)

≪公式サイト≫
https://www.ktv.jp/kowaie-butai/