【レボライ直前SP】手塚国光役・山田健登×大和祐大役・松島勇之介が登場!青学(せいがく)の新旧部長が語る、10/6開幕ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022インタビュー特集【前編】

ミュージカル『新テニスの王子様』(通称、新テニミュ)初のライブイベントとして、総勢37名のキャストたちが集結! ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022(通称、レボライ)が、いよいよ10月6日~10日に幕張メッセにて開催されます。

ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022 キービジュアル
スマートボーイズでは今作のキャストより、<中学選抜メンバー>手塚国光役の山田健登さん、<U-17(アンダーセブンティーン)選抜メンバー>大和祐大役の松島勇之介さんに独占インタビュー。“青学(せいがく)の柱”にして、新旧部長同士でもあるキャラクターを演じるお二人に、レボライへの意気込みはもちろん、稽古場でのエピソードもたっぷりと語っていただきました。
2日連続更新の特集より、本記事では前編をお届けします。

■ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022
手塚国光役 山田健登 × 大和祐大役 松島勇之介 インタビュー

(左から)大和祐大役の松島勇之介さん、手塚国光役の山田健登さん
【インタビュー前編】
――ミュージカル『新テニスの王子様』(以下、新テニミュ)初のライブイベントとして、いよいよ開幕が迫るミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022(以下、レボライ)ですが、お二人はこの開催を聞いた時にはどう思われましたか?

山田健登(以下、山田) まずは率直に、嬉しかったです。こういう形で、また『新テニミュ』のキャストたちと集結できるとは思っていなかったので、その機会をいただけたことがすごく嬉しくて! この夏はずっと、「早くレボライがやりたいな」というワクワクした気持ちで過ごしていました。
山田健登さん
松島勇之介(以下、松島) 僕は、『新テニミュ』への出演がミュージカル『新テニスの王子様』The First Stage(2020年12月~上演)以来になるので、まずは「帰ってきたぞ!」という感覚でしたね。それにThe First Stageは僕にとって初めてのミュージカル作品だったので、分からないことだらけだったんですけど、その時から2年が経っていますし、公演タイトルも“Revolution Live”ということで……今は成長した、進化した姿を見せなきゃいけないな、というプレッシャーも感じています。
でも何よりも、心の底からただただライブを楽しみたいなと! お話をいただいた段階では、僕もとにかくワクワクした気持ちでいっぱいでした。
松島勇之介さん
――今おっしゃったように、“革命”を意味するタイトルや、燃え上がる炎を背負ったメインビジュアルからも、それぞれの成長や闘志が見えるライブになるのではと予想しています。

松島 そうですね、全員がバチバチな雰囲気で! 今回は中学選抜メンバーが歌って、U-17(アンダーセブンティーン)選抜メンバーが歌って、というように、歌やパフォーマンスでも中学選抜メンバーとU-17(アンダーセブンティーン)選抜メンバーの戦いを感じられると思いますし、かと思えば一緒に歌ったりする場面もあって、“共に戦っている”という姿も見られるんじゃないかなと思います。

山田 あとライブ公演だけど、ちゃんとストーリー性がある展開にもなっていて。キャラクターそれぞれの色んな想いも、しっかり感じていただけるかなと思います。

松島 曲順も、上島先生(構成・ステージング/上島雪夫氏)がすごくこだわりを持って組み立ててくださっていて。もちろんライブの感想は、観てくださった皆さんそれぞれの主観でいいと思うんですけど、とにかく熱いライブになるはずですし、その雰囲気が今回のメインビジュアルにも現れているなと思います。

――今作では総勢37名のキャストが集結する中、お二人は青学(せいがく)の新旧の部長同士という繋がりもある、手塚国光役と大和祐大役を演じています。それぞれ、ご自身の役柄を改めてご紹介いただけますか?

山田 僕が演じている手塚国光は、常に冷静でありつつも、その内側には誰よりも熱いものを秘めていて。これまでの手塚は部長という絶対的なリーダーとして、青学(せいがく)の仲間たちを引っ張ってきたんですが、『新テニミュ』ではチームのためにではなく、自分のためにテニスをする、という新たな姿も見られるようになっています。

松島 僕が演じる大和祐大は、青学(せいがく)のOBであり、元部長として、手塚に青学(せいがく)を託した先輩でもあるキャラクターです。
新テニミュに登場するU-17(アンダーセブンティーン)選抜メンバーたちは、わりとイケイケ、ガツガツなキャラクターが多いんですが(笑)、その中での大和は穏やかというか、比較的落ち着いて見えるんじゃないかなと思います。でも、手塚と同じく内に秘めている強さがありますし、個性派揃いのU-17(アンダーセブンティーン)選抜メンバーの中でも異色な雰囲気を持っていて、僕自身も演じながら、すごく魅力的なキャラクターだなと感じています。
――それぞれご自身の素顔と役柄を比べてみて、似ている部分や共感できる部分、反対に違いを感じる部分はありますか?

山田 周りのキャストを見ていると、演じるキャラクターとの共通点を持っている人が多いなってよく感じているんですけど……僕自身は、手塚との共通点が全くないなと思っています(笑)。

松島 アハハハ!

山田 手塚に決まった時も「僕が持っていないものを全部持っている!」と思ったんですけど、それと同時に、「これは多分、これからの人生で僕に必要なものなんだ」とも思ったんですよ。
例えば手塚には、「油断せずにいこう」という決め台詞があるんですが、それってすごく大事なことだなと思いますし、以前の僕は気を抜いてしまう、日常的に油断してしまうことが多々ありまして(笑)。このお仕事に臨む上での意識も、どんな時にも「油断せずにいこう」と心がけるようになったりと、手塚から教えてもらったような気がします。

松島 僕もそう言われてみると、大和と近いところはないかもしれないです。まず、髪の毛も伸ばしたことないし、ヒゲもできれば剃っておきたいタイプだし(笑)。

――“実は大和のように、中学生の頃にはメガネをかけていた!”とか。

松島 アハハ! 大和は中学生の頃と、高校生になってからの見た目がかなり変化していますからね(笑)。そして僕は視力2.0なので、メガネとは無縁の中学生でした(笑)。ほかに大和との共通点を探してみても、右利きってことくらいしかないかも(笑)。

山田 全然違いますね(笑)。

松島 でも、そういう風に自分と違うところを発見して、それをお芝居で届けていく、っていうのも一種の醍醐味みたいなところがあって。自分に近いところがないからこそ、より自由に表現できる気がするんです。
あとは最近、色んな作品で年下のキャストが増えてきたなと感じていて。今までは僕も先輩についていく側だったんですけど、ちょっとずつリーダーシップを取らなきゃいけない立場になってきて……そういう面では、大和みたいに自分の場所を譲れる、そういう強さもあった方がいいのかな、なんて勉強させてもらっています。
――お二人は普段から周りを引っ張ろうと意識されていたり、お互いの姿にリーダーシップを感じたりすることもありますか?

山田 勇之介くんとは一緒にグループ活動をしていたことがあるんですが、その時からリーダーシップを取ってくれて、ここぞという時には引っ張ってくれる人だったので、部長というポジションにはすごく合っているな、と納得できますね!

松島 お~っ、嬉しい! ありがとう!

山田 反対に僕は、その時最年少だったのもあって、自分の意見を言うよりも、みんなについていく方でしたね(笑)。

松島 確かに、昔の健登はみんなについていくタイプだったと思うんですけど、『新テニミュ』や『テニミュ』で手塚を演じている姿を見る度に、どんどん手塚の頼もしさが板についてきているように感じられて。それである日、桃城 武役の駿(寶珠山 駿さん)に「稽古場で引っ張ってくれる人って誰なの?」って聞いたんですよ。そうしたらやっぱり、「健登が部長としても、みんなを引っ張ってくれている」って言っていました。

――今は山田さんにも、役柄同様のリーダーシップがあると。

松島 正直、普段から人を引っ張ることができない人が、人を引っ張る役をやっていても薄っぺらく感じてしまうんじゃないかなと思うんです。だけど、健登を見ていてそう感じることがなかったということは、今は青学(せいがく)をはじめ、中学選抜メンバーのことは健登が一番に引っ張っているのかな、って感じています。

山田 まだまだ、模索中ですけどね(笑)。僕がリーダーシップを取れているのかは分からないんですけど、中学選抜メンバーとしては、みんなが同じ方向を向いてくれるようになってきたのかなって思います。

――松島さんは約2年ぶりの『新テニミュ』ですから、そうした山田さんの変化も、よりハッキリと感じられるのではないでしょうか?

松島 そうですね。この間も稽古場で、越前リョーマ役の輝琉(今牧輝琉さん)と健登が二人での振り付けを練習していたんですけど、その時に少し難しいところがあって、輝琉が苦戦していた時に、健登がそっと教えている姿を見かけて。
もちろん今までもそういうことはやっていたんでしょうけど、僕は「わっ! 健登が変わってる!」ってびっくりして、なんだか堂々としてきたなと思いましたね。

山田 輝琉とはずっと一緒にいるので、僕から教えるだけじゃなくて、お互いに助け合いです。青学(せいがく)では、左利きのキャラクターがリョーマと手塚だけなので、確認し合えるのも僕と輝琉しかいないんですよ。

松島 あっ、そっか!

山田 みんなでの振り付けは、まず右利き用の振り付けで教えてもらうんですけど、僕たちにはそれを左利き用に解読していく、っていう作業があって(笑)。

松島 アハハ、“解読”っていうんだ!(笑)

山田 鏡の前で反転させながら、輝琉と一緒に「これ、どっちかな? こうかな?」って確認していくんです。そういう時は、お互いに助け合っていますね!
――『新テニミュ』のキャストには、コーチ陣を演じる方々をはじめ、経験豊かな先輩方も多くいらっしゃいます。これまでの公演を振り返って、周囲のキャストから刺激を受けたことや、印象に残っていることはありますか?

松島 僕はやっぱり、鬼 十次郎役の岡本悠紀くんの存在が大きいかな。もう本当に、歌に関しては稽古場から本番までお世話になりっぱなしで! The First Stageの時も、手塚と大和が向き合って二人で歌う曲があったんですけど、その時に悠紀くんはいつも袖から見守ってくれていたんです。
だから僕から見ると、舞台上にいる健登の先に、袖の中にいる悠紀くんの姿があって……その姿を見ると、すっごく落ち着いて歌えるんですよ! それにあれだけの圧倒的な歌唱力と表現力があるからこそ、鬼 十次郎役を演じられるんだと思います。

山田 本当にそうですよね! 鬼って、あの迫力で高校生なんですからね(笑)。

松島 他のキャストの皆さんをみても、自分にはない引き出しを持っているなと思うことばかりだったんですけど、特にそう感じたのは悠紀くんですね。

山田 どなたが印象的かって聞かれると選べないくらいなんですけど、僕が挙げるなら、三船入道役の岸 祐二さん。皆さん素晴らしい先輩方なんですが、その中でも演劇界を生き抜いてきた大先輩として、岸さんは言葉の重みと言いますか……やっぱり僕らとは、説得力が全然違うなって感じました。
それに歌声も、当たり前に上手いだけじゃなく、どう言葉で表したらいいのか分からないくらいの大迫力で!

松島 分かる、分かる! 歌唱力でぶん殴られている感じがするよね(笑)。

山田 稽古場で聴いた時から、本当に衝撃的でした。レボライでは久しぶりにご一緒できるので、僕も今から岸さんの歌声を楽しみにしているんですが、今回もまた、皆さんにも会場が揺れるような歌声を聴いていただけると思います!

松島 幕張メッセのスピーカーが弾け飛ぶんじゃないか、くらいのね!(笑)
【10月5日UP インタビュー後編に続く】

ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022は、2022年10月6日~10月10日まで全7公演が幕張メッセ 幕張イベントホールにて開催されます。ほか公演詳細・最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

©許斐 剛/集英社・新テニミュ製作委員会

☆Information
【公演概要】
■ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022

原作:許斐 剛『新テニスの王子様』(集英社「ジャンプ SQ.」連載)

構成・ステージング:上島雪夫
作詞:三ツ矢雄二
音楽:兼松 衆
振付:上島雪夫/井餘田 修

主催:新テニミュ製作委員会
協賛:ファミリーマート

出演:
<中学選抜メンバー>
越前リョーマ役:今牧輝琉、手塚国光役:山田健登、桃城 武役:寶珠山 駿、
橘 桔平役:GAKU、亜久津 仁役:益永拓弥、跡部景吾役:高橋怜也、
真田弦一郎役:吉田共朗、仁王雅治役:蔵田尚樹、丸井ブン太:川本光貴、
切原赤也役:前田隆太朗、木手永四郎役:長塚拓海、白石蔵ノ介役:武本悠佑、
千歳千里役:松島博毅、遠山金太郎役:平松來馬

<U-17(アンダーセブンティーン)選抜メンバー>
平等院鳳凰役:藤田 玲(特別出演)、種ヶ島修二役:秋沢健太朗、デューク渡邊役:大久保圭介、
越前リョーガ役:井澤勇貴、徳川カズヤ役:小野健斗、鬼 十次郎役:岡本悠紀、
入江奏多役(Wキャスト):相葉裕樹、入江奏多役(Wキャスト):泰江和明、
大曲竜次役:畠山 遼、君島育斗役:星乃勇太、遠野篤京役:輝馬、
越知月光役:楚南 慧、毛利寿三郎役:丸山龍星
中河内外道役:チャンヘ、大和祐大役:松島勇之介、都 忍役:宮垣祐也、
松平親彦役:田内季宇、鈴木 惷役:高橋駿一、鷲尾一茶役:YUKI

<コーチ>
黒部由起夫役:村上幸平、齋藤 至役:和泉宗兵、柘植竜二役:進藤 学、
三船入道役:岸 祐二

公演日程:
2022年10月6日(木)~10月10日(月・祝) 幕張メッセ 幕張イベントホール

チケット料金:
S 席:9,900 円(全席指定/税込み)

チケット取扱い:
イープラス/チケットぴあ/ローソンチケット

お問合せ:
ネルケプランニング https://www.nelke.co.jp/about/contact1.php

≪公式HP≫
https://www.tennimu.com/
≪テニミュ・モバイル≫
https://sp.tennimu.jp/

【配信情報】
■ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022
U-NEXT独占ライブ配信・アーカイブ配信

U-NEXT特設ページ:https://t.unext.jp/r/revolution_live2022
<ライブ配信>
①2022年10月6日(木)18:00公演 <初日:全景映像>(メインステージ/センターステージ)
【配信期間】
・ライブ配信:10月6日(木)18:00~公演終了まで
・見逃し配信:準備が整い次第~10月13日(木)23:59
【チケット販売期間】
・9月29日(木)12:00~10月13日(木)12:00
【視聴料】
・2,800円(税込)ライブ配信+見逃し付き
※マルチアングル配信となり、「メインステージ」と「センターステージ」の映像をご自身で切り替えながらご覧いただけます。
※ライブ配信終了後は、見逃し配信のみ購入可能。

②2022年10月9日(日)18:00公演<スイッチング映像>
【配信期間】
・ライブ配信:10月9日(日)18:00~公演終了まで
・見逃し配信:準備が整い次第~10月16日(日)23:59
【チケット販売期間】
・10月2日(日)12:00~10月16日(日)12:00
【視聴料】
・3,700円(税込)ライブ配信+見逃し付き
 ※ライブ配信終了後は、見逃し配信のみ購入可能。

③2022年10月10日(月・祝)13:00公演<千秋楽:スイッチング映像>
【配信期間】
・ライブ配信:10月10日(月・祝)13:00~公演終了まで
・見逃し配信:準備が整い次第~10月17日(月)23:59
【チケット販売期間】 
・10月3日(月)12:00~10月17日(月)12:00
【視聴料】
・3,700円(税込)ライブ配信+見逃し付き
※ライブ配信終了後は、見逃し配信のみ購入可能。
【配信限定特典】
終演後バックヤードのライブ中継映像(全出演キャストからのご挨拶)

<アーカイブ配信>※アーカイブ配信は購入から1週間視聴可能です
①2022年10月6日(木)18:00公演 <メインステージ全景映像>
【配信期間/販売期間】
・10月20日(木)12:00~11月6日(日)23:59
【視聴料】
・1,400円(税込)

②2022年10月6日(木)18:00公演<センターステージ全景映像>
【配信期間/販売期間】
・10月20日(木)12:00~11月6日(日)23:59
【視聴料】
・1,400円(税込)

③2022年10月10日(月・祝)13:00公演<千秋楽スイッチング映像>
【配信期間/販売期間】
・10月24日(月)12:00~11月6日(日)23:59
【視聴料】
・3,700円(税込)
【視聴可能デバイス】
・スマートフォン / タブレット(U-NEXTアプリ)
・パソコン(Google Chrome / Firefox /Microsoft Edge / Safari)
・テレビ(Android TV / Amazon FireTV / FireTV Stick / Chromecast / Chromecast with Google TV / U-NEXT TV / AirPlay)
※ライブ配信には1時間に最大約5.5GBの通信量を消費します。当日はWi-Fi環境での視聴を推奨します。