千葉瑞己・鈴木遥太がW主演!ゼロテラ/001『クラド』が9/28より開幕!斉藤秀翼・黒木文貴・氏家蓮らキャストコメント&「逆2.5次元」ならではのキャストイラストをUP
ゼロテラ/001『クラド』メインビジュアル
【出雲×任侠×逆2.5次元】
二次元と三次元の間に存在する、「2.5次元」と呼ばれる演劇。
諸説あれど、画面や紙の中にだけ宿る非実在の存在を、実在する人間の身体と心を依り代にし現実へと顕現させる演劇と定義して差し支えないだろう。
従来の「2.5次元」とは、平面なる“神聖”から立体なる“指向性”へのアプローチの呼称であった。
当プロジェクトは「その逆」を目指している。即ち「逆2.5次元」、三次元の立体から展開していく二次元の平面、或いはまた別の何か。
...難しい言い方は好きじゃない、シンプルに整えよう。
原典(オリジン)として、演劇作品をつくってみた。そしてまず、登場人物たちを二次元のイラストにしてみた。
三次元の演劇を起点として、此処からあらゆる方向や媒体に、観客の皆様を巻き込みながらプロジェクトが展開していくことを願って。
<2022年某日・赤星ユウ>
脚本、演出の赤星ユウ氏は「レティクル東京座」解散後結成した新プロジェクト『ゼロテラ』での第1作目の公演となります。
本作のテーマは『混じらない、交わらない、絆』。
W主演に新國アラト役として千葉瑞己さん、天正ユキ役として鈴木遥太さん、ほか斉藤秀翼さん、黒木文貴さん、氏家蓮さん、松本旭平さん、松原凛さん、笠原織人さん、テラライバーとして神山慎一郎さん、遠藤巧磨さん、藤原悠亮さん、稲葉葉一さんが脇を固めます。
かつて隠世(かくりよ)の浜と呼ばれるほど美しき奇観を誇った出雲の地は、度重なる再開発の末に「水」害に呑み込まれ、やがてバブル崩壊と共にゴーストタウンと化した。
いつしか其処は黒社会の無頼漢たちが闊歩し、毒々しくも絢爛豪華なネオンで水に沈んだ街は妖しく照らし出され【出雲水都-イズモスイト-】として新たに生まれ変わった。
エリート街道を突き進む野心家の公職員・新國(にっくに)アラトは官庁の不祥事に巻き込まれる形で首都から出雲水都へ左遷され、自暴自棄になりながらも上司から仄めかされた「【出雲水都】に蔓延る不正の温床を潰せ」という密旨を胸に、再び首都へと返り咲くことを誓う。
その最中リゾートカジノ【クラド】を仕切るボスである掴み所のない青年・天正(てんしょう)ユキこと〝テネシー〟と出逢い〝ニック〟というあだ名を授けられる。
【出雲水都】の解体を画策する役人と【出雲水都】の繁栄を守り抜くと抗う任侠。
華々しいエリートの道を歩む者と、地獄の底で這いずり進む者。
それぞれの絶対に交わらない信念の壁の厚さを意識した時、二人は自身がそれぞれから最も遠い者だと自覚する。
何故、二人は出逢ったのか。そして対立し、傷つけ合うのか。
そこには遥か古(いにしえ)の時代、出雲の海底に封印された人類史上最凶の強大なる存在が深く関わっていた。
「始まり」と「終わり」、造られた偽りの運命が【出雲水都】を越え日本全体を暗く巻き込んでいく。
悪人は何故この地へ引き寄せられる? 国は何故この地の破壊を求める?
誰が沈み、誰が浮かび上がるのか。
様々な思惑と欲望が顕世(うつしよ)と幽世(かくりよ)の海を越え神代から続く泡沫の煌めきを贄とする祝祭が今、始まる――。
各出演者と脚本・演出の赤星氏からコメントとキャスト写真、「逆2.5次元」ならではのキャストイラストが到着しました。
千葉瑞己(ちば みずき)
今回、主宰である赤星ユウさんの元でまたお芝居が出来ること、本当に嬉しいです!!
以前、お世話になった時から魅了され続けている「赤星ワァルド」を生きられること、そして皆さんにお届けできること!!今からワクワク・ドキドキが止まりません!!
観てくださる皆様にも、きっとワクワク・ドキドキしていただけると思います!!
ぜひ「出雲水都」へお越しいただき、我々と「ご縁」を繋いでいただけたら嬉しいです!!
どうぞよろしくお願い致します!!
□テネシー【天正(てんしょう)ユキ】:鈴木遥太さん
鈴木遥太(すずき ようた)
遂に『クラド』の世界を皆さんと共有できる日が近付いてきました。お客様にどういった反応をいただけるのか、何を感じてもらえるのか、ドキドキとワクワクで地に足がつき
ません。
でもそれ以上に、絶対いい作品をお届けできるという自信もあります…!!
12人の実力と魅力に溢れたキャストの先輩方と、演出・脚本の赤星ユウさんを始めとするプロフェッショナルなスタッフの皆様と共に。
千秋楽まで誰一人欠けること無く、お客様も含め関わった方がこの作品を誇りに思えるように、尽力して参ります!
□ケイリー【貴井(きい)ショウカク】:斉藤秀翼さん
斉藤秀翼(さいとう しゅうすけ)
昨今とても流動的な世の中が続いている中、今作品が上演されること、またそこに携
われることを心より嬉しく思うとともに、どうか無事に初日の幕が開き、全公演を駆け
抜けられることを願っています。
お客様にも、それぞれの状況がある中、貴重なお時間を頂戴します。この作品と時間を過ごすことを選んでいただけた一人一人の方に、価値あるお時間を届けられるよう、一ヶ月間の稽古にはじまり、一つ一つの公演を精一杯務めて行きたいと思っております。
座組の雰囲気もとても良く、それぞれが経てきたものを出し合い、作品を作っておりま
す。どうか、全ての御縁が、良き形で、最高な景色へと繋がってゆくことを信じ、日々
を過ごしたいと思います。
本番をお楽しみにお待ちください!
□八戸掛(やとかけ)キュウセン:黒木文貴さん
黒木文貴(くろき ふみたか)
キュウセンは、自身が率いる『八戸掛組』の組長。
今回、設定としては僕の中で初めての役どころなので、チャレンジ精神をもって日々
の稽古に臨んでいます。
『観る人によって受け取る印象や想像に"幅をもたせる"こと』これはどの作品でも心がけていることですが、今作では特に多く、濃くしていますの
で、皆さんに様々な視点からその余白をお楽しみいただければ幸いです。
今作のテーマの一つでもある『始まり』と『終わり』。
ゼロテラ/クラドの第一回目公演(始まり)となる今回、素晴らしい作品にするため尽力
したいと思います。
それでは皆様、【出雲水都-イズモスイト-】でお会いしましょう。
□真琴(まこと)ジン:氏家蓮さん
氏家蓮(うじいえ れん)
赤星ユウさんの手掛ける逆2.5次元プロジェクト、
独創的な世界観、熱い想いを秘めているこの作品に関わることができてとても嬉しいです。
出雲で起こる水害を題材に、縁結びのお話、因縁の関係、始まりと終わり、本当にいろんな思想や思惑が交錯しています。
僕が演じる真琴ジンは、不器用でまっすぐな男。
過去の出来事や繋がりによって複雑な苦悩と葛藤を持ち合わせており、日々己と戦っています。
主人公の新國アラトとの出会いによって、真琴ジンの運命の歯車も変わったように感じています。
そして真琴ジンがいることで、物語も彩られていく、そんな影響を与えられたらなと思います。
全ての謎が解けるのはもっと先のお話かもしれません。
素敵な作品を紡いでいけるように、僕の生き様も精一杯残していきたいと思います。
皆様応援の程よろしくお願いいたします。
□定直(さだなお):松本旭平さん
松本旭平(まつもと あきひら)
今回、記念すべきゼロテラ創立の舞台クラドに出演する事が出来て心より嬉しく思います。
出雲水都が舞台となっており、出雲と言えば「縁」このキャストスタッフが揃ったのも「縁」が繋がったのだと思います。
友情、人生、復讐、復興
様々な感情が交錯するこの作品。
一つ一つ丁寧に作り上げていきます。どうぞご期待下さい。
皆様のご来場心よりお待ちしております!!
□進堂(しんどう):松原凛さん
松原 凛(まつばら りん)
□九十二代目・日ノ出(ひので)モノザネ:笠原織人さん
笠原織人(かさはら おりと)
今回、巫子の役に挑戦させていただくにあたり様々な歴史の文献を読ませていただきましたが、調べれば調べるほどクラドの世界との繋がりが"縁"となって繋がっていて、舞台を観ると更に深く不可思議な出雲の世界に没頭することが出来ます。
登場するキャラクターも一人一人に縁の物語が見え隠れしていてそれぞれの人物のバックボーンを覗いてみるのもクラドの世界を知る重要な手がかりになってきます。
神代の世界のお話と思いきや、現代社会にも繋がるような人間の人間らしさも作中に散りばめられているので、1回だけでなく2回、3回と観ていただきクラドの世界を堪能し尽くしていただけたら嬉しいです。
■テラダイバー
新たに立ち上がった団体ゼロテラ。その第1作に携われて光栄です!演劇界に更なる旋風を巻き起こし、逆2.5次元と言うモノの魅力を広めて行けたらと思います!今作は神話、任侠、ギャンブルとが混ざり合い、とてつもない化学反応が起きています。
この化学反応を武器に見る人全てをゼロテラ001/クラドの世界に引き込める作品になってますので是非お見逃しなく!!公演を見終わった後も、モチーフになっている神話について調べたり、実際に行ってる見るのもクラドの楽しみ方の1つだと思います!
□遠藤巧磨さん
ゼロテラさん旗揚げ公演に参加出来、とても嬉しく感じています。決まった時からワクワクしていました。だって…神話×任侠×ギャンブル×イケメン達ですよ?
逆2.5次元ですよ?
ワクワクしませんか?
このコンセプトに僕はとても惹かれ…そして実際稽古をして……想像以上に素敵な世界がそこには広がっていました。
も負けないよう…この作品の一部として尽力を尽くしたいと思います。
【クラド】とは…?
【出雲水都】とは…?
世界観を楽しんで頂き、【縁】を感じて頂けたら幸いです。
□藤原悠亮さん
テラダイバーとして出演します、藤原悠亮です。
今回、脚本演出の赤星ユウさんとは初めてお仕事させていただくのですが、ゼロテラさんの記念すべき旗揚げ公演に出演することができ、素敵なキャストの皆さんと共演することができると思うと、とても嬉しく思います。
複雑に絡み合う世界でハイスピードで展開されていく世界観をぜひ楽しんで頂けたら幸いです。
物語の舞台、出雲水都はどんな町でどんな人々が生きているのか、テラダイバーとしてその空間に存在している意味をしっかり理解し、皆様にお届けできるように努めてまいります!劇場にてお待ちしております!
□稲葉葉一さん
こういった舞台作品に出演するのは初めての経験なのですが、以前から「やってみたい」という考えはあったので、今回このような奇跡的な機会をいただき、嬉しい気持ちと頑張るぞという想いでいっぱいです。
「クラド」ではテラダイバーとして、作品の端々で色々な役で舞台上に立ちます。現実離れした世界観ではありますが、この世界に細やかなリアリティを付与し、お客様を「クラド」の「出雲水都」に連れていきたいと思っています。
舞台演劇を創って、皆様に観ていただけることが本当に難しい世界に代わってしまいました。ただその中でも、観てもらいたいと思える作品に出会えたことがとても嬉しいです。できる限りのことを精一杯やって、共演者の方々と素晴らしい作品を創っていきたいと思います。
■脚本・演出:赤星ユウ
赤星ユウ
この作品は、黒社会に支配された不可思議なネオン街【出雲水都-イズモスイト-】に引き寄せられた男たちが「願い」「祝祭」に翻弄されながらも歩みを進め交錯していく物語です。
私事ですが、2012年から続けていた劇団を2021年に解散後、新たに設立した団体の第一回目の公演となります。
何かが始まり、終わっていく。何かが終わり、始まっていく。言ってしまえば至極普遍的なテーマを、自分らしく、刺激的に彩れたと思います。
ゼロテラのモットーは「"刺さる"エンタメ、作ります」。
自分の中に渦巻く混沌という刃の先端を、研ぎ続けた愛と悪意の狭間の感情を、いま再び世界に向ける行為をどうか赦してください。
「逆2.5次元」とも言えるプロジェクトが始動!
舞台『ゼロテラ/001「クラド」』
脚本・演出:赤星ユウ(ゼロテラ)
【日程】
2022年
9月28日(水)18:00
9月29日(木)13:00/18:00
9月30日(金)13:00/18:00
10月1日(土)13:00/18:00
10月2日(日)12:00/16:00
…全9ステージ
※受付開始・ロビー開場は開演1時間前、客席開場は開演45分前です。
※上演時間は約2時間を予定しています
【場所】
六行会ホール
〒140-0001 東京都品川区北品川2-32-3
【チケット】
一般席:8,500円(全席指定・税込)
【CAST】
ニック【新國(にっくに)アラト】:千葉瑞己
テネシー【天正(てんしょう)ユキ】:鈴木遥太
ケイリー【貴井(きい)ショウカク】:斉藤秀翼
八戸掛(やとかけ)キュウセン:黒木文貴
真琴(まこと)ジン:氏家蓮
定直(さだなお):松本旭平
進堂(しんどう):松原凛
九十二代目・日ノ出(ひので)モノザネ:笠原織人
テラダイバー:神山慎一郎、遠藤巧磨、藤原悠亮、稲葉葉一
企画・製作:ゼロテラ
公式HP:https://zeroterra.jp/crud
公式Twitter:@zeroterra_CRUD
(c)Zeroterra G.K. /「クラド」