昨年10月の活動休止以来、約一年ぶりの女優復帰となる今泉佑唯さんが主演をつとめる舞台「修羅雪姫」が、11月19日より東京・CBGKシブゲキ!!にて開幕しました。

原作の「修羅雪姫」は1972年に週刊プレイボーイにて連載を開始、その後、梶芽衣子さん主演で映画化され、ハリウッドのクエンティン・タランティーノ監督に強烈な影響を与え、傑作「キル・ビル」が出来上がったという逸話が残る名作です。

共演には、高橋龍輝さん、細貝圭さん、松村龍之介さんなどの若手個性派俳優をはじめ、AKB48から大西桃香さん、ラストアイドルから安田愛里さんといったアイドルが花を添え、久保田創さん、吉田智則さんらが脇を固め、日本エンターテイメント演劇の巨匠である岡村俊一氏が構成演出を手がけます。

開幕直前に公開ゲネプロ及び初日前会見が行われ、今泉佑唯さん、高橋龍輝さん、細貝圭さん、大西桃香さん、安田愛里さんが会見に登壇しました。

ゲネプロ直後ということでまずは「ゲネプロに自己採点をつけるとしたら？」という質問が飛び、今泉さんは「30点です。あまりに緊張しすぎて……」と自らを辛口評価し、高橋さんは「90点ぐらいです。あとは最終チェックをして、初日で100点出そうかなと思っています」と自信の表情。細貝さんは「56点ぐらいかな。ゲネプロでは噛まなかったので」とこちらは及第点評価。また「76点です」とまずまずの点数をつけた大西さんに対して、安田さんは「3点」と5人の中で最も低い点数をつけ、それぞれの個性が際立つ形になりました。

女優復帰に向けて約40日の期間中一日も休まず稽古に励んだという今泉さん、今回が初共演の細貝さんが「稽古期間ですごい痩せたんでしょ？」と問いかけると「3㎏しか痩せていないです」と謙遜の回答。また高橋さんが「ずーみん(今泉さんの愛称)はみんなのムードメーカーとして、すごく元気をもらいました」と座長をリスペクトすると、細貝さんも「ストイックですごくビックリしました。『稽古休みはいらない』って言うから、それは勘弁して欲しいと思いました(笑)。でも、本当にこの作品にかけて仕事を真摯に向き合っている姿が、カッコよかったです」とべた褒めでした。

そして「誰に観に来て欲しいか」という質問に、高橋さんは「もちろんすべての方に観てもらいたいですが、今回親が見に来るので、親や仲間とか大切な方に観てもらいたい作品ですし、初日から観てくださるお客様に背中を押してあげられるような、明日に向かって頑張っていけるようなものを伝えられたらいいなと思います」と意気込みを語り、細貝さんは「僕もたくさんの方に観て欲しいですが、コロナ禍になってずっと医療従事者の方々が頑張ってこられて、ここにきてようやく落ち着いているので、空いた時間を利用して観に来ていただけたらと思います」とコメント。

最後に今泉さんから「私自身この一年、生きていることが辛いなと感じる日々もあったり、生きていることが否定されるような気持ちになったことも多くて、でもこの作品に出合えたことで、生きていて価値のない人なんていないとか、生きていることに何かしらの意味があるという勇気をもらえたので、日常生活において辛い気持ちになっている方に観ていただけたら嬉しいです。この一ヶ月みんなで作り上げました。皆さんぜひ楽しんでください」と熱いコメントで締めくくりました。

≪ゲネプロ画像≫

舞台「修羅雪姫」は11月21日まで上演。詳細はInformationから公式サイトおよび公式Twitterをチェックしてください。

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☆Information

舞台「修羅雪姫」

日程：2021年11月19日（金）～21日（日）
会場：CBGKシブゲキ!!

原作：小池一夫・上村一夫
構成演出：岡村俊一
脚本：久保田創

出演：
今泉佑唯／高橋龍輝　細貝圭　松村龍之介／大西桃香(AKB48) 　安田愛里(ラストアイドル)／ 久保田創 濱田和馬 大串有希 近藤雄介 河本祐貴　久道成光　松本有樹純／吉田智則

チケット料金：
全席指定9,500円（税込／クリアファイル付き）
※クリアファイルは、当日会場にてお渡しいたします。

企画・製作・主催：アール・ユー・ピー

≪公式サイト≫
http://www.rup.co.jp/shurayukihime.html

≪公式Twitter≫
https://twitter.com/rup_produce