松村龍之介が朗読劇から役柄を変え、新井將とWキャスト主演!『ノンセクシュアル』が2025年2/7より、5年ぶりにストレートプレイで上演!星元裕月・神里優希ら共演、鯨井康介が演出
舞台『ノンセクシュアル』が2025年2月7日より、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホールにて上演されます。
■Introduction
「愛と執着は何が違うのだろう?」
ある事象が起きた時。目撃した人によっては笑えたり、笑えなかったり、むしろ恐怖ですらあったり。
舞台『ノンセクシュアル』はコメディー、サスペンス、恋愛模様、そのすべての要素が同時に絡み合って展開していきます。加害者が被害者であり、被害者が加害者でもあり、加害者がいつの間にか被害者になっている。作品全体に<紙一重><表裏一体>という<愛と狂気><泣きながら笑う><怖すぎてひきつった笑い浮かべる>複雑な想いと事象をちりばめたストーリーです。
単純には割り切れない人の想いや、過去、素性を、それぞれのキャラクターの立場から構成していきます――
本作は、コロナ禍に朗読劇に切り替えて配信された作品を5年ぶりにストレートプレイとして当初の企画通りに上演するものだそう。
2020年に公演準備を進める中、<外出自粛要請>などコロナ禍での様々な、世界中でかつて経験した事のない事態が起こった際、急遽、朗読劇に上演形態を変更。配信として観客にお届けする事となり、蔓延防止対策としての各キャストを個別のブース内に入れての朗読など、様々な制約からの工夫が、逆に、この作品の閉塞感や"いびつ"さ、コミュニケーションのズレを際立たせたと評価され、2022年の映画館での上映イベント、再配信も多くの観客から好評を博したとのこと。
その際、「やはり当初の企画、予定のようにストレートプレイで作品を観たい、」という要望も多くあり、コロナに対しての様々な対策が講じられるようになった現在、2025年2月にストレートプレイでの上演が実現します。
■Story
「例えばラッコって大好きな貝を食べようとお腹に乗せて叩きつけるけれど、あれって失敗しないのかなって」
バンド「ネメシス」のボーカルの藤木瑛司は、恋人の富永秀樹の家を訪れている。
「失敗したら内蔵破裂しそうだと思わないか?」
「命にかかわるな」
「そう命がけ。失敗したら死んじゃうかもね。でも叩かずにはいられないのがラッコ。そして失敗するやつは広い地球にはいると思う」
「……何か重大な失敗をしたの?」
自分が何か失敗して謝ろうとしていることも察して水を向けてくれた。そう捉えた瑛司は元カノである浅井塔子と寝てしまったことを秀樹に告白した。
さざなみが引くように、秀樹は急速に手が届かない場所へと去ってしまった。
新聞記者である浅井塔子と再び関係をもったのは、ちょっとしたことだった。
野外イベント会場に塔子を見つけた。控えのテントで仕事だと言い張っていたが、その日のイベントにバンド個別取材はなかった。
打ち上げにも出ずにホテルの部屋へと戻った。塔子と寝てしまった後、秀樹のことを思い出した。黙って同時に付き合うのはさすがにルール違反だった。瑛司は今、秀樹と付き合っていることを告白する。最初にあっけにとられていた塔子は冗談かどうか何度も確かめて、最後には瑛司を罵って出て行った。
ふたりの恋人に去られた瑛司は、恋愛したい気持ちと面倒さに辟易する感情の間で揺れながら数日、作詞に没頭していた。
「遺伝的背景および環境要因の寄与に着目したカモノハシとカワウソの行動生態学上の比較」を研究テーマにする大学院生、秋野侑李はアセクシュアルで、瑛司の想いはまったく理解できない。人を性的に愛することはないが、他人周りに“興味”という形での情は深い侑李にも、同情も相手にもされない日々。
そんなある日、塔子から連絡が来た。家に入れる気になれず、山下公園で瑛司は塔子の話を聞く事になった。
そこで、喪服を着ていた村山蒼佑と出会う・・・
演出は、朗読劇では役者として出演した鯨井康介さん。また、役柄を変えて、松村龍之介さんが再び出演。村山蒼佑役を新井將さんとWキャストで、「Ornithorhynchus anatinus(かものはし)」と「Aonyx cinerea(コツメカワウソ)」それぞれのチームに別れ演じます。
藤木瑛司役もWキャストで、「かものはし」では星元裕月さんが、「コツメカワウソ」では加藤ひろたかさん(柿喰う客)が演じ、秋野侑李役の小柳 心さん、富永秀樹役の神里優希さん、浅井塔子役の立道梨緒奈さんはシングルキャストとして、両チームに出演します。
チケットは一般発売中。詳しくはInformationをチェックしてください。
「愛と執着は何が違うのだろう?」
ある事象が起きた時。目撃した人によっては笑えたり、笑えなかったり、むしろ恐怖ですらあったり。
舞台『ノンセクシュアル』はコメディー、サスペンス、恋愛模様、そのすべての要素が同時に絡み合って展開していきます。加害者が被害者であり、被害者が加害者でもあり、加害者がいつの間にか被害者になっている。作品全体に<紙一重><表裏一体>という<愛と狂気><泣きながら笑う><怖すぎてひきつった笑い浮かべる>複雑な想いと事象をちりばめたストーリーです。
単純には割り切れない人の想いや、過去、素性を、それぞれのキャラクターの立場から構成していきます――
本作は、コロナ禍に朗読劇に切り替えて配信された作品を5年ぶりにストレートプレイとして当初の企画通りに上演するものだそう。
2020年に公演準備を進める中、<外出自粛要請>などコロナ禍での様々な、世界中でかつて経験した事のない事態が起こった際、急遽、朗読劇に上演形態を変更。配信として観客にお届けする事となり、蔓延防止対策としての各キャストを個別のブース内に入れての朗読など、様々な制約からの工夫が、逆に、この作品の閉塞感や"いびつ"さ、コミュニケーションのズレを際立たせたと評価され、2022年の映画館での上映イベント、再配信も多くの観客から好評を博したとのこと。
その際、「やはり当初の企画、予定のようにストレートプレイで作品を観たい、」という要望も多くあり、コロナに対しての様々な対策が講じられるようになった現在、2025年2月にストレートプレイでの上演が実現します。
■Story
「例えばラッコって大好きな貝を食べようとお腹に乗せて叩きつけるけれど、あれって失敗しないのかなって」
バンド「ネメシス」のボーカルの藤木瑛司は、恋人の富永秀樹の家を訪れている。
「失敗したら内蔵破裂しそうだと思わないか?」
「命にかかわるな」
「そう命がけ。失敗したら死んじゃうかもね。でも叩かずにはいられないのがラッコ。そして失敗するやつは広い地球にはいると思う」
「……何か重大な失敗をしたの?」
自分が何か失敗して謝ろうとしていることも察して水を向けてくれた。そう捉えた瑛司は元カノである浅井塔子と寝てしまったことを秀樹に告白した。
さざなみが引くように、秀樹は急速に手が届かない場所へと去ってしまった。
新聞記者である浅井塔子と再び関係をもったのは、ちょっとしたことだった。
野外イベント会場に塔子を見つけた。控えのテントで仕事だと言い張っていたが、その日のイベントにバンド個別取材はなかった。
打ち上げにも出ずにホテルの部屋へと戻った。塔子と寝てしまった後、秀樹のことを思い出した。黙って同時に付き合うのはさすがにルール違反だった。瑛司は今、秀樹と付き合っていることを告白する。最初にあっけにとられていた塔子は冗談かどうか何度も確かめて、最後には瑛司を罵って出て行った。
ふたりの恋人に去られた瑛司は、恋愛したい気持ちと面倒さに辟易する感情の間で揺れながら数日、作詞に没頭していた。
「遺伝的背景および環境要因の寄与に着目したカモノハシとカワウソの行動生態学上の比較」を研究テーマにする大学院生、秋野侑李はアセクシュアルで、瑛司の想いはまったく理解できない。人を性的に愛することはないが、他人周りに“興味”という形での情は深い侑李にも、同情も相手にもされない日々。
そんなある日、塔子から連絡が来た。家に入れる気になれず、山下公園で瑛司は塔子の話を聞く事になった。
そこで、喪服を着ていた村山蒼佑と出会う・・・
演出は、朗読劇では役者として出演した鯨井康介さん。また、役柄を変えて、松村龍之介さんが再び出演。村山蒼佑役を新井將さんとWキャストで、「Ornithorhynchus anatinus(かものはし)」と「Aonyx cinerea(コツメカワウソ)」それぞれのチームに別れ演じます。
藤木瑛司役もWキャストで、「かものはし」では星元裕月さんが、「コツメカワウソ」では加藤ひろたかさん(柿喰う客)が演じ、秋野侑李役の小柳 心さん、富永秀樹役の神里優希さん、浅井塔子役の立道梨緒奈さんはシングルキャストとして、両チームに出演します。
チケットは一般発売中。詳しくはInformationをチェックしてください。
☆Information
『ノンセクシュアル』
■演出:鯨井康介
■出演者
村山蒼佑:松村龍之介/ 新井將 ※Wキャスト
藤木瑛司:星元裕月/加藤ひろたか(柿喰う客) ※Wキャスト
秋野侑李:小柳心
富永秀樹:神里優希
浅井塔子:立道梨緒奈
■公演スケジュール
2月07日(金) 19:00 A
2月08日(土) 12:30 O / 16:30 A
2月09日(日) 12:30 A / 16:30 O
2月10日(月) 14:00 A / 19:00 O
2月11日(火・祝) 12:30 O / 16:30 A
2月12日(水) 14:00 O
【O=Ornithorhynchus anatinus -かものはし-】
新井將
星元裕月
立道梨緒奈
神里優希
小柳心
【A=Aonyx cinerea -コツメカワウソ-】
松村龍之介
加藤ひろたか(柿喰う客)
立道梨緒奈
神里優希
小柳心
■チケット料金
一般:8,700円(全席指定・税込)
学生:3,900円(各回枚数限定 当日引換券 税込み)
https://eplus.jp/non-sexual_2025/
https://www.confetti-web.com/@/non-sexual_2025
■スタッフ
演出:鯨井康介
上演台本:潮路奈和
音楽:片岡麻沙斗
音楽監修:川野直輝
美術:愛知康子
照明:鈴木健司
音響:小川陽平
衣裳:小谷晴菜
衣裳協力:小泉美都
ヘアメイク:小林雄美
宣伝スチール:NORI
演出助手:西谷智美
舞台監督:澤井克幸(黒組)
稽古場制作:森紀代香(ジラフ)
制作:松島瑞江(アンデム)
プロデュース:三宅優(Zu々)
企画:Zu々
作品公式HP
https://www.zuu24.com/non_sexual_2025/
Zu々公式HP
https://www.zuu24.com/
Zu々(ずう)略歴
主宰:三宅優が"自分が日本語で観たい舞台"を基本コンセプトに、海外の舞台、国内外の映画、小説、マンガなどジャンルに拘らず選んだ作品の日本での舞台上演を企画し、"Zu々 プロデュース公演"としてスタッフ・キャストを集めての上演を行う。その一方、主宰はジャンルを演劇だけに留めず、映画作品、マンガへの協力など、多方面で活動。
『ノンセクシュアル』
■演出:鯨井康介
■出演者
村山蒼佑:松村龍之介/ 新井將 ※Wキャスト
藤木瑛司:星元裕月/加藤ひろたか(柿喰う客) ※Wキャスト
秋野侑李:小柳心
富永秀樹:神里優希
浅井塔子:立道梨緒奈
■公演スケジュール
2月07日(金) 19:00 A
2月08日(土) 12:30 O / 16:30 A
2月09日(日) 12:30 A / 16:30 O
2月10日(月) 14:00 A / 19:00 O
2月11日(火・祝) 12:30 O / 16:30 A
2月12日(水) 14:00 O
【O=Ornithorhynchus anatinus -かものはし-】
新井將
星元裕月
立道梨緒奈
神里優希
小柳心
【A=Aonyx cinerea -コツメカワウソ-】
松村龍之介
加藤ひろたか(柿喰う客)
立道梨緒奈
神里優希
小柳心
■チケット料金
一般:8,700円(全席指定・税込)
学生:3,900円(各回枚数限定 当日引換券 税込み)
https://eplus.jp/non-sexual_2025/
https://www.confetti-web.com/@/non-sexual_2025
■スタッフ
演出:鯨井康介
上演台本:潮路奈和
音楽:片岡麻沙斗
音楽監修:川野直輝
美術:愛知康子
照明:鈴木健司
音響:小川陽平
衣裳:小谷晴菜
衣裳協力:小泉美都
ヘアメイク:小林雄美
宣伝スチール:NORI
演出助手:西谷智美
舞台監督:澤井克幸(黒組)
稽古場制作:森紀代香(ジラフ)
制作:松島瑞江(アンデム)
プロデュース:三宅優(Zu々)
企画:Zu々
作品公式HP
https://www.zuu24.com/non_sexual_2025/
Zu々公式HP
https://www.zuu24.com/
Zu々(ずう)略歴
主宰:三宅優が"自分が日本語で観たい舞台"を基本コンセプトに、海外の舞台、国内外の映画、小説、マンガなどジャンルに拘らず選んだ作品の日本での舞台上演を企画し、"Zu々 プロデュース公演"としてスタッフ・キャストを集めての上演を行う。その一方、主宰はジャンルを演劇だけに留めず、映画作品、マンガへの協力など、多方面で活動。