財木琢磨「ステージの表も裏もドタバタ!」11/30まで上演中の舞台『ニンジャバットマン ザ・ショー』公演記念DC映画特別上映イベントレポをUP!なだぎ武と独特な稽古模様を語る

DC コミックス「バットマン」の日本制作アニメーション映画「ニンジャバットマン」の舞台化作品『ニンジャバットマン ザ・ショー』が、東京・池袋のTheater Mixa(シアターミクサ)で公演されるのを記念して、グランドシネマサンシャイン池袋では“DC映画特別上映”として『ジョーカー』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が、11月1日から11日までの期間限定上映中です。

11月6日に開幕した舞台『ニンジャバットマン ザ・ショー』は、「東京リベンジャーズ」「幽☆遊☆白書」「機動戦士ガンダム 00」などヒット作品をプロデュースし続ける Office ENDLESSが手掛ける、バットマンシリーズ日本初の大迫力エンターテイメント・ショー!
夜、黒、闇、影の4チームのキャスト陣が、11月30日まで、ステージをランダムに上演していきます。

【STORY】
現代の犯罪都市ゴッサム・シティの悪党たちがタイムスリップし、群雄割拠する戦国時代の日本。戦国大名となった悪党たちがこのまま自由に暴れ続ければ、日本だけでなく世界の歴史すらも変わってしまう! 絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったバットマンは世紀の歴史改変を阻止することができるのか? 日本と世界の歴史を賭けて、時空を超えた壮大な戦が幕を開ける!
DC 映画の上映期間中、映画上映の前にキャスト登壇イベントが開催される回も!
スマートボーイズでは、11月2日の映画『ジョーカー』18時30分上映回で、黒チームのジョーカー役・財木琢磨さんと夜チームのジョーカー役・なだぎ武さんが登壇したイベントを取材! ジョーカー役の2人が語るジョーカーのキャラクターや、本番が間近に迫る舞台「ニンジャバットマン ザ・ショー」の裏側の様子をたっぷり紹介したトークショーの模様をお届けします。

【11月2日18:30の回 なだぎ武さん&財木琢磨さんトークショー】
トークショー序盤は、今回初めて映画『ジョーカー』を鑑賞する方もいらっしゃるということで、なだぎさんから「アーサーという男がジョーカーなんですけど、悲しい男のヒューマンドラマです」と、まずは映画の紹介が。財木さんも「カリスマ性のある悪役という意味でのジョーカーとはイメージが違っていて、今回上映するジョーカーは人間としての葛藤が描かれていますよね。悲しい人間でもあるし、見た人によって色んな捉え方ができる映画だと思いました」と、鑑賞した当時の感想を語ります。
映画『ジョーカー』は、主演のジョーカーを演じたホアキン・フェニックスが2020年度アカデミー賞主演男優賞を受賞したことでも知られる名作。「アメコミ作品が賞を取るのはなかなかの快挙!」と、そのすごさを語るなだぎさんに財木さんは「へぇ! そうなんですか!?」とビックリ。マンガの実写化映画は受賞しづらいという定説を覆した映画『ジョーカー』ですが、シリーズ歴代のジョーカーたちも映画史に残るインパクトを与えてきました。財木さんは過去に見た映画『ダークナイト』について触れ、「役者目線で見ると、ワクワクさせてくれるジョーカーだなと感じました」と語る場面も。
財木琢磨さん
なだぎ武さん
イベント中盤、2人がこのイベントに登壇している理由を、なだぎさんが改めて説明。「僕たち、『ニンジャバットマン ザ・ショー』という舞台に出演させていただいてまして。アニメ映画の『ニンジャバットマン』の舞台化ですね。(セリフなど言語表現がない)ノンバーバルのステージで、殺陣とアクションが詰まってます! 僕も色んな舞台に立たせてもらってますけど、カウントでしか会話してない現場は初めて(笑)。……わかります?」と、舞台の話へ。なだぎさんの困惑具合に財木さんは「ハハハッ」と笑いながらも共感するようにうなづきます。
続けてなだぎさんは、「ステージではずっと音楽が流れてるんですよ。みんな、音楽に合わせて動きが決まってるんで、“そこ、ファイブカウントで出てきて”とか言われるんですよ。俺みたいないち芸人からしたら、ファイブって何?って感じで」と苦笑。財木さんも「僕ですらわからないです(笑)」と、稽古では苦労しているそう。
しかし、財木さん以上にお手上げ状態のなだぎさんは「“流れてる音楽の歌詞で、このセリフが来たら出て”って言ってくれんと。ファイブで出てきて、エイトでポーズとってって言われても。もう開き直ってカウントじゃわからないですって言ってます(笑)。(同作での)バットマン役の滝川広大くんに“ここで僕がこのポーズしたら出てきてくれ”って頼んでます」と、苦肉の策を披露! これには財木さんも「広大、大変じゃないですか!」と爆笑でした。
バットマンとジョーカーはほぼ出ずっぱりだというこの舞台。財木さんは「ショーの間、1時間ずっと色んな曲が流れてまして。それにアクションをつけるわけなんですけど、頭の回転がエグいです。カウントも頭から離れないし、次はあの人がこう動くから邪魔にならないようにして……とか、次に使う刀はあっちから出るから、こっちに置かなきゃとか。裏でも表でもドタバタ! でも、それをお客様に感じさせないようにしなきゃいけないということで、今、劇場で場当たりをやってる最中です」と、てんやわんやの舞台裏を明かします。するとなだぎさんから「昨日、財木くんのチームは本番さながらにメイクして衣装きてリハーサルやったけど、昨日はどうでした?」という質問が。
「まず、メイクを自分でやるって決めました。それと衣装もすごくて……とにかくキツイっていう。……ごめんなさい。疲れがすごくて(笑)」と、パフォーマンスだけでも大変な中ジョーカーの白塗りメイクを自身でこなし疲労困憊の財木さん。一方、「率直な意見ですね~(笑)。ジョーカーの衣装って、襟巻きがあるんですよね。最初に財木が着たとき、衣装さんが襟巻きを立たせすぎて、病院帰りの犬みたいになってた!」と、なだぎさんは思い出し笑い。「横が全然見えてなかったです(笑)」財木さんもそのときの状況について語り、途中で襟巻きが改善されたことも明らかに。
さらに続けて「バットマンもマスクで視界が狭い中、お互いのことを意識して助け合いながらやらなきゃっていうのがあります。4チームあって、僕となだぎさんのチームでも全然違いますよね。特にジョーカーの作り方がみんな違う気がします」と、チームごとの違いにも言及。なだぎさんも「そうだね。アクロバットが得意なジョーカーはピョンピョン飛び跳ねてるんですよね。バク宙したり。でも、それぞれの色のジョーカーでいいんでってことだったので、チームで詰めていきながら仕上げています」とコメント。
なだぎさんが再び、財木さんチームのゲネプロを振り返り、「ノンバーバルなので基本セリフは話さないんですど、たまに音声で入ってたりするんです。それに口パクで合わせる人もいるんです。でも昨日の財木はそれをやってなくて。さっき楽屋で“合わせたほうがいいですかね……”ってちょっと心配してたよね。でも俺は、あえてやってないのもかっこええなと思った。それはそれで財木の色のジョーカーになってたから。演出家さん曰く、一番サイコなジョーカーやって。財木のジョーカーが一番怖いって言ってた。あえて音声と合わせないのが財木のジョーカー像にうまく投影されてたと思う」と、太鼓判を押しました! その言葉に少し安心したように「そういう演技面は重要視しながら作ってますね」と返して、嬉しそうな笑顔を向ける財木さん。1つ1つの動きにジョーカーを宿らせるその演技が気になるところです!
イベント最後は、なだぎさんからの「そんな我々が出演している『ニンジャバットマン ザ・ショー』が11月6日から、4チーム体勢で順番に回してますので、もしタイミングが合って見に行こうかなと思った方はぜひ見に来ていただけたらなと思います!」という挨拶で締めくくられ、幕を閉じました。

舞台『ニンジャバットマン ザ・ショー』は、11月30日まで東京・Theater Mixa(シアターミクサ)にて開幕します。公演の詳細はInformationより公式サイトをご確認ください。

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☆Information

◆公演概要
【タイトル】日本語表記:ニンジャバットマン ザ・ショー
英語表記:BATMAN NINJA-THE SHOW
【公演日程】2021年11月6日(土)~11月30日(火)※全70公演
【会場】Theater Mixa(シアターミクサ)
【主催】ニンジャバットマン ザ・ショー製作委員会
株式会社 Office ENDLESS、トリックスターエンターテインメント株式会社、
株式会社イープラス、ローソンチケット、株式会社 NTT ぷらら、
BREW STUDIO 株式会社
【企画・制作】ワーナー ブラザース ジャパン合同会社、DC

【出演チーム】
「夜-YORU」
滝川広大
なだぎ武
安納サオリ
室田瑞希
「黒-KURO」
澤田拓郎
財木琢磨
鈴木さあや
佃井皆美
「闇-YAMI」
高澤礁太
細川洪
平野茜子
藤田笑美
「影-KAGE」
山川蓮矢
ASUKA
鈴木彩海
安藤美桜

《公式サイト》
https://batman-ninja.jp/

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