「見て、聴いて、熱を感じてほしい」四方 ルカ役の畠山理温、紫垣 明役の桑原 柊、猫屋敷 由比役の坂田隆一郎が登場!アカペラ生歌唱×青春ストーリーで描く、11/8開幕の舞台『アオペラ』インタビュー特集

「青春」×「アカペラ」というコンセプトで、声優陣による本格的なアカペラ歌唱を楽しめる音楽原作プロジェクト「アオペラ -aoppella!?-」が舞台化! 実力派スタッフ&歌唱力に優れたキャストを揃えた、舞台『アオペラ』が2024年11月8日から東京・シアターHにて上演されます。

スマートボーイズでは本作のキャストから、四方しほう ルカ 役の畠山理温りおんさん、紫垣 明 役の桑原 しゅうさん、猫屋敷 由比ゆい 役の坂田隆一郎さんにインタビュー。舞台上で披露する生のアカペラへの挑戦や、それぞれが演じる二つのアカペラチーム「リルハピ」と「FYA'M'フェイム」の様子についても語っていただきました!
(左から)舞台『アオペラ』から坂田隆一郎さん、桑原 柊さん、畠山理温さんが登場!
2021年3月に始動した「アオペラ -aoppella!?-」とは、「青春」×「アカペラ」をコンセプトに、高校生のアカペラ大会の頂点である「アオペラ」を目指す高校生たちの青春ストーリーと、声優陣による本格的なアカペラ歌唱を楽しめる音楽原作プロジェクト。

その舞台化作品となる本作では、脚本・演出に数々のヒット作品を手掛ける新進気鋭の演出家・元吉庸泰氏、音楽に音楽監督・作編曲家・演奏家として幅広いジャンルで活動する桑原まこ氏、さらにアカペラ監修として、「アオペラ -aoppella!?-」の楽曲製作にも携わる注目のアカペラクリエイター・とおるす氏という実力派スタッフが集結!
舞台『アオペラ』メインビジュアル
そして舞台上で生のアカペラを奏でるのは、様々なキャリアを持つバラエティ豊かな俳優たち。長江崚行さん、手島章斗さん、宮島優心さん、佐奈宏紀さんといった数々の舞台に出演する人気俳優・アーティストから、オーディションを経て本公演で初舞台を踏むキャストまで、幅広いジャンルから確かな歌唱力を誇るメンバーが集まりました。
さらに本作では、眞嶋秀斗さんが演じる舞台オリジナルキャラクターも登場! どのようにストーリーが動いていくのか、舞台ならではの展開にも期待が高まります。

アカペラに懸ける高校生たちの物語と、劇場に響き渡るハーモニーで、「青春」×「アカペラ」の魅力を届ける本作。
スマートボーイズでは、舞台稽古に先駆けてアカペラ練習も行っているというキャスト陣を代表して、都立音和高校アカペラ部「リルハピ」のメンバーから四方 ルカ 役の畠山理温さん、そして私立奏ヶ坂中学高等学校アカペラ部「FYA'M'」のメンバーから紫垣 明 役の桑原 柊さんと猫屋敷 由比 役の坂田隆一郎さんにインタビュー! 公演への意気込みや、仲を深めている各チームの様子も聞かせていただきました。
舞台『アオペラ』の『ペ』を表現した、ペラステポーズ♪
■舞台『アオペラ』特集 インタビュー
四方 ルカ 役:畠山理温さん・紫垣 明 役:桑原 柊さん・猫屋敷 由比 役:坂田隆一郎さん


――“アカペラで紡ぐ青春エンターテイメント”を描く舞台『アオペラ』では、キャストによる舞台上でのアカペラ歌唱も大きな見どころになるかと思います。2.5次元作品は初挑戦の方を含め、歌を得意とされているキャストが多く集まった作品となりますが、皆さんは本作への出演が決まった時にはどんなお気持ちでしたか?

坂田隆一郎(以下、坂田) 僕は「Love Harmony's, Inc.ラブ・ハーモニーズ・インク」というコーラスグループのメンバーとしても活動しているので、原作の「アオペラ -aoppella!?-」のことも以前から興味があって知っていました。YouTubeで楽曲も聴いていたので、最初は「あの作品が舞台化するんだ!」という驚きがあったんですけど、僕はどのパートをやるのかなとワクワクしていたら、まさかのベースというやったことがないパートで…!
経験があるので、アカペラの難しさを痛感している分、初めてのパートで不安もあったんですが、みんなでハーモニーを奏でられた時の楽しさも知っているので……やっぱり生のアカペラだからこそ、その楽しさを僕たちも舞台上で体感できるし、お客さんにも毎公演を違う音楽のように感じてもらえるんじゃないかな、ってワクワクしています。
猫屋敷 由比 役の坂田隆一郎さん
畠山理温(以下、畠山) わぁ! すばらしいです!

坂田 やりづらいな(笑)。

桑原 柊(以下、桑原) 初めてこの作品のお話をいただいた時は、僕はアカペラも2.5次元の作品も初めてだったので、本当に未知への挑戦というか、ただ飛び込むだけ、という気持ちでした。最初は戸惑いというか、自分にできるのかどうかも分からない状態ではあったんですけど、今はもう仲間たちと一緒に練習を頑張っているので、きっと素晴らしい作品をお客様にお届けできるんじゃないかな、と思っています。
紫垣 明 役の桑原 柊さん
畠山 僕も、桑原くんとほとんど同じ気持ちです。僕はアカペラと、舞台自体も初めての経験になるので、やっぱり緊張するのかなって思っていたんですけど、なんだかんだワクワクの方が勝っていて! ご一緒するキャストの皆さんは経験豊富な方々ばかりですが、ずっと周りに引っ張ってもらっているままではいけないなと思うし、「どこかの部分では、逆に僕が引っ張ってやる!」っていう気持ちもあります。

桑原&坂田 おお~!

畠山 いや、本当に! 今回のキャストで最年少だからか、僕がこういうことを言うとみんな微笑んでくるんですけど(笑)、それぐらい真剣ですし、本番が楽しみです!
四方 ルカ 役の畠山理温さん
――では、今回の作品でそれぞれが演じられる役柄についての印象や、ご自身と比べてみてはいかがでしょうか?

畠山 僕が演じる四方 ルカくんは、微笑み王子というのもあって……正直、今までの人生ではまったく歩んでこなかったキャラクターというか。僕はもう、ず~っと「喋んなければいいのにね」って言われ続けてきた人間なんで(笑)。

桑原&坂田 あぁ~(納得)。

畠山 ルカくんも無口という訳ではないんですけど、僕がすごい喋っちゃうタイプなので……もう、お二人も分かっていると思うんですけど(笑)。

坂田 うん、今日もずっと喋ってるよね(笑)。

畠山 本当にそうなんですよね。実はビジュアル撮影の時にも、スタッフさんから「理温くんはもっと、微笑み王子が出てくるドラマや映画をいっぱい見て研究した方がいいよ」って言われて。「ということは、今はかけ離れているんだな」と感じたので、これからどんどん突き詰めていきたいなと思っています。

――そうした自分とは違う一面を、舞台で演じられるのも楽しみですよね。

畠山 そうですね、それが演劇の醍醐味だと思いますし! 頑張ります!
桑原 僕が演じる紫垣 明くんは、女の子が大好きなムードメーカーで、いつも猫屋敷さんから「風紀を乱している」と怒られているような役柄で。そこだけ聞いたら、ちょっと「えっ?」ってなる人物かもしれないですが、実は「みんなで幸せになろう」と思っていて、そのために自分から動けるし、そうすることに幸せを感じていて。そこが彼のすごく優しい部分というか、僕が尊敬している部分でもあるので、自分が演じた時にも、しっかりと皆さんに届けられるといいなって思っています。

――桑原さんはご自身と比べてみて、明くんと似ている部分はありますか?

桑原 女の子が大好きなところなどが似ているかは分からないですけど、周りの人には「ぴったりだね」って言われますし、わりかし似ている部分も多いんじゃないかなって思っています。それこそ僕も、中高生の頃は周りの大人から怒られて育ってきたので(笑)。
坂田 そんな柊を、これから僕が叱っていかなきゃいけないんですよね(笑)。僕は結構、グループ活動や色んな作品の中でもお兄ちゃんポジションになることが多くて、いわゆるまとめ役の経験は多いと思うんですけど、猫くん(猫屋敷 由比)はまとめ役というよりは、周りの子たちを叱ってあげる保護者のようなキャラクターで。
でも、これは僕自身も感じていることなんですが、少しわがままだったり、自由な行動をする子たちって、自分の主張をしっかり持っているからこその行動で、そこに猫くんは憧れている部分もあるのかなって。仲間たちにはそういうリスペクトもあるけど、でも「風紀を乱さない」という線引きの中で自由にしてもらいたい、みたいな葛藤が色んな場面から感じられるので、僕もこの作品においては、柊や理温たちに楽しんでもらいながらも、「でもちゃんとルールは守るんだぞ」って導いていけるようにやっていければなと思います。

――ちなみに坂田さん自身は、学生時代の校則などもきちんと守るタイプでしたか?

坂田 真面目な雰囲気の学校だったのでちゃんと守ってはいたんですけど、内心「なんでこれを守んなきゃいけないんだろう」っていう、反骨心みたいなものもずっとありましたね。でも、ルールを破る勇気はなかったので……だからこそ自由な人に憧れたりもする一方で、「でも、誰かがしっかりしてなきゃいけないんだ」みたいな感覚が僕にもあるのかなって思います。
――そんな皆さんが演じるメンバーは、それぞれ別の学校に通う「リルハピ」と「FYA'M' (以下フェイム)」という二つのアカペラチームとして登場します。劇中では、結成したばかりのリルハピに経験者チームのフェイムがアドバイスをくれるような関係性となっていますが、皆さんはグループごとの魅力や空気感をどう捉えていらっしゃいますか?

畠山 では、リルハピは僕が代表して。音楽って、「音を楽しむ」と書くじゃないですか。リルハピは本当にその通りで、初心者ながらも音を楽しんでいるようなグループです!
キャスト同士でもリルハピメンバー(※長江崚行さん、手島章斗さん、宮島優心さん、磯野亨さんと畠山理温さんの5名)のLINEグループがあるんですけど、僕だけまだ学生なので、みんなが「理温、テストはどうだった?」ってめちゃくちゃ気にかけてくれたりして……“4人のお兄ちゃんたちと僕”って感じで、すごく温かい雰囲気です。

坂田 リルハピのメンバーは、スタジオに集まって自主練とかもしているんだよね?

畠山 そうですね、ちょくちょくみんなで集まっているのでチームワークにも自信があります! いつも和気あいあいとしていますし、人数はフェイムより一人少ないですけど、エネルギッシュな部分では負けないと思っています。

――そんなアカペラ初心者かつ、結成されたばかりのフレッシュなリルハピに対して、すでに部活として活動実績があるフェイム(※佐奈宏紀さん、星元裕月さん、内田将綺さん、常盤みつるさんと桑原 柊さん坂田隆一郎さんの6名)はいかがでしょうか?

坂田 逆に僕たちは、なかなか全員が揃って会えていなくて。

桑原 そうですね。メンバー同士で事前稽古や食事に行ったりはしているんですけど、大体一人か二人は都合が合わなくて。

坂田 でも、色んな経験を持ったメンバーが集まっているので、個々のポテンシャルは高いと思いますし、そういう自信がアカペラに関してはリルハピよりも先輩にあたるグループとして、フェイムらしさにも繋がっていくのかな。

桑原 原作での、フェイムの練習スタイルもそうですもんね。それぞれが自分のスキルを高めて、個人的に頑張ってきたものを集まった時に合わせる、みたいな。僕たちも、本当にそんな感じです。

坂田 リルハピは皆で多く練習していて、すでにスタジオに入ったりもしているので、ずっと会えている分の絆はきっと強いと思うんですけど、僕らは短期集中型というか、逆に色んなステージでそれぞれが得てきたものをグッとみんなで集めて、ハーモニーとして奏でることに集中している、って感じだね。

――キャストの皆さんも、それぞれのグループらしい形で力をつけているんですね。すでに歌稽古が始まっているとのことですが、今回のキャストの中でも特に気になる方や、お会いしてみて印象的だった方とのエピソードがあればお聞かせいただけますか?

坂田 僕は、丹波 燐 役の手島章斗くん! お互いアーティストとしても活動していて、あっくん(手島さん)主催のライブに出演させてもらったりしていたので、こうして舞台で共演できることがすごく嬉しくて。他の皆さんももちろんそうですが、あっくんはめちゃくちゃ歌がうまいんですよ!
ほかにも個性と魅力のあるメンバー揃いで、僕がお客さんだったら「目が足りない、耳も足りない!」って思うような方たちばかりなので、本当に楽しみですね。

桑原 僕は初共演の方ばかりなんですが、理温くんとは所属事務所が一緒でして。

――お二人は、今回の共演が決まる前から交流はありましたか?

桑原 お互いの存在を知ってはいたんですけど、事務所内でも一緒になったことはなかったですね。でも今回、「同じ事務所の子がいるよ」って聞いた時にはすごく心強かったし、嬉しかったことをよく覚えています。

畠山 僕もです!

桑原 しかも今回、僕たちは役柄的にも幼馴染のような感覚を持った同士になるんですが、僕たち自身も同じ事務所だし、年齢もキャストの中では一番近くてそれぞれフェイムの最年少とリルハピの最年少になるので、シンパシーを感じています。

畠山 シンパシーか~。

桑原 あれ、あんまり感じてない?(笑)

畠山 いやいや、そんなことないよ!(笑) じゃあ僕からは、馴れ馴れしくも隆ちゃんと呼ばせていただきますが、隆ちゃんとのお話を!

坂田 おぉ、何を言われるんだろう。怖いな(笑)。

畠山 隆ちゃんとは、ビジュアル撮影の時に初めてお会いして、その時の隆ちゃんの第一声が「お疲れ様です」だったと思うんですけど、それだけで「あ、優しい人だな」って一瞬で感じて。

坂田 待って、本当にそれで分かる!?(笑)

畠山 ハイ、僕の長年の経験から言わせてもらうと。

坂田 いやいや、俺の方が長く生きてるけど分かんないよ(笑)。

畠山 (気にせず)僕ももう、19年も生きているんでね。その経験を活かした上で、その「お疲れ様です」の「お」で気付いたんです、きっと優しい人だって。それからよくよく隆ちゃんの姿を見たら、肩にはギターを担いでいて。

坂田 (大笑いしつつ)そうそう、撮影のあとにライブのリハーサルがあったから、私物のギターを背負っていたんです。
畠山 それで、これはチャンスだと思って「すいません、ギター貸してもらえないですか」って声をかけまして

一同 (笑)。

桑原 えぇ!? 普通、言えないですよね!?(笑)

坂田 そう、初めてですよ! 初対面の年下の子に、いきなり「ギター貸してください」って言われるの(笑)。しかもこれ、たまたまギターを持っていただけで、俺の第一印象と関係なくない?

畠山 ちょっとギター弾きたいなと思って(笑)。でもそんなお願いができるぐらい、本当に優しく見えたんですよ! それでギターを弾かせてもらって、隆ちゃんとの距離も縮められたので、僕はWin-Winなお願いだと思っていたんですけど、今の反応を見ると引いてたっぽくて……あれれ??(笑)

坂田 いや、Win-Winではないだろ!(笑) 引いてた訳ではないけど、ビックリしましたね。それに、ただ大人しく弾いていたら「ギターや音楽が好きな子なんだな」って思うだけなんですけど、俺がメイクしている真横にきて、ずっと隣で弾いてるんですよ!(笑)。

桑原 流しのギタリストじゃないですか(笑)。

坂田 ずっとギターを弾きながら「この曲、知ってます?」「僕、この曲が好きなんです」って話しかけてきて、本当に賑やかな子で(笑)。でも、僕が知らないような曲もたくさん知っていて、「すごく音楽が好きなんだな」っていうのは伝わりました。

畠山 それが伝わったなら良かったです、ありがとうございます!
――今回のカンパニーは歌が得意な方が多く、皆さん音楽好きでもいらっしゃると思いますが、そうした音楽トークでもキャスト同士の会話が弾むのではないでしょうか。

坂田 そうですね。あと、みんなでカラオケに行ってみたいですね。

畠山&桑原 めっちゃ行きたいです!

坂田 リルハピのみんなは、もうカラオケにも行ったんだっけ?

畠山 多分、僕以外のメンバーは。その時は、僕だけ行けなかったんです。

坂田 そうなんだ、その話を聞いて「いいなぁ」って思ったんだよね。僕たちは少しずつ世代も違うし、それぞれが経験している音楽のジャンルも違うから、みんなでカラオケに行ったら「この人、これ歌うんだ!」っていう新しい発見がありそう。

畠山 確かに!

坂田 カラオケの選曲とか歌い方にも、多分性格が出てくると思うし。僕らは音楽を通じることでより分かり合えると思うから、カラオケでお互いの歌を聴く、っていうのは仲を深めていくには一番手っ取り早いかもしれないね。

桑原 ぜひ、みんなで行きましょう!
――舞台『アオペラ』ではそんな皆さんの歌声にも注目ということで、公演に先駆けて舞台オリジナルアカペラ楽曲「響(ひびく)」PVも公開されていますが、今回の劇中で披露する楽曲についてはどんな印象を抱いていますか?

畠山 やっぱり初めてのアカペラということで、歌ってみての難しさは感じています。今までの自分では絶対しない歌い方をしたりして、新しい引き出しをバンバン開けられているような、毎日違った発見がある感じで。あとPV用のレコーディングもあったんですけど、その収録のタイムテーブルを見た時に、僕が一番最後の収録になっていたんですよ。でもまさか、僕が最後になるとは思っていなくて。

桑原 そうだよね。大体こういうのって後輩から順に早い時間で、先輩方に引き継いでいく……っていう感じだよね。

畠山 そうそう。僕が一番年下なので、朝一の担当だと思っていたんです。でも、理由は分からないけど僕が最後になっていたので「珍しいな」って思っていたんですけど、よくよくタイムテーブルを見たら、僕のあとにグレーに塗られた「予備」っていう枠がめちゃくちゃ広く取られていて。それで僕、スタッフさんに言ってやったんですよ!

坂田 言ってやった、って!(笑)
畠山 「僕、予備なんていらないですよ!」って。背水の陣じゃないですけど、"僕に予備なんていらないです、舐めないでくださいよ!"って、自分で自分を追い込むような気持ちもあって。

桑原 うわ、言っちゃったね(笑)。


畠山 で、もうめちゃくちゃに気合いの入った状態でいったんですけど……終わってみたら、予備の時間をビッタビタに使い切っていました。

一同 (大爆笑)

桑原 しっかりとね、スタッフさんの読み通りに(笑)。

坂田 スタッフの皆さんに、ちゃんと謝った方がいいよ(笑)。

畠山 いや、本当にありがとうございました! 予備の時間がなかったらマズかったなっていうのは自分でも感じましたし、ちゃんと計算して組んでくださっていたんだなって(笑)。それだけこだわった歌声が収録されていますので、ぜひご覧ください!

――他にもレコーディングについて、なにか印象的なことはありましたか?

桑原 確かに難しかったんですけど、僕はすごく楽しかったです。レコーディングの前には練習会みたいなものも開いていただいたので、不安な点というか、ちょっと曖昧だったポイントも払拭してから臨めましたし、僕は結構スムーズに終われたかな?(笑)

畠山 僕とは違って(笑)。

桑原 アハハ! でも、レコーディングでは先に収録された方の歌声も聞けたので、一人で練習していた時とは全然違う感覚で、「こんな感じで歌うんだ」っていう発見もすごくたくさんありました。先に録っている方に合わせて同じ長さで伸ばすとか、ニュアンスを揃えていく、みたいな今までのレコーディングでは経験したことがない作業もあったので、すごく面白いなって思いました。

畠山 それ、分かる! 僕もレコーディングスタジオって違うなと感じたのが、今までできたことが全然できなくなったり、逆にできなかったことがいきなりできるようになったりして。緊張感を含めて、自分の限界を超えたからこそ出た歌声になっていて、なんだか不思議な感覚でした。

――そうしたレコーディングでの経験のように、本番の舞台上ではまた違った感覚や、新たな歌声が引き出されていくのではないかと思います。

桑原 まさにそうだと思います! だからもう、さらにワクワクが高まりましたね。
――期待が高まるお話をありがとうございました! それでは最後に、改めて公演を楽しみにされている皆さんへのメッセージをお願いいたします。

畠山 僕自身、初めての舞台と初めてのアカペラへの挑戦ということで、すごく不安も緊張もありますが、やっぱりそれ以上にワクワクしています。お客さまに楽しんでいただくというのは大前提ですが、僕たち自身も本当に楽しんでやりたいなって思っているので、ぜひ舞台『アオペラ』でその姿を見に来てください。よろしくお願いします!

桑原 アカペラと青春を描いた作品ですが、アカペラ自体初めて生で体感されるお客様も多いかと思いますし、僕たち自身のアカペラに対する思いや姿勢、練習で積み上げてきたものが、本当にそのままリルハピとフェイムの青春に見えたりするんじゃないかなって思っています。ですので、お客様は難しいことは何も考えず、ただ観て、聴いて、その熱を感じてほしいなと思います。きっと素晴らしい舞台に仕上がると思いますので、楽しみにしていてください!

坂田 今日いるこの3人だけでもお分かりいただけるように、個性豊かなキャストたちと素敵な音楽を奏でていきます。この作品を観に来てくださる方もきっと音楽が好きだろうし、そうじゃないという方にも、僕たちと一緒に青春の甘酸っぱさや、ワクワクした気持ちを感じていただけると思います。きっと毎日違うことが起きる舞台になりますので、劇場でお待ちしております!
舞台『アオペラ』は、2024年11月8日から~11月17日まで東京・シアターHにて上演。現在、チケット一般発売中です。ほか、公演に関する最新情報は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
【公演概要】

■舞台『アオペラ』

2024年11月8日(金)~11月17日(日) 東京・シアターH

【スタッフ】
原作:アオペラ -aoppella!?-
脚本・演出 元吉庸泰 / 音楽 桑原まこ / アカペラ監修 とおるす

主催:aoppella stage project

【キャスト】
鈴宮 壱 役 長江崚行  丹波 燐 役 手島章斗  雁屋園 道貴 役 宮島優心
四方 ルカ 役 畠山理温  宗円寺 雨夜 役 磯野 亨 /
是沢 舞斗 役 佐奈宏紀  綾瀬 光緒 役 星元裕月  紫垣 明 役 桑原 柊
宗円寺 朝晴 役 内田将綺  猫屋敷 由比 役 坂田隆一郎  深海 ふかみ 役 常盤みつる /
辻堂 颯太 役 眞嶋秀斗 ほか

【チケット情報】
チケット価格 11,000円(税込/全席指定)
一般発売(先着) 10月5日(土)12:00~ https://l-tike.com/aoppella-stage/

【あらすじ】
都立音和高校に通う、普段はのんびりとした性格の男子高校生・鈴宮 壱。

友人の丹波 燐・宗円寺雨夜と観に行った野外ライブでアカペラと出会い、今まで感じたことのなかった衝動に駆られる。

僕も歌いたい―。

一念発起した壱は、クラスメイトで生徒会書記を務める辻堂颯太に相談し、アカペラ部創設に協力してもらうことに―――

友情・音楽がまぶしく交差する青春群像劇開幕!

【舞台オリジナルアカペラ楽曲「響」PV】
https://www.youtube.com/watch?v=KmOtGSlNUzI

≪公式HP≫
https://www.marv.jp/special/aoppella-stage/
≪公式X≫
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≪公式Instagram≫
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