佐藤流司「感無量ですね」、橋本祥平が小柳友のコメントを無断借用!?【東映ムビ×ステ】映画『邪魚隊/ジャッコタイ』完成披露舞台に阿久津仁愛・廣瀬智紀・輝馬・玉城裕規・石井一彰らが登壇

映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の最新作、映画『邪魚隊/ジャッコタイ』の完成披露舞台挨拶が2024年5月21日に東京・新宿バルト9にて行われ、佐藤流司さん、阿久津仁愛さん、橋本祥平さん、小柳 心さん、廣瀬智紀さん、輝馬さん、玉城裕規さん、石井一彰さん、そして本作のメガホンをとった兼﨑涼介監督が登壇しました。
(左より)輝馬さん、廣瀬智紀さん、小柳心さん、阿久津仁愛さん、佐藤流司さん、橋本祥平さん、玉城裕規さん、石井一彰さん、兼﨑涼介監督
本作は、天下泰平の江戸時代に人々の平和な暮らしの裏側に、限られた者しか存在を知らない特殊部隊【邪魚隊】が謎の集団・お太鼓教の陰謀を江戸の町を救うため、妖美にして痛快な戦いが描かれます。

邪魚隊メンバーで本作の主人公・鱗蔵を演じる佐藤さんは「感無量ですね」とコメントし、生き別れの姉を探す旅を続けている平馬役の阿久津さんは「やっとこの日が来たなという風に、最高の気持ちでいっぱいです」とそれぞれ今の心境を語りました。
鱗蔵役:佐藤流司さん
【東映ムビ×ステ】の出演オファーが来た時の気持ちについて、佐藤さんは「本当ありがたいなと思いました。舞台も経験させてもらっていますし、映画、ドラマとかも徐々にやらせてもらったりする中で、今回の企画書をいただいた段階で、ミュージカルが映画の中に取り込んだり、時代劇で立ち回りもあるとお聞きした時には、のびのびと自分のフィールド上に戦える作品に携わらせてもらえるのかと思って、非常に嬉しく思いました」と語り、今回が初の時代劇という阿久津さんは「ちょっと不安もありましたが、映画を撮り終えて、ますます舞台がどうなるのかが、今すごく楽しみです」と作品に手応えを感じていました。
水野平馬役:阿久津仁愛さん
邪魚隊メンバーのスルメを演じる橋本さんは「舞台と映像と両方を体験できることは、役者として本当にこの上なく嬉しいことですし、でも何よりも京都の太秦で撮影できるというのが、もう本当に役者人生の中で『太秦で撮影したことがある』と言える人生って誇らしいなと思います」と名言が飛び出しましたが、実は舞台挨拶前の取材で小柳さんがコメントしたものを流用した内容で、小柳さんは「俺が言った後にもう1回言っているから、そっちの方がまとまってるじゃねえかよ!」とおかんむり。これには橋本さんも大声で「スイマセン!!」と謝罪し、笑いをとっていました。
スルメ役:橋本祥平さん
邪魚隊メンバー・鮒右衛門を演じる小柳さんは、橋本さんにコメントがパクられたことで動揺したのか、「彼(橋本さん)が話してくれたので、本当にもう、そのまんまです」と言うのが精一杯に。
鮒右衛門役:小柳 心さん
邪魚隊メンバー・比売知を演じる廣瀬さんは、『死神遣いの事件帖』に続いて2度目の【東映ムビ×ステ】出演について、「『死神遣いの事件帖』は舞台の方に出演させていただいたんですけど、今回は映画と舞台の両方に出演することが出来てましたし、オリジナルの作品ですので、0から構築することができるキャラクターが1つ増えることが出来て、すごく嬉しかったです」と笑顔で語りました。
比売知役:廣瀬智紀さん
御典医・蓼丸玄庵を演じる輝馬さんも、廣瀬さんと同様『死神遣いの事件帖』に続く2度目の【東映ムビ×ステ】出演。廣瀬さんから「えっ、一緒だった?」と言われ、困惑しつつも、「僕も前回は舞台のみの出演で、いつかは両方出たいなと思っていたので、本当に有り難かったです」とコメントし、蓼丸玄庵は舞台でも活躍するとのことで、「皆さん舞台はぜひ観に来てください! すごいことやると思います。何をやるのか、僕もまだわかんないですけど、楽しみにしててください!」と舞台版をPR。
蓼丸玄庵役:輝馬さん
お太鼓教教祖・安食満親の側近である多々良を演じる玉城さんは東映【ムビ×ステ】初出演とのことで、「噂は聞いていたので、 ついにお話をいただけて本当に嬉しく思います。周りの知っている役者さんも、いろいろなシリーズに出ていて、ちょっと羨ましいと思っていたので、今回、映画と舞台の両作品に出演できるということで本当に嬉しく思います」と語りました。
多々良役:玉城裕規さん
お太鼓教教祖・安食満親役の石井さんはオファーについて「噂には聞いていて……、感無量です」と佐藤さんと玉城さんのコメントを流用して会場を沸かせつつ、太秦でのロケでは、ドラマ『科捜研の女』の撮影で太秦に長年通い詰めていることに関連して、「『科捜研の女』ではスーツでの撮影がほとんどだったですけど、邪魚隊では派手な衣装だったので、気心の知れたスタッフに挨拶しても、みんな僕のことを気づいてくれないんですよ」と太秦での自虐エピソードで笑いをとってみせます。
安食満親役:石井一彰さん
本作では、佐藤さん&阿久津さん&玉城さんのアクションシーンがの見どころの一つで、佐藤さんは「玉城くんのアクションスピードがやばくて、僕も比較的早い方だと思っているんですけど、玉城くんの方が全然早くて、ちょっと大変でした」と玉城さんのアクションに驚いた様子。

撮影中でのエピソードでは、ミュージカルパートでは各々で練習してから本番に臨むスケジュールだったそうで、小柳さんは「その場で振りをいただいて、『振りを覚えられますか?』と言われて、佐藤(流司)先生は『覚えられます』と言われて、我々2人(小柳さん&廣瀬さん)は『覚えられません』と答えました」と回答し、廣瀬さんは「撮影と同時進行で練習して、なんとか佐藤先生に間に合うことが出来ました」と、対応力の高い佐藤さんを"先生"と持ち上げつつ、当時を振り返りました。

5月の映画公開に続き、8~8月には舞台『邪魚隊/ジャッコタイ』が上演。舞台への意気込みを聞かれ、佐藤さんが「さらわれるんですよ。さらわれるから取り返しに行く。取り返しに行ったところで、愛がおこる話です」とざっくり過ぎる舞台のあらすじを熱く語ると、小柳さんは「多分この世の話の9割、そんな話です」と突っ込み、会場は大いに沸きました。
小柳さんのコメントをパクった橋本さんが謝罪する一幕も
最後に佐藤さんが「自分自身で観ても面白いなと思える作品でした。私はパソコンで作品を確認したんですけど、より大きいスクリーンで臨場感を味わってもらえるかなと思っております。そしてこの大きいスクリーンに負けないぐらい臨場感のある舞台を用意してお待ちしておりますので、そちらの方もどうぞよろしくお願い申し上げます」と挨拶して舞台挨拶は終了しました。

<映画ストーリー>
天下泰平の江戸時代。人々の平和な暮らしの裏側に、限られた者しか存在を知らない特殊部隊があった。その名も【邪魚隊】。鱗蔵(佐藤流司)、スルメ(橋本祥平)、鮒右衛門(小柳 心)、比売知(廣瀬智紀)からなる邪魚隊は全員が死刑囚。死刑免除の引き換えに、死と隣り合わせの危険な闇仕事を任される隠密部隊だ。
 今回、邪魚隊に下された任務は、謎の集団・お太鼓教への潜入捜査。昨今、江戸の町では人が突然消える事件が続出。それらは人喰い鬼の仕業と恐れられ、一方でお太鼓教の教祖・安食満親(石井一彰)は鬼から人を守る救いの神として崇められていた。しかし、将軍・徳川吉宗(永井大)ら幕府はお太鼓教と鬼の関係に疑問を抱き、鱗蔵らのスリのスキルを駆使して教団からある物を盗み出すミッションを命じる。御典医・蓼丸玄庵(輝馬)によると、その「ある物」が、鬼退治に役立つという。
 一方、そんな邪魚隊の前に一人の青年が現れる。彼の名は、水野平馬(阿久津仁愛)。生き別れの姉を探す旅を続けていた平馬だが、お太鼓教の歌姫・音御前(高田夏帆)こそが姉であると確信。真実を知るために、鱗蔵たちとともにお太鼓教に忍び込む。
 だが、姉を救いたい平馬の行動が生んだアクシデントにより、鱗蔵たちは安食の側近・多々良(玉城裕規)に捕えられてしまう。さらに、目の前に現れた安食によって、鱗蔵の封印していた過去が甦る。
 はたして邪魚隊はお太鼓教の陰謀から江戸の町を救えるのか。人喰い鬼とならず者たちの妖美にして痛快な戦いが今始まる――

<舞台ストーリー>
捨て駒集団「邪魚隊」、今回の任務は「誘拐された幕府要人の奪還」。
向かうはいくつもの謎を秘めた絶海の孤島。 島に祀られる“常世神(とこよがみ)”とは一体!?

そして、島の女王・テコナと島民たちによって明らかになっていく衝撃の真実!
なんと「邪魚隊」の一員であるスルメの隠された過去も判明!?

最狂の刺客・多々良もなぜか島に現れ…… 鱗蔵たち邪魚隊を待ち受ける運命とは!?

ある日、幕府老中・尾形に呼び出された邪魚隊は「徳川の秘宝と引き換えに、誘拐された要人を奪還せよ」という任務を命じられる。

人質が連れ去られた孤島へと向かう邪魚隊一行と御典医の蓼丸玄庵。しかし、その途中で正体不明の海賊に襲われ、身代金代わりの秘宝を奪われてしまう。どうにか島に辿り着いた邪魚隊を待ち受けていたのは……妖術で島を治める神秘的な女王・テコナと、島民が崇める謎の神・“常世神”だった!

海賊の正体がこの島の島民であることを知ったリーダーの鱗蔵たちは、テコナにある取引を持ち掛ける。が、邪魚隊の一員のスルメは、一人浮かない顔をしていて……。

やがて浮かび上がる、女王・テコナの正体と、スルメが封印してきた禁断の過去……そして、真実が明らかになる時、新たな脅威が鱗蔵たちを、いや、日本全土を襲う!?

巨大な陰謀に直面した鱗蔵たち邪魚隊は、
無事に人質を盗み返し、任務を達成できるのか!?


映画『邪魚隊/ジャッコタイ』は5月31日公開。また舞台『邪魚隊/ジャッコタイ』は8月9日よりサンシャイン劇場にて東京公演、8月30日よりサンケイホールブリーゼにて大阪公演、9月4日より一宮市民会館にて愛知公演、9月7日より石川県立音楽堂 邦楽ホールにて石川公演がそれぞれ上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
映画『邪魚隊/ジャッコタイ』
【2024年5月31日(金)公開】
出演:
佐藤流司
阿久津仁愛 橋本祥平 小柳 心 廣瀬智紀
高田夏帆 姜 暢雄 輝馬 横山 涼 吉岡睦雄
玉城裕規 石井一彰 / 永井 大

脚本:小西麻友 監督:兼﨑涼介
音楽:和田俊輔 作詞:藤林聖子


舞台『邪魚隊/ジャッコタイ』

【日程・会場】
東京公演 2024年8月9日(金)~25日(日) サンシャイン劇場
大阪公演 2024年8月30日(金)~9月1日(日) サンケイホールブリーゼ
愛知公演 2024年9月4日(水) 一宮市民会館
石川公演 2024年9月7日(土)~8日(日) 石川県立音楽堂 邦楽ホール

出演:
佐藤流司
阿久津仁愛 橋本祥平 小柳 心 廣瀬智紀
松本寛也 森大 中村誠治郎 輝馬 玉城裕規
ほか

脚本:小西麻友 演出:毛利亘宏(少年社中)
音楽:和田俊輔 作詞:藤林聖子

【公式サイト】
https://toei-movie-st.com/jakkotai/

【公式X(旧Twitter)】
@toei_movie_st

【公式Instagram】
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