【テニミュ】青学(せいがく)3年生キャストの山田健登・原貴和・持田悠生・塩田一期・富本惣昭・大友海が登場!ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024~Memorial Match~開催直前特集①座談会インタビュー編

ミュージカル『テニスの王子様』(通称「テニミュ」)シリーズ20周年企画の集大成にして、テニミュ4thシーズンでは初のライブイベントとなる、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024~Memorial Match~が5月25日・26日に兵庫・神戸ワールド記念ホールにて、続いて5月31日~6月2日に東京・有明アリーナで開催されます。
ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024~Memorial Match~ 集合ビジュアル
「Dream Live」(通称「ドリライ」)とは、テニミュの楽曲やダンス、個性豊かなキャラクターの魅力を存分に楽しめるライブイベント。
この「Memorial Match」と題されたドリライでは、今回のライブを最後にテニミュ4thシーズンから卒業する青学(せいがく)と、テニミュ4thシーズンでこれまで青学(せいがく)が対戦してきた不動峰、聖ルドルフ、山吹、氷帝、緑山、六角、立海のキャストが一同に会し、『テニミュ』ライブ史上最多人数が出演します!

スマートボーイズではドリライ出演を控える青学(せいがく)キャストから、3年生を演じる手塚国光 役の山田健登やまだけんとさん、大石秀一郎 役の原 貴和はら たかかずさん、不二周助 役の持田悠生もちだはるきさん、乾 貞治 役の塩田一期しおたいちごさん、菊丸英二 役の富本惣昭とみもとそうしょうさん、河村 隆 役の大友 海おおとも かいさんの6名にインタビュー。
(前列左から)手塚国光 役の山田健登さん、大石秀一郎 役の原 貴和さん、(後列左から)河村 隆 役の大友 海さん、不二周助 役の持田悠生さん、菊丸英二 役の富本惣昭さん、乾 貞治 役の塩田一期さん
特集記事の前編では6名が揃っての賑やかな座談会を、そして後編では3組に分かれてのペアインタビューで、テニミュや仲間たちへの想いをたっぷりと聞かせていただきました。本記事では、その前編をお届けいたします。

【インタビュー前編】
■青学(せいがく)3年生キャスト 座談会インタビュー

【参加キャスト】
手塚国光 役:山田健登さん、大石秀一郎 役:原 貴和さん、不二周助 役:持田悠生さん、乾 貞治 役:塩田一期さん、菊丸英二 役:富本惣昭さん、河村 隆 役:大友 海さん


――テニミュ4thシーズンを通して青学(せいがく)の3年生を演じてきた皆さんですが、キャラクターの魅力や、やりがいに感じていた点はどんなところでしょうか。まずはご自身が演じてきた役柄への想いをお聞かせください。

手塚国光 役:山田健登(以下、山田) 僕は手塚役に決まった時から事あるごとにお話ししているんですが、自分とキャラクターとの共通点がほとんどなくて。でも、僕とは違うからこそ、僕に足りないものを全て持っている手塚部長には色んなことを教えてもらっている気がして、そこに楽しさややりがいを感じていました。
それから青学(せいがく)というチームができて、公演を重ねる度に結束力を高めていって……今では喋り出したら止まらないくらいですけど(笑)、これも僕たちの良さだなと思っています。このパワーが同じ方向を向いた時にはどの学校よりも強いなと感じていますし、このチームでの部長という立場にもすごくやりがいを感じていました。

大石秀一郎 役:原 貴和(以下、原) 僕はなんだろう。僕って、(大石に)似てる?

一同 (即答で口々に)似てる、似てる! すっごい似てるよ!

原 みんなもそう言ってくれますし、自分でもそういう面はあると思いますが……大石の持っている実直な性格や正義感は、まだまだ自分には足りていない部分だとも思っているので、大石を演じている間はずっと尊敬の気持ちを持っていました。
原作を読んでみても、自分が演じるキャラクターだからこそ自分と照らし合わせて見てしまうんですが、「あぁ、大石ってすごいな」って感心してしまうことばかりで。公演の度に、「もっと大石に近づきたいな」と思いながら演じていましたね。

不二周助 役:持田悠生(以下、持田) 不二周助は、青学(せいがく)メンバーの中でも唯一、心の持ち様が少し違うと言いますか。他の青学(せいがく)メンバーが全国大会優勝を目指している中で、そこまで勝ちへの執着がないところから始まっていて……でも、そこから立海公演までの間で、彼の心境にも大きな変化があったので、そこを演じるのがすごく楽しかったですね。

乾 貞治役:塩田一期(以下、塩田) 不二と似ているところは?

持田 僕も不二くんも、顔がいいところですね!(笑)

山田 アハハ、自分で言うな!(笑)
塩田 僕が演じた乾は努力の塊だったので、私生活から「乾ならどうするか」と考えて行動していました。例えば「乾なら、部室には何番目に来るだろう」と考えて、きっと最初に来るだろうから、僕も稽古場には最初に入るように意識したり、僕自身はあまり歌やダンスが得意な方ではなかったので、それこそ努力を続けていって……ずっと「乾という素晴らしい存在に少しでも近づけるように」と稽古に臨んでいました。その結果、こうしてよく喋るようにもなりまして。

持田 それは元からだよ!(笑)

塩田 いやもう、これからまだまだステップアップということでね!(笑)

持田 でも一期がいつも稽古場に一番に来るのって、そういうことだったんだ! 最初の頃は僕が一番だったのに、気付いたら「なんかいつも一期がいるな」と思って、僕は一番に稽古場に入ることを諦めて普通に来るようになったの(笑)。

塩田 うん、それは絶対にそうしようと思っていて。あとはテニスの技術とか、知識についても追求し始めたらどんどん面白くなっちゃって、今は実際にテニスをやりたいなと思っていて。ここまで楽しく取り組めたのは、自分が乾という役をいただけたからなのかなと思っています。惣ちゃんは?

菊丸英二 役:富本惣昭(以下、富本) 僕はやりがいというか、菊丸とはメンタル面で一緒に成長することができたなと思っています。
特に氷帝公演では、大石とダブルスを組めなかった菊丸が成長していく過程が描かれているんですが、「菊丸が成長するなら、俺も成長しなきゃ」と思うようになって。それまでの僕は「自分ができていればいいや」と思っていたんですが、その頃から「やっぱりチームだから、一人じゃダメなんだ。みんなで一つのものを目指していかなきゃいけないんだ」という気持ちが生まれるようになりましたね。

塩田 でも本当に、惣ちゃんはダンスでも「ここちょっと、タイミングが違う!」とか、みんなの修正点を見てくれていて。振付で悩むことがあったら、すぐに「惣ちゃん!」って呼んでいました(笑)。

持田 家でも動画を見直したりして、気付いたことをみんなにまとめて送ってくれていたよね。頼れるダンスリーダーです!

富本 それは、僕もみんなに教えてもらったことだったからお返しがしたくて。でもこうやって頼りにしてもらえるのは、やっぱり嬉しいですね!

河村 隆 役:大友 海(以下、大友) 僕が演じる河村はラケットを持つと豹変するという二面性のある役なんですが、いま思うと二人の違ったキャラクターを演じているような感覚でした。性格も180度変わるので、役者をやっていく上でもいい経験をしたなと思います。

――大友さん自身はバーニング中とバーニングしていない時、どっちのタカさん(河村)に近いなと思いますか?

持田 めっちゃ面白いです、その質問!(笑) で、どっちなんですか?

大友 どちらかと言えば、ラケットを持ってない時ですかね~?

原 そりゃ絶対にそうでしょ! 持っている時だったら大変(笑)。

持田 でも海もさ、たまにラケットを持ってスイッチが入った状態の時があるよね?(笑)

大友 僕も昔から、ちょっとふざけたくなっちゃう時があるんだよね(笑)。その調子がいい時は、もしかしたらタカさんがラケットを持った時と重なる部分かもしれません。役者としては演じがいのある役柄で、すごくいい経験ができたなと思っています。
――では、一緒に歩んできたチームメイトについてはいかがでしょうか。お隣の席に座っている方に向けて、感じていることをお聞かせください。(山田さん→原さん→持田さん→塩田さん→富本さん→大友さん→山田さんの順番)

山田 原ちゃんは、本当に大石そのままなんです。六角公演から手塚はチームを離れることになるんですが、それまでは大体のシーンで大石と一緒にいたので、例えば僕が稽古に参加できない日には、チームのことを原ちゃんにお願いしていたんですね。でも、以前は僕が一日いないだけでも「え~っ、どうしよう!」って言っていたのに、六角公演からは人が変わったようにまとめだして。
これは今だから明かしますが、実は僕からチームをまとめることについては何もアドバイスをしないようにしていて……そうしたら、やっぱり原ちゃんの人柄ありきのまとめ方で、みんなもそれについて行くようになって。そうやって僕も(役柄として)チームを離れたことで気付いたことがたくさんあって、「こんなにもしっかりとした副部長が、ウチにはいたんだな」と思いました。

原 (照れながら)……こりゃ大変(笑)。

一同 アハハハ!! 照れてる!

山田 本当に、真面目でしっかり者なんです。

原 僕から見たもっちーは、最初の頃は元気すぎる存在で、ちょっと話しかけにくい印象だったんです。でも公演を重ねるごとに、内面にはすごく強い情熱を持っている人なんだと気付かされて、仲間想いだし、情に厚くて。けど、それは普通に話しているだけでは気付きにくいところで、良い意味での裏表があるアツい男なんです。後輩たちの面倒見もすごくいいし、優しくて……だから僕、もっちーが好きです(笑)。

持田 アハハハ! ありがとう! 僕から見た一期は、マジでうるさいんですよ(笑)。青学(せいがく)キャストって今はすごく仲が良いんですけど、もちろん最初からそうだったわけではなくて、ケンカをすることもあったし……その中でも僕から見た一期は、最初の頃はよく分からない存在だったんです。

塩田 うん。お互いに、最初の頃はあんまり喋らなかったよね。

持田 なのに今は、めちゃくちゃ仲良しで。今ではおしゃべりな一期だけど、一時期は独り言なのか、独り言じゃないのかよく分からない声で喋っている期間があったんですよ(笑)。

山田 あった、あった!(笑)

持田 最初はそれにどう接していいのかが分からなくて(笑)。でも、それに慣れてからは一気に仲良くなれたし、一期は一番よく冗談を言う人だけど、一番努力をする人だとも思っていて。さっき「乾は努力の塊」って言っていたけど、一期自身も努力の塊で、普段から乾のことを意識しているのが分かったし……本当に、よく頑張ったよね。役者としても尊敬する人です!

塩田 (照れながら、無言でうつむいて持田さんとグータッチ)

山田 アハハ! 一期は褒められるのが苦手だよね。急に静かになる(笑)。

塩田 惣ちゃんは自分でもよく言っているように、ある頃から急激に精神的な成長を遂げて。最初の頃は、正直にいうと感情が表情に出やすいところもあったんです。
でも、ある時から考え方が変わったのがよく分かって、「一回、外から見てみよう」と俯瞰できるようになっていったのが印象深くて……芝居に関しても、ダンスに関してもみんなのことを俯瞰して見てくれているから、みんなの修正点にもいち早く気付けるのが惣ちゃんだと思っていて。それから僕が乾として試合をする時にも、ずっと感情を入れて応援してくれていたのが嬉しかったです!

富本 だって乾が勝った時、本当に嬉しかったもん! 僕から見た海くんは……最初は本当によく分からなかった(笑)。僕は海くんについて尊敬するポイントがあって、海くんは自分の世界をすごく強く持っていて、他人にも簡単には崩されない。僕はどちらかというと人に流されやすいタイプなので、自分を持っている海くんを見ていると「カッコイイな」と思えるんです。

大友 マジっすか。ありがとうございます!

富本 それに海くんはダンスもうまくて、基本的にはみんなもダンスの質問は僕に聞いてくれるけど、反対に僕が分からない時には海くんに聞いたりもしていて。お芝居のバリエーションも豊富だし、日常生活での言葉の使い方とかを見ていても、頭が良くて、色んな引き出しが多い人なんだなと思っています。淡々とボケて、淡々とツッコんでくれる、本当に頭の回転が速い人です!

大友 僕から見た健登くんは、初めて会った頃から良い意味で何も変わらなくて。多くを語らずとも分かる部長らしさというか、部長としてのオーラがすごくあって、みんなが騒いでいても健登くんが声をかければパッと視線が集まる。そういうカリスマ性は、生まれ持った才能なのかなと思うんです。

山田 ええ~っ!?(照れ笑い)

持田 いや、それがまさにカリスマ性だよね。健登は、自分では気づいていないだけだよ!

原 だってさ、副部長の僕が「みんな、やるよ!」って言っても誰も聞いてないんだよ! でも健登くんが「やるよ」って言うと、みんなピッとそっち向くの(笑)。

塩田 でも分かる、なぜか健登の「やるよ」は声が届くんだよね。

大友 それが副部長と、部長の違いなんだよ(笑)。そういう生まれ持った魅力がある人だし、僕は青学(せいがく)で一番男らしい部分を持っているのも健登くんだと思っていて、そういうところも部長としての存在感に繋がっているのかな。
あと歌がすごく上手いから、最初から歌の面でみんなを引っ張ってくれたこともすごく青学(せいがく)としては大きかったかなと思います。

持田 ちょっと僕からも言っていい? 健登がいなかったら、青学(せいがく)はこんなにまとまってない! 個性が強すぎるメンバーの中で、健登が全てのバランスを保っているのに本人はそれに気付いていなくて。でも、それがいいところでもあるんですよ。

大友 すごい人なのに、飾らないところが魅力だよね。

山田 エヘヘ。……今日はもう、スキップしながら帰るわ!(一同爆笑)
――仲間との絆を聞かせていただきましたが、皆さんにとってはいよいよ卒業を迎えるドリライを控えた今、改めてテニミュに対してはどんな想いを抱いていますか?

山田 テニミュのおかげで成長できたことしかないので、やっぱり“原点”です。自分のこれからの人生でも軸になるものがテニミュで、それはこの先も変わらないのかなと思います。
あとはテニミュに出られたこともそうですし、何よりもチームという“家族”ができたことが大きかったですね。なかなか大きくなってから、こうして長い時間一緒に居られる友達って少ないじゃないですか。小さい時から長い時間を一緒に過ごしてきた友達と同じか、それを超えるぐらいの仲間ができるとは思っていなくて……それはすごく、良かったなと思います。

原 僕もほぼ一緒で、全てにおいて成長させてもらいました。仲が良いってすごく良いことだけど、何かが一つでも違っていたら多分このチームは出来上がっていないと思いますし、このメンバーだったからこそ、この青学(せいがく)があるんだなって。テニミュを通して色んな方々と接することができて人間的にも成長できましたし、ダンスや歌、お芝居もそうなんですけど、テニミュには感謝でいっぱいですね。

持田 みんなが言うようにここまで成長できたことはもちろん、この先もそれぞれが役者としてお仕事をしていく中で、全てにおいてテニミュを約3年半やってきて学んだことが活きてくるだろうし、テニミュをやっていなかったらその先の未来も変わっていたかもれしない。だから、きっと……この先の全てが、テニミュのおかげですね。

塩田・富本・大友 かっけぇ~!!

持田 カッコイイ? もっと言ってもいいんだよ?(一同爆笑)

塩田 僕たちにとってのテニミュは……“運命(さだめ)”かな。

持田 その言い方、僕に引っ張られてない?(笑)

塩田 アハハ! でも、僕たちがオーディションを受けた頃はコロナ禍の真っただ中で……そんな中で公演をやるという判断をしてくださったスタッフの方々、そして自分を選んで、このメンバーに出会わせてくれたこと、その全てが繋がって今の自分がここにいると思っています。
今はドリライに向けて大きな稽古場で稽古をしているんですが、オールキャストがいると稽古場が本当にパンパンになるんですね。その光景を眺めた時に、「俺たち青学(せいがく)は色んな学校と戦ってきて、色んな成長を遂げてきたんだな」と……各校が列になっているのを鏡越しに見ていると各公演で戦った記憶が蘇ってくるし、この先何年、何十年経っても、それは鮮明に覚えているものなんだろうなって。初めての大きな作品で、テニミュで舞台というものを教えてもらいましたし、この経験をこれからにも活かしていけたらいいなと思います。

富本 僕もテニミュで学んだことはこれからもどんどん活かしていきたいし、原点になるんだろうなと思います。きっとこの先もテニミュで教わったことや、チームメイトのことを思い出すんだろうなって。あとは……運命?(笑)

山田 逃げたなあ(笑)。

富本 違うって、みんなが全部先に言っちゃうから!(笑) でも本当にそう思うんですよ、『Best of the best!』の歌詞でも「この時代で出会えたのは 必然の運命さ」っていう、僕はあの歌詞が大好きで「確かに!」って思うんですよ。

持田 まあ、僕たちはテニミュをやるために生まれてきてるもんね。

原 本当にそう。

富本 だから、青学(せいがく)のみんなやテニミュ4thシーズンのカンパニーの皆さん、そしてお客様と出会えたことも全てが運命だったんだなと思うし、そう思えるような大事な人たちに出会えて良かったです!

大友 技術的にも人間的にも成長できた部分はたくさんあるんですが、テニミュでは仲間ができたことが大きいと思っていて。自分の強いところも弱いところも、全部をさらけ出して歩んできた仲間に出会えたことが、この先は卒業して一人で歩んでいく中でも安心できるというか……何かあったら相談したい、と思える存在ができたことが一番大きいですね。
――2023年には20周年を迎えたテニミュですが、テニミュ4thシーズンの青学(せいがく)キャストとしてバトンを受け取ったことへの想いを聞かせてください。

塩田 テニミュ4thシーズンはスタッフもキャストも、“新しいことに挑戦していくこと”を目標にやってきました。三浦 香さんの演出や歌詞もすごく素敵で、言葉の意味がダイレクトに刺さってくるので素直に演じられたし、それを表現できることがすごく楽しかったです。
でも、全てが新しいわけではなく、テニミュ1stシーズンからテニミュ3rdシーズンまでの先輩方が繋いできたバトンを受け取って、テニミュ4thシーズンでは新たな風を吹かせていくというか。この先も10年、20年、30年とテニミュを好きな人がどんどん増えていくことを目指して、そのうちの一つの時代を作ることができたことが心の底から嬉しいし、ありがたいなと思っています。

大友 僕たちはテニミュ4thシーズンの先駆けとして新しいことにもチャレンジしてきたので、歴代作品とは違う部分もたくさんあったんだろうと思います。でも、僕らはこのテニミュ4thシーズンに誇りを持ってやってきたので、そんな先駆けとなる青学(せいがく)キャストを担えたことは貴重な経験でしたし、良かったなと思いますね。

原 海も言ったように挑戦を掲げてスタートしたテニミュ4thシーズンなので、新しい時代を作る一歩を担う青学(せいがく)キャストになれたことを、すごく誇りに思っています。
テニミュでしか感じられないものが絶対あると思うので、これからのテニミュに関わる方々にもそれを存分に感じてほしいし、テニミュによって良い方向に変われる自分自身のことも楽しんでほしいなと思います。

――では最後に、ドリライを楽しみにされている皆さんへのメッセージをお願いします。

大友 このドリライで、僕たちは卒業という形になります。寂しいですが、これまでの公演でもみんなで頑張って色んなものをお届けしてきたので、もうドリライでは楽しむだけです! これまでの対戦校のみんなとも絡めるし、一つのお祭りのようなものだと僕は思っているので、最後は泣かないように頑張りたいと思います。楽しみに待っていてください!

富本 テニミュ4thシーズンとして、青学(せいがく)キャストにとっても集大成となるライブなので、僕たちの成長した姿を皆様に届けられるように頑張ります。そして僕たちも全力で楽しむので、お客様にも全員、全力で楽しんでほしいです!

塩田 お客様もどういう演出になるのか、どんな選曲になるのかと楽しみな気持ちが強いかと思うんですが、僕たち自身も初めてのライブ形式での公演なので、皆さんが用意してくださるペンライトや応援グッズなど、自分たちにはどんな景色が見えるんだろうというのが楽しみです。お互いに楽しみの度合いは同じくらいに上限を超えていると思うので、全力で楽しみましょう!

持田 僕にとっても、初めてのドリライです。本公演もお客様と一緒に作っていくものでしたが、これまで通り、いやこれまで以上に一緒にドリライを作り上げていただいて、盛り上がって、はしゃいでいけたらいいなと思います!

原 終わるのは、やっぱり寂しいです。でも、最後がドリライで良かったなと思いますし、60人を超えるこのメンバーでこういったライブができるのはきっと最初で最後だし、公演数も限られているので、全てを出し切って! 泣いても笑ってもいいので、とにかく僕たちと一緒に楽しみましょう!

山田 ここまでたくさんの学校と戦ってきたわけですが、この期間だけは学校の垣根を越えて一緒に楽しめればいいなと思います。そして何よりも、やっぱり青学(せいがく)としての集大成になるので、お客様にも僕たちの背中をそっと押していただけたら嬉しいです。
最後まで油断せずに行きますので、皆さんも最後まで油断せずに楽しんでください!
(前編/座談会インタビュー 了)

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024~Memorial Match~は、5月25日・26日に兵庫・神戸ワールド記念ホールにて、続いて5月31日~6月2日に東京・有明アリーナで開催されます。
ほか公演に関する最新情報は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

☆Information
【公演概要】
■ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024~Memorial Match~

原作:許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)

構成・演出:三浦 香
音楽:坂部 剛/Yu (vague)
振付:遠山晶司(梅棒)/YOU

主催:テニミュ製作委員会

出演:
<青学(せいがく)>
越前リョーマ役:今牧輝琉、手塚国光役:山田健登、大石秀一郎役:原 貴和、
不二周助役:持田悠生、乾 貞治役:塩田一期、菊丸英二役:富本惣昭、
河村 隆役:大友 海、桃城 武役:寶珠山 駿、海堂 薫役:岩崎悠雅、
堀尾聡史役:りょうた、加藤勝郎役:戸塚世那、水野カツオ役:市川愛大

<不動峰>
橘 桔平役:熊沢 学、神尾アキラ役:毎熊宏介、伊武深司役:土屋直武、
石田 鉄役:柊太朗、桜井雅也役:深澤悠斗、内村京介役:菊池颯人、
森 辰徳役:青海 怜

<聖ルドルフ>
赤澤吉朗役:奥村等士、観月はじめ役:三井淳平、柳沢慎也役:久保侑大、
木更津 淳役:緑川青真、野村拓也役:八重澤就土、不二裕太役:石原月斗、
金田一郎役:二宮礼夢

<山吹>
南 健太郎役:桑原 勝、千石清純役:TAISEI、亜久津 仁役:益永拓弥、
東方雅美役:灰塚宗史、新渡米稲吉役:松原 凛、室町十次役:寺島レオン、
喜多一馬役:内野楓斗、壇 太一役:橋本悠希

<氷帝>
跡部景吾役:高橋怜也、忍足侑士役:草地稜之、宍戸 亮役:広井雄士、
向日岳人役:小辻 庵、芥川慈郎役:横山賀三、滝 萩之介役:中田凌多、
樺地崇弘役:栗原 樹、鳳 長太郎役:明石 陸、日吉 若役:酒寄楓太

<緑山>
季楽靖幸役:成瀬遙城

<六角>
葵 剣太郎役:宮脇 優、佐伯虎次郎役:松永有紘、黒羽春風役:桐田伶音、
天根ヒカル役:栗原航大、木更津 亮役:岸本舜生、首藤 聡役:中嶋 健

<立海>
幸村精市役:潮見洸太、真田弦一郎役:速川大弥、柳 蓮二役:梶山武雅、
仁王雅治役:蒼井嵐樹、柳生比呂士役:中山清太郎、丸井ブン太役:白金倫太郎、
ジャッカル桑原役:大村征弥、切原赤也役:木村聖哉

井上 守役:北代高士、オジイ役:うじすけ、越前南次郎:中河内雅貴

※越前南次郎役 中河内雅貴は兵庫:5/26(日)12:00/17:00、東京:6/2(日)12:00/17:00に出演いたします。
※赤澤吉朗の「吉」は土に口が正式表記。

公演日程:
【兵庫公演】2024年5月25日(土)~5月26日(日) 神戸ワールド記念ホール
【東京公演】2024年5月31日(金)~6月2日(日) 有明アリーナ

チケット料金:8,000円(全席指定/税込)
チケット取扱い:イープラス/チケットぴあ/ローソンチケット
チケット一般発売中!

お問合せ:ネルケプランニング https://www.nelke.co.jp/about/contact1.php

■ライブ配信・アーカイブ配信実施決定!
配信サービス:U-NEXT
https://t.unext.jp/r/4th_dl2024

ライブ配信 [見逃し配信付き]

〇配信公演
①2024年5月25日(土)12:00 兵庫公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
②2024年5月25日(土)17:00 兵庫公演【スイッチング映像】
③2024年6月2日(日)12:00 東京公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
④2024年6月2日(日)17:00 東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】★

①③…マルチアングル配信形式:「メインステージ」と「センターステージ」映像をご自身で切り替えながら視聴いただけます。
★…特典映像付き(アーカイブ配信でも同内容の特典映像を視聴いただけます)
特典映像:青学キャスト12名による卒業キャンプの模様を約15分のダイジェスト映像でお届けします。

〇販売価格
①③:各2,800円(税込)
②④:各3,700円(税込)

〇販売期間(ライブ配信終了後は、見逃し配信のみご購入可能です)
①兵庫公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
②兵庫公演【スイッチング映像】
2024年5月18日(土)12:00~6月1日(土)12:00

③東京公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
④東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】
2024年5月26日(日)12:00~6月9日(日)12:00

〇見逃し配信 視聴期間(ライブ配信終了後、準備が整い次第開始いたします)
①兵庫公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
②兵庫公演【スイッチング映像】
~2024年6月1日(土)23:59まで

③東京公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
④東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】
~2024年6月9日(日)23:59まで

アーカイブ配信
〇配信公演
①2024年5月25日(土)12:00 兵庫公演【全景映像(メインステージ)】
②2024年5月25日(土)12:00 兵庫公演【全景映像(センターステージ)】
③2024年5月25日(土)17:00 兵庫公演【スイッチング映像】
④2024年6月2日(日)12:00 東京公演【全景映像(メインステージ)】
⑤2024年6月2日(日)12:00 東京公演【全景映像(センターステージ)】
⑥2024年6月2日(日)17:00 東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】★

※①②および④⑤は、ライブ配信の際にマルチアングルで配信された各ステージ映像とそれぞれ同じ内容となります。
★…特典映像付き(ライブ配信と同内容の特典映像を視聴いただけます)。

〇販売価格
①②④⑤:各1,400円(税込)
③⑥:各3,700円(税込)

〇販売期間(ご購入から7日間ご視聴可能です)
①兵庫公演【全景映像(メインステージ)】
②兵庫公演【全景映像(センターステージ)】
③兵庫公演【スイッチング映像】
2024年6月13日(木)12:00~7月4日(木)23:59

④東京公演【全景映像(メインステージ)】
⑤東京公演【全景映像(センターステージ)】
⑥東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】
2024年6月21日(金)12:00~7月4日(木)23:59

■2024年11月13日(水)にBlu-ray/DVDの発売も決定!
詳しくは下記URLよりご確認ください。
https://www.tennimu.com/discography/tennimu/fourth/4th_dl2024/


≪公式サイト≫
https://www.tennimu.com/
≪テニミュ・モバイル≫
https://sp.tennimu.jp

©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

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