【ラメステSP/前編】コノエ役・前嶋曜「我ながら猫耳も似合っている」&ライ役・加藤将「すごい"猫ドラマ"になる!」と語る、獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」2/16開幕直前インタビュー特集
壮大なストーリーと緻密で美しいグラフィック、世界観を彩る音楽などで多くのファンを魅了したニトロキラルのBL(ボーイズラブ)ゲームが待望の舞台化!
獣愛ブースト音楽劇「Lamento-BEYOND THE VOID-」(ラメント ビヨンド ザ ヴォイド)が、2024年2月16日から東京・品川プリンスホテル ステラボールにて上演されます。
スマートボーイズでは、今作にて主人公・コノエ役を務める前嶋 曜さんと、共演するライ役の加藤 将さんにインタビュー。猫耳と尻尾を持つキャラクターたちの魅力や、人気BL作品に挑む意気込みを、前後編のロングインタビューでたっぷりと語っていただきました。
獣愛ブースト音楽劇「Lamento-BEYOND THE VOID-」(ラメント ビヨンド ザ ヴォイド)が、2024年2月16日から東京・品川プリンスホテル ステラボールにて上演されます。
スマートボーイズでは、今作にて主人公・コノエ役を務める前嶋 曜さんと、共演するライ役の加藤 将さんにインタビュー。猫耳と尻尾を持つキャラクターたちの魅力や、人気BL作品に挑む意気込みを、前後編のロングインタビューでたっぷりと語っていただきました。
(左から)コノエ役の前嶋 曜さん&ライ役の加藤 将さん
ニトロキラルのBLゲーム「Lamento -BEYOND THE VOID-」を舞台化する今作は、猫耳と尻尾を持つ種族「リビカ」が主人公の異世界ファンタジー。
ニトロキラル作品でこれまで舞台化されてきた、“脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」” “本能バースト演劇「sweet pool」”に続き、演出は中屋敷法仁氏、脚本は内田裕基氏という二人がタッグを組み、物語の結末が3ルートに分かれる形で描き出します。
ニトロキラル作品でこれまで舞台化されてきた、“脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」” “本能バースト演劇「sweet pool」”に続き、演出は中屋敷法仁氏、脚本は内田裕基氏という二人がタッグを組み、物語の結末が3ルートに分かれる形で描き出します。
獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」メインビジュアル
キャストには、物語の主人公・コノエ役で前嶋 曜さんが主演を務め、各ルートでのメインキャラクターとして、ライ役に加藤 将さん、アサト役に平賀勇成さん、バルド役には瀬戸祐介さんが登場。
ほか物語を彩るキャラクターには、ラゼル役に君沢ユウキさん、カルツ役に岡本悠紀さん、ヴェルグ役に岩田知樹さん、フラウド役に村松洸希さん、カガリ役に淺場万矢さん、トキノ役に深澤大河さん、フィリ役にきたつとむさん、キル役に京山陽春さん、ウル役に新井雄也さん、歌うたい役に大崎捺希さん、リークス役に松井勇歩さんと、幅広い舞台で活躍する面々が集結しました。
獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」
コノエ役:前嶋 曜さん & ライ役:加藤 将さん インタビュー
ほか物語を彩るキャラクターには、ラゼル役に君沢ユウキさん、カルツ役に岡本悠紀さん、ヴェルグ役に岩田知樹さん、フラウド役に村松洸希さん、カガリ役に淺場万矢さん、トキノ役に深澤大河さん、フィリ役にきたつとむさん、キル役に京山陽春さん、ウル役に新井雄也さん、歌うたい役に大崎捺希さん、リークス役に松井勇歩さんと、幅広い舞台で活躍する面々が集結しました。
獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」
コノエ役:前嶋 曜さん & ライ役:加藤 将さん インタビュー
【インタビュー前編】
――まずは今作について、それぞれの役柄で出演が決まった時はどう思われましたか?
前嶋 曜(以下、前嶋) 率直に、主演と聞いてびっくりしました! 僕は舞台では二度目の主演になるのですが、まさかシリーズ化しており原作人気も高い作品の舞台化で真ん中に立たせていただけるとは思わなかったので、驚きつつもコノエ役をいただいたことがとても嬉しかったです。
加藤 将(以下、加藤) 僕はいわゆる2.5次元の舞台が久々で、しかもビジュアルがめっちゃかっこいい役やったから、「あっ、久々にかっこいい役がきたな!」と思いました(笑)。そこから原作を調べてみたらやっぱりクールなキャラクターで、僕のイメージでは同じくニトロキラル作品の、脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」に出演していた時の小波津亜廉くんのような、大人のかっこいい男性に似合う役柄だなと思ったんです。
なので、僕も年齢的にこういう役柄を任せていただけるようになったのかな、と感じて嬉しかったです。
――まずは今作について、それぞれの役柄で出演が決まった時はどう思われましたか?
前嶋 曜(以下、前嶋) 率直に、主演と聞いてびっくりしました! 僕は舞台では二度目の主演になるのですが、まさかシリーズ化しており原作人気も高い作品の舞台化で真ん中に立たせていただけるとは思わなかったので、驚きつつもコノエ役をいただいたことがとても嬉しかったです。
加藤 将(以下、加藤) 僕はいわゆる2.5次元の舞台が久々で、しかもビジュアルがめっちゃかっこいい役やったから、「あっ、久々にかっこいい役がきたな!」と思いました(笑)。そこから原作を調べてみたらやっぱりクールなキャラクターで、僕のイメージでは同じくニトロキラル作品の、脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」に出演していた時の小波津亜廉くんのような、大人のかっこいい男性に似合う役柄だなと思ったんです。
なので、僕も年齢的にこういう役柄を任せていただけるようになったのかな、と感じて嬉しかったです。
――今作は3ルートでの上演となりますが、その点についてはいかがでしたか?
加藤 最初は「まぁ、3ルートあっても大丈夫だろ」というか、自分がメインの時は忙しいだろうけど、他のルートではちょこちょこ出るくらいだと思っていて。それが台本をいただいてみたら、どのルートでも「俺、結構たくさん出るんねや!」ってボリュームだったので、役者としてはやりがいしかないですね。
前嶋 本当にそうですね。僕はどのルートでも、覚悟が必要なんですが(笑)。
加藤 僕でも「これは頭がパンクするな」と思いましたし、主人公のコノエはめちゃくちゃ大変だろうなと思っていたんですけど、その予想を超えた台本のページ数でしたね! でも、これだけの物語をお客様に届けられるって考えると希望しかなくて、僕たちが頑張った分だけいい作品ができるのは嬉しいことやし、めっちゃええなと思います。
加藤 最初は「まぁ、3ルートあっても大丈夫だろ」というか、自分がメインの時は忙しいだろうけど、他のルートではちょこちょこ出るくらいだと思っていて。それが台本をいただいてみたら、どのルートでも「俺、結構たくさん出るんねや!」ってボリュームだったので、役者としてはやりがいしかないですね。
前嶋 本当にそうですね。僕はどのルートでも、覚悟が必要なんですが(笑)。
加藤 僕でも「これは頭がパンクするな」と思いましたし、主人公のコノエはめちゃくちゃ大変だろうなと思っていたんですけど、その予想を超えた台本のページ数でしたね! でも、これだけの物語をお客様に届けられるって考えると希望しかなくて、僕たちが頑張った分だけいい作品ができるのは嬉しいことやし、めっちゃええなと思います。
――これまでのニトロキラルの舞台作品を拝見しても、 3作品を演じるくらいの気合いが必要なのではと思います。主演として、前嶋さんの意気込みはいかがですか?
前嶋 そこはあんまり、今から大変さを意識するのも良くないなと思っていて。もう思い切って、感情のままにやった方がいいような気がするんです。今から色んなことを心配するより、無駄な邪念やプライドは捨てて、とりあえずやってみようっていう精神です!
――本作では猫耳と尻尾を持ったキャラクターたちが登場しますが、改めてお二人が演じる役柄をご紹介いただければ。まず、前嶋さんが演じる主人公・コノエはどのようなキャラクターでしょうか?
前嶋 コノエは周りの意見に左右されない性格で、芯がしっかりしている子ですね。負けん気が強くて、自分が信じたいものを信じるタイプというか。
加藤 確かに。台本でもコノエの口調って、めっちゃ強いもんな。
前嶋 作中でも決断力のあるセリフが多いんですけど、物語が進むにあたって、そこが裏目に出ちゃったりもして……。でも、持ち前の気の強さや芯の強さもあって、ライ、アサト、バルドの背中も押しちゃうような、主人公らしいキャラクターなのかなって思います。あとは結構、ツンデレな魅力もありますね。
加藤 めっちゃいいな、主人公らしさの全部盛りやな!(笑)
前嶋 アハハ! すごく魅力的なキャラクターです。
前嶋 そこはあんまり、今から大変さを意識するのも良くないなと思っていて。もう思い切って、感情のままにやった方がいいような気がするんです。今から色んなことを心配するより、無駄な邪念やプライドは捨てて、とりあえずやってみようっていう精神です!
――本作では猫耳と尻尾を持ったキャラクターたちが登場しますが、改めてお二人が演じる役柄をご紹介いただければ。まず、前嶋さんが演じる主人公・コノエはどのようなキャラクターでしょうか?
前嶋 コノエは周りの意見に左右されない性格で、芯がしっかりしている子ですね。負けん気が強くて、自分が信じたいものを信じるタイプというか。
加藤 確かに。台本でもコノエの口調って、めっちゃ強いもんな。
前嶋 作中でも決断力のあるセリフが多いんですけど、物語が進むにあたって、そこが裏目に出ちゃったりもして……。でも、持ち前の気の強さや芯の強さもあって、ライ、アサト、バルドの背中も押しちゃうような、主人公らしいキャラクターなのかなって思います。あとは結構、ツンデレな魅力もありますね。
加藤 めっちゃいいな、主人公らしさの全部盛りやな!(笑)
前嶋 アハハ! すごく魅力的なキャラクターです。
加藤 僕が演じるライは、幼い頃に親の愛を受けられなかったコンプレックスがあって、他人から見たら歪んでいるような愛の形を求めていて。自分が生きていくために、一人でいる寂しさを埋めるための手段として見つけたものが戦闘であったりするんですが、そうして自分が求めるものは他人に認められないって分かっているし、だからこそずっと一人で生きてきたんです。
でも、コノエには何か惹かれるものがあって、本能的に気になってしまう。そうしてライも何かが変わっていく、そういうところを見ていただきたいキャラクターです。
――舞台化について、木の上にコノエが佇むティザービジュアルが発表された時には大きな反響が寄せられましたね。猫耳や尻尾といったビジュアルの感想はいかがでしょうか?
でも、コノエには何か惹かれるものがあって、本能的に気になってしまう。そうしてライも何かが変わっていく、そういうところを見ていただきたいキャラクターです。
――舞台化について、木の上にコノエが佇むティザービジュアルが発表された時には大きな反響が寄せられましたね。猫耳や尻尾といったビジュアルの感想はいかがでしょうか?
獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」ティザービジュアル
加藤 この作品、ビジュアルがめちゃくちゃいいですよね! 自分でも、衣装合わせの時に「クオリティー高ぇ!」ってびっくりしましたもん。もう、プロ中のプロの技です!
前嶋 本当にすごかった! 衣裳さんやヘアメイクさん、ヴィッグも小道具もスタッフさんのお力がすごくて。
加藤 役者としては、できるだけ原作通りの姿になりたいわけで。だけどキャラクターと生身の人間ですから、「もし、自分に似合わなかったらどうしよう」って思うこともあるじゃないですか。だからこそ衣裳やヘアメイクの力ってすごく大きくて、本番までに色んな試行錯誤を重ねていくんですけど、最初の衣裳合わせで「しっくりきてるな」って思うことはあんまりないんですよ。それが今回は、衣裳合わせの段階で「俺、すごくね!?」ってレベルに完成度が高くて。めっちゃ、びっくりせんかった!?
前嶋 分かります! 本当に、妥協がなかったですよね。細かいところまで、寸分の狂いもなく作り込んで下さって……完成したビジュアルを見ても、「えっ、これが俺なんだ」っていう感動がありましたし、我ながら猫耳も似合っているなと(笑)。
前嶋 本当にすごかった! 衣裳さんやヘアメイクさん、ヴィッグも小道具もスタッフさんのお力がすごくて。
加藤 役者としては、できるだけ原作通りの姿になりたいわけで。だけどキャラクターと生身の人間ですから、「もし、自分に似合わなかったらどうしよう」って思うこともあるじゃないですか。だからこそ衣裳やヘアメイクの力ってすごく大きくて、本番までに色んな試行錯誤を重ねていくんですけど、最初の衣裳合わせで「しっくりきてるな」って思うことはあんまりないんですよ。それが今回は、衣裳合わせの段階で「俺、すごくね!?」ってレベルに完成度が高くて。めっちゃ、びっくりせんかった!?
前嶋 分かります! 本当に、妥協がなかったですよね。細かいところまで、寸分の狂いもなく作り込んで下さって……完成したビジュアルを見ても、「えっ、これが俺なんだ」っていう感動がありましたし、我ながら猫耳も似合っているなと(笑)。
――ビジュアルへの反響も含め、今回の舞台化について原作ファンの方からの期待はどのように感じていらっしゃいますか?
前嶋 ティザー公開時の皆さんのリアクションで、「存在そのもの」とか、「実在しているみたい」とすごく高評価をいただいていて。スタッフの皆さんと完璧に作り込んで撮影していっただけに嬉しい!という気持ちと、、これは舞台のハードルが高くなっているなと(笑)。
でも、それも含めて「やってやろう!」という気持ちで奮い立たせてくれましたし、共演者の方々も頼もしいのであまり不安はないですね。
加藤 曜のこういうスタンス、主演としてすごくいいですよね。いい意味で、重圧に負けないというか。座長だからって気合いを入れすぎて、責任を背負い込む必要はないと思うんですよ。僕は舞台ってみんなで作っていくもんやから、一人で気負いすぎている人がいると「全然、助け合いでいいのにな」って思うんですけど、曜はその具合がちょうどよくて。これは良いカンパニーになるな、って気がしています。
前嶋 本当ですか? すごく嬉しいです! 普段の僕は考えすぎちゃう癖があるんですけど、芝居を作っていく時に限っては、誰かに助けてもらえるのならそっちの方が早いし、より良いものが作れると思うんですよね。
加藤 そうだね、俺たちは助け合っていこう。中屋敷さんのパワーもいただいて!
前嶋 僕も誰かを助けることがあるかもしれないし、お互いにそういう関係でいられるカンパニーにしていきたいなって思っています。
前嶋 ティザー公開時の皆さんのリアクションで、「存在そのもの」とか、「実在しているみたい」とすごく高評価をいただいていて。スタッフの皆さんと完璧に作り込んで撮影していっただけに嬉しい!という気持ちと、、これは舞台のハードルが高くなっているなと(笑)。
でも、それも含めて「やってやろう!」という気持ちで奮い立たせてくれましたし、共演者の方々も頼もしいのであまり不安はないですね。
加藤 曜のこういうスタンス、主演としてすごくいいですよね。いい意味で、重圧に負けないというか。座長だからって気合いを入れすぎて、責任を背負い込む必要はないと思うんですよ。僕は舞台ってみんなで作っていくもんやから、一人で気負いすぎている人がいると「全然、助け合いでいいのにな」って思うんですけど、曜はその具合がちょうどよくて。これは良いカンパニーになるな、って気がしています。
前嶋 本当ですか? すごく嬉しいです! 普段の僕は考えすぎちゃう癖があるんですけど、芝居を作っていく時に限っては、誰かに助けてもらえるのならそっちの方が早いし、より良いものが作れると思うんですよね。
加藤 そうだね、俺たちは助け合っていこう。中屋敷さんのパワーもいただいて!
前嶋 僕も誰かを助けることがあるかもしれないし、お互いにそういう関係でいられるカンパニーにしていきたいなって思っています。
――今作は“獣愛ブースト音楽劇”と冠されているように、音楽での演出も大きな要素となるのでは。音楽劇という面での意気込みや、楽しみにされていることはありますか?
加藤 僕はミュージカル作品にどんどん挑戦していきたいと思っているので、最初に音楽劇だと聞いた時には、「音楽もあるんや、やった!」と思いました。
そこから原作を調べたり、今回の脚本を読んでいくと、作中でも戦闘能力のある闘牙(とうが)と、闘牙に歌で力を与える賛牙(さんが)という存在がいて。歌がエネルギーを持っているという設定を、音楽劇として舞台に取り入れるというのが素晴らしいなと思いましたし、「だからミュージカルじゃなくて音楽劇なんだ」と納得しました。
前嶋 僕はそもそもミュージカルの経験があまりなくて、今回は音楽劇なのでまた違ったものになると思うんですけど、ライブ感があるものになるのか、音楽で物語を描くシーンが多くのなるのか……僕が歌う楽曲もきっとあると思うので、どんな表現になるのかを楽しみにしています。
――BL(ボーイズラブ)を描いた作品という点では、何か意識していることはありますか?
加藤 BLはこの作品の大事な要素としてあるんですけど、僕はあんまり意識したくないなと思っていて。というのも、コノエやライは性別にこだわりがあるわけではなくて、彼らは生死をかけた過酷な状況の中にいる、その中で作られていく関係性に意味がある作品だと思っているので。まだまだ役柄を作り込んでいくのはこれからですけど、性別にとらわれない今の時代にもあった作品だと思いますし、演じるのが楽しみですね。
前嶋 僕は正直に言うと、最初はBLというのに少し構えちゃっていて。「どんな感じなんだろう」ってドキドキしていました。原作ゲームをプレイさせていただいたら、物語の流れで、彼らが発情期をむかえたり、波長の合った相手とつがいになることに対して、すごく「うん、うん」って、感覚的に納得できたんです。
加藤 僕はミュージカル作品にどんどん挑戦していきたいと思っているので、最初に音楽劇だと聞いた時には、「音楽もあるんや、やった!」と思いました。
そこから原作を調べたり、今回の脚本を読んでいくと、作中でも戦闘能力のある闘牙(とうが)と、闘牙に歌で力を与える賛牙(さんが)という存在がいて。歌がエネルギーを持っているという設定を、音楽劇として舞台に取り入れるというのが素晴らしいなと思いましたし、「だからミュージカルじゃなくて音楽劇なんだ」と納得しました。
前嶋 僕はそもそもミュージカルの経験があまりなくて、今回は音楽劇なのでまた違ったものになると思うんですけど、ライブ感があるものになるのか、音楽で物語を描くシーンが多くのなるのか……僕が歌う楽曲もきっとあると思うので、どんな表現になるのかを楽しみにしています。
――BL(ボーイズラブ)を描いた作品という点では、何か意識していることはありますか?
加藤 BLはこの作品の大事な要素としてあるんですけど、僕はあんまり意識したくないなと思っていて。というのも、コノエやライは性別にこだわりがあるわけではなくて、彼らは生死をかけた過酷な状況の中にいる、その中で作られていく関係性に意味がある作品だと思っているので。まだまだ役柄を作り込んでいくのはこれからですけど、性別にとらわれない今の時代にもあった作品だと思いますし、演じるのが楽しみですね。
前嶋 僕は正直に言うと、最初はBLというのに少し構えちゃっていて。「どんな感じなんだろう」ってドキドキしていました。原作ゲームをプレイさせていただいたら、物語の流れで、彼らが発情期をむかえたり、波長の合った相手とつがいになることに対して、すごく「うん、うん」って、感覚的に納得できたんです。
加藤 そもそも、BLと言っても関係の描かれ方は作品によると思うし。例えば舞台ならミュージカル、ストレートプレイ、2.5次元みたいなジャンルがあるように、物語の一つとしてBLという呼び方があるだけで、登場人物たちの関わりを描く、っていう本質は変わらないなって思いました。
前嶋 そうですよね。僕はこの原作ゲームで初めてBL作品に触れたんですけど、物語も「BLだから」「男同士だから」って決まっているわけじゃなくて、個々のキャラクターによるものなんだなって。
加藤 BLを好きな方も、BLに抵抗がある方も、作品の好みではどちらもいらっしゃると思うんですよ。だけど今回は、どちらの感情を持つ方にもぜひ観にきてほしい。だってこの物語の要素はそれだけではないから、きっと苦手意識がある方にも受け取っていただけると思いますし、その上でBLがお好きな方には、より一層深い彼らの関係を楽しんでいただけるはず。
この作品は猫耳のキャラクターたちのラブストーリーというだけではなく……ものすごい人間ドラマというか、“猫ドラマ?”が描けるんじゃないかなと思っております!
前嶋 そうですよね。僕はこの原作ゲームで初めてBL作品に触れたんですけど、物語も「BLだから」「男同士だから」って決まっているわけじゃなくて、個々のキャラクターによるものなんだなって。
加藤 BLを好きな方も、BLに抵抗がある方も、作品の好みではどちらもいらっしゃると思うんですよ。だけど今回は、どちらの感情を持つ方にもぜひ観にきてほしい。だってこの物語の要素はそれだけではないから、きっと苦手意識がある方にも受け取っていただけると思いますし、その上でBLがお好きな方には、より一層深い彼らの関係を楽しんでいただけるはず。
この作品は猫耳のキャラクターたちのラブストーリーというだけではなく……ものすごい人間ドラマというか、“猫ドラマ?”が描けるんじゃないかなと思っております!
前嶋 確かに。人間じゃなくて、今回は“猫ドラマ”ですね(笑)。
加藤 それに3つのルートがあるから、僕が演じるライの姿も、ライのルートでのコノエに対する姿と、アサトのルートでの姿は変わってくるし。全てのルートを見ることによって得られる解釈や、ある時点での選択の違いによってその先が変わってくる、その通過点にも気付けたりして。すごく幅広い方々に楽しんでもらえる作品じゃないかなと思っています。
前嶋 ……将さん、すごいです!! 僕、こんなにうまく言語化ができない(笑)。
加藤 いやもう、俺はただただ口数が多いから。50個しゃべったうち、まとめてもらったら4個ぐらい良いのがあるだけやで、多分(笑)。
前嶋 アハハハ!
(2/15up インタビュー後編に続く)
加藤 それに3つのルートがあるから、僕が演じるライの姿も、ライのルートでのコノエに対する姿と、アサトのルートでの姿は変わってくるし。全てのルートを見ることによって得られる解釈や、ある時点での選択の違いによってその先が変わってくる、その通過点にも気付けたりして。すごく幅広い方々に楽しんでもらえる作品じゃないかなと思っています。
前嶋 ……将さん、すごいです!! 僕、こんなにうまく言語化ができない(笑)。
加藤 いやもう、俺はただただ口数が多いから。50個しゃべったうち、まとめてもらったら4個ぐらい良いのがあるだけやで、多分(笑)。
前嶋 アハハハ!
(2/15up インタビュー後編に続く)
獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」は、2024年2月16日~2月25日まで東京・品川プリンスホテルステラボールにて上演されます。
さらに劇場では、カーテンコール中に指定した時間内の写真・動画の撮影が可能となる【全公演カーテンコール撮影会】や、3つのストーリーを劇場でご観劇いただいた方に特典を配布する【全ルートコンプリート特典】、2月22日19:00公演にて来場者にプレゼントが配布される【猫の日企画】といったスペシャル企画も実施されます。
各ルートの公演スケジュールやスペシャル企画の詳細、ほか公演に関する最新情報は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
ヘアメイク:依田陽子
スタイリスト:MASAYA(PLY)
☆Information
■獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」
【公演期間】2024年2月16日(金)~2月25日(日)
【劇場】品川プリンスホテルステラボール
【原作】ニトロキラル
【演出】中屋敷法仁
【脚本】内田裕基
【音楽】ZIZZ STUDIO
【出演】
コノエ役:前嶋 曜
ライ役:加藤 将
アサト役:平賀勇成
バルド役:瀬戸祐介
ラゼル役:君沢ユウキ
カルツ役:岡本悠紀
ヴェルグ役:岩田知樹
フラウド役:村松洸希
カガリ役:淺場万矢
トキノ役:深澤大河
フィリ役:きたつとむ
キル役:京山陽春
ウル役:新井雄也
歌うたい役:大崎捺希
リークス役:松井勇歩
【チケット料金(全席指定・税込)】
一般席:11,000円
サイドシート:11,000円
見切れ:9,500円
チケット一般発売中 https://l-tike.com/lamento_stage/
※サイドシートは舞台・映像・演出が見えづらいお席となります。ご了承ください。
※見切れ席は舞台・映像・演出が一部見えないお席となります。ご了承ください。
※当日の座席の変更・返金対応など一切行えません。予めご了承いただいたお客様のみご購入ください。
※未就学児入場不可。
【主催】獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会
≪公式サイト≫
https://s-size.co.jp/stage-info/stage/lamento/
≪舞台公式X(旧Twitter)≫
@Lamento__stage ハッシュタグ #ラメステ
≪ニトロキラル舞台(キラルステージ)総合X(旧Twitter)≫
@CHiRAL_stage
(C)2006 NITRO ORIGIN
(C)獣愛ブースト音楽劇「Lamento-BEYOND THE VOID-」製作委員会
さらに劇場では、カーテンコール中に指定した時間内の写真・動画の撮影が可能となる【全公演カーテンコール撮影会】や、3つのストーリーを劇場でご観劇いただいた方に特典を配布する【全ルートコンプリート特典】、2月22日19:00公演にて来場者にプレゼントが配布される【猫の日企画】といったスペシャル企画も実施されます。
各ルートの公演スケジュールやスペシャル企画の詳細、ほか公演に関する最新情報は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
ヘアメイク:依田陽子
スタイリスト:MASAYA(PLY)
☆Information
■獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」
【公演期間】2024年2月16日(金)~2月25日(日)
【劇場】品川プリンスホテルステラボール
【原作】ニトロキラル
【演出】中屋敷法仁
【脚本】内田裕基
【音楽】ZIZZ STUDIO
【出演】
コノエ役:前嶋 曜
ライ役:加藤 将
アサト役:平賀勇成
バルド役:瀬戸祐介
ラゼル役:君沢ユウキ
カルツ役:岡本悠紀
ヴェルグ役:岩田知樹
フラウド役:村松洸希
カガリ役:淺場万矢
トキノ役:深澤大河
フィリ役:きたつとむ
キル役:京山陽春
ウル役:新井雄也
歌うたい役:大崎捺希
リークス役:松井勇歩
【チケット料金(全席指定・税込)】
一般席:11,000円
サイドシート:11,000円
見切れ:9,500円
チケット一般発売中 https://l-tike.com/lamento_stage/
※サイドシートは舞台・映像・演出が見えづらいお席となります。ご了承ください。
※見切れ席は舞台・映像・演出が一部見えないお席となります。ご了承ください。
※当日の座席の変更・返金対応など一切行えません。予めご了承いただいたお客様のみご購入ください。
※未就学児入場不可。
【主催】獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会
≪公式サイト≫
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