【聲ミュ】島太星「伝説になる舞台だと思っています」ミュージカル『聲の形』が開幕!ゲネプロオフィシャル写真&W主演の山﨑玲奈、共演の宮下雄也ら初日前コメントUP

大今良時の人気漫画「聲の形」(講談社「週刊少年マガジン」所載)を原作とする舞台、イッツフォーリーズ公演ミュージカル『聲の形』が、2023年10月4日に東京・サンシャイン劇場にて開幕!
主人公の先天性聴覚障害をもつ西宮硝子役には、2019年、ミュージカル『アニー』で主演を務めた後、2020年、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンにてグランプリを受賞、2023年7月よりブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』で11代目ピーター・パン役の出演を控え、新世代のミュージカルスターと期待高まる山﨑玲奈さん。

もう一人の主人公・石田将也役は、2016年結成のボーイズユニット「NORD」のメンバーであり、男女混合歌唱グループ「Love Harmony’s, Inc.」でのアーティスト活動の他、バラエティ、舞台、映画等、ジャンルを問わず目覚ましい活躍をみせる島 太星さんが演じます。


初日直前に行われた公開ゲネプロ写真、及び取材会に登壇したW主演の山﨑さんと島さん、共演の宮下雄也さん、大西桃香さん、大川 永さん、德岡 明さん、河内美里さん、演出の板垣恭一氏による初日前コメントがオフィシャルより到着しましたので、ご紹介します。
【公開ゲネプロ写真】
原作の「聲の形」は連載時から話題となり、第19回手塚治虫文化賞新生賞などを受賞。そして2016年に公開された劇場アニメ映画「聲の形」は、公開館数が小規模ながら累計動員177万人を突破し、大反響を呼びました。さらに映画においても第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など数々受賞した作品です。

この大人気作をオリジナルミュージカル創作に定評のあるイッツフォーリーズが初ミュージカル化。作品の持つメッセージ性と世界観を描き出します。初日前にはその世界を生きるキャストおよび演出家がコメントしました。

【初日前コメント】

山﨑玲奈(西宮硝子役)
今まで稽古でやってきたことを、自信をもって存分に皆さんにお伝えできればと思います。今回のミュージカルでは動きや歌があることで、漫画や映画では表現されていない魅力が溢れていると思います。私自身は耳が聞こえるけれど、硝子は聞こえない役なので、聞こえない方の気持ちに完全に寄り添えるわけではない。家でも耳栓をして口の動きだけで家族の話を聞けるのかな、と試してみたりしたのですが、やはり難しく……。硝子の辛さが少し分かった気がして、それを稽古でどう生かしていくか、お客さんに伝わる表現をしようと試みるのは稽古でも苦しい部分でした。実は本番では実際に補聴器を付けていて、今でもまだ補聴器の扱いに慣れませんが、それも硝子のストレスの一つと思って、貴重な体験をさせていただいていると思います。『聲の形』原作ファンの方もそうでない方も心から楽しめますし、いろんな感情になる作品だと思いますので、ぜひたくさんの方にミュージカル『聲の形』を観ていただきたいです。劇場でお待ちしております!

島 太星(石田将也役)
ゲネプロでもすごく頑張ったので、初日公演に体力が残っていればいいのですが(笑)。玲奈ちゃんとは10歳も違うので、エナジードリンクを飲んで自分を奮い立たせながら、この作品に真摯に向き合っていきたいなと思っています。手話はもちろん、ミュージカルなので歌も歌うしダンスもあるし、たくさんのことに挑戦させていただいて、すごく幸せで充実した稽古場でした。原作ファンの方にどういう風に感じ取っていただけるのだろうという不安は少しありますが、全員の心に届けばいいな、と思います。
僕は普段歌ったり踊ったりしているので、手話をしながら演技するのはダンスに近いものがあるのではないかと思っていたんですが、全然そんなことなくて…手話を覚えて、歌を覚えて、では一緒にやってみようとすると、どっちかが出来なくなったり……。これはもう慣れですね(笑)。
ろう者の方にも伝わるような手話をしたいと思います。伝説になる舞台だと思っています。千秋楽までのチケットも、配信もありますので、ぜひここでしか観れない『聲の形』を観に来ていただきたいなと思います。

宮下雄也(永束友宏役)
劇団員同士のように、みんなで「ああしよう、こうしよう」と話し合いながら稽古場で創っていった空気がとても美しいなと思っていて、演出の板垣さんは僕のことよくわかってくださっていて自由にやらせてくれるんですが、僕が前半自由に飛ばしすぎたせいで僕自身が見失ってきた空間がたまにあって、見失いかけたときにイッツフォーリーズの劇団員の方に助けてもらったりもしました(笑)。
芝居の魅力は距離感だと思っていますので、観に来た方々だけが感じられるその日限りのものが毎日続くので、日々少しでも違う楽しみをその目でその肌で感じてほしいと思います。みんなで千穐楽まで手を取り合って頑張っていきます! 是非劇場でお待ちしております!

大西桃香(植野直花役)
遊園地のジェットコースターのような作品になっていると思っていて、観てくださる方も楽しんでくださったら嬉しいです。植野直花を演じることを最初に聞いたとき、本当に自分にできるか不安だったんですが、お稽古の段階で演出の板垣さんから沢山の気持ちを教わって、今では本番を迎えることにすごくワクワクしています!
始まってしまうとあっという間に終わってしまう、たった7回だけの公演なので、キャラクターたちの生き様を身近で感じていただ
きたいです。ですので配信も沢山観てほしいのですが、是非劇場にお越しいただけると嬉しいです!
私たちも熱量を持って一生懸命頑張ります!

大川 永(西宮結絃役 Wキャスト)
西宮結絃役をやらない回は全く別の役を演じているのですが、この作品は本当に全員で一体となって創っていることを肌で感じています。どこを観ても隙のない作品になっていて、ストーリーを背負っている主演2人はもちろん、後ろで演じている人たちで何をやっているんだろうと観ていただけるとそこも楽しめる演出になっているので隅々まで注目して楽しんでほしいですし、劇場では手話と歌と踊りとセリフと、肌で感じられるものが本当に沢山あるので、是非劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです! 劇場でお待ちしております!

德岡 明(西宮結絃役 Wキャスト)
『聲の形』をミュージカルにすると聞いたとき、どうやってやるのだろうとみんなが疑問に思ったのですが、本当に素晴らしいミュージカルを創り上げることができたので、楽しみにしていただきたいです!
短い稽古期間の中で毎日毎日どんどん良くなっていって、袖で観ながら泣いてしまうほどになっているので、このままの勢いでお客様に届けられたらと思っています。みんなのセリフ量や手話もすごいですし、Wキャストもその役のキャラクターを残したままそれぞれ違ったものになっているので、そこも注目していただけたら嬉しいです!

河内美里(川井みき役)
沢山の出演者がいて、それぞれに人生があって、観に来て下さった皆さんも色々な角度からこの作品を眺めることができると思います。いろんなキャラクターに自分を投影して感情移入しながら物語を辿っていってほしいです。
舞台上でリアルタイムに交わされる言葉だったり、歌だったり、手話だったりを、お客様にも伝染していって、さらにお客様からも力をいただいて日々この作品を成⾧させていきたいです!
短い公演期間ですが、足を運んでくださるお客様一人一人に何か持って帰ってもらえるように、全員で千穐楽まで駆け抜けていいものをお届けできるように頑張っていきます! 最後まで応援の程お願いいたします!

板垣恭一(上演台本・作詞・演出)
稽古の仕上がりは最高です! 25人ほどの俳優たちみなさんに休みなく働いていただくハードな演出を施したところ、疲れた疲れたと宮下くんが言っていて(笑)。
ほぼノンストップで40曲くらいあるんですが、桑原まこさんが書いてくださった楽曲と、玲奈ちゃんと太星くん2人の主人公の心の流れが表現できるように色々詰め込んだ演出も見どころです。がっつり、ちゃんとミュージカルにしました。原作で僕が感じた要素はすべて入れてみようと作りました。原作がお好きな方にも楽しんでいただけたらいいなと思いますし、ミュージカルがお好きな方にもこういう形で日本語オリジナルミュージカルが作れるのだということを体験していただけると嬉しいです。
劇場でお待ちしております!


[ストーリー]
石田将也はガキ大将気質の小学6年生。ある日、同じクラスに先天性の聴覚障がいを持つ西宮硝子が転校してくる。
ノートを使い筆談で語りかける硝子は、次第にクラスで浮いた存在になり、嫌がらせの対象になっていく。
そんな硝子のことが将也は気になって仕方なく、気持ちの伝え方が分からないまま、さらに硝子に嫌がらせをしてしまう。
やがて硝子への嫌がらせが担任の耳に入り、将也はその犯人として吊し上げられ周囲から孤立していくのだった。
その後、硝子は転校。将也は固く心を閉ざし、消えない罪悪感を抱えたまま高校3年生になった。
偶然、町で硝子を見かけた将也は、彼女を追いかけて、手話サークルに通っていることを知る。
あの頃、謝罪の気持ちを言えなかった将也と、自分がいることで誰かが傷つくと思いつめる硝子。
二人は閉ざしていた心を開き、少しずつ気持ちを表せるようになっていくとき、
二人の周囲の人たちも変わり始めていくのだが……。


ミュージカル『聲の形』は10月8日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『聲の形(こえのかたち)』

日程:2023年10月4日(水)~8日(日) 全7公演
会場:サンシャイン劇場

原作:大今良時「聲の形」(講談社「週刊少年マガジン」所載)
上演台本・作詞・演出:板垣恭一
作曲・音楽監督・演奏:桑原まこ
振付:山田うん

出演:山﨑玲奈 島 太星/宮下雄也 大西桃香 大川 永・德岡 明(Wキャスト*) 河内美里 田中愛実・澤田美紀(Wキャスト*) 神澤直也 杉尾優香 矢野叶梨・近藤萌音(Wキャスト*) 塩田康平 向谷地愛/入絵加奈子
カンパニーキャスト 植木達也 町田慎之介 池田航汰 東城由依 加藤 梓 平 葉月 緋宮 寿 光由

場内アナウンス 中川晃教
声の出演 若本規夫
ミュージシャン 桑原まこ(Key.) 山口宗真(Reed) 地行美穂(Vln.) 大嶋世菜(Vla.) 島津由美(Vc.) 寺尾陽介(Cb.)

後援:大垣市
協力:株式会社講談社 / 大垣観光協会
主催・企画・制作:株式会社オールスタッフ / ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

チケット料金
前売 8,800円 当日 9,300円(全席指定・税込)

お問合せ:オールスタッフ 03-5823-1055 (平日 11:00~18:00)

【公式サイト】
http://koenokatachi-musical.com

【公式X(旧Twitter)】
@M_koenokatachi

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