【スケステSP】塚本凌生・瀬戸啓太/上山航平・藍沢晃多が意気込みを語る、新キャストも迎えた最新作・2.5次元ダンスライブ「S.Q.S Episode9」『The Freely』6/15開幕直前インタビュー【後編】

2.5次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属する人気ユニット・SolidS&QUELLが綴る物語「SQ(スケア)」シリーズの舞台版 2.5次元ダンスライブ「スケアステージ」(通称:スケステ)の最新作!
2.5次元ダンスライブ「S.Q.S Episode9」『The Freely』が、2023年6月15日より東京・I’M A SHOW(有楽町)にて上演されます。

SolidSとQUELLのメンバーとして5名の新キャストも迎える今作より、スマートボーイズではSolidS・篁 志季 役の塚本凌生さん、奥井 翼 役の瀬戸啓太さん、QUELL・和泉柊羽 役の上山航平さん、堀宮英知 役の藍沢晃多さんにインタビュー。前編・後編と2日連続の特集より、本記事では後編をお届けいたします。
(左から)瀬戸啓太さん、塚本凌生さん、上山航平さん、藍沢晃多さん
【インタビュー後編】 (※インタビュー前編はこちら)
――今作『The Freely』はツキプロでの彼らの日常とともに、作曲家としての志季と柊羽の姿にスポットを当てたドキュメンタリー撮影を通じて、二人がそれぞれの過去や現在、これからを見つめていく物語となっています。
お当番(※物語の中心となるキャラクター)も志季と柊羽が務めますが、脚本を読んでどんな感想をお持ちになりましたか?

塚本凌生(以下、塚本) 僕も前作から彼らのことを知っていく中で、かつては同じユニットにいた志季と柊羽の過去や、各マネージャーとの関係はいちファンとしても気になっていたテーマでした。僕たち自身もコミュニケーションを取りながら、彼らの関係の変化をしっかりと咀嚼した上で、お客様にも共有することができれば、これは魅力的な作品になるんじゃないかな、と脚本を読んだ段階では思いました。

上山航平(以下、上山) 柊羽に関しては、“QUELLにいる時の、完全に心を許している柊羽”、“昔の志季と柊羽の関係”、“現在での柊羽と志季の関係”、そして“今、QUELLのメンバー以外に見せている柊羽”と、柊羽の中でも心の開き具合や接し方には、全然違うものがあるんだなと感じました。今回はその違いをどう表現していけばいいのか、ここが一番の課題になりそうだな、と初めて脚本を読んだ時には思いましたね。
(左から)SolidS・篁 志季 役の塚本凌生さん、奥井 翼 役の瀬戸啓太さん
(左から)QUELL・和泉柊羽 役の上山航平さん、堀宮英知 役の藍沢晃多さん
――そんなリーダーたちに寄り添う役柄として、翼役の瀬戸さんはいかがですか?

瀬戸啓太(以下、瀬戸) 僕は凌生が演じる志季を信用していますし、凌生は僕が出演する別の舞台を見に来てくれた時に、「今回は俺がお当番なんで任せてください!」って言ってきたんですよ。「瀬戸さんは休んどいてください!」って言われて、僕も休むつもりはないんですけど(笑)、それくらい気合の入った状態でこの作品に挑めているんだなと、SolidSのリーダーとしても誇らしいし、頼もしいです。
今回、志季はピアノを弾く場面があって、凌生はそれに対しても「何かほかの見せ方もできないか」って相談してきたと演出家さんからも聞いたので、そうやって率先してアプローチしてくれるのは嬉しいですし、彼が思うように演じられるように、僕はしっかりとサポートができたらいいなって思います。

塚本 そんなこと言われたら、めちゃくちゃ頼っちゃいますよ?

瀬戸 あの時の「休んでいてください」とは何だったのか(笑)。

塚本 休めるところは休んでほしいですけど、手伝ってほしいとこは助けてくださいねっていう(笑)。

――同じように柊羽に寄り添う、英知役の藍沢さんはいかがですか?

藍沢晃多(以下、藍沢) 今回、航平さんは僕と同じところからのスタートなので、その中でお当番も務めるのは、僕の想像以上に抱えているプレッシャーも大きいんじゃないかな、と思うんです。
作中でも英知は柊羽をサポートしている存在なので、それが僕にできるのかは分からないですけど、僕の役目としては柊羽のサポート、そして航平さんのサポートができるようにしたいと思っています。
――そんな芝居パートの中では、今回も日替わりシーンが予定されているとのこと。これまでのスケステでもコミカルな掛け合いが披露されてきましたが、いつも日替わりシーンはどのように作られているんですか?

上山 それ、僕らも気になっていました!

瀬戸 ツキプロ舞台あるあるの、台本では「日替わりシーン」としか書かれていない謎の1ページのことですよね(笑)。そこは本編とはほぼ切り離されているので、まずはお笑いが得意な前回の和泉柊羽役をされていた方が書いたものをみんなでアレンジして出来上がってました……(笑)。

――ということは、アイディア出しは柊羽がやらなきゃいけない?(笑)

上山 えっ!? それは荷が重すぎます!(笑)

瀬戸 それ以外の芝居パートでのちょっとした日替わり要素は、その時のみんなのインスピレーション次第でワーッとできあがったりするので、結構自由だったりします。
――現時点の予想として、新キャストだけのQUELLの中で「コメディ面では、この人が引っ張ってくれるんじゃないか」と思われるのはどなたでしょう?

上山 まず晃多がボケ側というか、間違いなく天然ではありますね! そういう面でも、英知がうまくはっちゃけてもらえたらいいんじゃないかな、と。

藍沢 え~、そんなことないですよ!(笑)

上山 あと壱流役の北出流星も兵庫出身なので、お笑いでは関西人ならではの色をみせてくれたらな、と思います。
――そして今作では各ユニットのマネージャーも登場し、それぞれの信頼関係も描かれていきますよね。皆さんもご自身のことを一番よく知っているだろうマネージャーさんから、よく言われていることはありますか?

塚本 僕はいつも、「LINEを返せ」って言われます(笑)。つい、LINEを読んでそのまま放置しちゃうんですけど、「読んだら『了解です』かスタンプだけでもいいから返してくれ」って。あと、「起きてるかどうかだけでも確認させてくれ」も(笑)。

――それって志季も、灰月さん(SolidSマネージャー)に言われていそうですよね(笑)。

塚本 確かに(笑)。ついつい自分で把握して終わっちゃうので、気を付けます!(笑)

上山 僕のマネージャーさんはめちゃくちゃ優しいので、基本に褒めていただけることが多いかもしれないですね。僕の場合は、あんまり怒られた経験がないです(笑)。

――褒めて伸ばしてくださるタイプなんですね!

上山 そうですね、それは計算してやってくださっているのかもしれないですけど。

塚本 計算じゃないよ、いつも素敵だから褒められるんだよ。

上山 またまた、塚本さんは俺の何を知っているんですか!(笑)
藍沢 僕はマネージャーさんと仲が良いんですけど、褒めて下さるときは「自然な演技ができていたよ」とか、芝居の話をすることが多いですね。僕のマネージャーさんはお芝居や映像もズームして細かく見てくれて、特に僕は目が大きいので、「この時、もうちょっと表情をセーブした方がいいよ」という表情管理の部分でも、よくアドバイスをくれたりします。

瀬戸 俺は何だろう。今、目の前にマネージャーがいるから逆に思いつかない(笑)。え~、なんだと思う?

塚本 瀬戸さんがマネージャーさんに言われていること、僕は知らないですよ!(笑)

瀬戸 僕はあんまり褒めてもらえないんですけど、最近は「取材にちゃんと答えられるようになったね」って褒められました(笑)。

塚本 じゃ、この後も褒めてもらえるかもしれないですね!(笑)
――このインタビューも、後ほど皆さんのマネージャーさんが内容を確認してくださることでしょう(笑)。
それでは最後に各ユニットを代表して、塚本さんと上山さんから公演を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。

塚本 今回は多くの新キャストを迎えて、なおかつ今までのキャストもいて。確実に新しくなる部分と、今までのスケステが混在していく舞台になると思います。
僕らもまだ、これからどうなるかは楽しみにしている部分なんですが、僕からひとつ確実に言えるのは、全員がいいものにしようと願っている、そうして作っていく作品だと思うので、今までのスケステが好きだった方にも、また新しい一面を見出してもらえるように僕らは頑張ります。これから新しくなるスケステも、たくさん愛していただければなと思います!

上山 今回、僕はリーダー役を務めさせていただきますが、普段の僕はリーダーっぽい性格ではないですし、まだ引っ張っていく自信もありません。でも、せっかくこんなに素敵な役目をいただいたので、自分にできるものは全て出して、至らないところはメンバーにも素直に頼って、SolidSの皆さんにも力をお借りしながら、全員で素敵なものをお届けできたらいいなと思っています。
お客様も、特にQUELLは今まで見てきたメンバーが全員一気に変わって不安なこともあると思いますが、僕らはそれを全て背負った上でいいものを作れるように、120%以上の力で稽古にまい進していきます! どうぞ、劇場でも応援をよろしくお願いいたします。
【インタビュー 完】

【作品紹介】
『S.Q.S(スケアステージ)』(通称「スケステ」)とは、2.5次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属する人気ユニット・SolidS(ソリッズ/篁 志季、奥井 翼、世良里津花、村瀬 大)、QUELL(クヴェル/和泉柊羽、堀宮英知、久我壱星、久我壱流)という2ユニットを中心に綴られた物語『SQ(スケア)』シリーズの舞台版作品。
舞台版ならではのストーリーが展開される1幕・芝居パートに続いては、迫力のパフォーマンスによる2幕・ダンスライブが楽しめる公演となっています。

その第9弾となる本作『The Freely』は、SolidSのリーダー・篁 志季と、QUELLのリーダー・和泉柊羽にスポットを当て、二人の男の人生が奏でる音楽のこれまでと、これからと、日常を描く物語に。

キャストには、前作に引き続き出演するSolidS・篁 志季 役の塚本凌生さん、奥井 翼 役の瀬戸啓太さん、世良里津花 役の阿部快征さんに加え、新キャストとしてSolidS・村瀬 大 役には中山優貴さん、QUELL・和泉柊羽 役に上山航平さん、堀宮英知 役に藍沢晃多さん、久我壱星 役に瀬川拓人さん、久我壱流 役に北出流星さんが初登場!
ほか彼らの物語に関わる面々として、志季の弟・篁 圭人 役に田中晃平さん、ツキプロのマネージャー・灰月文彦 役に井上雄太さん、柚月 広 役に松田剛哉さんが出演します。
2.5次元ダンスライブ「S.Q.S Episode9」『The Freely』キービジュアル
【あらすじ】
とある男が国民的ユニットを脱退して、表舞台から身を引いてまで求めたもの。
とある男が国民的ユニットに所属して、生きるために学んだもの。
それが、音楽だ。

弟が教えてくれた音楽の楽しさ。器用な灰色の男との出会い。
虚構の中の真実。決別と再出発。

篁志季と和泉柊羽。
二人の男の人生が奏でる音楽のこれまでと、これからと、日常を。

心を自由に解き放て。

2.5次元ダンスライブ「S.Q.S Episode9」『The Freely』は、2023年6月15日(木)〜6月25日(日)まで東京・I’M A SHOW(有楽町)にて上演されます。
ほか公演詳細や最新情報は、下記のInformationより公式サイト、公式Twitterをご確認ください。

☆Information
■2.5次元ダンスライブ「S.Q.S Episode9」『The Freely』

公演期間:2023年6月15日(木)〜6月25日(日)
会場:I’M A SHOW(有楽町)

キャスト
【SolidS】
篁 志季 役:塚本凌生
奥井 翼 役:瀬戸啓太
世良里津花 役:阿部快征
村瀬 大 役:中山優貴

【QUELL】
和泉柊羽 役:上山航平
堀宮英知 役:藍沢晃多
久我壱星 役:瀬川拓人
久我壱流 役:北出流星

篁 圭人 役:田中晃平
灰月文彦 役:井上雄太
柚月 広 役:松田剛哉

スタッフ
原作・脚本:ふじわら
キャラクター原案:沙月ゆう
楽曲提供:滝沢 章、はまたけし
演出:鄭 光誠(VACAR ENTERTAINMENT)
制作:エーディープロジェクト、サンライズプロモーション東京

チケット:土日12,000円 平日9,500円(全席指定・特典付き)
特典:
6月15日~20日まで 前半柄 非売品ブロマイド(8枚セット)ステージ衣裳①
6月21日~25日まで 後半柄 非売品ブロマイド(8枚セット)ステージ衣裳②
イープラスにてチケット一般販売中! https://eplus.jp/sqstage9/

主催・企画・制作:S.Q.S 製作委員会
お問合せ:サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(平日 12:00~15:00)

≪公式サイト≫
https://sq-stage.com/ep9/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/sqstage

©S.Q.S09

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