【パラステSP】新生cozmez・珂波汰役の土屋直武×那由汰役の大崎捺希が登場!双子役ならではの距離感にも自信、舞台「Paradox Live on Stage vol.2」3/9開幕直前インタビュー【前編】

HIPHOPメディアミックスプロジェクト「Paradox Live(パラドックスライブ 通称:パラライ)」を舞台化した、「Paradox Live on Stage(通称:パラステ)」待望の第2弾! 舞台「Paradox Live on Stage vol.2」が、いよいよ2023年3月9日より東京・品川ステラボールにて上演されます。

スマートボーイズでは、チーム【cozmez(コズメズ)】として新たに矢戸乃上珂波汰(やとのかみ かなた)役を演じる土屋直武さん、前作に引き続き矢戸乃上那由汰(やとのかみ なゆた)役を演じる大崎捺希さんにインタビュー。双子役を演じるお二人の関係や、公演での見どころをたっぷりと語っていただきました。本記事では、その前編をお届けいたします。
(左から)【cozmez】矢戸乃上那由汰 役の大崎捺希さん、矢戸乃上珂波汰 役の土屋直武さん
【作品紹介】
本舞台の原作は、HIPHOPメディアミックスプロジェクト「Paradox Live(パラドックスライブ 通称:パラライ)」。作中では、近未来を舞台に、それぞれの音楽ジャンルでトップを走るHIPHOPチームが自らの音楽でNo.1を獲るためにステージバトルに挑む姿が描かれます。
楽曲とボイスドラマで構成されるCDシリーズやライブイベントを中心に展開中ですが、個性的なキャラクター達が織りなす本格HIPHOP楽曲が高い支持を受け、公式YouTubeチャンネル内で公開されているMusic Videoの総再生回数は9,600万回を突破。昨年11月でプロジェクト3周年を迎え、2023年にはTVアニメの放送が決定するなど大きな盛り上がりを見せています。

舞台「Paradox Live on Stage」は2021年9月に初公演が行われ、キャスト陣には歌唱・演技ともに高いパフォーマンス力を有する実力派の役者が集結。ストーリーパートでは各チームがそれぞれ自身のトラウマと向き合いながら、己の生き方や音楽への信念をぶつけ合う熱いドラマが展開され、ライブパートではクラブフロアを思わせる大音響・迫力のプロジェクションマッピング映像と共に原作の人気楽曲を多数披露。2.5次元舞台とアーティストライブを融合させた圧倒的なステージングで、原作ファンのみならず、舞台ファンからも高い評価を集めました。

今作は前作のストーリーに続く形で新たな展開が描かれる予定となっており、脚本を務めるのは、去年の舞台に引き続き、原作ボイスドラマ、TVアニメのシナリオも担う伊神貴世氏。演出/脚色は、私オム氏が担当します。
「Paradox Live on Stage vol.2」メインビジュアル
「Paradox Live on Stage vol.2」キャラクタービジュアル
そしてキャストには、【BAE】朱雀野アレン役に佐奈宏紀さん、燕 夏準役に小南光司さん、アン・フォークナー役に立道梨緒奈さん。【The Cat's Whiskers】西門直明役に竹内良太さん、神林匋平役に安里勇哉さん、棗 リュウ役に堀 海登さん、闇堂四季役に輝山 立さん。【cozmez】矢戸乃上珂波汰役に土屋直武さん、矢戸乃上那由汰役に大崎捺希さん。【悪漢奴等】翠石依織役に武子直輝さん、雅邦 善役に川上将大さん、征木北斎役に稲垣成弥さん、伊藤紗月役に小林竜之さん、円山玲央役に神越 将さんが登場!
前作からのキャストを中心に、一部新キャストも迎えたこの面々が、個性豊かな4組のHIPHOPチームによるステージバトルを演じます。

■「Paradox Live on Stage vol.2」開幕直前インタビュー
【cozmez】矢戸乃上珂波汰 役:土屋直武 × 矢戸乃上那由汰 役:大崎捺希

【インタビュー前編】
――舞台「Paradox Live on Stage vol.2」は、前作から一部新キャストも迎えての「パラステ」待望の第2弾となります。大崎さんは前作から引き続き矢戸乃上那由汰 役を務めますが、まずは第2弾の上演を聞いてどう思われましたか?

大崎捺希(以下、大崎) 僕は前作の上演時から、“この先に第2弾がある”というのは見据えた上で臨んでいたので、まずは「やっとできる!」と思いました。今回は、ナオ(土屋さん)との新生cozmezになるので、また一つの挑戦だなとも思いますし、いい形で「パラステ」に新しい風を起こせたらな、と気合いは十分です。

――対して土屋さんは、今作から新たに矢戸乃上珂波汰 役を務めます。稽古前には新キャストとしてのプレッシャーや、緊張を感じる部分もあったのではないでしょうか。

土屋直武(以下、土屋) そうですね。最初にお話をいただいた時はすごく嬉しかったんですけど、やっぱり作品のことや、木津つばささんが演じていた珂波汰の姿を知っていくうちに、どんどんプレッシャーも大きくなって。
でも稽古が始まってから、特に舞台オリジナルの新曲『Here We Go』のレコーディングをさせていただいた頃からは楽しみの方が増えてきて、もちろん今でも緊張する部分はあるんですが、今は「早く皆様の前に届けたい」という気持ちが一番強くなっています。

――そんなお二人が演じるcozmezは、仲が良い双子という役柄です。これから双子役を演じる相手として、実際のお二人は、初対面の際にどんな印象を持ちましたか?

大崎 僕は最初から、「うまくやっていけるだろうな」と感じていました! 役柄ではナオが演じる珂波汰がお兄さんだけど、実際は僕が4つ年上なので、ナオとしては中々難しい部分があるのかな、とも思ったんですけど……実際は稽古の段階からちゃんとお兄さんとして引っ張っていってくれているので、僕はそこについてくだけで。
これから僕たち二人の関係も、いい意味で役に滲み出てくるんじゃないのかな、と思っています。

――土屋さんにとっても、このカンパニーに加わってから、一番近くにいてくださるのは大崎さんかと思います。

土屋 そうですね。やっぱり頼もしいですし、他のチームの方々との稽古を振り返ってみても、「今日は誰とたくさん喋った?」「誰と一番仲良くなった?」って聞かれたら、確実に一番は捺希さんだし、いつも隣にいるというか。別にチームの稽古じゃない時でも、気づけば近くに寄っていたり。二人の世界になっていることが多いんじゃないかな、って思います。

――大崎さんの方が年上かつ先輩ながら、稽古場では土屋さんがお兄さんらしくされているとのこと。では素顔でのお二人の兄弟感は、どんな様子なんでしょうか?

大崎 そもそも、ナオはすごくしっかりしているんですよね。こうして人前で話す時も、一つ一つの言葉がきれいで、伝えることを大切にしている感じがするし、先輩後輩などの上下関係もきちんとしていて……僕も結構、先輩には敬語が抜けないタイプで、ナオもすごく真面目な子だから、多分同じタイプなんだと思うんですよ。
だから、僕からは「もう敬語じゃなくていいよ」って言っているんですけど、これからも絶対敬語のままだと思います (笑)。

土屋 そうですね、もう捺希さんへの敬語は抜けないです(笑)。

大崎 でも、そこは別に重要じゃないなって思いますし、実際に血の繋がった兄弟というのもありますけど、気持ちの上でお互いを大切に思っているのがcozmez。そこには兄弟以上のものがあると思うので……僕たちも型にとらわれず、僕たちなりの関係性を見つけられているんじゃないかな、と思います。

――では、今作でのご自身の役柄や、cozmezとしての見どころはどう思われますか?

大崎 今回は続編ということで、前作では辿り着かなかったところまで描かれていくんですが、原作のどこにフォーカスを当てて、どの部分を描いていくのか、という違いもあると思うんですよね。
その中で、自分のトラウマに触れていくキャラクターも前作とは変わってくるので、特に内面的な見どころが大きいのかなと思っていて……僕も自分自身の過去を深堀りして、自分の経験から那由汰に重ねられる感情があったら持っていきたいし、那由汰という存在のことも、もっともっと深堀りしていく必要があるなと思っています。

土屋 cozmezは他のチームの中でも、一番HIPHOPに命を懸けているというか、「これがないと生きていけない」というチームだと思うんです。双子のキャラクターなので、お芝居の部分では特に二人の関係性が強く見えてくると思うんですけど、パフォーマンスになった瞬間には、それぞれの歌える喜びとか、HIPHOPそのものに全力を注いでいるような……兄弟間での想いとは違うところでの熱さ、必死さが見えてくるとも思うので、その二つの姿を楽しんでほしいなと思います。

――双子役を演じるために、お二人の間で「ここはこうしよう」と共有したり、なにか意識されていることはありますか?

大崎 共有という意味では、できるだけ同じ時間を過ごすようにはしていますね。
あと僕は、ナオはナオなりの珂波汰でいいと思っていて。僕も以前、ほかの方が演じていたキャラクターを二代目として受け継ぐことになって、すごくプレッシャーを感じた経験があるのですが、僕たちは僕たちのcozmezでいいと思うし。珂波汰と会話をする以前に、ナオ自身との会話ができるように、というのはずっと意識しています。

――今のお言葉は、土屋さんとしても力強い言葉なのではないでしょうか。

土屋 そうですね。捺希さんは稽古が始まる時からずっとそう言ってくださっていたので、それがすごく嬉しかったですし、実際にも稽古後にご飯を食べに行ったりするのも、捺希さんが自然と誘ってくれたりして。
稽古の序盤では、二人の仲良しなシーンでも、多分まだ僕がどこかで壁を作っていたというか、遠慮しがちな部分があったと思うんですけど……どこかのタイミングから「まずは僕自身が捺希さんのことを好きになっちゃおう!」と思って(笑)。

大崎 アハハハ! なんかもう、その頃が懐かしく感じる(笑)。

土屋 「それぐらいの距離感でいかないと、僕からは壁が超えられないな」って気がついて。そこからはプライベートのお話もたくさんできるようになりましたし、稽古でもパフォーマンス中は自分のことばかり意識していたのが、自然と肩に触れたりできるようになって。

大崎 そうそう、それ! 最近そうなんですよ、それが本当に嬉しくて。

土屋 色んなものが取っ払えた瞬間な気がして、僕も嬉しかったです!

インタビュー後編に続く

「Paradox Live on Stage vol.2」は、2023年3月9日(木)~3月19日(日)まで東京・品川ステラボールにて上演されます。ほか公演詳細や最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
【公演概要】
■「Paradox Live on Stage vol.2」

■日程・劇場
2023年3月9日(木)~3月19日(日)品川ステラボール(東京)

■キャスト
【BAE】 朱雀野アレン:佐奈宏紀、燕 夏準:小南光司、アン・フォークナー:立道梨緒奈
【The Cat's Whiskers】西門直明:竹内良太、神林匋平:安里勇哉、
棗 リュウ:堀 海登、闇堂四季:輝山 立
【cozmez】 矢戸乃上珂波汰:土屋直武、矢戸乃上那由汰:大崎捺希
【悪漢奴等】翠石依織:武子直輝、雅邦 善:川上将大、征木北斎:稲垣成弥、伊藤紗月:小林竜之、円山玲央:神越 将
※出演者は変更になる可能性があります

■チケット
一般販売受付中!
会場チケット:8,800円(税込/全席指定)
※未就学児入場不可
※お一人様2枚まで、各公演1回ずつお申し込み頂けます。(お席が離れる場合がございますこと、ご了承ください)
※ご購入になられたチケットの変更・キャンセル・払い戻しは出来ません。

・終演後、豪華アフターイベント開催!
お見送り会に加え、特定日にはアフタートークも!
詳細:https://www.paradoxlive-stage.jp/news/detail.php?id=1106116

・来場者特典『お礼ボイスメッセージ付き ビジュアルカード』
劇場に来場した観客だけがもらえる「来場特典」として『お礼ボイスメッセージ』付きビジュアルカード(1キャラクター1種類)を来場1名につき1枚、日により定められたチームのカードを、ランダムでお配りいたします。
配布スケジュール:https://www.paradoxlive-stage.jp/news/detail.php?id=1105477

・日替わりシャッフルチームショウ
本編公演に加え、各チームの垣根を超えたシャッフルチームによる『日替わりシャッフルチームショウ』も開催。
詳細:https://www.paradoxlive-stage.jp/news/detail.php?id=1105474

・舞台オリジナル新曲『Here We Go』
HIP HOPならではのヒリヒリとした緊張感や疾走感を持ち、『Fight For The PRIDE』同様、会場全体が大いに盛り上がる事必至!
https://youtu.be/P22P0ZFEoGw

■スタッフ
原作:Paradox Live、脚本:伊神貴世、演出/脚色:私オム、主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

≪公式サイト≫
https://paradoxlive-stage.jp/
≪公式Twitter≫
@paradoxlive_st

©Paradox Live on Stage2023

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