横浜流星(宮本武蔵)主演、中村隼人(佐々木小次郎)共演の舞台『巌流島』が本日開幕!意気込みを語った初日前会見&猪野広樹・荒井敦史・田村心・岐洲匠ら出演のゲネプロ舞台写真UP

歴史に残る対決として世に知られる、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」を描く、舞台『巌流島』が2023年2月10日に東京・明治座公演にて開幕を迎えます。
この前日に行われた初日前会見での、主演・宮本武蔵役の横浜流星さん、共演・佐々木小次郎役の中村隼人さん、演出・堤 幸彦氏のコメントとともに、猪野広樹さん、荒井敦史さん、田村 心さん、岐洲 匠さんら注目の若手俳優陣も出演する公開ゲネプロでの舞台写真をお届けいたします。
(左から)演出・堤 幸彦氏、主演・宮本武蔵役の横浜流星さん、共演・佐々木小次郎役の中村隼人さん
【作品紹介】
本作『巌流島』は、当初2020年7月から9月にかけての上演予定が、公演中止ののち一部キャストを変更し、2年半の時を経て遂に上演が実現。東京・明治座公演を皮切りに、金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡と全国8か所での巡演となり、脚本はマキノノゾミ氏、演出は堤幸彦氏と、これまでにも『真田十勇士』や『魔界転生』などの大ヒット作を産み出してきた最強のタッグが手掛けます。

武蔵と小次郎はどこで出会い、どんな人生を歩んで来たのか、なぜ戦わなければならなかったのか……。闘いの裏に隠された人間ドラマ、決闘の真実を捉え、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、その壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品(新作)として描き出します。

主演の宮本武蔵役を務めるのは、アクションにも抜群の冴えを魅せる若手ナンバーワン俳優、横浜流星さん。対する佐々木小次郎役には、若手歌舞伎俳優の中でも活躍目覚ましく注目度抜群の中村隼人さんが扮しており、横浜さんは舞台への出演は2017年以来6年ぶり、中村さんは歌舞伎公演以外での大規模な舞台への出演は今回が初めてと、期待の顔合わせが実現。
舞台『巌流島』メインビジュアル
ほか共演には、猪野広樹さん、荒井敦史さん、田村 心さん、岐洲 匠さん、押田 岳さん、宇野結也さん、俊藤光利さん、横山一敏さん、山口馬木也さん、凰稀かなめさんらが名を連ねました。

今回が初共演となる横浜さんと中村さん、火花散る剣豪2人のぶつかり合い、語り継がれて来た名勝負が新脚本、新演出でどのように生まれ変わるのかと期待が高まる本作。迫力満点の大殺陣、LEDなどの映像効果も活かしながら、令和版『巌流島』が新たに誕生します!

【初日前会見レポート】
開幕前日に行われた会見では、横浜流星さん、中村隼人さん、堤 幸彦氏が登場。開幕に向け、それぞれ意気込みを語りました。
――いよいよ明日開幕となりますが、今のお気持ちや、本作の魅力や見どころをお聞かせください。

横浜 見どころは……『巌流島』の作品は本当にたくさん作られていますが、今回は新解釈、新設定で、全く新しい形の『巌流島』ができたなと今、感じています。武蔵と小次郎の関係性は、特に注目して見ていただきたいです。本当についさっきまでも稽古をしていて、やるべきことはやってきたので、あとはもう役として舞台上で生きるのみだと思っております。
宮本武蔵役・横浜流星さん
中村 最初にこの『巌流島』のお話をいただいた時は、色んな大先輩たちが演じてきた役をどう演じよう、という風に思ったんですけど、お話を聞いてみると、令和版『巌流島』、新解釈ということで。マキノノゾミさんが書かれた脚本に、堤 幸彦さんのお力を加えて、全く別物とまでは言いませんけども、佐々木小次郎、宮本武蔵の名を借りた、また新しい作品が出来上がったと思っています。本当に約1ヶ月、みんなで毎日毎日稽古してきたので、その成果を明日からの初日に出せればいいなと思っております。
佐々木小次郎役・中村隼人さん
――堤さんからも稽古を経て、武蔵、小次郎を演じるお二人の印象を聞かせてください。

堤 私の舞台づくりの特徴として、この二人には見せずに、まずは若者チーム、まぁこの人たちも若者なんですが(笑)、みんなで最初に作っちゃうんですね。それをこの二人に見てもらって、そこにポコッとハマってもらう。で、ただハマるだけじゃなくて、そこからそれぞれの魅力を出してもらって、自分で考えてもらい、こちらからも言う形。これが、毎日どんどん変わるんですね。やっぱり、この二人の芝居に対する熱というか、役に対する情熱。それから気合いみたいなものが日々力強くなってきて、これから最終通し稽古をするんですが、多分またこれで、今まで1ヶ月以上やってきたものを乗り越えるんじゃないか。そういうことを思わせてくれる二人だと見込んでいます。
本当に楽しみで、私も演出家として、こういうドキドキ感、ワクワク感は中々ないことなので、大変期待しております。頑張ってください!
演出・堤 幸彦氏
――続いても堤さんへの質問となります。今回は、モノクロの世界がベースのシリアスな人間ドラマと伺いましたが、演出のポイントをお聞かせください。

堤 もうまさに、おっしゃった通りです。背景は大変デジタルな世界、そしてシンプルな世界を作っています。結構、私はごちゃごちゃとカラフルな舞台が多く、またそれが大好きなんですが、今回は一切そういうことを封印し、本当にシリアスな人間ドラマ、特にこの二人がどう出会って、どういう過程を経て、そしてなぜ対決していくのかという、登り詰めていく人間ドラマにしたいと思っています。その意外性を含めて期待していただきたいですし、デジタルと人間力みたいなものの、究極の融合を目指したいな、と思っております。
――最後に横浜さんから、全国での上演を心待ちにしている皆様へのメッセージをお願いいたします。

横浜 全国の皆様、本当に大変お待たせしました。3年前に中止になってしまった作品が、いよいよ明日からスタートします。あの時の申し訳ない気持ちだったり、悔しい思いをしっかりと晴らせるように。そして新たなキャストも加わって、確実にパワーアップした作品になっていると自信を持って言えますので、期待して待っていてください。お楽しみに!
【舞台写真】
舞台『巌流島』は、東京公演が2月10日~22日まで明治座にて上演。続いて金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡と全国にて巡演となります。
ほか公演詳細・最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
【公演概要】
■『巌流島』
東京公演 2月10日(金)~22日(水) 明治座
金沢公演 2月25日(土)・26日(日) 本多の森ホール
新潟公演 3月1日(水) 新潟県民会館
秋田公演 3月4日(土) あきた芸術劇場 ミルハス
名古屋公演 3月8日(水) センチュリーホール
神戸公演 3月11日(土)・12日(日) 神戸国際会館 こくさいホール
高松公演 3月15日(水) レクザムホール(香川県県民ホール)
福岡公演 3月18日(土)~27日(月) 博多座

【脚本】マキノノゾミ
【演出】堤 幸彦

【出演】
横浜流星、中村隼人、猪野広樹、荒井敦史、田村 心、岐洲 匠、押田 岳、宇野結也、俊藤光利、横山一敏、山口馬木也、凰稀かなめ 他

【企画・製作】日本テレビ

≪公式サイト≫
ganryujima-ntv.jp

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