【しにつか】鈴木拡樹・安井謙太郎・北村諒らが「解決したいことは〇〇」とは!? 【東映ムビ×ステ】映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』が公開、初日舞台挨拶レポート

映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第二弾として制作された『死神遣いの事件帖』、その待望の続編となる新作、舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚ゆうめいきたん-』と映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚げっかきたん-』。

舞台が6月に上演を終え、映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』が2022年11月18日に公開されました。その公開記念舞台挨拶が11月18日に東京・新宿バルト9にて行われ、スマートボーイズでは18時30分の上映前に行われた鈴木拡樹さん、安井謙太郎さん(7ORDER)、北村諒さん、清宮レイさん(乃木坂46)、柴﨑貴行監督が登壇した舞台挨拶の模様をお届けします。
(左から)清宮レイさん、安井謙太郎さん、鈴木拡樹さん、北村諒さん、柴﨑貴行監督
【ストーリー】
時は、将軍・家光の治世。
だが、太平であったはずの江戸の町は、“腐乱人”という名の亡者たちによって混乱に陥っていた。
墓場から蘇った“腐乱人”は生者の肉を求めて町民を襲い、噛まれた者は“腐乱人”に変貌し、正気を失う。
次々と増殖する“腐乱人”の恐怖。脅かされる人々の暮らし。
そんな中、久坂幻士郎(鈴木拡樹)と死神・十蘭(安井謙太郎)は、記憶を失った少女(清宮レイ)と出会う。
「ひとつ、お願いしたい。私が誰なのか、探してもらえないだろうか」
そう依頼された2人は、自分の名も思い出せない少女に「ハナ」と名づけ、彼女の過去を探りはじめる。
不穏なる笛の音。忍び寄る妖術師・空真(北村諒)の影。そして、“腐乱人”に込められた憎悪と怨念。
幻士郎と十蘭は、庄司新之助(崎山つばさ)ら鬼八一家と力を合わせ、空真の陰謀に立ち向かう。
拡大し続ける呪いのパンデミックを、蘭斬刀が、今、断ち切る…!

【舞台挨拶】
鈴木拡樹さん
――初日を迎えた今のお気持ちをお聞かせください。

鈴木 前作のパート1はコロナ初期段階の頃でしたので、少し遅れて公開されました。今回は日程通り公開できたことを嬉しく思ってます。

安井 めちゃくちゃ嬉しいです! 前回は初日を一緒にお祝いできなかったので、今回こうやってみなさんと一緒にお祝いできて、いいスタートが切れて本当に嬉しいです。

――幻士郎と普段の鈴木さんは正反対ですが、どのように役作りをされましたか?

鈴木 あれだけ解放的な役ですから、演じている時間はすごく楽しくて。普段は気にしすぎてしまう部分もありますが、それをすべて取っ払って生きるっていうのはすごく楽しいなって感じていますね。
――自分と一番違うなって思ったところは?

鈴木 僕、助けを求められると頑張っちゃうタイプなんですけど、幻士郎はすぐ逃げますからね(笑)。あそこまで自分の欲を優先して断れる人間は清々しいと思いますね。

安井 本当そうですよ。普段の拡樹くんは穏やかで、神社みたいな人なので。

北村 すごい分かる。

安井 2年ぶりにお会いするんですけれど、拡樹くんがいつもコンビニで買っているパンとコーヒーが変わってないところがぶれないなって思いましたね。

鈴木 毎日同じやつ食べていて、今日も同じもの食べました(笑)。
柴﨑貴行監督
柴﨑 ファンの皆さんはご存知なのかもしれないけど、すごいストイックで真面目なので、現場では結構もっと崩してってお願いをすることが多くて。パート1の時はね、まだキャラも作っていたから、その真面目さが出てしまって。

鈴木 パート1やってる時は、結構自分では解放しているつもりだったんですよ。ただ、パート2をやってみて、もっと開放的にできたなって思いましたね。
安井謙太郎さん(7ORDER)
――本作では主題歌を7ORDERが担当されておりますが、歌詞はメンバーのみなさんで書かれたと伺いました。

安井 曲を僕の中学の同級生でもあるバンド・Tempalayのドラム・藤本夏樹くんに作ってもらって、メンバーで歌詞を書き下ろしました。今回初めてやったスタイルで、この楽曲に合わせてみんなフルコーラスで1回歌詞を書いてきて、それを僕が預かってワードをチョイスしたり、世界観を合わせたので、新鮮でしたね。

――ムビステシリーズ繋がりで漆黒天にはメンバーの長妻さんも出演されていましたが、個性的な方でしたので、歌詞も面白かったのでは...!?

安井 彼は最年少なんですけど、7ORDERの中で一番作詞センスあるの長妻なんじゃないかなって思うぐらい、面白いワードがありました。でも今回は採用しませんでした…...(笑)。
――北村さんが今回はガッツリ悪役ですが演じてみていかがでしたか?

北村 シリーズ物の作品への初参加っていうのもあって、役への責任感やプレッシャーはありました。今までに演じたことのない役所なので、本当にやれることをやろう、できるだけこの作品のスパイスに慣れたらいいなと思って。

鈴木 これまでにきたむー(北村さんの愛称)と共演してる時っていつも味方だったのですが、今回敵対したのが初めてで違和感でした。

北村 本番に入る前までは、(拡樹くんがいると)心強いんですよ。でも敵に回ると「壁高っ!」「あっ、強い」と感じますね(笑)。

清宮レイさん(乃木坂46)
――清宮さんは今回が映画初出演ですが、いかがでしたか?

清宮 初日の舞台挨拶に立つのも初めてなので、映画に出演できるってこういうことなんだなってすごく嬉しく思います。撮影をしてる最中はあまりお芝居の経験がなかったので、かなり不安も大きかったんですけど、すごく現場の空気に身を任せて、ハナを演じられたと思うので一安心でした。
――幻士郎が探偵業を営んでいるということで、解決して欲しいなって思うことは。

安井 基本綺麗好きなんですけど、書類の整理だけどうも苦手なんですよ。今やっぱこう年末調整とか……(笑)。みなさんどうやってファイリングしてますか? 家電の保証書とか皆さんどうやって取ってますか?

北村 保証書は保証書でまとめておくのが一番です。

安井 そのタームを超えちゃった場合はどうすればいいですか...?

北村 ちょっと分かんないっす(笑)。

安井 おすすめのファイルがあったら教えて下さい!(笑)

北村 僕は最近忘れ物が激しくて。カバンを忘れて出てしまったり、劇場出て5分ぐらい歩いてからカバンを忘れていることに気づいたりとか結構あるんですよ。忘れ物を無くす秘訣を教えて下さい。

清宮 私も今日家に携帯を忘れてきちゃって。

北村 拡樹くんも結構、携帯忘れますよね。

鈴木 充電器に差したまま、家に帰って初めて携帯を忘れたことに気付きます(笑)。僕は東京に来てから、何回か引っ越しをしてまして、計2回鍵をなくしてます。これが見つからないままだったんで、作り直して退居しているんですけど、その鍵を戻してほしいわけじゃなくて、その鍵が今どこにあるかを知りたいのでその捜索をして欲しいですね。見つかったら、なんかモヤモヤがなくなるじゃないですか。

安井 今、位置わかるやつあるじゃないですか!

北村 拡樹くん位置、携帯持ってないから探すツールが……(笑)。

会場 爆笑

――みなさんなかなか困ったものですね(笑)。最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

柴﨑 見ていただいていいなと思うところがあれば広めていただけると、作ったスタッフも、キャストも非常に嬉しいので、みなさんのお力で広めていただけたら。
清宮 この作品は心をぐっと動かせるような作品だと思うので、今から見てくださるみなさんの心も動いたらいいなと思いますし、1人でも多くの方に劇場へ足を運んでいただけたら。
北村 我々もこうして初日を迎えられること、本当に嬉しく思っております。映画館で映画を見るっていう体験ってすごく特別だと思うので、この環境で、このスクリーンで、この音響で、映画を楽しめる環境はなかなかないので、映画館で何度でも楽しんでいただけたら。
安井 しにつかシリーズは舞台から見ても、映画ら見ても全然遡れるようなストーリーになってますので、ぜひしにつかの宣伝チームとして、みなさまの友達を引き入れていただけたら。
鈴木 きたむーも言ってた通り、映画館では決められた期間内でしか上映されませんのでスクリーンで存分に楽しんでください。そして安井くんが言ってた通りチームですので、みなさん宣伝よろしくお願いします。
映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』は、本日から全国で順次公開されます。詳細についてはInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』
2022年11月18日公開

【脚本】須藤泰司
【監督】柴﨑貴行

【出演】鈴木拡樹 安井謙太郎(7ORDER)
北村諒 清宮レイ(乃木坂46) / 崎山つばさ
水石亜飛夢 高田里穂 松本寛也 北川尚弥 田辺幸太郎
陳内将 小林亮太 田邊和也 浜田学 / 西田健

《公式サイト》
https://shinitsuka.com/
《公式Twitter》
@toei_movie_st

©2022 toei-movie-st

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