【ティラステ第3弾】校條拳太朗・高本学らが2年半ぶりに再集結、舞台『宇宙戦艦ティラミス~銀河列車で遊郭行きてぇなぁ編~』が開幕!舞台写真&囲み取材レポートUP

『宇宙戦艦ティラミス』を原作とする舞台シリーズ第3弾! 約2年半ぶりの新作となる、舞台『宇宙戦艦ティラミス~銀河列車で遊郭行きてぇなぁ編~』が、2022年10月7日に東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開幕を迎えました。
公演ゲネプロでの舞台写真とともに、スバル・イチノセ役の校條拳太朗さんとイスズ・イチノセ役の高本 学さんが意気込みを語った囲み取材でのコメントをお届けいたします。
(左から)イスズ・イチノセ役の高本 学さん、スバル・イチノセ役の校條拳太朗さん
2018年に初演、2019年に第2弾を上演した「ティラステ」こと舞台『宇宙戦艦ティラミス』が、約2年半の眠りから再び目覚める――。
舞台『宇宙戦艦ティラミス~銀河列車で遊郭行きてぇなぁ編~』として、まさかのシリーズ第3弾となる本作では、なんと原作者・宮川サトシ氏が自ら、脚本・演出を手掛ける米山和仁氏(劇団ホチキス)とともに脚本を担当! 脚本監修にはなるせゆうせい氏を迎え、この銀河最強メンバーで舞台完全オリジナルストーリーを描きます。
魅力あふれるキャラクターたちを演じるキャストには、シリーズ初演から引き続き、スバル・イチノセ役の校條拳太朗さん、イスズ・イチノセ役の高本 学さんが兄弟役として登場。
ほか、ヴォルガー・ハマー役に上田悠介さん、リージュ・ルロワ役に出口亜梨沙さん、ロメオ・アルファ役に佐藤信長さん、ダッジ・ナイトロ役に宮澤 佑さん、スバル・ビヨンド役に伊藤孝太郎さん、エスカレド・キャデラック役に正木航平さん、ジネッタ・メトゥス・ウォークレット役に高橋紗妃さん、サムライ役に大久保幸輝さん、そして井上才蔵役に磯貝龍乎さんと、個性豊かな11名のキャストが集結しました。

数多くのキャラクターが登場する本作では、キャストがメインの役柄以外にも、様々なキャラクターに姿を変えて登場する場面も。
原作から舞台初登場となるジネッタと、本作オリジナルキャラクターとして登場するサムライの関係や、ついに主要キャラクターとなった井上才蔵の活躍ぶり、そして“ユニヴァース感覚”に目覚めるべく奮闘するイスズと、“銀河列車”に乗り込んだスバルが見る夢の世界にも注目です!
【舞台写真】
サムライ(左・大久保幸輝さん)と、ジネッタ・メトゥス・ウォークレット(右・高橋紗妃さん)の関係とは……
スバル不在のオープニングから、主人公以上の活躍をみせるキャラクターが続出!?
フォーデン(左・宮澤 佑さん)とエスカレド・キャデラック(右・正木航平さん)にはある企てが
兄弟ながら対立する組織に属するスバルとイスズは、しばらく休戦協定を結ぶことに
イスズはユニヴァース感覚に目覚めようと、様々な方法で奮闘するも!?
ヴォルガー・ハマー(左端・上田悠介さん)とリージュ・ルロワ(右端・出口亜梨沙さん)も協力することに
ジネッタを警護する、警備会社の上野口(右・伊藤孝太郎さん)は彼女の願いを知り……
劇中では、村上くん(右・佐藤信長さん)を主役とする青春物語も展開
警備会社から転職し、エースパイロットになった井上才蔵(左・磯貝龍乎さん)も大活躍!
宇宙を走る銀河列車でスバルが見た夢、そして出会ったサムライの正体とは?
【囲み取材レポート
参加キャスト:スバル・イチノセ役 校條拳太朗さん 、イスズ・イチノセ役 高本 学さん

――公演に向けての心境と、ゲネプロを終えての手応えを聞かせてください。

校條 まずは無事にゲネプロを終えることができたので、スタッフの皆さんへの感謝の気持ちと、良かったなという安堵の気持ち、あとはやっぱり最後まで気を緩めずに走りきりたいなという気持ちです。
舞台は生モノなので、何が起こるか分からないものなんですが……それと「ティラステ」での何が起こるか分からないっていうのは、ちょっと規模が違うと思いますので(笑)、そこを僕は自分の役で受け止めながら、みんなで「ティラステ」の良さにしながら、お客様に届けていきたいなと思います。

高本 第3弾では、第1弾、第2弾を超える作品を作っていこうと、稽古でも結構ギリギリまで新しいチャレンジをしたり、セリフが増えたりしていました。今ゲネプロで確認して、キャストもそれぞれ「ここ、もっと向上できるな」という部分も見つけられたと思うので、それを踏まえて今できる最大限の初日を作り上げたいなと思います。
「ティラステ」の魅力は公演ごとの変化にもあって、日替わりはもちろん、その時の流れによっても大分変わっていくので、お客様にとっても1公演も同じものがない、貴重な舞台かと思います。圧倒的な熱量と物量で、お届けできればと思います!
――今作では「みんなが人生の主人公」というテーマで、様々なキャラクターが活躍する姿が描かれています。実際の主人公・スバル役として、校條さんのお気持ちは?

校條 やっぱりちょっと、ジェラシーじゃないですけど……「なんだよ」っていう気持ちはありますよね(笑)。スバルとイスズが二人で操縦するシーンでも、僕の席はビールケースだし、「どんな扱い!?」みたいな。でも、それができるのが「ティラステ」で、だからこそお客様にも「一人一人が主人公」と言える、というのは素敵なことだなと思うので、それをしっかりと届けられるのならば……我慢します、という感じです(笑)。
今回も盛りだくさんの内容で、(舞台オリジナルキャラクターの)井上さんは昇級しましたし(笑)、上野口さんとも再会して。シリーズを観てきた方にとっては「あっ、久しぶり!」という人やネタもたくさん出てくるので、楽しんでいただけると思います。

――初演から兄弟役を演じて、校條さんと高本さんの絆も深まりましたか?

校條 思い返すと、大分仲良くなりましたね! 二人ともすごく人見知りだったので、初演の顔合わせなんて軽い挨拶だけして、すごく気を遣い合って解散、みたいなものだったけど、今は何でも話すし、(高本さんが)すごい喋りかけてくるし(笑)。たまに「うるさいな」って思えるぐらいの仲にはなりました!(笑)

高本 僕も同じく(笑)。仲良くなりましたし、舞台上でも信頼できます。一緒のシーンや掛け合いも多いんですが、今回は稽古場の段階からずっと横の席にいて練習できたので、すごくいい関係だなと思っています。

――それでは最後に、お客様へのメッセージをお願いします。

高本 今まで第1弾、第2弾と作品を愛してくださった皆様、そして原作を好きでいてくださる皆様のおかげで、「ティラステ」第3弾を迎えることができて、本当に幸せだなと思っております。第1弾、第2弾を超えるような作品をお客様に届けられればと思いますし、第3弾ではすごく色んなキャラクターがいるので、皆さんもぜひ推しキャラを作っていただいて、楽しんでもらえたら。最後まで全員で駆け抜けられるよう、応援をよろしくお願いいたします。

校條 こうしたご時世の中でやるのはシリーズ初なので、どうなるのかなと思っていましたけれども、やっぱりこういう時代だからこそ、たくさん腹を抱えて笑ってほしいですし、精神的にも身体的にも笑って免疫力を高めていただいて! みんなが自分のことを、自分の人生の主人公だと言えるように。すごく素敵な言葉だなと思いますので、それをしっかりと伝えることで、皆様が明日を生きる力に少しでもなれたらなと思っております。全員で頑張ります!

舞台『宇宙戦艦ティラミス~銀河列車で遊郭行きてぇなぁ編~』は、2022年10月7日〜16日まで東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演中です。公演詳細・最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。



☆Information
【公演概要】
舞台『宇宙戦艦ティラミス~銀河列車で遊郭行きてぇなぁ編~』(こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ提携公演)

公演日程:2022年10月7日〜16日 こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ

原作:宮川サトシ 伊藤亰(新潮社「くらげバンチ」)

脚本:米山和仁(劇団ホチキス)/宮川サトシ
脚本監修:なるせゆうせい
演出:米山和仁(劇団ホチキス)

キャスト:
スバル・イチノセ:校條拳太朗、イスズ・イチノセ:高本学
ヴォルガー・ハマー:上田悠介、リージュ・ルロワ:出口亜梨沙、ロメオ・アルファ:佐藤信長、ダッジ・ナイトロ:宮澤佑、
スバル・ビヨンド:伊藤孝太郎、エスカレド・キャデラック:正木航平、
ジネッタ・メトゥス・ウォークレット:高橋紗妃、サムライ:大久保幸輝
井上才蔵:磯貝龍乎

企画製作・プロデュース:4cu
主催:舞台『宇宙戦艦ティラミス銀遊』製作委員会

≪公式サイト≫
https://tiramisu-stage.com/
≪公式ツイッター≫
@tiramisu_stage

©宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会
©舞台『宇宙戦艦ティラミス銀遊』製作委員会

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