高本学・設楽銀河・日向野祥・阿部快征・近藤頌利・健人ら豪華キャストが登壇!映画「COLOR CROW -緋彩之翼-」が公開、見どころ&撮影エピソードを語った初日舞台挨拶レポートUP

男達の「戦い」と「生きる意味」「絆」をテーマにしたメディアミックスプロジェクト、「COLOR CROW」シリーズの映画第1弾! 映画「COLOR CROW -緋彩之翼-」が2022年9月23日に公開を迎え、キャストより高本 学さん、設楽銀河さん、日向野 祥さん、阿部快征さんらが登壇する初日舞台挨拶が、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行われました。
(後列左より)小谷嘉一さん、近藤頌利さん、健人さん、湯浅雅恭さん、杉江優篤さん、村上幸平さん、内田裕也さん (前列左より)日向野祥さん、高本 学さん、設楽銀河さん、阿部快征さん、ヨリコ ジュン監督
「COLOR CROW」とは、男達の「戦い」と「生きる意味」「絆」をテーマに、【舞台】【映画】【書籍】等を連動したメディアミックスプロジェクト。
舞台ならではの臨場感やアクション、小説ならではの密な描写と、映画ならではのリアルな迫力がそれぞれのメディアで楽しめるシリーズとなっており、まずは2022年3月に舞台第1弾「蒼霧之翼(アオキリノツバサ)」を上演。
そして映画第1弾となる本作「緋彩之翼(ヒイロノツバサ)」の公開に続き、2022年10月7日には本作キャストの内田裕也さんが“中原裕也”名義にて手掛ける原作小説が発売、さらに10月20日からは舞台第2弾「神緑之翼(シンリョクノツバサ)」の上演が控えています。
映画「COLOR CROW -緋彩之翼-」メインビジュアル
【舞台挨拶レポート】
映画上映後に行われた舞台挨拶では、映画では百地 洸役として出演、また舞台では演出も手掛ける小谷嘉一さんがMCを務め、キャストより阿佐美 煉役の高本 学さん、乃木杏莉役の設楽銀河さん、羅生聖護役の日向野 祥さん、蒼田三月役の阿部快征さん、ニケ王子役の近藤頌利さん、スカイ役の健人さん、神楽瑠唯役の湯浅雅恭さん、福丸 環役の杉江優篤さん、大迫由紀夫役の村上幸平さん、椿 泰親役の内田裕也さん、ヨリコ ジュン監督が登壇。
まずは主演の高本さんから、舞台第1弾の上演前に撮影された本作について「本当に見どころはたくさんあるんですが、チームワークの良さがすごく出ている映画なんじゃないかなと。映画の時から仲は良かったですし、時間がない中でも1つ1つのシーンも撮影しながらみんなでディスカッションをして……僕は銀河とのシーンが多かったので銀河と色々と話したんですが、そういうチームワークのいいところがたくさん出ているんじゃないかなと思います」と見どころを挙げるとともに、「クロウたちが絶望から這い上がっていく姿を自分たちにも重ねて演じていたので、これからどんどんクロウとして成長していくとともに、僕らも役者として成長していけたらと思える作品です」と、舞台・映画と続くシリーズ作品としても、今作に込めた想いをコメントします。
阿佐美 煉役の高本 学さん
そんな高本さんの言葉に「学くんが今すべて言ってくれたので、言うことないです!」と笑顔を見せた高本さんとバディを組む設楽さんは、自身の頑張ったシーンとして「杏莉の過去シーンで、ヤクザの事務所でのアクションがあるんですが……その場所でのアクションがすごく大変で! 撮影前日の殺陣稽古で、部屋のつくりを似せたセットを作って稽古をしていったんですが、実際に行ってみたら全然違っていて(笑)。そこで『どうしよう』となり、怖い人たち(ヤクザ役のキャスト)とみんなで仲良く頑張りました(笑)」と、アクションに奮闘したことを語ります。
乃木杏莉役の設楽銀河さん
続いて日向野さんは、MCの小谷さんから劇中でバディを組む阿部さんについて「快征とはやりづらかったですよね?(笑)」と話を振られると、「そうですね、本当にイヤだったんですけど(笑)」とジョークで返しつつも、実際は「快征とは元々共演が多く、性格も分かった上で一緒に演じることができたのでやりやすくて」と、いい関係で演じられたとのこと。
しかし苦労した場面もあったそうで、「大変だったのは、シャワーシーン。浴びているシャワーの温度が高くて、途中から湯気で何も撮れなくて……で、(ヨリコ監督から)『祥くんごめん、水で!』って(笑)」と、寒さに凍えながらシャワーを浴びたことを明かします。
羅生聖護役の日向野 祥さん
そんな日向野さんの相棒を演じた阿部さんは、「前作の舞台では僕の過去を、そしてこの映画では煉の過去を描いていたりと、今後に繋がる部分も多く含まれています。10月に上演される舞台や、今後の作品にもどんどん繋がっていくと思いますので、皆さんにもぜひしっかり見ていただいて、僕らの過去を覚えていただけるとさらに面白くなっていくと思います!」と、シリーズ作品ならではの繋がりをしっかりとアピールします。
蒼田三月役の阿部快征さん
そして映画にて初登場となったキャラクター、ニケ王子役の近藤さんは「多分、“王子”って聞いたら皆さんすごくキラキラした僕を想像して、実際に今の僕もすっごくカッコイイかと思うんですけど」と、平然と自身のカッコよさを挙げつつも(笑)、「スクリーンの中では超カッコよくない王子で! フニャフニャした王子なので、そういう可愛らしいところが見どころです。フニャっとした王子が、メイドさんたちと戯れています(笑)」と役柄を紹介。
ニケ王子役の近藤頌利さん
さらに撮影の思い出を、近藤さんが「秋葉原のメイド喫茶での撮影で、王子の衣装とメイクのまま秋葉原を歩きまわって……」と語ると、同じく初登場のキャラクターとして、王子の側近・スカイ役を演じた健人さんも「“あれ、なんのコスプレなんだろう”って感じで、すっごい見られるんですよね!(笑)」と一緒に注目を集めていたそう。このメイド喫茶でのシーンはアドリブに近い掛け合いとのことで、近藤さんは「メイド喫茶に僕が行くとあんな感じなんだな、って思って見てください(笑)」とも呼びかけます。
スカイ役の健人さん
また健人さんは、「僕たち(近藤さん・健人さん)は舞台の方には出ていなくて、映画から今回出演させていただいたんですが、『COLOR CROW』はどんどん続いていくと思いますので、どこかでまた携われたらいいなと思っています。周りが殺陣を頑張ってる中、隠れているシーンが多かったので……今後お話が展開して中で、僕たち二人の役柄も掘り下げて、また絡んでいけたらいいなと!」と、再登場にも期待する言葉を聞かせてくれました。

続いて湯浅さんは、迫力あるアクションについて「学くんと演じた特訓シーンは、まだ初対面に近いよそよそしい時期だったんです。学くんは『(攻撃を)当ててください』って言うんですけど、普段アクションでは実際に当てることがなく……アングルを変えて何回も撮り直したので、本当は何度も当てて怒っているんじゃないかなって(笑)」と、リアルに挑んでいたことを振り返り、高本さんからの怒りを心配してコメント。
これに高本さんは、「練習の時から『ここは本当に当てましょう』って決めたんですけど、本番では思っていた以上にめちゃくちゃ痛くて(笑)。イラッとはしなかったですけど、『なんで俺、殴られてるんだろう』みたいに思うことはありました(笑)」と、ふと我に返ることがあったと明かしつつも「でも、湯浅くんがすごくかっこよくしてくれました!」と、満足のいくアクションシーンになったと笑顔で応えます。
神楽瑠唯役の湯浅雅恭さん
続いてクロウたちの敵組織(Dolce)を演じた杉江さん&村上さんは、まずは杉江さんが「“Dolce”のイケメン参謀を演じた杉江優篤です!(笑) この映画の見どころは、福丸のイケメンさだと僕は思っております!! 皆様、福丸のイケメンさを世界中に広めてください!!(笑)」と自らの役柄を大いにアピールするも、村上さんが「この映画のセールスポイントは、大迫由紀夫のイケメンさだと思っています!(笑)」と続けてカブせると、すかさず杉江さんが「イヨッ!」と掛け声で盛り上げるチームプレーを発揮(笑)。
福丸 環役の杉江優篤さん
また村上さんは苦労した点として、「今回、スケジュールの都合で撮影には1日しか参加できず、僕の出演シーンを1日に集めて撮っていただいたんですが……この映画は第1弾舞台の前に撮影したので、その1日で僕が演じる大迫のキャラが決まってしまうと! そしたら台本にもないのに、現場でヨリコさんからこんなポーズを取らされて……」と、某特撮ヒーローの変身ポーズのような動きを再現。
そんな演出について、周りからは「自主的にやってる」「ノリノリだった」との声が飛ぶと、村上さんも「村上幸平にベルトをつけさせるってことは、そういうことなんだろうなって!(笑) その期待にお応えしました」と認め、村上さんならではの大迫のクセの強いキャラができあがったとのことでした。
大迫由紀夫役の村上幸平さん
この賑やかなキャスト陣の挨拶に、椿 泰親役を演じるとともに、本シリーズの原作も手掛ける内田さんは、「この日がやっと来たな、という感じですごく感慨深いです。今、二人(杉江さん・村上さん)がこの映画の見どころを言ってくれましたが、本当の見どころは……みんなのイケメンさです(笑)」と笑顔でコメント。
また、自身の出演シーンがない日も現場に顔を出していたという内田さんは、寒い時期に行われていた撮影を振り返り、「中でも高本 学くんと小笠原 健くんがバトルするシーンの撮影日が本当に寒くて、ベンチコートをかけてあげたり、温かいお茶を配ったりしていたんですが……もうやることがなくなって、自分の体でキャストを温めてあげようと(ハグの動作)したら、高本くんに『それは本当にいいです』って拒否られました(笑)」というエピソードも明かし、場内を笑わせてくれました。
椿 泰親役/シリーズ原作も手掛ける内田裕也さん
そして「イケメン参謀・福丸のファンのヨリコです」と挨拶したヨリコ監督は、「映画は煉と杏莉の物語になっているので、その二人を第一に、しっかりと考えて作りました」と見どころを挙げるとともに、「ひとつの方向に向かえる座組なので、ここからまた皆さんの応援で舞台も映画も続いていければ」と、作品についてもコメント。
また映画では百地 洸役を演じ、舞台の演出を手掛ける小谷さんも「目の前でイケメンを堪能できたのが本当に幸せだったので、僕の目がハートになっているところにも注目してもらえれば(笑)」と語り、笑顔をみせました。
ヨリコ ジュン監督
百地 洸役の小谷嘉一さん
楽しいトークの最後には、キャストを代表して高本さんが「『緋彩之翼』は阿佐美煉が絶望から這い上がっていく、そして杏莉やクロウの仲間たちと出会ってどんどん成長していく物語です。明日も頑張ろうと思ってもらえる作品になったんじゃないかなと思いますし、皆さんにもそう感じてもらえると嬉しいです」とコメントし、舞台挨拶を締めくくりました。
【映画あらすじ】
絶望の先に見える未来は、どんな色ですか?

西暦2045年。世界は第三次世界大戦を終え、この大戦で最も勢力を伸ばした『東亜共和国連邦』は更なる国家拡大を目論んでいた。それに対抗すべく創立された日本の機密機関『国家特別防衛課=トクボウ』の隊員(=クロウ)の一人である、阿佐美煉(高本学)は、過去に妹を目の前で殺されたトラウマに今もなお、うなされる日々を送っていた。そんなある日、司令官である椿泰親(内田裕也)からある任務を言い渡される。その内容は、ある組織に拉致された日本の友好国・トルジ共和国のニケ王子(近藤頌利)の救出。煉のバディである乃木杏莉(設楽銀河)、王子の側近のスカイ(健人)と共に救出に向かう煉は、王子が捕らえられているDolceの研究所に辿り着くが、そこに現れた敵の最新兵器【ハイパーサイボーグ・バグ】の攻撃によって洗脳されてしまう。Dolceの代表である大迫由紀夫(村上幸平)と秘書の福丸環(杉江優篤)の作戦によって味方と敵の区別もつかなくなってしまった煉は、味方である杏莉と対峙することに。一方、トクボウの秘密基地・NESTでは、トクボウに入ったばかりの蒼田三月(阿部快征)がもう一人のクロウ、羅生聖護(日向野祥)と共にCOLOR CROWになるための最終試験に向けて訓練をしつつ、煉たちの任務の後方支援をしていたが……。

果たして彼らは無事にニケ王子を救うことが出来るのか? 東亜共和国連邦の思惑とクロウたちの過去が複雑に絡み合うアクションストーリー。

映画「COLOR CROW-緋彩之翼-」は、2022年9月23日よりシネ・リーブル池袋 他にて全国順次公開。
また、舞台「COLOR CROW -神緑之翼-」は2022年10月20日〜25日まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演となります。ほか「COLOR CROW」シリーズに関する最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

©中原裕也・Ask ©2022 映画 COLOR CROW 緋彩之翼製作委員会
☆Information
【作品概要】
■映画「COLOR CROW-緋彩之翼-」
映画公開:2022年9月23日(祝・金)シネ・リーブル池袋 他 全国順次公開。
監督・脚本・撮影・編集:ヨリコ ジュン
出演者:
高本学 設楽銀河 日向野祥 阿部快征
近藤頌利 健人 湯浅雅恭 杉江優篤 小谷嘉一 小笠原健
村上幸平 内田裕也 / 渡辺裕之 他

原作:中原裕也「COLOR CROW」
製作:Ask サンライズプロモーション東京 Frontier Works Inc
主題歌:「闇羽黝兒狂(ヤミハネクロニクル)」
作詞:ヨリコ ジュン 作曲:楠瀬拓哉 編曲:三輪達宏 唄:馬渕由妃
製作プロダクション・配給:Ask
配給・宣伝協力:トリプルアップ
【予告編URL】https://www.youtube.com/watch?v=tdKE2ea2-CI

≪公式サイト≫
www.colorcrow.net
≪公式Twitter≫
@colorcrow_p
≪公式Instagram≫
@colorcrow_p

関連News