再演ながら、新たに作る”電影活劇”!上川隆也主演の舞台『魔界転生』製作発表会見に小池徹平・村井良大・木村達成らも登壇!堤幸彦が語る新演出&意気込みコメントを詳細レポート

演出・堤 幸彦氏×主演・上川隆也さんのタッグで2018年に上演され、大ヒットを記録した舞台『魔界転生』が、2021年4月より2年4ヶ月ぶりに再演!
その製作発表会見が2021年3月23日に東京・明治座にて行われ、キャストから上川隆也さん、小池徹平さん、藤原紀香さん、村井良大さん、木村達成さん、山口馬木也さん、渡辺 大さん、浅野ゆう子さん、松平 健さん、そして演出の堤 幸彦氏が登壇しました。
大ヒットスペクタクル時代劇が再び!
新キャストも迎えた、舞台『魔界転生』製作発表会見をレポート
『魔界転生』とは、1967年に『おぼろ忍法帖』として単行本化された、山田風太郎氏による伝奇小説が原作で、時空を超えたアクション・エンターテインメントの最高傑作と称されている人気作品。1981年に深作欣二監督により映画化され大ヒット、その後もテレビ時代劇や舞台、漫画・アニメ、ゲームまで数多のジャンルでリメイクされてきました。

中でも、2018年に「日本テレビ開局65年記念舞台」として、演出・堤 幸彦さん×主演・上川隆也さんのタッグにて上演された舞台版では、福岡・東京・大阪で77ステージ、動員10万人を超える大ヒットを記録。その2年4か月ぶりの再演となる今回の上演では、初演に引き続き演出は堤 幸彦さん、脚本はマキノノゾミさんが手掛け、作品をさらに練り上げてブラッシュアップ! 演劇と映像の融合をテーマにLEDを駆使し、新機軸の演出で「電影活劇」を創り出し、令和版の新しい『魔界転生』が誕生します。
舞台『魔界転生』公演キービジュアル
注目のキャストには、魔界から蘇った剣豪に果敢に立ち向かう、主演・柳生十兵衛役を初演に引き続き上川隆也さんがつとめ、十兵衛たちに立ちはだかる最大の強敵・天草四郎役には小池徹平さんが新たに登場。
また、天草四郎の姉・お品役に藤原紀香さん、『真田十勇士』の生き残り・根津甚八役に村井良大さん、十兵衛の弟・柳生又十郎役に木村達成さん、軍学者・由比正雪役と刀鍛冶・叢雲常陸役に山口馬木也さん、二刀流の剣豪・宮本武蔵役に渡辺 大さん、黄泉の世界から甦った淀殿役に浅野ゆう子さん、十兵衛の父・柳生宗矩役に松平 健さんと、華と実力を兼ね備えた豪華なキャストが集結しました。

東京公演が上演される明治座にて開催された製作発表会見では、上川隆也さん、小池徹平さんらメインキャスト陣とともに、演出の堤 幸彦氏が登壇。それぞれ今作への意気込みを語りました。
(後列左から)山口馬木也さん、木村達成さん、村井良大さん、渡辺 大さん、
(前列左から)浅野ゆう子さん、松平 健さん、上川隆也さん、小池徹平さん、藤原紀香さん、堤 幸彦さん
【会見コメント】
■演出の堤 幸彦氏
「またこうやって明治座の舞台の上からご挨拶できることが嬉しい限りです。(新型コロナウイルスによって)まだまだ事態も楽観視できない中、その時代・状況に合わせた舞台をいかに作っていくかということを、キャスト・スタッフとともに考えて、今は公演の最終調整の段階に入っています。
2018年の初演が大変ご好評いただき、再び皆様の前でご披露できることになりましたが、時代が大きく変わりました。いかに安全で楽しい舞台が作れるかを追求し、大幅に装置も演出も変えており、ほぼ新作と言っていい部分もあります。従来のキャストに新キャストも大勢迎え、新たに作る気持ちで臨んでおります」
演出の堤 幸彦氏
■主演・柳生十兵衛役の上川隆也さん
「意気込みというお話でしたが、僕自身は意気込まないでいこうと思っています。堤さんからもお話がありましたが、大きく変化した作品になりましたので、また新たな気持ちで臨んでいきたいと思います。たくさんの方にご覧いただき、お楽しみいただけることを切に願っております」
主演・柳生十兵衛役の上川隆也さん
■天草四郎役・小池徹平さん(新キャスト)
「今回、この明治座に僕は初めて来させていただいて、『いよいよ5月にはここで上演ができるんだな』と、すごく気持ちが高ぶっています。上川さんが演じられる柳生十兵衛の敵役として、再演から新たに参加させていただきますが、新たな作品という気持ちで天草四郎を演じていきたいと思っております」
天草四郎役・小池徹平さん(新キャスト)
■お品役の藤原紀香さん(新キャスト)
「私は再演からの参加組となりますが、お品は原作にはない役です。マキノ先生、堤監督、そして制作陣の思いが溢れた役と聞いて、台本も読ませていただき、私も剣を持たずして、愛と信念、そして覚悟をもってこの役を演じさせていこうと決めました。稽古をしていても、(浅野)ゆう子さんの演じる淀君様とのシーンでは色々な思いが心に浮かびます。一回一回新鮮に、心を込めて、このお役を務めさせていただきたいと思います」
お品役の藤原紀香さん(新キャスト)
■根津甚八役の村井良大さん
「この甚八という役は原作には出てこないキャラクターなんですが、同じく堤さんが演出してくださいました舞台『真田十勇士』でも、僕が演じさせていただいた役です。この役は僕自身も大好きな役で、本当に明るくて楽しくて、舞台に立っていても毎日がこんなに新鮮だと思える役はなかなかないと感じられる役でした。今は舞台の上でお芝居をするというのが難しい状況ですが、見に来ていただいたお客様には存分に楽しんでいただけるように、一回一回を大切に演じたいと思います」
根津甚八役の村井良大さん
■柳生又十郎役の木村達成さん
「前回から引き続き出演させていただきます。久しぶりの明治座でちょっと興奮していますが、落ち着いて頑張って喋ってみたいと思います(笑)。前回はちょっとお茶目な又十郎を演じさせていただいたのですが、今回は少し変わって、クールな又十郎を演じていこうと思っています。やはりこういうご時世で、全国にエネルギーを届けなければならないと感じていますので、舞台を盛り上げつつ、全国のお客様に元気を与えられるように頑張っていきたいと思います」
柳生又十郎役の木村達成さん
■由比正雪役/叢雲常陸役の山口馬木也さん
「この作品には、僕は初演も参加させていただいて、お気に入りの作品、お気に入りの役でした。この一年、色んな公演が中止になる中で、『僕らの仕事って必要なのかな』と考え、モヤモヤした中で稽古場に参加しましたが、生みの親のマキノさん、育ての親の堤さんがいて、苦楽を共にする座組の仲間が演技をしているのを見て、手をたたいて笑っている姿に、僕は救われました。演劇の持つ力を、稽古場で非常に感じました。その力を信じて、より多くの方に楽しんでいただけるように、感動していただけるように努めたいと思います」
由比正雪役/叢雲常陸役の山口馬木也さん
■宮本武蔵役の渡辺 大さん
「僕は今回が初舞台になりまして、今、ここでやるんだなと同時に噛みしめているところです。慣れないことに試行錯誤していますが、本当に毎日色んな発見があり、早く皆さんにお見せしたいと楽しみにしています。このような状況で大変だなと思いますが、希望を皆さんと一緒に共有できればという思いで、今か今かと開幕を待っています。ドキドキします。でも、楽しんでいきたいと思います」
宮本武蔵役の渡辺 大さん
■淀殿役の浅野ゆう子さん
「再び淀殿としてお声をかけていただき、幸せです。このコロナ禍で、稽古場でのコミュニケーションがとりにくい中、上川さんがセリフ以上のものを届けてくださって、私たちを和ませてくれて、一気に稽古場のテンションが上がりました。素晴らしい座長さんです。
そんな座組の中、私は、松平さんと上川さんの美しくかっこいい殺陣を毎日見られること、そして何よりもカーテンコールでの上川さんのトークが楽しみです。上川さんのトーク力は素晴らしいので、カーテンコールだけでもご覧になっていただきたいと思います(一同笑い)。そして堤監督からのご指導では、私の妖怪度がますますアップするように作っていただいています(笑)」
淀殿役の浅野ゆう子さん
■柳生宗矩役の松平 健さん
「まずはこの時代、この世の中で舞台に立てる喜びを感じております。皆さんが自粛してストレスが溜まっている中、この魔界の世界を見ていただいて、今の現実を忘れるような気分を味わっていただけたら。今回は立ち回りも特にすばらしく、見せ場もたくさんございます。リニューアルして、セットもすばらしいものになると思います。一人でも多くの方に見ていただきたいと、切に願っております」
柳生宗矩役の松平 健さん
続く質疑応答では、“新キャストから見たカンパニーの雰囲気は?”との質問に、小池さん・藤原さん・渡辺さんは、今回が初参加のキャストが参加したというプレ稽古があったことに触れ、「そのおかげで『魔界転生』の雰囲気になじむことができた」と揃ってコメント。

対して、主演として新キャストを迎えた側の上川さんも「今回から『魔界転生』に参加してくださった方々の……“前向き”というよりは、“前のめり”という姿勢、この作品にどういう形で臨んでいこうかというエネルギーがひしひしと感じられるんです」とコメント。さらに「一回初演をやったからといって、あぐらをかいてはいられないな、という思いに駆られるような、貪欲さにも近い力を感じています」と続け、お互いに刺激し合いながらも、いい環境で稽古を進められていると語ります。
また、演劇と映像を融合させた、令和版の新たな『魔界転生』として、大幅な変更が加えられるという演出については、堤さんが「今回は人と人との接触を減らすため、できるだけ簡略化、省力化しつつも、最大の効果を狙う装置転換を考えています。具体的には、大きな動く装置の全面にLED画面をしつらえ、巨大な動く立体的な映像装置、勝手に“電影活劇”と呼んでいますが、プロジェクションマッピングを一歩超えた、直接的な映像表現によってシーンを作っていくという挑戦です」とコメント。
この革新的な演出案の一方では、「しかし、その前に一番大事な演出要素は、人間です。人間による表現、これは前回を倍する表現の深さができるのではないかと、稽古場では実感しています」とも語ってみせ、新たな舞台装置とキャストの熱演により、舞台がどのような進化を遂げているのか、ますます期待が高まる会見となりました。

製作発表会見に登壇したキャストのほか、田宮坊太郎役の田村 心さん、小栗丈馬役の岐洲 匠さん、戸田五太夫役の宇野結也さん、荒木又右衛門役の財木琢磨さん、磯谷千八役の小波津亜廉さんら、新キャストとして加わった若手俳優陣の活躍にも注目です!

【あらすじ】
徳川幕府によるキリシタン弾圧のため、暴徒と化した10万人の信者が惨殺された肥前国(長崎県)島原。
その地で、禍々しい魔界の力を借りて、「島原の乱」の首謀者・天草四郎が甦る。
四郎は怒りと憎しみに燃え、幕府への復讐を決意する。
やがて、「魔界転生」という妖術を使い、幕府と闘う配下を求め、歴史に名を残す剣豪を次々と甦らせる。
荒木又右衛門、田宮坊太郎、宝蔵院胤舜、そして、宮本武蔵、柳生宗矩、錚々たる猛者たちが黄泉の国から転生し、悪鬼として再び生を受け、四郎と共に幕府滅亡を画策する。
これら魔界衆に隻眼の剣士・柳生十兵衛を中心とする幕府方が立ち向かい、魑魅魍魎が跋扈する悪魔の企てを阻止すべく、柳生衆と共に果敢に闘い、強敵を斬り滅ぼしていく。
大坂では淀殿も甦り、四郎の姉・お品や「真田十勇士」の生き残りの根津甚八も活躍し、柳生衆と魔界衆の激突はますます混迷の色合いを深めて行く。
天草四郎、柳生宗矩と血で血を洗う死闘が続き、ついに十兵衛は日光東照宮での最終決戦を迎える…。

舞台『魔界転生』は、2021年4月7日~11日まで愛知・刈谷市総合文化センター、4月16日~28日まで福岡・博多座、5月4日~28日まで東京・明治座、6月2日~10日まで大阪・新歌舞伎座にて上演されます。
チケット情報ほか、公演に関する最新情報は、下記のInformationより公演公式サイト、公式Twitterにてご確認下さい。

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☆Information

■舞台『魔界転生』

原作:山田風太郎(角川文庫刊)
脚本:マキノノゾミ
演出:堤 幸彦

出演:
上川隆也 小池徹平 藤原紀香 村井良大 木村達成 田村 心 岐洲 匠 宇野結也 財木琢磨 山口馬木也 渡辺 大 浅野ゆう子 松平 健 ほか

日程・会場:
<愛知公演>2021年4月7日(水)~11日(日) 刈谷市総合文化センター
<福岡公演>2021年4月16日(金)~28日(水) 博多座
<東京公演>2021年5月4日(火・祝)~28日(金) 明治座
<大阪公演>2021年6月2日(水)~10日(木) 新歌舞伎座

企画・製作:日本テレビ

≪公式サイト≫
https://makaitensho.jp/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/makaitensho_ntv