阿久津仁愛×立石俊樹×一ノ瀬竜×植田圭輔×和田雅成×染谷俊之が語る!華麗なパフォーマンスに挑む、新ドラマ「FLAIR BARTENDER'Z」(フレアバーテンダーズ)取材会インタビュー

阿久津仁愛さん、立石俊樹さん、一ノ瀬 竜さん、小西詠斗さんら注目俳優陣が出演する、連続テレビドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」(フレアバーテンダーズ)が、MBSドラマ特区枠にて2022年7月21日から放送スタート!
本記事では、今作で華麗なパフォーマンスでカクテルを作るフレアバーテンディングに挑んだキャストから、阿久津仁愛さん、立石俊樹さん、一ノ瀬 竜さん、そして植田圭輔さん、和田雅成さん、染谷俊之さんが登場した取材会インタビューをお届け。6名がそれぞれ、練習や撮影で感じたフレアの難しさ、そしてドラマの見どころも賑やかに語ってくれました。
豪華キャストが語る、ドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」の見どころ&撮影裏話とは?
【作品紹介】
連続テレビドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」(フレアバーテンダーズ)は、ボトルやシェイカーを投げたり回したりと、華麗なパフォーマンスでお客さんを楽しませながらカクテルを作る競技フレアバーテンディングの世界で、一杯のカクテルに情熱をかける男たちが技とテクニックを競うエンターテインメント作品。
父の面影を追う黒沢瑛人、音楽の道に挫折した夏目遠矢、諦めた過去への未練くすぶる久野誠一郎、絶対的なプライドを持ち、兄やライバルとの確執を抱く五十嵐 新の4人が、それぞれの生き方を背負い込み、様々な夢を描きながら、競技バーテンダーとして、熱き戦いを繰り広げていきます。
注目のキャストには、周りから称賛されるほどのフレアの腕を持ちながら、どこか冷めた目で周りを見ている黒沢瑛人(くろさわ・えいと)役に阿久津仁愛さん。短気で向こう見ずな一面を持ち、音楽の道を志すも、その夢に破れ自暴自棄の夏目遠矢(なつめ・とおや)役に立石俊樹さん。データ分析が得意なインテリ系で、家業の酒蔵を継いだことでフレアを諦めた過去を持つ久野誠一郎(くの・せいいちろう)役に一ノ瀬 竜さん。フレアの腕に絶対的な自信を持ち、フレアから逃げ出した兄やライバルとの確執を持つ五十嵐 新(いがらし・あらた)役に小西詠斗さんが登場。
また、フレア、ソロ部門で優勝経験を持つフレアバーテンダー、比嘉玲紀(ひが・れいき)役に植田圭輔さん。フレア、ダンデム部門の現役チャンピオンで、知り合いの誠一郎を気にかけている梶原雄大(かじわら・ゆうだい)役に和田雅成さん。梶原と共にフレア、ダンデム部門の現役チャンピオンで、自暴自棄の遠矢に八つ当たりされる峯田伸一(みねだ・しんいち)役に染谷俊之さん。新の兄だが、フレアの腕はイマイチ。瑛人と大会出場を目指す五十嵐 涼(いがらし・りょう)役に小南光司さん。瑛人と涼が働くBARのマスター小日向譲二(こひなた・じょうじ)役に早乙女じょうじさん。気の弱い子分気質だが、フレアのことになると熱い一面を見せる早乙女 純(さおとめ・じゅん)役に末吉9太郎さん。久野酒造の蔵人で、怪我で夢を諦めた経験を持つ瀬名大介(せな・だいすけ)役に田口 司さん。新の配信動画チャンネルの撮影者で、良き理解者の神木陽太(かみき・ようた)役に佐藤たかみちさん。伝説のバーテンダー、七郎(しちろう)役に森山栄治さんが名を連ねます。

完全オリジナルストーリーとなる今作では、脚本は山崎 彬氏、監督は西田大輔氏が手掛け、主題歌は、manzo氏が作曲、テルジヨシザワ氏が作詞を担当。個性に合わせたキャラ設定ということで、それぞれのキャストらしさが色濃く出た内容も必見です。
(後列左から)梶原雄大 役の和田雅成さん、比嘉玲紀 役の植田圭輔さん、峯田伸一 役の染谷俊之さん
(前列左から)久野誠一郎 役の一ノ瀬竜さん、黒沢瑛人 役の阿久津仁愛さん、夏目遠矢 役の立石俊樹さん
■ドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」(フレアバーテンダーズ) 取材会インタビュー

――まずはご自身の演じられた役柄について、お一人ずつご紹介ください。

阿久津仁愛(以下、阿久津) 僕が演じた黒沢瑛人(くろさわ・えいと)は、小さな頃におきた出来事から、父親がやっていたフレアという競技を独学で始めました。
物語の中で様々な人と出会い、フレアを通して成長したり、自分の素をさらけ出していくようになるんですが、基本的にはクールで素を出さないような役柄なので、そこからどんどん変わっていく様子も魅力的だな、と思います。

立石俊樹(以下、立石) 僕が演じた夏目遠矢(なつめ・とおや)は、僕とは真逆の存在だな、と勝手に思っています(笑)。本当に取っつきにくいというか、常に何かに苛立っているんですが、それは自分への自信のなさや、満たされない想いからそうなってしまっていて。
元々はバンド活動をしていたんですが、その夢も途中で破れてしまい、恋人ともうまくいかなくなってしまい、全てが無くなった時に、公園でフレアの練習をしていた早乙女 純(さおとめ・じゅん)と出会い、そこから物語が進んでいくという形なので、本当に成長をたくさん感じられる役だなと思っています。

一ノ瀬 竜(以下、一ノ瀬) 僕が演じた久野誠一郎(くの・せいいちろう)は、元々フレアをやっていたのですが、実家の酒蔵を突然継がなければいけない状況になってしまい、フレアをやめて、実家を守るために酒蔵の社長として働いていて。そこで一緒に働いている瀬名大介(せな・だいすけ)から、「もう一度フレアをやってください」と言われたことで、フレアの世界に戻っていきます。
フレアという“やりたいこと”と、「実家を守らなきゃいけない」という“やらなきゃいけないこと”の間で、常に葛藤している役柄になっています。

植田圭輔(以下、植田) 比嘉玲紀(ひが・れいき)役を演じました、植田圭輔です。珍しく、めちゃくちゃ年齢相応な役です! 僕はだいたい、年下の役ばかりが回ってくることが多いんですが……なんででしょうね? 身長が168.8cmだからですかね?(笑)

染谷俊之(以下、染谷) あと、童顔だからね(笑)。

植田 そうそう……俊樹、なに笑ってるの?

立石 (焦って)そんなことないですよ!

植田 いや、そんなことはあるんだよ! 事実だわ!(笑)

和田雅成(以下、和田) それで飯食ってきているんだから(一同爆笑)。

植田 まあ、僕はそういう役です(笑)。現役チャンピオンの役ということでフレアも練習しましたし、仁愛と小南が演じる二人に教えていくという大人な役柄だったので、ちゃんとお兄さんにならなきゃというか、教えられる師匠でいなきゃいけないな、と意識しました。
あとはもう、今回はこの二人(和田さん、染谷さん)が同じような立ち位置だったので、大変心強く、平和にやらせていただきました。

和田 梶原雄大(かじわら・ゆうだい)役の和田雅成です。僕も植ちゃんが言ったように、これまでに大人な役柄はあんまり経験がなかったんですけども、僕自身も30歳になって、身長も180cmありますし、大人な雰囲気も出てきたんじゃないかな、と(笑)。

植田 うわっ、身長の自慢してる(笑)。

和田 アハハ! そして僕の役柄は、誠一郎の師匠というか、先輩として彼に影響を与えるし、自分も影響を受けるし、という関係性で。すごく大人で、物語の中では達観しているキャラクターだったな、という感じですね。

染谷 峯田伸一(みねだ・しんいち)役の染谷俊之です。僕が演じた峯田は、俊樹が演じる遠矢のフレアでの師匠的な存在になります。結構、遠矢がヤンチャな感じなんですけども、それすら包み込むような優しいお兄ちゃん、という役柄です。
最初からフレアができる役柄なんですが、それが何故か、というのもドラマ後半で分かってくるので、お楽しみにしていただけたらと思います。
――今回皆さんが挑戦されたフレアバーテンディングについて、練習での難しかった点など、それぞれ感想をお聞かせください。

和田 まず、難しさしかなかったよな?(笑)

全員 (口々に)難しかった!!

植田 でも、みんなすごかったよね? マジで上手いです!

染谷 というか、他の人がやっているのが上手く見えるんだよね!(笑)

植田 そうそう、「自分の技は弱いんじゃないか?」って思えてくる(笑)。

(一同爆笑&納得の声)

染谷 そんなことないのにね!(笑) それに家では中々練習できないから、公園とかで練習したりもして。

阿久津 そう、家じゃ練習できないですよね! 落としたら「ガシャーン!」っていう、音の問題とかもあるので。

――皆さんプライベートでも、公園などで練習されていたんですか?

阿久津 はい、僕は公園で。

染谷 ある時、公園で練習してたらさ、隣にボールの壁打ちをする人が来て。その人がどんどんこっちに寄って来るから、そのうち僕の領域を奪われていって……(笑)。

植田 途中で、ティン(フレア用のシェイカー)と球がすり替わってんじゃない?(笑)

染谷 俺、その人とタンデム組んでんの!?(笑)

和田 そこは俺と組んでくれよ、チャンピオン!(笑)(※和田さん&染谷さんはタンデムを組む役柄)

植田 ここでおしゃべりタンデムすな!(笑)

(一同爆笑)

植田 でも、本当に難しかったですよ。特に、仁愛は技が多かったもんな?

阿久津 そうですね! 撮影当日にアドリブでつける、みたいなのもいっぱいありましたし、それがマジで難しくて……手汗が止まらなかったです。もう、手がビショビショになっていました(笑)。

一ノ瀬 僕は一升瓶を使わないといけなかったので、それが難しくて! 一升瓶(のお酒)なんて自分では飲み干せないので、稽古をしていたバーから瓶をお借りして、家に持って帰って練習していたんですけど……一升瓶だと普通のボトルとは重さも全然違いますし、一升瓶で練習していると、反対に普通のティンが軽すぎるので、そこも難しくて。その二つで、手の感覚が狂うことに苦労しましたね。

立石 僕も公園で練習をしていたんですが、まだ始めたてなので、あんまり上手くできないんですよ。だから人が来るごとに難しい技は止めて……(笑)。

和田 あぁ~、恥ずかしいもんね!

立石 そうなんです。だから、「これはできそう」っていう技を、人が来た時にやっていました(笑)。

(一同爆笑)

染谷 めちゃくちゃ分かる!!  それ、公園でのフレア練習の“あるある”だよ!

植田 これ、僕らの中では100%の“あるある”でしょ(笑)。

立石 通りすがりの人に「プロの方なんだな」って思われたくて、できる技をかっこよくやる、っていう感じでした(笑)。

――続いて、撮影現場での印象的なエピソードはありますか?

染谷 俊樹が初めて撮影でやった技で、僕の前でフレアを披露する場面があったんですけど、その技がなかなか上手くいかなくて……僕にお酒がバーっとかかって、「つめたっ!」みたいなことがありましたね(笑)。

一ノ瀬 僕も失敗談なんですけど、ドライアイスを使う技で、中々うまくいかなくて。撮影で使えるドライアイスの数も限られていたんですけど、一回分のドライアイスを無駄にしちゃいました。

和田 全然大丈夫よ、ドライアイスぐらい!(笑) 俺は、20テイクぐらいかかったやつがあるんで……一回、撮影現場で笑顔を忘れた時がありました(笑)。

植田 あぁ~、あったね!

和田 練習していた技とは全然違う技もやることになって、それが俺の苦手分野なやつで(笑)。めっちゃ難しくて……撮影で一回、俺のために休憩入りましたからね! あれは気まずかったです(笑)。

――撮影期間を経て、第一印象から特に印象が変わった、という方はいらっしゃいますか?

阿久津 僕はタンデムを組んだ、小南光司くんの印象がすごく変わりましたね。最初は練習でお会いしたんですけど、その時にはマスクもしていたからか、結構静かなイメージで。
でも撮影が始まったらとっても気さくな方で、僕の精神年齢に合わせてくれたのかもしれないですけど、ツボるところも結構同じだったりして、すごく波長が合うなって思いました。

植田 大丈夫、仁愛のほうが中身はオトナだから(笑)。小南が合わせているんじゃなくて、実際同じなのよ。

立石 僕の中で印象が変わったのは、末吉9太郎くんですね。9太郎くんとは、実は練習の頃には、一緒の帰り道なのにちょっとタイミングをずらして帰ったり……みたいなこともあったんですけど、今はもう同じ歳というのもあって、9太郎くんもキャラ全開というか、素を出してくれている感じがあって、仲良くなれました!

一ノ瀬 僕は、立石さんですね。立石さんが出演していたミュージカルを観たことがあったので、そのイメージからすごくかっこよくて、キレイな方で、というイメージがあって、もっと取っつきにくい方かと思っていたら、とても気さくな方でした。

染谷 僕も、俊樹とは今回の撮影で初めてご一緒させていただいて。以前から噂には聞いていたんですけど、今回は役柄的にもずっと怒っている役だったので、もうちょっとワイルドな子なのかなって思っていたんです。
そうしたら撮影中、遠矢が怒りまかせにグラスを置いて出ていくシーンで、俊樹がグラスを割ってしまったことがあったんですけど、カットがかかった後には(動きを再現しながら)「すいません!」って飛んで戻ってきたので、“かわいいな”って思いましたし、その後も関わってみるとすごく優しくて、いい子なんだなって思いましたね。

植田 僕は、小西詠斗くん。顔の印象からはすごくクールな子に見えていて、年齢も実際よりもうちょっと上なのかと思っていたんです。実際に会ってみたら優しくて明るい子だったので、「また共演したいな」って思いましたね。
詠斗のお母さんは僕のことを昔から知っていて、2.5次元とかもお好きらしく、詠斗もそこからこの世界に入ってきたらしくて。現場で一緒にお弁当を食べながら、「お母さんから『やってみなよ』と勧められて、『やってみる』と言って、今こうして皆さんと共演させていただいているんです」っていう話をしてくれたので、びっくりしましたね。

和田 俺、詠斗に優しくしよ! お母さんが、ファンになってくれるかもしれん(笑)。

植田 お母さん目当てか!(笑)

和田 僕からの印象はもう、本当にみんな、最初の印象通り! 第一印象から何も変わらず、「みんな、いい子そうだな」と思ったら本当にそうでした。
特に仁愛とは今回が初共演で、俺からはもう勝手に「仁愛」って呼んでいるんですけど、本当に人懐っこくて。以前から一方的に、僕が仁愛の出演作を観たりはしていて、僕は明るくて、笑顔がかわいい子を好きになる傾向があるので、仁愛のことは「すごく笑顔が可愛らしい子だな」って、すぐ好きになっちゃいました。

――舞台も多く手掛けられている、今作の監督・西田大輔さんの演出はいかがでしたか?

和田 西田さんの演出が、初めての人たちはどうだった?

阿久津 西田さんは、すごい細かく演出をつけてくださって、シーンごとにその前の状況も丁寧に説明してくださって。それがあったおかげで、本当にこの作品は繋がったな、という感覚があります。

一ノ瀬  あと、作品に対して妥協しないというか、ちゃんと僕らを待ってくれる。それがすごく嬉しかったです。

立石 例えば、“技はちゃんとできているけど、表情がちょっと”という時には、ちゃんとやり直しをさせてくれて。「もう少し、良くできそうだよね?」と言ってくれて、その指示もすごく明確でやりやすかったです。

阿久津 あと、面白いこともありました! 瑛人は結構クールな役なんですけど、西田さんからある場面で「ここは笑顔で」と言われた時には、自分の中でもすごい楽しんで、ニッコニコでやったんですけど……カットがかかった後、西田さんにその表情をイジられて(笑)。「言われた通り、一生懸命にやったのにー!」って思ったんですけど(笑)、そういう風に場を和ませてくださったのも、すごく印象的だったなって思います。

植田  アハハ! 確かに、西田さんは空気作りがうまいよね。ミスった時も「大丈夫だよ!」って大きい声で言ってくださるので、あの一言がすごく助かる!

染谷 あと、西田さんは細かいところまで見てくださるから、「こんな部分まで見てくれるんだ」って思うし、やっぱり見てくれているからこそ、「細かいところも、もっと頑張ろう」っていう気持ちになれるよね。

――最後にご自身や、タンデムを組むチームとしての見どころを教えてください。

阿久津 瑛人は結構、序盤では自分の考えを表に出さない役なんですが、フレアや周りの人たちとの出会いに影響されて、心の底からフレアを楽しんでいくというか、最初の目標とは違った形でも、どんどんフレアにのめり込んでいく、という姿が見どころかなと思います。
あとタンデムに関しては、僕と小南くんでは身長差がありすぎて、同じ動きをしても揃って見えないことが結構あったんです。でも、そこは本当にスピードだったり、タイミングをバッチリ合わせて撮影に臨めたので、僕らの息が合っている様子だったり、アイコンタクトだったり、という部分を見ていただきたいなと思います。

立石 僕の相方を演じる9太郎くんは、練習の時に初めてやる技に対しては不器用だったり、すぐには出来なかったり、という部分もあったんですけど、その分ひたむきに色んなことに向き合っていて。それがすごく純っぽいなって思いましたし、劇中での遠矢も純の存在があったからこそ、夢を諦めかけた時に、まだまだ頑張んなきゃと立て直せた部分がたくさんあったと思うので、夢を追いかけていくには、自分一人でやるのもいいけど、やっぱり仲間がいるのはいいな、って演じながら感じていました。僕らのタンデムは、そういった部分も見どころです!

一ノ瀬 僕は大介役の田口 司くんとペアを組みましたが、僕らは結構何度も一緒に稽古をすることができた分、「タンデムとして揃えよう」ということに注力したので、しっかり揃っているところを見せられたらと思います。
あと、誠一郎の実家が酒蔵ということで、僕らはフレアに使っているアイテムが他のチームと違って、木製の枡(ます)を使ったりもします。そういったチームごとの違いを楽しんでいただけたら嬉しいです。

染谷 今作では、もちろんフレアの技や人間関係も見どころなんですけども、主題歌や挿入歌もあるんだよね? さっき、少し聞かせてもらったんですけど、とってもかっこよかった!
僕たち(植田さん・和田さん・染谷さん)には歌はないんだけど、フレアも楽しみだし、ドラマも楽しみで、音楽も楽しめるなんて、これはもう見どころ盛りだくさんじゃないかな、と思います。

植田 そうですね、見どころは歌ですね!(笑) あと、僕はやっぱり自分の教え子贔屓なので、どうしても瑛人と涼が見どころだと言いたくなるんですが……そんな二人と話している時、玲紀には圧倒的王者感と大人っぽさに、それだけじゃない人間味、みたいな部分もあって。多分、全部を見透かしているような話し方をしていますし、個人的には本当にあまり演じたことがないタイプの役なので、存分に楽しませていただきました。いつもより、大人な植田圭輔を楽しんでもらえたらいいなと思います。

和田 僕は個人的に、スタッフさんからみんなのフレアのシーンを撮った映像を見せてもらったりもしたんですけど、それを見て「本当にかっこいいな!」と思って。さらに監督の西田さんも、すごくかっこいい画を取るのが上手な方なので、総じてかっこいいドラマになっていると思います!
そうした男たちのかっこよさに、僕はフレアを練習してきた、みんなの裏側も分かっているで、ドラマの表側では見せないですけど、その輝きみたいなものはドラマにもしっかりと足されているんじゃないかな、と思います。 
(インタビュー完)
MBSドラマ特区枠「FLAIR BARTENDER'Z」(フレアバーテンダーズ)は、7月21日から毎週木曜24:59~放送開始です。ほか各地域での放送時間など、番組詳細・最新情報は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

©「FLAIR BARTENDER’Z」製作委員会・MBS

☆Information
【番組概要】
MBSドラマ特区枠「FLAIR BARTENDER'Z」(フレアバーテンダーズ)

■スタッフ
監督:西田大輔
脚本:山崎 彬
原案:古川由隆

音楽:こおろぎ
挿入歌制作:manzo、テルジ ヨシザワ
技術監修:全日本フレアバーテンダーズ協会(anfa)

制作プロダクション:ダブ
製作・著作:「FLAIR BARTENDER'Z」製作委員会・MBS
(DMM STAGE、MBS、TCエンタテインメント、サイバード、tvk)

■キャスト
黒沢瑛人 役:阿久津仁愛
夏目遠矢 役:立石俊樹
久野誠一郎 役:一ノ瀬竜
五十嵐新 役:小西詠斗

比嘉玲紀 役:植田圭輔

梶原雄大 役:和田雅成

峯田伸一 役:染谷俊之
五十嵐涼 役:小南光司

小日向譲二 役:早乙女じょうじ
早乙女純 役:末吉9太郎
瀬奈大介 役:田口 司
神木陽太 役:佐藤たかみち

七郎 役:森山栄治

■主題歌・挿入歌
主題歌:
「Magic Cocktail」
作詞:テルジ ヨシザワ / 作曲:manzo
歌 阿久津仁愛 立石俊樹 一ノ瀬竜 小西詠斗

挿入歌:
「IRIS -雨の跡-」 作詞・作曲 テルジ ヨシザワ 歌 阿久津仁愛
「Stir Tonight」 作詞・作曲 manzo 歌 立石俊樹
「Perfect Vibes」 作詞・作曲 manzo 歌 一ノ瀬竜
「イチニツイテ」 作詞・作曲 テルジ ヨシザワ 歌 小西詠斗

■放送日程
MBSドラマ特区枠にて7月21日(木)スタート
・MBS 7月21日(木)スタート 毎週木曜 24:59~(※#1:25:00~)
・テレビ神奈川 7月21日(木)スタート 毎週木曜 23:00~
・チバテレ 7月22日(金)スタート 毎週金曜 23:00~(※#1:7/22 24:00~、#2:7/29 24:00~)
・とちテレ 7月28日(木)スタート 毎週木曜 22:30~
・テレ玉 7月28日(木)スタート 毎週木曜 23:30~
・群馬テレビ 7月28日(木)スタート 毎週木曜 23:30~
※その他の地域は、順次決定。
※MBS放送後(25:30~)TVer・GYAO!・MBS動画イズムでの1週間の見逃し配信あり。

≪公式サイト(番組HP)≫
https://flair-bartenderz.com
≪公式ツイッター≫
https://twitter.com/flairbartenderz
≪公式インスタグラム≫
https://www.instagram.com/flair_bartenderz/
※推奨ハッシュタグ #フレア #フレアバーテンダーズ


【ストーリー】
フレアバーテンディング――。
ボトルやシェイカーを投げたり回したりと、華麗なパフォーマンスでお客さんを楽しませながらカクテルを作る競技。一杯のカクテルに情熱をかける男たちが、技とテクニックを競い合う。

君は誰のためにフレアやっているんだ?――。

父の面影を追い、BAR「NIGHT&DREAMS」で働きはじめた黒沢瑛人(阿久津仁愛)は、同僚の五十嵐涼(小南光司)から、フレアのペア競技、二人一組(バディ)のチームワークで行う「タンデム」に出場しないかとの誘いをうける。瑛人はボトルとシェイカーを巧みに使い、美しいカクテルを作るが、周りを見る目はどこか怜悧な――。

その頃、音楽の道に挫折し、誰かに噛み付いては自分を誤魔化す日々を送っていた夏目遠矢(立石俊樹)は、何もうまくいかない自分に自暴自棄になっていた。久野誠一郎(一ノ瀬竜)は、酒蔵の家業を継ぐためにフレアを諦めた過去を持ち、営業の日々の中でフレアへの未練を感じては葛藤を繰り返していた。一方、ルーキーソロ部門で優勝経験があり、フレアに絶対的なプライドを持つ五十嵐新(小西詠斗)は、兄やライバルたちとの確執を抱いていた。

それぞれの生き方を背負い込み、様々な夢を描く4人の男たちが、仲間との絆を糧に、競技バーテンダーとして、熱き戦いを繰り広げていく――。

歴代のチャンピオンたち、比嘉玲紀(植田圭輔)、梶原雄大(和田雅成)、峯田伸一(染谷俊之)と、伝説のフレアバーテンダーの七郎(森山栄治)に見守られながら、ジャパンフレアカップ「タンデムルーキー部門」の幕が開ける。

自己表現、才能、第六感――。
それぞれのフレアが、観客の熱気とシンクロしていく。

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