【独占】劇団アレン座第8回本公演『アジール街に集う子たち』開幕!中野恵那、澄華あまね、竹中凌平、雪村花鈴、橋本全一、朝田淳弥ら、インタビュー&ゲネプロ写真をUP!
7月2日、劇団アレン座第8回本公演『アジール街に集う子たち』が東京・吉祥寺シアターにて開幕を迎えました。
スマートボーイズでは、初日公演の前に行われたゲネプロの模様と、ゲネプロ後の中野恵那さん、澄華あまねさん、竹中凌平さん、雪村花鈴さん、橋本全一さん、朝田淳弥さんを直撃したインタビューをお届けします。
スマートボーイズでは、初日公演の前に行われたゲネプロの模様と、ゲネプロ後の中野恵那さん、澄華あまねさん、竹中凌平さん、雪村花鈴さん、橋本全一さん、朝田淳弥さんを直撃したインタビューをお届けします。
劇団アレン座第8回本公演『アジール街に集う子たち』が7/10まで上演!
本作は、新宿・歌舞伎町の新宿東宝ビル周辺の裏路地にたむろする「トー横キッズ」と呼ばれる若者たちをモチーフにしたSF作品で、脚本・演出の鈴木茉美氏が2年ぶりに新作を書き下ろしたもの。アジール街という架空の街に、様々な理由で集まってきた少年少女たちの物語です。
【あらすじ】
16歳のほたるは、「希望」を求めてアジール街にやってきた。
17歳のリノは、ホストまがいの仕事で⾦を稼ぐ彼⽒に貢ぐことが幸せだった。
18歳のガー⼦は、⽇々の寂しさを紛らわすために誰とでも寝る。
ほとんど家に帰らず広場で騒ぎ、わずかな楽しい時間を共有する少年少⼥たち。
彼らを守るのは、彼らと同じくらいの少年たち。
この街は、⼦供たちの聖域だった。
家族・友⼈・恋⼈・夢・仕事・・・、
どこにも⾏く場所がない彼らの居場所はどこにあるのか。
「死を選ぶことは悲しいことだよ。でもこの世界から抜け出すには、それしかないもん」
【ゲネプロステージショット】
【あらすじ】
16歳のほたるは、「希望」を求めてアジール街にやってきた。
17歳のリノは、ホストまがいの仕事で⾦を稼ぐ彼⽒に貢ぐことが幸せだった。
18歳のガー⼦は、⽇々の寂しさを紛らわすために誰とでも寝る。
ほとんど家に帰らず広場で騒ぎ、わずかな楽しい時間を共有する少年少⼥たち。
彼らを守るのは、彼らと同じくらいの少年たち。
この街は、⼦供たちの聖域だった。
家族・友⼈・恋⼈・夢・仕事・・・、
どこにも⾏く場所がない彼らの居場所はどこにあるのか。
「死を選ぶことは悲しいことだよ。でもこの世界から抜け出すには、それしかないもん」
【ゲネプロステージショット】
アジール街に来たばかりの16歳・ほたる役/中野恵那さん
長くアジール街にいる18歳・ガー子役/澄華あまねさん
彼氏に貢ぐ17歳・リノ役/雪村花鈴さん
リノの彼氏・ユウヤ役/竹中凌平さん
アジール街のバーの店長・キサラギ役/橋本全一さん
アジール街の自警団の1人・ハヤト役/朝田淳弥さん
アジール街の自警団のリーダー・ショー役/大谷誠さん
【キャスト6名独占インタビュー】
――ゲネプロお疲れ様でした。早速ですが、今作のそれぞれの役柄と役作りで意識していることなどをお聞かせください。
中野 初めて台本を読んだとき、勝手に自分の中で、ほたるは大人しくて弱い子っていう想像をしていました。でも、演じていくうちに、なんなら1番強い子なんじゃないかなと思い始めて。物語の中にはほたるの成長が描かれているんですけど、私自身も初舞台で勉強させてもらうことが多くて1から成長できる環境だったので、ほたるとリンクする部分がありました。演出の(鈴木)茉美さんからも、もう全部、基本的なことから全てを教えてもらって。例えば、舞台は体1つで見え方が変わるから、些細な立ち振舞いも意識する必要があるとか。「感情のままに動いていいんだよ」っていうことを茉美さんから教わって、舞台の上でも自然に動けるように、日々勉強中です!
澄華 私が演じたガー子は、自分とはかけ離れてるというか、共感できるところもあるけど、違うところが多すぎて。稽古の最初の頃は、今と違う方向で役のことを考えてしまっていたんですけど、演出の茉美さんから「もっとこういう感じで」っていう説明をたくさんしていただいて、ガー子なりの哲学を1から組み立てていきました。あとは「ガー子としての筋が通っていれば、あとは何をしてもいいよ」と言っていただけたので、自由に演じさせていただきました。ガー子が歌うシーンもあるんですけど、今まで舞台ではミュージカル調で歌ったことしかなくて、今回のように自然に歌うのが初めてで。上手い下手関係なく、気持ちで歌うということに全振りしました。
雪村 リノは役作りする上で、自分が経験したことない要素が多かったので、正直難しかったです。経験から引き出すというより、想像を働かせてやっていく部分がほとんどでした。でも、日常シーンの普段のリノは自分と似ている部分がちょっとあって。リノは明るくて感情を表に出す子。そこが私とけっこう似ている気がします。私も初舞台でほぼ初演技だったんですけど、初めて演じるのがリノでよかったなと思います! 自分の感情を隠すのが苦手で、何でも顔に出ちゃうタイプなんですけど、きっとリノも同じ。感情をそのまま出して、リノの素直さを表現できればいいなと思いながら演じています。
竹中 リノとの会話のシーンでは、茉美さん含めて3人でよく話して、ひと言ひと言にどんな感情で言ってることなのかを丁寧に意味づけていきました。ユウヤが優しくなったり、ホストっぽくなったり、ヤンキーっぽくなったり演じながらブレちゃったんですけど、花鈴ちゃんがうまく合わせてくれて助かってます。ありがとうございます!
橋本 キサラギはバーの店長。キサラギもお店を出すことで自分の居場所を確立して、尚且つ、バーに集う他の人を温かく迎い入れて安らげるような場所になればいいなと思いながら演じています。
朝田 ハヤトは自分とかけ離れていて、軸になる部分を探すのが大変でした。茉美さんとディスカッションして軸を見つけてからは霧が晴れて。「居場所」がこの作品のテーマの1つで、自分の人生においても考えさせられることが多かったです。あとは、1発芸を頑張ってます! 毎公演、内容を変える予定ではいます。メンタルだけが強くなっていきます(笑)。
――ゲネプロ直前、ステージ上でキャストの皆さんで円陣を組んでお話されている姿も拝見しました。和やかな空気を感じましたが、今回の座組の雰囲気や、稽古期間中の様子はいかがだったんでしょうか?
雪村 今回の作品の登場人物はざっくりアジール街の子どもと、そうでない大人がいて。自分と同じアジール街の子どもを演じる共演者の方々とは年齢関係なく……私が最年少なんですけど(笑)、全員なるべくタメ口で接するようにしてました! 普段から距離を縮めてアジール街の子たちみたいに仲良くなるために
竹中 え、そのルール知らんかった! そういう子なのかと思ってた(笑)。
雪村 本当ですかっ!?
橋本 そんなの聞いてないよ(笑)。
雪村 え~。じゃあ、とりあえず女子チームはそうしてて。でも勝手に、男性陣にもタメ口で話させてもらってました。
中野 ……あ、そういうことだったんだ!
朝田 女子チームにも浸透してない! 誰もわかってない。自分の中で勝手にやってたん?
橋本 そのルール、みんなに言った?
澄華 (ルールの話)ありました、ありました!
雪村 よかった~。劇中でタメ口で話す関係の人は、普段からタメ口で話すようにしたら、だんだん友だちみたいに話せるようになって。そこから雰囲気が和やかになっていったかなって思います。
竹中 うん、ありがたかったよ。
橋本 タメ口をそんなに意識してはいなかったけど、空気よかったよね。
中野 私、初舞台で、稽古も初めてだったんです。稽古場に行くのも緊張してたんですけど、皆さんいい人で何でも包み込んでくれる方々なので、稽古がすごくやりやすくてありがたかったです! 皆さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん的な存在で、甘えちゃったなと思ってます(笑)。
雪村 ゲネの前、恵那ちゃんがちょっと喉を痛めてて。そしたら、楽屋にいろんな方が「喉、大丈夫?」って漢方薬とか色々差し入れを持ってきてたんですよ。
中野 色々10個くらい集まって、どれを飲めばいいかわからないくらいでした(笑)。
朝田 どれでもいいんだよ(笑)。全部、喉にいいものなんだから。でも、わりと今回の稽古場は、ディスカッションすることが多かった気がします。アジール街の自警団で集まるシーンとかで、演出の茉美さんも含めて話し合ったり。
竹中 うん。でも、稽古初日か2日目に稽古場行ったら、恵那ちゃんがもう台本を持たずに長ゼリフを覚えてきてたんで、“やばい、俺も台本持てない!”って焦った(笑)。でも、初舞台で背負うものも色々あったであろう中で、しっかりみんなを引っ張ってくれたし、意気込みも感じて。“あ、自分もがんばりたいな”って思わせてくれました。
中野 そうなんですか? 嬉しいです! 何もかも初めてで、まず皆さんについて行きたいという気持ちだったんで、とにかくセリフを覚えるところから始めたんですけど。そう思っていただけて、よかったです。
――今作は「アジール街」を自分の居場所とする子どもたちの物語。皆さんご自身にとって居心地のいい場所や、ホッとする時間も教えてください!
橋本 僕は、お酒を飲みながら部屋の隅っこにいるときがホッとしますね(笑)。
竹中 暗いのよ!
朝田 この大きい体で隅っこに? 堂々としてください(笑)。
竹中 電気はちゃんとついてます?
橋本 つけてるけど、暗い!
中野 あ、あのバーみたいな感じですか?
橋本 そう役作り!
一同 (笑)。
橋本 すみません。次の方、いきましょう。
竹中 (笑)。やっぱり1人の時間が落ち着きますね。お風呂にゆっくり浸かってるときとか。それか寝る前。あとはもう寝るだけっていうひと時が心地いいです。
朝田 僕は自宅のソファですね。オンとオフを切り替えられる場所だと思ってて、家から出たくない休日はそこから動かないんですよ。3人掛けの大きめのソファで、基本右にいるんで、左側はまだ新品に近い状態なのに、右はヘタってます(笑)。
雪村 私もソファです。少し大きめの2人掛けで、寝っ転がれるんですよ。私の身長が150cmちょっとなんですけど、ピッタリくらい。ちょっと体を曲げればピッタリで。
朝田 それはピッタリちゃうやろ(笑)。自分で合わせにいってるやん!
雪村 いや、ピッタリ‼ 泊まりに来る友達もだいたいピッタリで、私が「ベッドで寐る?」って聞いても「ソファがいい」って取られちゃうくらい。私のお気に入りの場所なのに、友達もみんな気に入っちゃって。寝心地がいいんですよね。座らずにずっと寝っ転がってます(笑)。
中野 私がホッとできる場所はゲームです。ゲームをやってるときの自分が、たぶん本来の自分なんだろうなって思います(笑)。シューティングゲームが好きなんですけど、ゲーム中は誰にも邪魔されずに自由に動き回れるので楽しいです。
澄華 劇中できっちょん(キサラギ)が「そこでなら苦労できる場所が居場所なんだよ」って言っていて、そこに私自身も共感していて、居場所って安らげる場所というよりも苦労できる場所な気がするんです。今回、皆さんお芝居に対して熱心で探究心がすごくて。稽古中にここが居場所だなって思うことが多かったです。今日のゲネプロでも同じことを思って、自分が好きなことや追い求めてるものが同じ人が集まってる場所が、私の居場所ですね!
竹中 今日1番の回答が出ましたね。
澄華 順番が最後だったんで(キリッ)!
――最後に、今回を楽しみにしている方々へメッセージをひと言ずつお願いいたします。
橋本 僕からは簡潔に。ステキな作品に仕上がっていますので、ぜひ見に来てください!
竹中 この作品が少しでも親からの愛情をあまり感じていないと思っている子にとっての救いになったり、少しでもそういう子が減るきっかけになればと思います。ご来場、お待ちしています!
朝田 この作品を見た上でもう一度、自分の居場所を再確認したり考え直すきっかけになればいいなと思います。一発芸も楽しみにしててください!
雪村 1人1人の登場人物の人生まで、それぞれの役者がしっかり考えて落とし込んで演じているので、そこにも注目していただきたいと思います!
澄華 家族や居場所は、人間誰にでも共通するテーマだと思うので、何かしら持ち帰っていただけるものがあるんじゃないかなと思います。暑い日が続きますけど、ぜひ見に来てくださると嬉しいです!
中野 この作品を見ながら、自分ならどんな居場所や仲間とどうやって過ごすのかを考える楽しみ方があります。それぞれのキャラクターのちょっとした感情の揺れ動きや仕草の変化で、毎公演違う作品になると思うので、一度見た方でもまたぜひ見に来ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
――インタビュー完
劇団アレン座第八回本公演『アジール街に集う子たち』は7月10日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
――ゲネプロお疲れ様でした。早速ですが、今作のそれぞれの役柄と役作りで意識していることなどをお聞かせください。
中野 初めて台本を読んだとき、勝手に自分の中で、ほたるは大人しくて弱い子っていう想像をしていました。でも、演じていくうちに、なんなら1番強い子なんじゃないかなと思い始めて。物語の中にはほたるの成長が描かれているんですけど、私自身も初舞台で勉強させてもらうことが多くて1から成長できる環境だったので、ほたるとリンクする部分がありました。演出の(鈴木)茉美さんからも、もう全部、基本的なことから全てを教えてもらって。例えば、舞台は体1つで見え方が変わるから、些細な立ち振舞いも意識する必要があるとか。「感情のままに動いていいんだよ」っていうことを茉美さんから教わって、舞台の上でも自然に動けるように、日々勉強中です!
澄華 私が演じたガー子は、自分とはかけ離れてるというか、共感できるところもあるけど、違うところが多すぎて。稽古の最初の頃は、今と違う方向で役のことを考えてしまっていたんですけど、演出の茉美さんから「もっとこういう感じで」っていう説明をたくさんしていただいて、ガー子なりの哲学を1から組み立てていきました。あとは「ガー子としての筋が通っていれば、あとは何をしてもいいよ」と言っていただけたので、自由に演じさせていただきました。ガー子が歌うシーンもあるんですけど、今まで舞台ではミュージカル調で歌ったことしかなくて、今回のように自然に歌うのが初めてで。上手い下手関係なく、気持ちで歌うということに全振りしました。
雪村 リノは役作りする上で、自分が経験したことない要素が多かったので、正直難しかったです。経験から引き出すというより、想像を働かせてやっていく部分がほとんどでした。でも、日常シーンの普段のリノは自分と似ている部分がちょっとあって。リノは明るくて感情を表に出す子。そこが私とけっこう似ている気がします。私も初舞台でほぼ初演技だったんですけど、初めて演じるのがリノでよかったなと思います! 自分の感情を隠すのが苦手で、何でも顔に出ちゃうタイプなんですけど、きっとリノも同じ。感情をそのまま出して、リノの素直さを表現できればいいなと思いながら演じています。
竹中 リノとの会話のシーンでは、茉美さん含めて3人でよく話して、ひと言ひと言にどんな感情で言ってることなのかを丁寧に意味づけていきました。ユウヤが優しくなったり、ホストっぽくなったり、ヤンキーっぽくなったり演じながらブレちゃったんですけど、花鈴ちゃんがうまく合わせてくれて助かってます。ありがとうございます!
橋本 キサラギはバーの店長。キサラギもお店を出すことで自分の居場所を確立して、尚且つ、バーに集う他の人を温かく迎い入れて安らげるような場所になればいいなと思いながら演じています。
朝田 ハヤトは自分とかけ離れていて、軸になる部分を探すのが大変でした。茉美さんとディスカッションして軸を見つけてからは霧が晴れて。「居場所」がこの作品のテーマの1つで、自分の人生においても考えさせられることが多かったです。あとは、1発芸を頑張ってます! 毎公演、内容を変える予定ではいます。メンタルだけが強くなっていきます(笑)。
――ゲネプロ直前、ステージ上でキャストの皆さんで円陣を組んでお話されている姿も拝見しました。和やかな空気を感じましたが、今回の座組の雰囲気や、稽古期間中の様子はいかがだったんでしょうか?
雪村 今回の作品の登場人物はざっくりアジール街の子どもと、そうでない大人がいて。自分と同じアジール街の子どもを演じる共演者の方々とは年齢関係なく……私が最年少なんですけど(笑)、全員なるべくタメ口で接するようにしてました! 普段から距離を縮めてアジール街の子たちみたいに仲良くなるために
竹中 え、そのルール知らんかった! そういう子なのかと思ってた(笑)。
雪村 本当ですかっ!?
橋本 そんなの聞いてないよ(笑)。
雪村 え~。じゃあ、とりあえず女子チームはそうしてて。でも勝手に、男性陣にもタメ口で話させてもらってました。
中野 ……あ、そういうことだったんだ!
朝田 女子チームにも浸透してない! 誰もわかってない。自分の中で勝手にやってたん?
橋本 そのルール、みんなに言った?
澄華 (ルールの話)ありました、ありました!
雪村 よかった~。劇中でタメ口で話す関係の人は、普段からタメ口で話すようにしたら、だんだん友だちみたいに話せるようになって。そこから雰囲気が和やかになっていったかなって思います。
竹中 うん、ありがたかったよ。
橋本 タメ口をそんなに意識してはいなかったけど、空気よかったよね。
中野 私、初舞台で、稽古も初めてだったんです。稽古場に行くのも緊張してたんですけど、皆さんいい人で何でも包み込んでくれる方々なので、稽古がすごくやりやすくてありがたかったです! 皆さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん的な存在で、甘えちゃったなと思ってます(笑)。
雪村 ゲネの前、恵那ちゃんがちょっと喉を痛めてて。そしたら、楽屋にいろんな方が「喉、大丈夫?」って漢方薬とか色々差し入れを持ってきてたんですよ。
中野 色々10個くらい集まって、どれを飲めばいいかわからないくらいでした(笑)。
朝田 どれでもいいんだよ(笑)。全部、喉にいいものなんだから。でも、わりと今回の稽古場は、ディスカッションすることが多かった気がします。アジール街の自警団で集まるシーンとかで、演出の茉美さんも含めて話し合ったり。
竹中 うん。でも、稽古初日か2日目に稽古場行ったら、恵那ちゃんがもう台本を持たずに長ゼリフを覚えてきてたんで、“やばい、俺も台本持てない!”って焦った(笑)。でも、初舞台で背負うものも色々あったであろう中で、しっかりみんなを引っ張ってくれたし、意気込みも感じて。“あ、自分もがんばりたいな”って思わせてくれました。
中野 そうなんですか? 嬉しいです! 何もかも初めてで、まず皆さんについて行きたいという気持ちだったんで、とにかくセリフを覚えるところから始めたんですけど。そう思っていただけて、よかったです。
――今作は「アジール街」を自分の居場所とする子どもたちの物語。皆さんご自身にとって居心地のいい場所や、ホッとする時間も教えてください!
橋本 僕は、お酒を飲みながら部屋の隅っこにいるときがホッとしますね(笑)。
竹中 暗いのよ!
朝田 この大きい体で隅っこに? 堂々としてください(笑)。
竹中 電気はちゃんとついてます?
橋本 つけてるけど、暗い!
中野 あ、あのバーみたいな感じですか?
橋本 そう役作り!
一同 (笑)。
橋本 すみません。次の方、いきましょう。
竹中 (笑)。やっぱり1人の時間が落ち着きますね。お風呂にゆっくり浸かってるときとか。それか寝る前。あとはもう寝るだけっていうひと時が心地いいです。
朝田 僕は自宅のソファですね。オンとオフを切り替えられる場所だと思ってて、家から出たくない休日はそこから動かないんですよ。3人掛けの大きめのソファで、基本右にいるんで、左側はまだ新品に近い状態なのに、右はヘタってます(笑)。
雪村 私もソファです。少し大きめの2人掛けで、寝っ転がれるんですよ。私の身長が150cmちょっとなんですけど、ピッタリくらい。ちょっと体を曲げればピッタリで。
朝田 それはピッタリちゃうやろ(笑)。自分で合わせにいってるやん!
雪村 いや、ピッタリ‼ 泊まりに来る友達もだいたいピッタリで、私が「ベッドで寐る?」って聞いても「ソファがいい」って取られちゃうくらい。私のお気に入りの場所なのに、友達もみんな気に入っちゃって。寝心地がいいんですよね。座らずにずっと寝っ転がってます(笑)。
中野 私がホッとできる場所はゲームです。ゲームをやってるときの自分が、たぶん本来の自分なんだろうなって思います(笑)。シューティングゲームが好きなんですけど、ゲーム中は誰にも邪魔されずに自由に動き回れるので楽しいです。
澄華 劇中できっちょん(キサラギ)が「そこでなら苦労できる場所が居場所なんだよ」って言っていて、そこに私自身も共感していて、居場所って安らげる場所というよりも苦労できる場所な気がするんです。今回、皆さんお芝居に対して熱心で探究心がすごくて。稽古中にここが居場所だなって思うことが多かったです。今日のゲネプロでも同じことを思って、自分が好きなことや追い求めてるものが同じ人が集まってる場所が、私の居場所ですね!
竹中 今日1番の回答が出ましたね。
澄華 順番が最後だったんで(キリッ)!
――最後に、今回を楽しみにしている方々へメッセージをひと言ずつお願いいたします。
橋本 僕からは簡潔に。ステキな作品に仕上がっていますので、ぜひ見に来てください!
竹中 この作品が少しでも親からの愛情をあまり感じていないと思っている子にとっての救いになったり、少しでもそういう子が減るきっかけになればと思います。ご来場、お待ちしています!
朝田 この作品を見た上でもう一度、自分の居場所を再確認したり考え直すきっかけになればいいなと思います。一発芸も楽しみにしててください!
雪村 1人1人の登場人物の人生まで、それぞれの役者がしっかり考えて落とし込んで演じているので、そこにも注目していただきたいと思います!
澄華 家族や居場所は、人間誰にでも共通するテーマだと思うので、何かしら持ち帰っていただけるものがあるんじゃないかなと思います。暑い日が続きますけど、ぜひ見に来てくださると嬉しいです!
中野 この作品を見ながら、自分ならどんな居場所や仲間とどうやって過ごすのかを考える楽しみ方があります。それぞれのキャラクターのちょっとした感情の揺れ動きや仕草の変化で、毎公演違う作品になると思うので、一度見た方でもまたぜひ見に来ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
――インタビュー完
劇団アレン座第八回本公演『アジール街に集う子たち』は7月10日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
劇団アレン座第八回本公演
『アジール街に集う子たち』
【公演日程】
2022年7月2日(土)〜7月10日(日)全12st
7月2日(土)18時
7月3日(日)13時/18時
7月4日(月)18時
7月5日(火)13時/18時
7月6日(水)休演日
7月7日(木)18時
7月8日(金)13時/18時
7月9日(土)13時/18時
7月10日(日)14時
【会場】
吉祥寺シアター
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号
JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口下車
徒歩5分
【CAST】
中野恵那
澄華あまね
岡本智礼
竹中凌平
雪村花鈴
橋本全一
朝田淳弥
木下綾菜
藤井彩加
広沢麻衣
大谷誠
河野宏紀
リンノスケ
本田慎
桜彩
栗田学武
髙野春樹
林田麻里
≪チケット情報≫
(全席指定席)
◯プレミアム前方シート 7,500円(税込)
◯一般指定席 5,500円(税込)
○学割シート 4,500円(税込)
《チケット申込フォーム》
http://www.confetti-web.com/children
STAFF
演出・脚本:鈴木茉美
舞台美術: はじり孝奈(obbligato)
舞台照明:大平智己(ASG)
音響:川⻄秀一(Lucky Jr.sound)
映像:浦島啓(colore)
舞台監督:堺博人(S-CASE)
ヘアメイク:藤本麗
衣裳: 赤井優理香
殺陣師 : 鐘ヶ江 洸(K’s by K’s)
撮影:木村健太郎(Allen)
宣伝美術:小倉美緒(Allen)
制作協力:島崎翼
プロデューサー:キタガワユウキ
主催・制作:株式会社Allen
◯公演についてのお問い合わせ info@allen-co.com
◯チケットについてのお問い合わせ https://s.confetti-web.com/support/qa_reg_1.php
≪公演公式サイト≫
http://allen-co.com/allen-children
≪Allen suwaru公式Twitter≫
@Allen_suwaru
≪Allen suwaru公式ブログ≫
https://ameblo.jp/allen-suwaru
劇団アレン座第八回本公演
『アジール街に集う子たち』
【公演日程】
2022年7月2日(土)〜7月10日(日)全12st
7月2日(土)18時
7月3日(日)13時/18時
7月4日(月)18時
7月5日(火)13時/18時
7月6日(水)休演日
7月7日(木)18時
7月8日(金)13時/18時
7月9日(土)13時/18時
7月10日(日)14時
【会場】
吉祥寺シアター
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号
JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口下車
徒歩5分
【CAST】
中野恵那
澄華あまね
岡本智礼
竹中凌平
雪村花鈴
橋本全一
朝田淳弥
木下綾菜
藤井彩加
広沢麻衣
大谷誠
河野宏紀
リンノスケ
本田慎
桜彩
栗田学武
髙野春樹
林田麻里
≪チケット情報≫
(全席指定席)
◯プレミアム前方シート 7,500円(税込)
◯一般指定席 5,500円(税込)
○学割シート 4,500円(税込)
《チケット申込フォーム》
http://www.confetti-web.com/children
STAFF
演出・脚本:鈴木茉美
舞台美術: はじり孝奈(obbligato)
舞台照明:大平智己(ASG)
音響:川⻄秀一(Lucky Jr.sound)
映像:浦島啓(colore)
舞台監督:堺博人(S-CASE)
ヘアメイク:藤本麗
衣裳: 赤井優理香
殺陣師 : 鐘ヶ江 洸(K’s by K’s)
撮影:木村健太郎(Allen)
宣伝美術:小倉美緒(Allen)
制作協力:島崎翼
プロデューサー:キタガワユウキ
主催・制作:株式会社Allen
◯公演についてのお問い合わせ info@allen-co.com
◯チケットについてのお問い合わせ https://s.confetti-web.com/support/qa_reg_1.php
≪公演公式サイト≫
http://allen-co.com/allen-children
≪Allen suwaru公式Twitter≫
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