崎山つばさ「演劇の『キセキ』が、観た人に届けばいいな」立石俊樹・太田将熙・岸本勇太・里中将道がGReeeeNを演じる、音楽劇『キセキ-あの日のソビト-』が開幕!ゲネプロ舞台写真&会見レポートをUP

音楽劇音楽劇『キセキ-あの日のソビト-』が2021年10月22日、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕を迎えました。

音楽劇『キセキ-あの日のソビト-』が開幕!
人気ボーカルグループ『GReeeeN』の話を元に製作され、2017年に公開され大ヒットを記録した映画『キセキ-あの日のソビト-』を原作にした、音楽劇『キセキ-あの日のソビト-』。GReeeeNの名曲を圧巻の生バンドに乗せ、歌自慢の俳優たちが生歌で披露します!

スマートボーイズでは、公演初日直前に行われたゲネプロの模様を、フォトレポートでお届けします。さらに公開オンライン稽古の模様も掲載中! こちらも観劇前にぜひチェックしてください。

GReeeeNは、メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立のため顔を伏せて活動中のボーカルグループで、歯科医師を目指す歯学生として2007年『道』でメジャーデビュー。『愛唄』『キセキ』など数々のヒット曲を生み出し、2020年にはNHK紅白歌合戦にも出場。

出演はGReeeeNのプロデューサーであるJIN(ジン)役を、ミュージカル「刀剣乱舞」や、映画「クロガラス」シリーズで主演を務める崎山つばささん、GReeeeNのリーダーでJINの弟・HIDE(ヒデ)役をMANKAI STAGE『A3!』などに出演する立石俊樹さん、navi(ナビ)役を太田将熙さん、92(クニ)役を岸本勇太さん、SOH(ソウ)役を里中将道さんが演じます。そして、JINとHIDEの母親・珠美役を遠山景織子さん、外科医で音楽活動に反対する厳格な父親・誠一を羽場裕一さんといった豪華俳優陣が脇を固めます。さらにGReeeeNのLIVEツアーの演出や振付を担当している伊藤今人(梅棒)さんが、本作の振付も手掛けます!

【あらすじ】
厳格な父・誠一(羽場裕一)の反対を押し切って音楽の道に進んだJIN(崎山つばさ)。メジャーデビューするもなかなか思うようにいかない。
あるとき、父の期待に応え⻭科医を目指していた弟のHIDE(立石俊樹)とその仲間navi(太田将熙)、92(岸本勇太)、SOH(里中将道)らに音楽の才能があることに気付き、彼らに自分の夢を託す。そして、⻭科医を目指しつつ音楽も諦めたくないということを父に言い出せない彼らは、顔を出さずにCDデビューしようと考えるが……。

【会見レポート】

(左から)岸本勇太さん、立石俊樹さん、崎山つばささん、太田将熙さん、里中将道さん
――今回の舞台の見どころは?

崎山 GReeeeNの『キセキ』ができるまでの物語を描いています。こうやって実際に人がGReeeeNとしてみなさんの前に現れるのは初めてのことになるので、演劇とライブとドキュメンタリーを見ているような作品になると思います。そこに注目してもらいたいです。

立石 GReeeeNさんの物語を知ってる方にも、知らない方にもぜひ知ってもらいたいと思いますし、僕はこの作品を通じてまた初心や、青春時代を思い出したり、背中を押してもらえたりする瞬間があるので、見てもらうみなさんにもどこか自分と重なったりして、背中を押せる瞬間があると思うのでよろしくお願いします。

太田 GReeeeNさんの色んな名曲を僕らが披露させてもらえるのは、すごく光栄なことだなと思いますし、最大限にリスペクトをしつつ僕らなりの表現ができたらなと思います。

岸本 僕ら役者がどういう風にGReeeeNを体現するのかっていうのが、最大の魅力なんじゃないかなと思っています。

里中 映画では描かれていない個々の心情とか、映画に比べて深く描かれているので、一人ひとりの思いに注目して見てほしいです。

――劇中の好きなセリフやシーンがあったら教えてください。

里中 この4人の友情や、仲の良さ、頼もしさが伝わればいいなと思っています。

岸本 たくさんありますけど、僕は音楽がすごく好きなので。歌唱シーンはメンバーみんなと目があって、楽しくやっているところは実際のGReeeeNたちもそうなんじゃないかなって思います。

太田 僕個人としては『キセキ』を歌唱してるシーンがすごい泣きそうになるくらいグッとくるし、自分たちの音楽が誰かに届いていると感じられるシーンですごく好きです。

立石 ぶつかりあったときに、ようやく出てくる本音のシーンがJINさんとHIDEにあって、今まで知らなかったお兄ちゃんの思いを知れる瞬間で特に好きです。

崎山 僕はオープニングですね。全キャストが出てきて、舞台ならではの演出もありますし、GReeeeNさんの楽曲を使って、一人一人が弾けているところが1番好きなシーンです。

――今回の座組の雰囲気やエピソードを教えて下さい。

太田 普段からメンバーと連絡を取り合っていて、グループLINEに里中くんが毎晩ボイスメセージを送ってきて、笑わせてもらっています(笑)。

崎山 仲睦まじい姿を見てほっこりしました。

岸本 全員で共演するのは初めてで、1カ月とは思えないくらい、『こんなに距離が縮まるんだ』というくらい安心感しかない。

立石 初めてあった時、正直どうしようかと思ってた。

里中 もう、としくんが安心感を抱いてるのがすごく伝わる(笑)。

――ファンのみなさまにメッセージを。

里中 見て見てくださる皆さんに、元気とか勇気とかいろんな思いを見ていただいて、感じていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

岸本 最終的には成功とか失敗とかあると思うんですけれど、挑戦することの大事さ、そしてそこにある過程ががすごく大事だと思うので、この公演を通して、挑戦する人とか、何かにためらっている人に、何か1つでも前向きになれるようなことが響いたらいいなって思っています。

太田 GReeeeNさんを支えているJINさんという、とても重要なプロデューサーさんがいることを知って、自分たちも誰かに支えられていると思うし、同時にJINさんがGReeeeNさんの音楽に救われたように、誰かが誰かを救っているということが見に来てくださった方に伝わればいいなと思っています。

立石 僕自身も今までの人生の中で、たくさん不安だったり進路に迷ったりしたときに支えられたアーティストさんを演じられるということで、改めてHIDEさんの言葉を借りると、どストレートなものを届けたいな、です。本当に嘘偽りなくこの舞台を楽しんで、みなさんに全身全霊で伝えて行けたらいいなと思いますので、よろしくお願いします。

崎山 映画が公開されたのが2017年で、そこからまた環境がガラッと変わっているというところが大きなポイントでもあるのかなと思っていて。その時に夢を追いかけてる人と、今この状況で夢を追いかけている人では状況が変わっていると思うけど、それでも夢に向かってがんばってほしいという、伝えたい思いは変わらないので、今やることの意味、今演劇でできることの意味を背負って届けたいなと思います。演劇の『キセキ』みたいなものが、観た人に届けばいいなという思いでやらせていただきます。

【フォトレポート】
音楽劇「キセキ-あの日のソビト-」は、10月22日より紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて東京公演、11月11日よりCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて大阪公演がそれぞれ上演。公演詳細についてはInformationより公式サイトをご確認ください。

©音楽劇キセキ製作委員会

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☆Information

音楽劇「キセキ-あの日のソビト-」
東京公演:2021年10月22日(金)~11月7日(日) 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
大阪公演:2021年11月11日(木)~11月12日(金) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

原作:映画『キセキ ―あの日のソビト-』
脚本・演出:吉谷晃太朗

【キャスト】
JIN役:崎山つばさ
HIDE役:立石俊樹
Navi役:太田将熙
92役:岸本勇太
SOH役:里中将道
売野役:大石敦士
結衣役:朝倉ふゆな
珠美役:遠山景織子
誠一役:羽場裕一
ダンサー(五十音順):荒川湧太、宇田川太雅、加藤木風舞、武中隆之介

【スタッフ】
音楽:tak
振付:伊藤今人(梅棒)
美術:土岐 研一
照明:加藤学(ブルーモーメント)
音響:谷井貞仁(ステージオフィス)
ヘアメイク:西村裕司(earch)
衣装:高山良昭(ヒカリトカゲ)
歌唱指導:水野里香
演出助手:國重直也
現場制作:アンデム
舞台監督:林和宏(H9plus)

制作:ポリゴンマジック
主催:音楽劇キセキ製作委員会

【チケット】
9,500円(税込、全席指定)
e⁺(イープラス):https://eplus.jp/kiseki-stage/
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/kiseki-stage/
ローソンチケット:https://l-tike.com/kiseki-stage/

≪公式サイト≫
https://kisekistage.com
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/kisekistage

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