人気ボーカルグループ『GReeeeN』の話を元に製作され、2017年に公開され大ヒットを記録した映画「キセキ－あの日のソビト－」を原作にした、音楽劇「キセキ-あの日のソビト-」が10月22日より上演。GReeeeNの名曲を圧巻の生バンドに乗せ、歌自慢の俳優たちが生歌で披露されます！

上演に先駆け、音楽劇「キセキ-あの日のソビト-」の公開オンライン稽古が10月13日に行われました。

崎山つばささん、立石俊樹さん、太田将熙さん、岸本勇太さん、里中将道さん、大石敦士さん、朝倉ふゆなさん、遠山景織子さん、羽場裕一さんらが登場した公開オンライン稽古のフォトレポートと、崎山さん、立石さん、太田さん、岸本さん、里中さんのキャストインタビューをお届けします。

GReeeeNは、メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立のため顔を伏せて活動中のボーカルグループで、歯科医師を目指す歯学生として2007年『道』でメジャーデビュー。『愛唄』『キセキ』など数々のヒット曲を生み出し、2020年にはNHK紅白歌合戦にも出場。

GReeeeNのプロデューサーであるJINをミュージカル「刀剣乱舞」や、映画「クロガラス」シリーズで主演を務める崎山つばささん、GReeeeNのリーダーでJINの弟・HIDEをMANKAI STAGE『A3！』などに出演する立石俊樹さん、naviを太田将熙さん、92を岸本勇太さん、SOHを里中将道さんが演じます。そして、JINとHIDEの母親・珠美役を遠山景織子さん、外科医で音楽活動に反対する厳格な父親・誠一を羽場裕一さんといった豪華俳優陣が脇を固めます。

【あらすじ】
厳格な父・誠一（羽場裕一）の反対を押し切って音楽の道に進んだJIN（崎山つばさ）。メジャーデビューするもなかなか思うようにいかない。
あるとき、父の期待に応え⻭科医を目指していた弟のHIDE（立石俊樹）とその仲間navi（太田将熙）、92（岸本勇太）、SOH（里中将道）らに音楽の才能があることに気付き、彼らに自分の夢を託す。そして、⻭科医を目指しつつ音楽も諦めたくないということを父に言い出せない彼らは、顔を出さずにCDデビューしようと考えるが…。

【稽古場フォトレポート】

崎山つばささんのギター演奏や、立石俊樹さん、太田将熙さん、岸本勇太さん、里中将道さんの4人によるグリーンボーイズの歌唱で「キセキ」や「道」、「声」などが披露されました。


【キャストインタビュー】

崎山つばささん、立石俊樹さん、太田将熙さん、岸本勇太さん、里中将道さんがGReeeeNの楽曲にまつわる思い出や、意気込みを語りました。

──GReeeeNの曲で好きな曲はなんですか？思い出などあれば教えてください！

崎山つばさ(以下・崎山)　「せーの」で言う？せーの！

崎山　歩み！
立石俊樹(以下・立石)　キセキ！
太田将熙(以下・太田)　愛唄とキセキ！
岸本勇太(以下・岸本)　遥か！
里中将道(以下・里中)　遥か！

崎山　全然バラバラやん(笑)。

岸本　僕は『遥か』で、上京してきた時の新幹線の中で聴いていた思い出があります。

里中　俺の『遥か』で、中学の卒業式間近の時に、グランドのベンチに座っていたらたまたま『遥か』が流れてきて、祝ってもらえている感じがして、泣きそうになった思い出があります。

立石　僕は『キセキ』！　中学生の時に車で通学していたんですけど、通学の行き帰りに車内でずっと『キセキ』のPVを見ていました。

崎山　俺は『歩み』。イントロのバイオリンがめちゃめちゃ好きで、そこだけずっとループして聞いていました。(前奏を口ずさみ出す♫)　CDのジャケットも「行くぞ！」と歩み出そうとする感じが印象的です！

太田　僕は『愛唄』をガラケー時代にめっちゃ聞いていたんです。今舞台の稽古していて、『キセキ』ってすごくいいなって思って、『愛唄』からの『キセキ』になりました。

──現在稽古真っ最中だと思いますが、印象に残っているエピソードがあれば教えてください！

崎山　みんな毎日笑ってます！

太田　つばさくんが演じるJINさんって結構クールな役で、稽古の時あまり笑っていないじゃないですか。

崎山　いや、笑ってるよ。マスクの下ですごいニヤニヤしてるよ(笑)。グリーンボーイズがすごい楽しそうで、それがすごく嬉しいし、その反面寂しい気持ちもあります(笑)。

一同　アハハハ。

崎山　4人が稽古場をすごく明るくしてくれるんです！

岸本　みんなめっちゃ仲が良いです。

太田　昨日も深夜にグループLINEで、くだらない話とかしていました(笑)。

岸本　わけわかんないよねー(笑)。

里中　たまたま、(立石)俊くんと(岸本)勇太くんのインスタを見たら、俺らの(里中・太田)カテゴリーは俳優っになっているんですけれど、(岸本)教育と(立石)個人ブログってなってて(笑)。

崎山　教育って何？(笑)

岸本　これから勉強していきたいなって！

崎山　個人ブログは？

立石　えっ、分からないです(笑)。なんでそうなったんだろうね？

崎山　誰も知らんわ！(笑)

太田　そんなくだらないやりとりも、本当のGReeeeNさん達も学生時代経験してきていると思うから、稽古で出せるもの以外でも4人で関係を作れていて。それが稽古で自然と出てくるようになっていて。あと、めっちゃGReeeeNぽいって思ったのが、歌稽古の時間が取れない時に、勇太くんが、「俺たちで、空いてる時間でやっちゃおうか！」って言ってノリで4人で集まって、まだやっていない曲の音取りとか自分たちでやったりしました。「今のハモリこっちのほうがよくない？」とか試行錯誤していた時は、俺らめっちゃGReeeeNっぽいなって思いましたね！

岸本　ここから生まれていくものも結構ありますもんね

──来週より本番ですが意気込みをお願いします

里中　(初日まで)もうちょっと待ってください！

一同　あははは(笑)。

立石　がんばって間に合わせます！

岸本　間違いない！　それが正解よ。ここから1週間ぐっとやって。

里中　上がるしかないっす。

太田　俺らめちゃくちゃ仲がいいんで、単純にめちゃくちゃ仲が良い男の子たちの日常生活が垣間見えつつも、音楽と歯医者ですごく葛藤しているGReeeeNさんの一面を観れるので、GReeeeNさんのファンの方もそうですけど、GReeeeNの音楽を知っていても、なかなか本人たちを知らない方にも楽しんでもらえる作品になっていると思います。

岸本　僕らもいろんなことに挑戦しているので、頑張って突き進む姿を見てもらって、「私たちも明日から頑張ろうかな！」って思ってもらえるように僕らも楽しみたいと思います。

立石　今稽古の終盤なんですけれども、最初にこの作品をやるって決まった時の大好きでたくさんお世話になったGReeeeNさんの楽曲たち、そして物語を背負えるんだっていう嬉しさを改めてここで再確認して、残りを頑張りたいと思います。GReeeeNが出来上がったキセキを感じてもらえるような舞台にしたいと思っているので是非お越しください！

崎山　僕らの作る『道』にみなさんを導いて、舞台として『キセキ』が起きればいいなって思っています。

【キャストインタビュー了】

音楽劇「キセキ-あの日のソビト-」は、10月22日より紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて東京公演、11月11日よりCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて大阪公演がそれぞれ上演。公演詳細についてはInformationより公式サイトをご確認ください。

©音楽劇キセキ製作委員会

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