奥野壮さんが主演を務める映画『灰色の壁 ―大宮ノトーリアス―』が、2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開されることが決定しました！

奥野さんは2018年に放送された特撮テレビドラマ「仮面ライダージオウ」で、俳優デビュー作にして主役の仮面ライダージオウ(常磐ソウゴ)役を見事に演じ切って大ブレイク！　本作では映画初主演を果たし、暴走族の総長から一転、少年刑務所に収監される難役で新境地を開拓しています。

『灰色の壁 ―大宮ノトーリアス―』は、平成初期の埼玉を舞台に、暴走族の抗争から暴力団まで巻き込み、最後には少年刑務所へと収監された、ある男の実話を基にした暴力と義理人情、贖罪と挑戦を描いた物語です。ささいな一言から暴力団の策略にはまり、少年刑務所に入る主人公、暴走族の総長・吉田正樹役に、「仮面ライダージオウ」で俳優デビューし、その後、映画『私がモテてどうすんだ』(20)、『劇場版ポルノグラファー～プレイバック～』(21)に出演するなど、若手注目株の奥野壮さん。

吉田正樹の妻で、夫の収監により不当な扱いを受けながらも正樹を信じて待ち続ける、さゆり役に紺野彩夏さん。「仮面ライダージオウ」で悪役オーラを演じた紺野さんは、奥野さんと本作でもファン待望の共演となります。
少年刑務所の看守として厳しくも正樹を模範囚へと導く杉山役にテレビ・映画・舞台などで幅広く活躍している陣内孝則さん。
ほかに、スーパー戦隊シリーズ「百獣戦隊ガオレンジャー」にて獅子走/ガオレッド役で主演を務め、ドラマ、映画と活躍中の金子昇さんや湘南乃風のメンバー・若旦那にして、2018年からソロ活動時は本名でドラマ・映画・舞台と俳優でも魅力溢れる新羅慎二さんなど、多彩な俳優が本作に集結。
監督は、『のりおくんとまっきーにゃ。楽しい歌舞伎町』(16)」『AntLion』(18)を手掛けた安藤光造氏が務めています。

2022年2月25日の公開決定に先立ち、出演の奥野さん、紺野さん、陣内さん、そして監督の安藤氏より、コメントが到着しました。また、暴走族「桜神會」総長・吉田正樹(奥野壮)のバイクに囲まれた決めポーズ、「魅死巌」との抗争、少年刑務所での正樹の坊主姿、看守・杉山(陣内孝則)の厳しくも温かい眼差し、正樹をけなげに待ち続けるさゆりの姿(紺野彩夏)など、場面写真計8点があわせて解禁されました。

■奥野壮さん(吉田正樹 よしだ まさき役)コメント

昨年、今年とコロナウイルスの影響で公開時期が何度も延期になってしまいましたが、こうして無事映画を公開することができることになって本当に嬉しいです。
『たった一言』で自身や周りの人生が大きく変わってしまった青年を描いた作品です。この映画を観た全ての方に何か伝わるものがあってくれたらと願っています。魂込めて撮ったので是非多くの方に見ていただきたいです。

■紺野彩夏さん(吉田さゆり よしだ さゆり役)コメント

はじめて母親役を演じたこと、そして8年間辛抱強く夫の帰りを待ち続ける、強いと言う一言では表しきれないくらいの心を持った女性を演じたこと、私自身にとってとても印象に残る作品になりました。
匿名で良いことも悪いことも書き込めるようになった今の時代。この映画を通して、自分の行動や世の中にある偏見と差別について、考え直すきっかけになる映画になったと思います。
私が演じたさゆりのように、正樹が立ち直っていく姿を見守っていただけたらと思っています。

■陣内孝則さん(杉山 すぎやま役)コメント

ちょっとしたミスから取り返しのつかない地獄に落ちてしまう若者たち・・・
映画は20年以上前の実話を元にしていますが、現代を生きる若者こそリアルに抱く不安だと思います。
本作ではそんな若者たちを厳しく指導する役をやらせていただいております。
本作はエンタテイメントではありますが、我々のような大人の目線からご鑑賞いただくのも一興かと思っております。

■安藤光造 監督 コメント
人生は良くも悪くもいつどうなるかなんてわかりません。
やった事は必ず還ってくる。そんな言葉を反芻しながら公開の機を待ちわびておりました。
この完璧なキャストで撮れた事を光栄に思います。

■場面写真

【物語】
すべてを失った男。孤高のリベンジがいま、始まる―。

1996年　関東の郊外、埼玉県岩槻市。暴力団「青葉会」が支配する大宮周辺では巨大暴走族が蔓延り、日々若者の抗争が絶えなかった。そこで一躍名を上げていたのが、県下一の勢力を誇る暴走族「桜神會」(おうじんかい)の吉田正樹(奥野壮)だ。しかし、その活躍を面白く思わない青葉会と、その傘下に入った暴走族「魅死巌」(みしがん)の企みにより正樹は少年刑務所に送られてしまう。少年刑務所での酷い仕打ちに抵抗する正樹だったが、娑婆(しゃば)に残った桜神會のメンバーが次々と青葉会に買収され、妻や娘も不当なゆすりに遭っていることを知る。正樹は青葉会や魅死巌への復讐を誓い、一刻も早く、この灰色の壁を出るべく、まずは模範囚になることから始めるのだった。
いま、ある男の人生を賭けたリベンジが静かに始まった―。

ささいな一言から転落の道を歩んだ男の物語は、昨今の”不良もの”ブームに一石を投じる作品に仕上がっているとのこと。ぜひお見逃しなく！
映画の詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。

≪奥野壮さん プロフィール≫
2017年11月、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて「フォトジェニック」賞、「明色美顔ボーイ」賞をダブル受賞。2018年からはオスカープロモーションに所属し、同年7月に同事務所の男劇団 青山表参道Xのメンバーになる。同年9月からは特撮テレビドラマ「仮面ライダージオウ」にて主役の仮面ライダージオウ／常磐ソウゴ役で俳優としてデビュー。
その後2020年の映画『私がモテてどうすんだ』、2021年『劇場版ポルノグラファー～プレイバック～』、Huluオリジナル配信ドラマ「悪魔とラブソング」、NHK主演ドラマ「超速パラヒーローガンディーン」、FOD配信ドラマ「ギヴン」、MBS/TBSドラマ「トーキョー製麺所」などに出演。12月NHKドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」放送予定など役者として活動の幅を広げている。

©2021「灰色の壁－大宮ノトーリアス－」製作委員会