【薔薇ステ/ソロ画像&コメント追加!】和田琢磨・君沢ユウキ・高本学・加藤将・瀬戸祐介・廣野凌大・谷口賢志ら出演、6/10開幕の舞台「薔薇王の葬列」公開稽古&取材会レポUP!若月佑美&有馬爽人がWキャストで主演

・取材会での各コメントとソロ写真を追加しました。(5/21)
6月10日より東京・日本青年館ホールにて上演される舞台「薔薇王の葬列」が、その上演に先駆け5月20日に公開稽古を行いました。スマートボーイズでは、その模様をフォトレポートでお届けします。

(後列左より)星波さん、瀬戸祐介さん、高本学さん、君沢ユウキさん、加藤将さん、廣野凌大さん、藤岡沙也香さん、松崎史也氏 (後列前より)谷口賢志さん、佃井皆美さん、有馬爽人さん、若月佑美さん、和田琢磨さん、田中良子さん
原作の「薔薇王の葬列」は、2013年から「月刊プリンセス」(秋田書店)にて連載され、今年1月に堂々の本編完結を迎えた菅野文氏によるダークファンタジー。
シェイクスピアの史劇で描かれた、狡猾で残忍な稀代のピカレスク、というイメージで知られるリチャード三世を、男女二つの性を持って生まれたことを秘密裏に抱える存在として翻案。15 世紀のイングランド、ヨーク家とランカスター家が王位継承を巡って争いを繰り返した薔薇戦争を背景に、大胆かつ深奥な解釈とアレンジによって見事な換骨奪胎をほどこし、まったく新しいリチャード三世の物語を生み出しました。
リチャードがたどる数奇で残酷な運命を、壮麗で美しくドラマティックな世界観で描き上げ、2022年1月からは連続2クールでTVアニメが放送。ますます話題沸騰中の「薔薇王の葬列」がいよいよ舞台化されます。

主人公・リチャードを演じるのは、女優・モデルとして躍進する若月佑美さんと、韓国で磨き上げたパフォーマンス力で注目を集める新星・有馬爽人さん。相反する二つを一つの身体の内に宿すリチャードをステージ上に表現する、この上ないダブルキャストが揃いました。

共演には、リチャードとは羊飼いの青年として出会うも、その正体は宿敵ランカスター家の王であるヘンリー役に和田琢磨さん。リチャードの兄弟、ヨーク家の長男・エドワード役に君沢ユウキさん、次男・ジョージ役に高本学さん、リチャードが生まれた頃から仕える世話係のケイツビー役に加藤将さん、ヨーク公爵リチャードの参謀的存在・ウォリック伯爵役に瀬戸祐介さん、ヘンリーの息子でリチャードに心惹かれるエドワード王太子役に廣野凌大さん、ウォリック伯爵の長女・アン役に星波さん、三兄弟の母でリチャードを“悪魔の子”と忌み嫌うセシリー役に藤岡沙也香さん。さらに、ヘンリーの妻でヨーク家との戦いの指揮を執るマーガレット役に田中良子さん、そして、三兄弟の父でありリチャードにとっては“闇を照らす光”であるヨーク公爵リチャード役に谷口賢志さんが担当。

脚本には、放送中のTVアニメでもシリーズ構成・脚本を担う内田裕基氏。演出には、MANKAI STAGE『A3!』や舞台『機動戦士ガンダム00』など、原作の魅力を存分に引きだす演出とステージングに定評のある松崎史也氏が手掛けます。

【稽古写真】

【取材会 コメント】
演出の松崎史也氏
松崎史也(演出)
「この作品はジェンダーやネグレクトなど現代社会の問題にかなりリンクしていて、それにシェイクスピアの言葉を絡めて表現することですごく伝わりやすくなっています。演劇を愛してやってきて実力ある役者のみんなと、この作品をやれることが嬉しくて楽しいです。先日の読み合わせの段階で作品の成功を確信しているのでご期待下さい」
若月佑美さん
「原作がすごく大好きです。読めば読むほど、セリフのこことここが引っ掛かっていたんだとか、シェイクスピアのここからセリフをもってきているんだとか、いろいろな気づきが面白いです。シェイクスピアとしての舞台の、昔ながらのみたいな面白さもありつつ、2.5(次元)としての美しさや、アニメ・漫画から飛び出してきた素晴らしさがあって。とても面白い舞台になるんじゃないかなと思っています」
有馬爽人さん
「今回の舞台は殺陣など初めての挑戦が多いです。日に日にリチャードの体の痛みや心の痛みを感じるようになっていますので、本番までにリチャードとしても、もっと成長して原作以上のリチャードを届けられたら」
和田琢磨さん
「権威、欲望、人の愚かさや醜さが美しく描かれている作品。一見反比例するように見えますが、それを両立させられるパワーがあると思います。素晴らしい役者の方々のいろんな表情が間近で見れることが楽しみですし、それをお客様に伝えられるよう作品の一部として頑張っていきたいです」
君沢ユウキさん
「王家に生まれたことでの幸せなこと、不幸せなこと、そしてリチャードの運命の物語です。自分の好きなセリフで“なんびとも運命には逆らえない”というものがあります。シェイクスピアでいう、ロミジュリのように愛し合ってはいけない苦しみも描かれていて、奥行きの深い物語が描かれています。男女のWキャストで演じることによる男性と女性の間で苦しむリチャードもお楽しみいただければ」
高本学さん
「2.5次元作品はダンスや歌が盛り込まれていることが多いですが、今回お芝居だけで2時間やることはチャレンジだと思います。真摯に向き合って表現したいと思います」
加藤将さん
「ヘンリー役の和田さんの“性別は本来いらないのではないか”というセリフに共感しました。そういう部分も含めてお客様に影響を与えられる作品になっていると思います。また、ケイツビー役としては、Wリチャードを見守れる存在でいれたら」
瀬戸祐介さん
「ウォリックは実直で素直な人物だと思います。僕も演劇界のウォリックとしてこの場に立たせていただいております(笑)。これから稽古を重ねて、確信を持てれば。僕の信頼する松崎さん作品なので、この作品で松崎先生を“シェイクふみや”として後世に語り継げるような作品にしたいと思います」
廣野凌大さん
「この作品のキャラクターは、性と愛に純粋にしがみついています。今回は、2.5次元舞台ですが、テクノロジーや映像に頼ることなく、人間のパワー・エネルギーでのまっすぐ演じたいと思います。まずは皆さんと仲良くしたいです」
星波さん
「自分の思いを優先できない貴族という立場ですが、まっすぐで純粋で素直なキャラクターだと思います。今回リチャードとの絡みも多いので、Wキャストお二人それぞれの違いをキャッチしながら演じていきたいと思います」
藤岡沙也香さん
「リチャードとの関係性をとことん突き詰めていきたいと思います。何を言われても自分の考えを通していくセシリーを演じられたら」
田中良子さん
「顔合わせで、この作品にふさわしい色っぽい役者さん達が揃っているなと感じました。一人の母として存在できるよう、頑張ります」
谷口賢志さん
「独身の僕は、ここ2~3年のコロナ禍で色々と寂しい思いをしていますが、稽古場に来れば、可愛い子供たちと妻がいて幸せです(笑)。コロナ禍で演劇の必要性が問われる中、世界に演劇は必要だと胸を張って言えるように、ここのみんなと戦っていきたいです」
佃井皆美さん
「原作を読んで、登場人物に感情移入しました。私の演じるジャンヌダルクはリチャードとのシーンが多いので、主演の二人との関係を深めて、素晴らしい作品をお届けできるよう頑張りたいと思います」

【情報解禁】
新たにジャンヌダルク役は佃井皆美さんが務めることが解禁されました。
舞台「薔薇王の葬列」は6月10日〜19日まで日本青年館ホールにて上演されます。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

Ⓒ菅野文(秋田書店)/舞台「薔薇王の葬列」製作委員会

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☆Information

舞台「薔薇王の葬列」
2022年6月10日(金)~19日(日) 日本青年館ホール
【原作】
TVアニメ「薔薇王の葬列」
【脚本】内田裕基
【演出】松崎史也

【出演】
若月佑美/有馬爽人(Wキャスト)
和田琢磨
君沢ユウキ 高本 学 加藤 将 瀬戸祐介 廣野凌大 星波 藤岡沙也香
佃井皆美
田中良子
谷口賢志 ほか

【チケット】
チケット料金 9,900円(全席指定・税込)

主催・企画:舞台「薔薇王の葬列」製作委員会
制作:バンダイナムコライブクリエイティブ/Office ENDLESS

≪公式サイト≫
https://officeendless.com/sp/baraou_stage/
≪公式Twitter≫
@baraou_stage

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