舞台『コーリング』が12月15日より東京・浅草花劇場にて上演！ 開幕前日に行われたゲネプロのオフィシャルレポートが到着しましたので、ご紹介します。

本舞台は、深夜のコールセンターを舞台に巻き起こる事件を通して、友情、家族愛、夢など今を精一杯に生きる若者たちの青春ヒューマンコメディ。

トリプル主演となる3人、白石海斗役に小野健斗さん、赤池大地役に井澤勇貴さん、青木宇宙役に中山優貴さん、この3人がバイトするコールセンターの夜間責任者、桃瀬太郎役に品川祐さん、さらに井尻晏菜さん、今野杏南さん（Wキャスト後藤夕貴）らが出演します。

≪ゲネプロオフィシャルレポート≫
幕開けは、深夜のコールセンター。くせのある客からの電話対応にあたふたする3人を上司の桃瀬太郎が物語のストーリーテラー風に紹介していく。
まじめで几帳面な白石、歌手を目指すノープラン男子の赤池、お調子者で恋愛体質な青木。
それぞれの名前のカラーの入ったバイトのユニフォームを着ている。
休憩時間の順番をめぐってじゃんけんで熱くなる姿や、いい加減でとぼけた態度の上司桃瀬と3人のやり取りは、まるで普段の素の姿が見え隠れするようで楽しい。
事件の始まりは1本の電話。ビルの屋上に閉じ込められた酔っぱらった老人・・・。さらに青木のスマホに映ったクラブのネット中継の衝撃。真実を確認するために友達であり舎弟と呼ぶ美登里をクラブへ向かわせる青木。
また赤池は父の自分と同じ年の相手との再婚話に、亡き母を思い複雑な心境でいた。
白石は俳優の夢をあきらめ、親のコネで大企業への就職を決め、最後のバイトも無事に終えることを望んでいたが、二人に巻き込まれてそうもいかなそう予感。
そして、それぞれに起きていることが、絡み合ってつながっていくストーリーは、観る人をどんどん吸い寄せていく。
次々につながり展開していくストーリーに、え？え？という驚きを感じながらも登場人物がそれぞれの悩み、想いを持ちながら、日々を過ごし、友情、家族、仕事、夢など改めて見つめなおしていく姿に、ついつい自分を重ねてみてしまう。
驚いたのは、マイカ演じる井澤晏菜が話すタガログ語。流暢に話すタガログ語が、緊迫するシーンにさらに緊張を与える。
そして、最後はそれぞれがもう一度夢について考えなおし、家族、恋愛についても新しいスタートをきる。。。が、最後の最後は、全員が『えーーーっ！？』となる大どんでん返しが待っている。
そしてやはり一番の見どころは、小野健斗、井澤勇貴、中山優貴の本来の仲の良さがいろんなところに垣間見られ、この3人でなければ出せない演技、表情。さらに、3人でハモリながら歌うシーンは必見。
是非、多くの方に劇場に足を運び、舞台『コーリング』で、笑顔を持ち帰ってほしい。

――以上、オフィシャルレポートでした。

舞台『コーリング』は12月19日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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