山田裕貴「やりきれたと思えるような舞台になれたら」PARCO PRODUCE2021音楽劇『海王星』が開幕!松雪泰子、ユースケ・サンタマリアら出演フォトコールと会見をUP!!
PARCO PRODUCE2021音楽劇『海王星』が2021年12月6日に、東京・PARCO劇場にて開幕を迎えました。
PARCO PRODUCE2021音楽劇『海王星』が開幕!
作家・寺山修司(故人)が「天井棧敷」結成前、1963年に書いた未上演の音楽劇を、新生PARCO劇場でついに初演! 豪華キャストの競演、今最も勢いにのる眞鍋卓嗣氏の演出、志磨遼平氏(ドレスコーズ)のオリジナル楽曲&生演奏による待望の上演となります。
寺山修司は、『中国の不思議な役人』(1977)『青ひげ公の城』(1979)をPARCO劇場に書き下ろし、演出するなど、ゆかりの深い人物です。近年もパルコ・プロデュース作品として、数多くの寺山作品を上演してきました。そんな寺山氏が1963年「天井棧敷」結成前に書き下ろし、未上演であった音楽劇『海王星』を新生PARCO劇場にて上演されます。
主人公・猛夫、その父・彌平、彌平の婚約者・魔子の3人をめぐる悲恋の物語。猛夫を演じるのは、大ヒット映画「東京リベンジャーズ」など注目度&人気爆発中の山田裕貴さん、PARCO劇場『藪原検校』での好演も記憶に新しい松雪泰子さんが魔子を、そして彌平を2015年の『タンゴ・冬の終わりに』以来のPARCO劇場出演となるユースケ・サンタマリアさんが演じます。悪魔的少女そばかすに清水くるみさん、猛夫を慕う那美を伊原六花さんとフレッシュな若手俳優が名を連ね、さらに実力派の中尾ミエさん、大谷亮介さんらが共演します。 演出を手掛けるのは、昨年、第55回紀伊國屋演劇賞 個人賞及び、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した眞鍋卓嗣氏。今作がPARCO劇場初進出となります。また作曲を手掛けるのは、志磨遼平氏(ドレスコーズ)。舞台音楽は『三文オペラ』(2018年)、『人類史』(2020年)につづく3作目となりますが、かつて「毛皮のマリーズ」として活動し、寺山修司氏からの影響を大きく受けた志磨氏による楽曲と、今回はドレスコーズの生演奏で上演されます。
【あらすじ】
舞台は、戦艦の船底にある「北海岸ホテル」。 嵐で船出を先延ばしにされた怪しげな人々が集まり、かりそめのパーティーに興じている。 主人公・猛夫は一人落ち込んでいる。父、彌平の乗る船が嵐で難破し死んでしまったのだ。悲しむ猛夫のもとに、父と再婚し、義母となるはずだった魔子が現れる。 彌平の思い出を語り合う内に惹かれ合う猛夫と魔子、しかし、死んだはずの彌平が、生還したことにより、悲恋へと舵を切る。恋仇となった仲の良い親子、さらに猛夫を慕う那美と悪魔的少女そばかすの存在が、3人の恋慕を悲劇的に加速させる。そして、魔子の心は揺れるまま、彌平との結婚式を迎える。物語は、この5人を軸に、ブルースを唄う老婆や昆虫採集の少女たちなど寺山修司的な登場人物が現れ、様々な心情を唄い踊り、物哀しい祝祭劇を彩っていく。
スマートボーイズでは、公演初日直前に行われたフォトコールの模様と、山田裕貴さん、松雪泰子さん、ユースケ・サンタマリアさん、ドレスコーズの志磨遼平氏(音楽・音楽監督)、眞鍋卓嗣氏(演出)が登壇した会見の模様をお届けします。
【会見】
寺山修司は、『中国の不思議な役人』(1977)『青ひげ公の城』(1979)をPARCO劇場に書き下ろし、演出するなど、ゆかりの深い人物です。近年もパルコ・プロデュース作品として、数多くの寺山作品を上演してきました。そんな寺山氏が1963年「天井棧敷」結成前に書き下ろし、未上演であった音楽劇『海王星』を新生PARCO劇場にて上演されます。
主人公・猛夫、その父・彌平、彌平の婚約者・魔子の3人をめぐる悲恋の物語。猛夫を演じるのは、大ヒット映画「東京リベンジャーズ」など注目度&人気爆発中の山田裕貴さん、PARCO劇場『藪原検校』での好演も記憶に新しい松雪泰子さんが魔子を、そして彌平を2015年の『タンゴ・冬の終わりに』以来のPARCO劇場出演となるユースケ・サンタマリアさんが演じます。悪魔的少女そばかすに清水くるみさん、猛夫を慕う那美を伊原六花さんとフレッシュな若手俳優が名を連ね、さらに実力派の中尾ミエさん、大谷亮介さんらが共演します。 演出を手掛けるのは、昨年、第55回紀伊國屋演劇賞 個人賞及び、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した眞鍋卓嗣氏。今作がPARCO劇場初進出となります。また作曲を手掛けるのは、志磨遼平氏(ドレスコーズ)。舞台音楽は『三文オペラ』(2018年)、『人類史』(2020年)につづく3作目となりますが、かつて「毛皮のマリーズ」として活動し、寺山修司氏からの影響を大きく受けた志磨氏による楽曲と、今回はドレスコーズの生演奏で上演されます。
【あらすじ】
舞台は、戦艦の船底にある「北海岸ホテル」。 嵐で船出を先延ばしにされた怪しげな人々が集まり、かりそめのパーティーに興じている。 主人公・猛夫は一人落ち込んでいる。父、彌平の乗る船が嵐で難破し死んでしまったのだ。悲しむ猛夫のもとに、父と再婚し、義母となるはずだった魔子が現れる。 彌平の思い出を語り合う内に惹かれ合う猛夫と魔子、しかし、死んだはずの彌平が、生還したことにより、悲恋へと舵を切る。恋仇となった仲の良い親子、さらに猛夫を慕う那美と悪魔的少女そばかすの存在が、3人の恋慕を悲劇的に加速させる。そして、魔子の心は揺れるまま、彌平との結婚式を迎える。物語は、この5人を軸に、ブルースを唄う老婆や昆虫採集の少女たちなど寺山修司的な登場人物が現れ、様々な心情を唄い踊り、物哀しい祝祭劇を彩っていく。
スマートボーイズでは、公演初日直前に行われたフォトコールの模様と、山田裕貴さん、松雪泰子さん、ユースケ・サンタマリアさん、ドレスコーズの志磨遼平氏(音楽・音楽監督)、眞鍋卓嗣氏(演出)が登壇した会見の模様をお届けします。
【会見】
(左から)音楽&音楽監督・志磨遼平さん、ユースケ・サンタマリアさん、山田裕貴さん、松雪泰子さん、演出・眞鍋卓嗣さん
演出 眞鍋卓嗣氏
いよいよきたかという感じです。未上演の作品を、どういう風にしていくか、出演者・スタッフと丁寧かつ大胆なところは大胆に積み上げていったので、(フォトコールで上演した際に)僕自身が鳥肌が立って、ゾクゾクしたので、見ていただけるのが楽しみです。
いよいよきたかという感じです。未上演の作品を、どういう風にしていくか、出演者・スタッフと丁寧かつ大胆なところは大胆に積み上げていったので、(フォトコールで上演した際に)僕自身が鳥肌が立って、ゾクゾクしたので、見ていただけるのが楽しみです。
山田裕貴さん
山田裕貴さん
当初の予定は約4時間3幕だったものが、3時間2幕に短縮されました。きゅっとしたことにより、短いシーンで登場人物の起伏が激しかったり、作品の魅力を隅々まで伝えるには、相当な技量と集中力が必要です。まずはこの舞台に立つみなさんが『海王星』をやりきれたと思えるような舞台になれたらいいなと。僕は若輩者で力不足を感じている日々なのですが、みんながやりきれたら、楽しくここで生きられたら、お客さんもそれを楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。
松雪泰子さん
眞鍋さんはとても繊細に演出するにで、丁寧につくり上げました。バディである山田裕貴くんと2人でとにかく繊細に緊張感を切らさずに愛を表現していくのが大きな役割ですので、集中していきたいなと思います。
当初の予定は約4時間3幕だったものが、3時間2幕に短縮されました。きゅっとしたことにより、短いシーンで登場人物の起伏が激しかったり、作品の魅力を隅々まで伝えるには、相当な技量と集中力が必要です。まずはこの舞台に立つみなさんが『海王星』をやりきれたと思えるような舞台になれたらいいなと。僕は若輩者で力不足を感じている日々なのですが、みんながやりきれたら、楽しくここで生きられたら、お客さんもそれを楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。
松雪泰子さん
眞鍋さんはとても繊細に演出するにで、丁寧につくり上げました。バディである山田裕貴くんと2人でとにかく繊細に緊張感を切らさずに愛を表現していくのが大きな役割ですので、集中していきたいなと思います。
ユースケ・サンタマリアさん
ユースケ・サンタマリアさん
僕、あんまりお客さんを置いてけぼりにしたり、逆に媚びて「わかりやすいでしょう?」って舞台も好きじゃないんですよ。本作は、中間でもない、もっと違う次元の、今までに見たことのないようなものになっています。最初に本を読んだ時は、「どうするんだろう?」と思ったんですけど眞鍋さんが真摯で優しくて、でも真摯に僕たちに寄り添ってくれるような、見事なすごくやわらかい・温かい演出術なんです。あと共演者のみなさんも頼りになる、尊敬できる方ばかりです。寺山さんが書いた詩に、志磨くんが見事な曲をつけてくれて。曲だけをとってもかっこいいです。今まで、初日のことを覚えていたことないんですよ(笑)。今日も覚えていないと思います。それくらい緊張しますが頑張ります! 以上です。
音楽・音楽監督 志磨遼平氏
普段はバンドをやっていまして、演劇はロックンロールの人たちとは違う世界で、全て刺激的でした。普段、人に歌っていただくことがないので、キャストのみなさんに当て書きするようなつもりで曲を書いて、実際にご本人に歌っていただけるのがすごく光栄で、得しているような気分です(笑)。
【フォトコール】
僕、あんまりお客さんを置いてけぼりにしたり、逆に媚びて「わかりやすいでしょう?」って舞台も好きじゃないんですよ。本作は、中間でもない、もっと違う次元の、今までに見たことのないようなものになっています。最初に本を読んだ時は、「どうするんだろう?」と思ったんですけど眞鍋さんが真摯で優しくて、でも真摯に僕たちに寄り添ってくれるような、見事なすごくやわらかい・温かい演出術なんです。あと共演者のみなさんも頼りになる、尊敬できる方ばかりです。寺山さんが書いた詩に、志磨くんが見事な曲をつけてくれて。曲だけをとってもかっこいいです。今まで、初日のことを覚えていたことないんですよ(笑)。今日も覚えていないと思います。それくらい緊張しますが頑張ります! 以上です。
音楽・音楽監督 志磨遼平氏
普段はバンドをやっていまして、演劇はロックンロールの人たちとは違う世界で、全て刺激的でした。普段、人に歌っていただくことがないので、キャストのみなさんに当て書きするようなつもりで曲を書いて、実際にご本人に歌っていただけるのがすごく光栄で、得しているような気分です(笑)。
【フォトコール】
PARCO PRODUCE2021音楽劇『海王星』は、12月6日よりPARCO劇場にて東京公演、2022年1月8日より森ノ宮ピロティホールにて大阪公演、1月15日日よりオーバード・ホールにて富山公演、1月19日に東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)にて仙台公演、1月23日日に弘前市民会館 大ホールにて青森公演、1月27日に日本特殊陶業市民会館 フォレストホールにて名古屋公演がそれぞれ上演。公演詳細についてはInformationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
PARCO PRODUCE2021音楽劇『海王星』 東京公演:2021年12月6日(月)~12月30日(木) PARCO劇場
大阪公演:2022年1月8日(土)~10日(月) 森ノ宮ピロティホール
富山公演:2022年1月15日(土)・16日(日) オーバード・ホール
仙台公演:2022年1月19日(水) 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
青森公演:2022年1月23日(日) 弘前市民会館 大ホール
名古屋公演:2022年1月27日(木) 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
【作】寺山修司
【演出】眞鍋卓嗣 【音楽・音楽監督】志磨遼平(ドレスコーズ)
【出演】
山田裕貴 松雪泰子 清水くるみ 伊原六花
佐藤誓 冨永竜 山岸門人 澤魁士 眼鏡太郎 野々山貴之
内田慈 坪井木の実 白木原しのぶ
小山雲母 片桐美穂 金井美樹 島ゆいか 吉井乃歌
大谷亮介 中尾ミエ ユースケ・サンタマリア
【チケット】
東京・大阪 13,000円(全席指定・税込)
富山 S席(1~3F)13,000円、A席(4F)9,000円
宮城 S席10,000円、A席8,000円
青森 全席指定12,000円
愛知 S席13,000円、A席11,000円
ローソンチケット :https://l-tike.com/kaiousei/
チケットぴあ :https://w.pia.jp/t/kaiousei/
イープラス :https://eplus.jp/kaiousei/
《公式サイト》
https://stage.parco.jp/program/kaiousei
《公式Twitter》
@parco_kaiousei