俳優・小波津亜廉さんのファースト写真集『Allen』が、30歳を迎えたアニバーサリーイヤーである2021年の12月17日に幻冬舎コミックスより発売され、2022年1月29日に東京・R’sアートコートにて、発売記念トークイベントが開催されました。スマートボーイズでは第1部の模様をお届けいたします。

演劇「ハイキュー!!」の岩泉 一役で注目を集め、「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズや、舞台『魔界転生』、舞台「SK∞ エスケーエイト The Stage」など幅広い作品で活躍中の亜廉さん。

生まれ故郷の沖縄で全カットを撮り下ろした今作では、地元の「金武町」でのルーツを探るカットから、沖縄での自然を背景にしたスケールの大きなショット、さらにエイサーや学生服などでの、郷土愛や遊び心あふれるカットまで、多彩な姿を切り取っているほか、俳優を志し、沖縄から上京した日々を語ったロングインタビューも収録されています。

■第1部レポート
亜廉さんのイベントではおなじみ、MC・勢登健生(せとたけお)さんの「どうもみなさま。めんそーれ！」と軽快な挨拶でイベントはスタート。

「亜廉くんが、今朝の星占いの結果がよくなかったらしく不安に思ってるみたいなので(笑)、みなさんぜひ盛り上げて良い日にしましょう！」と呼び込み、お客さんの拍手とともに亜廉さんが登場。

亜廉さんは「今朝のTVの占いで乙女座が最下位でした(泣)。ラッキーアイテムがカニ鍋だそうです。 今日はイベントなので、どうやったって食べられません(笑)」と冒頭から会場の笑いを誘います。

勢登さんに写真集の反響を聞かれると「家族はもちろん、友人や地元の友達から久しぶりに連絡が来て、『写真集買ったよ』って言ってくれたり、 僕は何も言っていないのに、意外とみんな(僕の活動を)見てくれているんだって実感しました」と嬉しそうに話します。

「あと家族に自分の写真集を送ったんですけど、写真集のカットって普段家族に見せている自分じゃないので、ちょっと恥ずかしかったですね」「兄貴からは『何で〇〇食べてるカットがないんだ？ もっとこうこうこうやって、沖縄をアピールしたら良かったさ!?』とかダメ出しをもらいました(笑)」と、家族とのエピソードを披露する一幕も。

続いて「2021年の出演作を振り返るコーナー」へ。

亜廉さんは「去年はざっくり言うと楽しい一年でした。『あれんちゅたいむ(スマボchでのレギュラー番組)』でも言ったんですけど、 2021年を漢字一文字で表すと『写』。写真展もやって、写真集も出して、写真にまつわることをたくさんやらせていただいて。そして、去年は『紅葉鬼』で仮面の役で始まって、『「SK∞ エスケーエイト The Stage」第一部：The First Part 〜熱い夜のはじまり〜』の仮面役で終わった一年でした(笑)。去年演じた役は顔が見えない役が多かったので、写りたいっていう願望も込めて(笑)、写真の『写』にしました」と振り返ります。

また同じ仮面役でも、『紅葉鬼』に比べ「SK∞ エスケーエイト The Stage」では、キャラクターの設定上、視界がすごく悪いそうで、「稽古やリハーサルの段階から、自分で仮面を100均で買って、加工してして挑みました」と、ここでしか聞けない役作りの話も披露。
そして話題は『魔界転生』に。「魔界転生は主演の上川隆也さんや名だたる方々が沢山出演されていて、とても刺激になった舞台でした。日本刀を使った殺陣がすごく久しぶりだったので、 本当に楽しかったです」「2幕の頭にネタを披露する場面があって、木村達成くん主体になってみんなでネタを作って、事前稽古の段階で作ったいくつかのパターンはあったんですけど、時事ネタを入れることもあったので、前日に決まっていた日もあれば、幕頭や幕間で決めることもあったので、そこが一番緊張しました」と裏話が飛び出ました。

同作での印象深かった共演者を聞かれると、松平健さんと回答。「殺陣って足運びで動きが決まるので、足運びが大事だと習ったんです。なので、殺陣が上手い人の足下から盗もうと、松平さんの足下をずっと見ていたんですけど、松平さんの足は直前まで動かさず、手と足の動作が同時に動くので、動作も予測できないし、足下を見てもわからないので真似しようがないくて」と、松平さんの異次元の動きを解説。「そこで(共演の)宇野結也くんが松平さんに『どうやったら、そんな足運びができるんですか？』と聞いたことがあって。松平さんが『うん、経験だね』とおっしゃって。そんな簡単には真似できないなと思いました。 いつかそこまで行けるくらい頑張れたらなと思いました」と刺激を受けた話も披露してくれました。今後の亜廉さんの、殺陣の進化にも注目です。

そしてイベントは、メインの「撮影秘話のコーナー」へ。

初公開のメイキング映像が上映され、その後、写真集の印象的な写真のスライドショーを眺めながらのトークで盛り上がります。

亜廉さんのが大好きだと言う、タコライス発祥の『キングタコス』の金武店については、ここのタコスはトルティーヤがサクっとしているそうで、東京に来て柔らかいタコスがあることに驚いたという素朴なお話から、撮影をしていたら、幼なじみのお母さんが撮影していると聞きつけて、わざわざ現場に駆けつけてきたこともあったそうで、亜廉さん自身も地元の情報網の速さに驚愕するエピソードも飛び出しました。

また映像では、亜廉さんが誰もいない沖縄の広大な海岸でエイサーの衣装に身を包み、大太鼓を叩きながらの踊りを披露するシーンが上映され、「”ミルクムナリ”という、沖縄では小学生の時にやるというエイサーの曲に合わせて踊っています」と、亜廉さんがエイサーの踊りの解説。

他にも、沖縄の西海岸で撮影した夕陽の写真について、「沖縄は天気が変わりやすいので、撮影時の水平線ギリギリに太陽がある場面は、条件が揃わないと見られない貴重な瞬間で、マジックアワーと呼ばれている」ことや、今回の撮影で亜廉さんが動物に触れ合いたいという希望で実現した「与那国馬」のカンタくんとの撮影については、「カンタくん以外にも4頭の馬がいたんですけれど、他の仲間のところに駆け寄ろうとするので、撮影が大変だったんです(笑)」と、裏話も披露してくれました。

スライドショーも終わり、次のコーナーへ……と思った瞬間、勢登さんから「ここで、お祝いのメッセージが届いています！」と、亜廉さんが知らされていなかったサプライズ映像の上映が。
なんと、写真集のインタビューでもそのエピソードが登場する、2014年の舞台『ちぬの誓い』で共演した大先輩・東山義久さんからのお祝い映像！

「亜廉くん写真集発売おめでとうございます。ファンのみなさまと素敵な時間をお過ごしください。コロナが落ち着いたらまた飲みましょう。体に気をつけて、また舞台で共演しましょう！」と、東山さんが写真集を手にしながら亜廉さんに語りかけるメッセージに、目に涙を浮かべる亜廉さん。
亜廉さんの口からは、「座長としてこうあるべきという姿を、言葉だけでなくしっかりと態度や行動で示してくれて、尊敬している大先輩で、同年代が次々と舞台のメインキャストに昇格していく中、アンサンブルが続き、気持ちの焦りもあった時期に、気にかけてくれて、サウナに連れて行ってくれたり、喝を入れてくれたりといろんなことを教えてくましれた」と噛みしめるように、その頃を思い返すように、東山さんとの思い出を披露してくれて……亜廉さんの感激がファンの皆さんにも伝わり、もらい泣きする人の姿も。思いがけず、感動的なコーナーとなりました。

イベントのラストには「プレゼント争奪戦じゃんけん大会」が行われ、白熱した戦いに。亜廉さんからは「勝ち取れなかった方もここ以外の場所で、きっといいことがあります！」と男前なフォローも飛び出しました。

イベント最後のメッセージでは、「みんなさんの応援があって、写真集が出せました。本当にみなさんに感謝しています。ありがとうございます。ファースト写真集の表紙で、こんなに前髪がかかっている俳優さん、見たことないので、なかなか攻めてると思います。みなさんに気に入ってもらえたらと思います」と、ファンの皆さんへの感謝と、写真集への尽きない思いを語ってくれつつ、「みなさん寒いよね？ なので、体を温かくして、僕のラッキーアイテム、カニ鍋を食べてください！」と、亜廉さんらしく締めくくってくれました(笑)。

以上、イベント第1部レポートでした！

ここで嬉しいお知らせが！ 小波津亜廉 ファースト写真集 Allen』記念パネル展が2月10日〜24日まで渋谷センター街の入り口にそびえるSHIBUYA TSUTAYAの地下2階、2.5次元俳優の関連書籍や商品が並ぶ専門コーナー”Shibuya 2.5d”で開催されます! 入場無料で、写真集で使用された写真と未公開写真それぞれの中から、亜廉さん自身の「お気に入り」、またファンの皆様から「お気に入り」との声が多かった写真をチョイス。

さらに今回のパネル展のパネルは、フジフイルム「Picture-i」での通販を予定。会場に展示されているものと同一の美麗パネルが、日本中どこからでもご購入できるとあって、小波津さんが少しでも気になる方は、絶対チェックなパネル展です。
※パネル展ならびに通販の詳細はコチラ

パネル展会場では、写真集はもちろん、今回のトークイベント記念グッズも販売中。期間内にぜひお立ち寄りください。

さらにスマボSHOPでも、トークイベント記念グッズの販売がスタート！ 10,000円以上のお買い上げで送料無料になります、写真集やDVDなどと一緒にご購入いただくとお得です。【スマボSHOP】

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