【歌劇八雲】後藤大「グレードアップした八雲を届ける!」笹森裕貴「今回本当に自信があります!」特殊ミステリー歌劇「心霊探偵八雲」-呪いの解法-が開幕!初日会見&ゲネプロ公演写真をUP

神永 学氏による「心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数」(講談社刊)を原作とした、特殊ミステリー歌劇「心霊探偵八雲」-呪いの解法-が、2024年2月21日より東京・品川プリンスホテル クラブeXにて開幕しました。
本作は2023年3月に上演、歌やダンスを取り入れた演出が好評を博した特殊ミステリー歌劇「心霊探偵八雲」シリーズの第2弾。

赤い左眼で死者の魂を見ることができる斉藤八雲と、同じく神永氏の代表作「確率捜査官 御子柴岳人」シリーズの主人公、イケメンだが毒舌で自由奔放な数学者で大学准教授の御子柴岳人の、霊視×数学の最強のバディが新たな事件解決に挑みます。

開幕直前に、初日会見及び公開ゲネプロ公演が行われ、斉藤八雲役の後藤 大さん、御子柴岳人役の笹森裕貴さん、矢口皇聖役の永田聖一朗さん、前山田一歩役の田中涼星さん、原作の神永氏が登壇。キャストより開幕への意気込みと本作の見どころを語りました。
(左より)神永 学氏、永田聖一朗さん、後藤 大さん、笹森裕貴さん、田中涼星さん
後藤 初日ということで、「緊張します」という言葉を使うとバイアスがかかってしまうので、全力で一瞬一瞬を楽しみたいと思います。歌劇八雲としては2作目ですが、本当にグレードアップした八雲を届けられるなと心の底から思っていますし、本当にカンパニーみんな仲が良くて、話し合って緻密に作り上げていっているので、これから本番に向けて、千秋楽までレベルアップして、みんなで駆け抜けていけられると思っています。あとは小道具のギミックが本当に面白くて、細かくて、八雲の世界観といいシンフォニーを奏でていて、前回と同様、小道具にトライすることが結構たくさんありますが、そこもまた舞台ならではの僕たちが楽しめる場所でもあるので、楽しみながら精一杯全力でやらせていただきたいなと思っています。

笹森 稽古の段階から、キャスト全員がたくさん挑戦し続けて、たくさん失敗を繰り返して、演劇のあるべき形を改めて感じました。ごまかしが利かない熱量で勝負しないといけないシーンがあって、みんなが一丸となって熱を持って稽古をしているのを見て、熱量は時に技術を超えてくるんだな感じたので、全員が最初から最後まで熱量を高く持って、この会場がぶっ壊れるぐらいの気合で、届け切れば必ずいいものになると信じています。

永田 原作では矢口は女性ですけれども、男性の僕が今回も引き続き演じさせていただきますので、舞台ならではの矢口を楽しんでもらえるように頑張ります。演出の三浦香さんが神永さんが書いてくださった原作の世界観をすごく大切にしつつ、歌劇ということで楽しい空気もありつつ、そしてミステリーなのでハラハラドキドキするような作品になってるんじゃないかなと思っております。本当に細かい仕掛けもたくさんあるので、何度でも観ていただけたら嬉しいです。

田中 この作品は、一人一人がパズルのピースを持ってるような感覚で、それをみんなで埋めていくような作業をしながら、最後にお客様自身がいろいろ考察をして楽しめるような作品になっていると思うので、パズルを完成させられるように、精一杯頑張っていきたいと思います。見どころは、とにかく楽曲がどれもすごく素敵なものになっていますし、普段では感じられないような楽曲を体感することができるだろうなと思ってます。

原作の神永氏は「最初のシナリオを読んだ時に、(脚本・演出の)三浦さんに“やりやがったな”と思って、もちろんいい意味ですし、2作目でパワーアップしているというところは感じました。単純に演出の部分だけじゃなくて、ちゃんと人間の心情の部分で、原作との違いがあるのに、描かれている心情の部分はしっかりとシリーズの深いところをついてきているという感想を持っているので、実際お客さん入れてどう反応するのか、すごく僕自身が楽しみですね」と、開幕が待ち遠しい様子で語りました。

また、神永氏は通し稽古も観たそうで、「キャストのみんなには言わなかったんですけど、見終わった後に最初に思ったのは『やってくれたな』でした。今「心霊探偵八雲」の続編を書いてるんですけど、こんなに面白くされたら超絶書きづらいです。だってこれを超えなきゃいけないわけですから、原作の続編を書く上で、こんなに面白くしてきやがったかっていう嫉妬がありました」と最上級の賛辞を送ると、キャスト陣は大喜び。

さらに神永氏から「3作目やりたいです!」との発言も飛び出し、2作目の開幕直前にも関わらず、早くも第3弾上演を示唆。笹森さんは「通し稽古が終わった後に神永先生といろいろお話させてもらったんですけれど、今回本当に自信があります!」と笑顔で語ると、後藤さんも「本当に一人一人のやる気と役者としての人間力が本当に素晴らしくて、何よりも本当に香さんが選んでくれたキャストがいい人たちばかりで、みんなで作り上げられて本当に良かったなと思います。もう千秋楽みたいになってますけど(笑)」とキャストたちを絶賛。

続けて神永氏が「舞台のオリジナルキャラクターを原作に逆輸入するかもしれません」と明言。これには登壇者で唯一の舞台オリジナルキャラクターを演じる田中さんが大興奮していました。

最後に後藤さんより公演を楽しみにしている方に向けてメッセージ。

後藤 色々なメディアミックスがありますけれども、本当に舞台ならではのオリジナルの八雲をお届けできるように、みんなで一丸となって手をつないで、千秋楽まで精一杯駆け抜けていきたいと思っていますし、怪我のないように、健康第一でみんなでちゃんとコミュニケーションを取りながら、1つの作品を作り上げていけるように頑張ります。


【ゲネプロ公演写真】(計14点)
斉藤八雲役:後藤 大さん
御子柴岳人役:笹森裕貴さん
矢口皇聖役:永田聖一朗さん
白井 解役:土屋直武さん
松永弦太役:前田隆太朗さん
七目秀樹役:鎌苅健太さん
前山田一歩役:田中涼星さん
御子柴岳彦役:佐野大樹さん
■STORY
「斉藤八雲には超能力があり、心霊事件を解決できる。」

迫る学園祭で、にぎわう明政大学。
大学生の斉藤八雲は、准教授の御子柴岳人が流した宣伝文句により、明政大学ミュージカルサークルで起こった失踪事件を解決することになる。
昔から大学講堂で囁かれていた心霊絡みの噂話が迷宮のように入り組んだ人間模様を炙り出す。
八雲と御子柴は、複雑に絡み合った大学講堂の“呪い”をどのように解いていくのか――

“心霊探偵”八雲の誕生秘話と、“確率捜査官”御子柴の過去が語られる、心霊探偵八雲シリーズの前日譚はクライマックスへ!

-さあ、続きを始めようか。赤眼のナイト君。


特殊ミステリー歌劇「心霊探偵八雲」-呪いの解法-は3月3日まで上演。またDMM TVにて3月3日公演のライブ配信が決定。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
特殊ミステリー歌劇「心霊探偵八雲」-呪いの解法-

【期間・劇場】
2024年2月21日(水)~3月3日(日) 品川プリンスホテル クラブeX

【原作】神永 学 「心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数」(講談社 刊)

【脚本・演出】三浦 香
【作詞】 堤 泰之 三浦 香
【音楽】KYOHEI
【振付】IYO-P

【CAST】
斉藤八雲 役 後藤 大
御子柴岳人 役 笹森裕貴

矢口皇聖 役 永田聖一朗
水川 栞 役 齋藤かなこ
白井 解 役 土屋直武
松永弦太 役 前田隆太朗
川端上也 役 広井雄士
前山田アンカ 役 髙橋美海
横澤健一 役 小黒直樹
矢口更紗 役 髙橋果鈴
塩谷冨美香 役 橘 二葉
縦川雅巳 役 福島海太

右手川雷人 役 吉澤 翼
左近字宗介 役 長塚拓海

七目秀樹 役 鎌苅健太

前山田一歩 役 田中涼星

御子柴岳彦 役 佐野大樹(友情出演)

【チケット料金】
全席指定1階席・2階席 10,800円(税込)

【協賛】ローソンチケット
【協力】一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
【主催】歌劇「心霊探偵八雲」製作委員会

【公演に関するお問合せ】
ネルケプランニング
https://www.nelke.co.jp/about/contact1.php

【公式サイト】
https://yakumo-stage.jp

【公式X(旧Twitter)】
@stage_yakumo

©神永 学・講談社/歌劇「心霊探偵八雲」製作委員会

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