【ペダステSP】新開隼人役・百成瑛&御堂筋翔役・新井將が"一瞬のようで永遠のような"濃密スプリンター対決へ意気込む!舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2、3/1開幕直前インタビュー前編

舞台『弱虫ペダル』(通称:ペダステ)最新作、舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2(ザ・デイツー)が、2024年3月1日に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕します!
2022年に舞台『弱虫ペダル』はシリーズ10周年を迎え、演出にこれまでのシリーズで手嶋純太 役を演じていた鯨井康介 氏を迎えて、舞台『弱虫ペダル』The Cadence!を上演。
2023年にはその続編の舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1が上演され、主人公・小野田坂道が仲間とともにインターハイ優勝を目指し、ライバル校である王者・箱根学園や京都伏見高校らのメンバーと鎬を削る戦いの幕が上がりました。
そして本作では、激闘のインターハイ2日目が描かれます!
【あらすじ】
千葉県・総北高校に入学した小野田坂道は、千葉から秋葉原まで往復90㎞の距離を毎週ママチャリで通うほど、アニメやフィギュアが大好き。
高校生になったらアニメ研究会に入って友達を作ろう!と意気込んでいたが、 ひょんなことから同じく新入生の今泉俊輔・鳴子章吉と出会い、自転車競技部へと入部することに。
孤独なオタク少年だった小野田坂道は、自転車を通じて出会った仲間や先輩達と共にインターハイ優勝を目指す!
スマートボーイズでは、インターハイ2日目の注目レースの1つ、スプリンター(平地でのハイスピード走行を得意とする選手)対決で争う、箱根学園(通称:ハコガク)の新開隼人役の百成瑛さんと、京都伏見高校(通称:京伏)の御堂筋翔役の新井將さんにインタビュー!
絶賛稽古中のおふたりに、これまでの「ペダステ」シリーズの思い出から現在の稽古の様子、意気込みなどを前後編に渡って語っていただきました。
百成 瑛さん(左)&新井 將さん(右)インタビュー前編をお届け!
【百成瑛さん✕新井將さんインタビュー前編】
――本日は稽古場で、稽古前のお二人にお話をお伺いします。よろしくお願いいたします。

百成&新井 よろしくお願いします!

――まず、百成さんのペダステ出演は「The Cadence!」から今回で3作目。改めて、本シリーズの印象はいかがですか?

百成 「The Cadence!」がペダステ10周年作品だったんですよね。10周年という節目で、自分たちが物語を(原作の)最初から上演することに対して、いろんな思いがありました。長く続く作品の中でも、また最初から始める作品は少ないと思います。そんな作品に自分が出演できる幸せと、繋いできた先輩方へのリスペクトを感じながら取り組んだ2作でした。次の3作目でいよいよ自分のメインレースがあるということで、一段と気合が入っています!

――過去2作の稽古や本番の中で印象的な思い出は?

百成 思い出というか、今ちらっと「THE DAY 2」のフライヤーを見て思ってしまったんですけど、改めて(金城真護役の川﨑)優作くんの坊主頭ってすごいんだなって思いました!(笑)

新井 今、稽古では坊主頭じゃないからね。

百成 今はチャラめの髪型してますけど(笑)。でも、地毛で坊主にするってすごい。

――本番が近くなったら、またバッサリ切るんですね?

百成 11mmにするって言ってたっけ? 9mmだったかなぁ。

新井 ん~、どうだったっけ。とにかく短いです(笑)。

百成 確か、長さにこだわりがあるらしいです。いつ切るんだろう。楽しみです!
新開隼人役/百成瑛さん
御堂筋翔役/新井將さん
――「THE DAY 1」では泉田塔一郎役の青柳塁斗さんも加わり、箱根学園のメンバーが勢ぞろいとなりましたが、その辺りで心境の変化やチームの雰囲気などはありましたか?

百成 「The Cadence!」でできたチーム感に新しい風が入ってきた感じでした。ただ、新キャストに最年長の人が入ってくることに、我々5人(百成さんに福富寿一 役の髙﨑俊吾さん、荒北靖友 役の相澤莉多さん、東堂尽八 役のフクシノブキさん、真波山岳 役の中島拓人さん)は不安を覚えていました(笑)。

新井 たしかに新しく参加する人が最年長って絶妙だよね。

百成 そう! 怖い人だったらどうしようとか、変な人だったらどうしようって。いろいろ不安があったんですけど、変な人の方でした!(笑)

新井 えっと、それはいいことってことなのかな?

百成 いい! いちばんよかった。我々、ツッコミが1人しかいなくて。

新井 ツッコミは誰なの?

百成 (中島)拓人がツッコミです。僕もたまにツッコミにまわりますけど、8割ボケ。

新井 (髙﨑)俊吾くんは天然だもんね。

百成 そう。ハコガクには、俊吾くんとフクシ (ノブキ)さんっていう天然2人。そして、(相澤)莉多っていうポンコツが1人。

新井 ポンコツって(笑)。もっと柔らかい言葉にしようよ。

百成 ポンコツ以上に柔らかい言葉はないっすよ!

新井 そっか(笑)。

百成 愛を込めてポンコツですから(笑)。で、8割ボケの僕っていうところに、また変な人が入ってきた。だから、拓人が大変なことになってるんです。

新井 全員にツッコまなきゃいけないんだ。

百成 でも、塁斗さんはすごく優しい先輩で、新しい空気感を作ってくれてありがたいです。「The Cadence!」でできた王者感を、さらにランクアップさせてくれました。

――新井さんは「THE DAY 1」からのペダステ参加ですが、当時のことで記憶に残っていることは?

新井 あんまり何も考えられてなかったですね。没頭してのめり込んで集中して、気づいたら終わっていた感覚です。名だたる先輩方が走ってらっしゃったこれまでのシリーズ作品を知っているがゆえのプレッシャーと、先輩方のステージをご覧になったことがあるであろうお客様が見に来てくださることへのプレッシャーもあって。その上、御堂筋くんというキャラクターは原作でもものすごく異彩を放っていて、「弱虫ペダル」を詳しく知らなくても、御堂筋くんは知ってるって方はたくさんいらっしゃるじゃないですか。そのくらいキャラクターバリューのある人物を、僕が3次元で体現しないといけないのは重圧でした。でも、それを楽しんで演じていたら、いつのまにか千秋楽を迎えていました。

――計り知れないプレッシャーの中で演じきったんですね。

新井 「THE DAY 1」の映像を見ると、これ自分なんだよなって思うくらい、知らない自分がいます。全部、鯨井さんと相談して作り上げたものではあるんですけど、本番の舞台上で御堂筋の姿をした僕は、ちょっと次元を超えていたなという印象です。

――「THE DAY 1」では、京都伏見高校からは1人の参加でしたが、心細さなどはありましたか?

新井 それはそれでやりやすくて(笑)。御堂筋がワンマンアーミーなスタンスなので、そこに同調できるというか。総北もハコガクも優しく迎え入れてくれたこともあって、全然寂しくはなかったです。それに、パズルライダーの方が京伏に参加してくださったので。

――今回は石垣光太郎役の鐘ヶ江洸さん、水田信行役の田口司さんも加わりましたが、おふたりがいることで、何か変化はありますか?

新井 稽古場の居方は変わらないんですよ。2人が入ったのに、僕1人でいることが多くて。

百成 「新井將」って書いてある席に、座ってるの見たことないですもん。

新井 そう! 総北とパズルライダーの席が稽古場の片側にあって、もう片側にハコガクと京伏の席があるけど、ほとんどそこにいない。少し離れたところにいるんですけど、それが居心地よくて。鐘ヶ江くんと田口くんとは以前も共演したことがあって、鐘ヶ江くんに至ってはもう6~7年の仲なので、僕のそういう取り組み方にも理解を示してくれてます。なのでとてもやりやすいです。まぁ京都伏見というチームが歪なチームなので、この等身大の距離感も反映できたらなと思っています。
――「THE DAY 2」では新開と御堂筋の対決と、それぞれの過去が描かれます。そのストーリーを初めて読んだときに感じたことは? 

新井 新開と御堂筋の戦いもですけど、「THE DAY 2」全体を通して、御堂筋が出てくるシーンがめちゃめちゃ多くて。「The Cadence!」のときの小野田坂道くらいの分量があるんですよ。

百成 ずっと(セリフを)言ってますもんね。

新井 ステージに出た途端、セリフを言い出してる。しかも、長いセリフがいっぱいあって大変です(笑)。

百成 僕は逆に、最初に台本を読んだときは、意外とスプリンター戦が短いなっていう印象。「The Cadence!」と「THE DAY 1」を乗り越えて、やっと走れる!……ってわりに(出番が)短くないか?と。

新井 新開のスプリンター戦が来るぞ! 来るぞ! って楽しみにしてたのに!?

百成 そう。でもいざやってみると……永遠に感じますね!(苦笑) 

新井 (短いと思ったけれど、それが)ちょうどよかったよね。あれ以上長かったらね……。

百成 死んでたかもしれない(笑)。

新井 それがスプリンターならではの、短期集中戦なのかもね。濃密で、一瞬のような永遠のような時間だな……って思います。

――後編へ続く

(インタビュー取材/ヘアメイク:AKi  渡邉真夕)

舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2は、3月1日より東京・天王洲 銀河劇場にて開幕。公演詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

☆Information
舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2(読み:ザ・デイツー)

公演日程:2024年3月1日(金)~ 10日(日) 東京 天王洲 銀河劇場

原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナー
演出:鯨井康介
音楽:manzo
作詞・歌:桃井はるこ
レース演出協力:河原田巧也

◆キャスト:
総北高校
小野田坂道 役:島村龍乃介 今泉俊輔 役:砂川脩弥 鳴子章吉 役:北乃颯希
巻島裕介 役:山本涼介 金城真護 役:川﨑優作 田所迅 役:滝川広大

箱根学園
福富寿一 役:髙﨑俊吾 荒北靖友 役:相澤莉多 東堂尽八 役:フクシノブキ
新開隼人 役:百成瑛 泉田塔一郎 役:青柳塁斗 真波山岳 役:中島拓人

京都伏見高校
石垣光太郎 役:鐘ヶ江洸 水田信行 役:田口司 御堂筋翔 役:新井將

パズルライダー
パズルライダー監督:伊藤玄紀 パズルライダー:村上渉 山口拳生 若林佑太

■チケット
・プレミアムチケット(1階席・限定グッズ付き):¥11,000(税込)
※プレミアムチケットをご購入のお客様には劇場にてプレミアムチケット限定グッズ(非売品)をお渡しいたします。一般(2階席・3階席):¥8,800(税込)
見切れ席:¥8,800(税込)
※見切れ席とは、ステージの一部が見えにくい可能性のあるお席です。お席によってはスピーカーが近く、音量が大きい場合がございます。ご了承の上、お買い求めください。

■チケット販売サイト
ローソンチケット:http://l-tike.com/pedal-s/
銀河劇場チケットセンター:https://www.gingeki.jp/


■公演に関するお問い合わせ
・マーベラス ユーザーサポート https://www.marv.jp/support/st/

■チケットに関するお問い合わせ
・ローソンチケット https://faq.l-tike.com/
・銀河劇場チケットセンター:03-5769-0011(平日10:00~18:00)

【公式サイト】
https://www.marv.jp/special/pedal/

【公式X(旧twitter)】
@y_pedalstage

【プレミアムバンダイ公式サイト】
https://p-bandai.jp/?rt=pr

©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会

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