【555 SP②】村上幸平「衝撃的なラストが待っています!」藤田玲「変身シーンに注目して!」Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』2/2上映直前SPインタビュー②をUP!

2003年1月から2004年1月までテレビ朝日系列で放送されていた平成仮面ライダーシリーズ第4作「仮面ライダー555(ファイズ)」の最新作、Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』が、2024年2月2日より東京・新宿バルト9ほかにて期間限定上映、5月29日にBlu-ray&DVDが発売されます。
仮面ライダー555(ファイズ)は。主人公の青年・乾 巧が特殊な変身ツール「ファイズギア」を持つ少女・園田真理に遭遇し、異形の怪人「オルフェノク」に襲われたことをきっかけに、仮面ライダーファイズとして戦う物語で、本作ではTVシリーズの「その後」が描かれます。

本作には、乾巧/仮面ライダーファイズ役の半田健人さんをはじめ、園田真理役の芳賀優里亜さん、草加雅人/仮面ライダーカイザ役の村上幸平さん、海堂直也役の唐橋充さん、北崎役の藤田玲さんといったオリジナルキャストが集結。さらには福田ルミカさん、浅川大治さん、柳川るいさん、土師野隆之介さん、松澤可苑さん、進藤あまねさんと次世代を担う若手俳優がゲスト出演。「仮面ライダー555 20th」にふさわしい豪華なキャストが登場します。

スマートボーイズでは、半田健人さん、芳賀優里亜さん、村上幸平さん、藤田玲さんにSPインタビューを実施。PART①、PART②の2回に渡りお届けします。PART②では、村上幸平さんと藤田玲さんが登場。映像作品ではTVシリーズ以来の共演となる2人。初めて台本を読んだ時の感想や本作の注目ポイントなどを語ってくれました。

※Part1【半田健人×芳賀優里亜】SPインタビューはコチラ
――よろしくお願いします。このインタビューは完成披露舞台挨拶(1月14日)の直前というタイミングでして、初めてファンの前で作品をお披露目するわけですけど、まず上映を目前を控えての心境を教えてください。

村上 とても楽しみにしてます。20年前の時点では、仮面ライダーや戦隊の周年モノはまだ存在していなかったですし、こんな日が来ることなんて全く想像していなかったので、早くお客さんの喜ぶ顔を見たいです。

藤田 今回のあらすじをご覧になった方の多くが「何で草加雅人がいるの? 何で北崎がいるの?」「TVシリーズの続きが描かれるんだよね?」といった疑問を持っていると思うので、それを早く解消してあげたいという気持ちです(笑)。2人がいる理由もちゃんとありますし、井上さんらしいストーリーだなと思っていて、僕らは“ちゃんと「555」なんだな”という風に思って作らせていただきました。お客さんもそうであるといいなっていうドキドキと、楽しんで欲しい期待が混じっています。
村上幸平さん
――そもそも作品が決まった経緯は、半田さん、芳賀さん、村上さんらが集まった際に「20周年企画」をやろうというキャスト側から持ちかけたことから始まりましたが、その席に藤田さんはいらしていなかったんですよね。

藤田 はい。同じ事務所に村上さんがいることもあって、20周年作品の噂は聞いていました。「村上さん出るんだ」と思っていたら、まさか自分も出演することとなって、急でびっくりしましたが、とても嬉しかったです。

――藤田さんは「仮面ライダー555」が俳優デビュー作ですよね。

はい。テレビドラマも初めてでしたし、演技自体もほぼほぼ初めてでした。オファーを頂いた時は、覚えてくれていたんだと思って、とても嬉しかったです。
藤田玲さん
――本作の脚本はTVシリーズに引き続き井上敏樹さんが務められますが、最初に台本を読んだ時、どんな感想を持たれましたか。また事前にご自身で「こうなるのでは?」と予想されていたら,その予想は当たっていましたか?

村上 TVシリーズでは首を折られて死んでいるんで、今回の作品がTVシリーズの続きということで、『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』のように異世界に話でもなく、しかも最初から何の説明もなく、しれっと登場しているのはどういうことなんだろうと思いながら台本を読んでいたら、「なるほどそういうことか」というところからのラストシーンですよ! 衝撃のラストが待っています!! そしてラストシーンの続きを今すぐ読みたいという気持ちになりました。

藤田 まだ上映前なのに(笑)。

村上 そうそう! この先を知りたい。そしてやりたい!

――さらにまだ夢の続きが続くといいですね。そういえば藤田さん演じる北崎もTVシリーズでは壮絶な死に方をされましたね。

藤田 草加は首を折られて、私は食べられて(笑)。だから台本を読むまでは全く予想もつかなかったんですよね。ドラゴンオルフェノクとして出るのかなとか。でも台本読ませていただいて、「あ、この手があったのか!」という設定でしたし、何が善で何が悪か、そういうメッセージ性はやっぱり今作も変わってないなっていう風に。えー、読んでて思いました。はネタバレになるので多くは語れませんが、なんでも出来ちゃう「スマートブレイン社」ってめちゃくちゃ便利ということはお伝えしたいです。スマートブレインと井上さんがいれば大丈夫だって(笑)。

――そういえば、本作で藤田さんは仮面ライダーに変身するんですよね。

藤田 はい。TVシリーズでは一度だけ仮面ライダーデルタに変身したので、今回20年ぶりの変身になります。どの仮面ライダーに変身するのかは、現時点では教えられないので、ぜひ劇場でご覧になって下さい。
ーー今回の出演に向けて、テレビシリーズや劇場版などを見返したりしましたか。

村上 毎年「913祭(※9月13日の「カイザの日」にファンと共に祝うイベント)」をやっていますし、TVシリーズ後も『仮面ライダーディケイド』『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』で草加を演じたこともあって、見返したりはしませんでした。ただ「似てない」と言われないように気をつけていました。以前あるゲームで草加の声を入れた時、「似てない」という声が結構あったんです。本人なのに(苦笑)。その時の経験があったので、今回はきちんとガイドラインに沿って草加を演じました。

藤田 僕も特に見返しませんでした。北崎を演じるのは20年ぶりですけど、TVシリーズ終了後におもちゃの声を入れたことがありました。その際にどういうお芝居していたか、当時の映像を見ながら撮ったこともあって、今でもその時のことを覚えていたんです。ただ今回の役はTVシリーズから20年経った北崎なので、どう昔の部分を残して、どこを成長させるかという点をすごく考えて、田﨑監督と話し合いながら演じさせていただきました。
――ありがとうございます。続いて撮影中のエピソードについてお聞きしたいと思います。ちなみに半田さんと芳賀さんは、撮影中に風邪が蔓延して、芳賀さんの声が出なくなったために一日撮休になったエピソードを語ってくれました。

村上 ちなみに芳賀さんの声が出なくなったのは、草加のせいかもしれないっていう話、してませんでしたか(笑)。

――いえ、半田さんは田﨑監督が風邪を持ってきたからと説明したと仰っていて、草加のことは特に話されていませんでした。

村上 20年前の撮影で、真理と草加が接近するシーンがある日は、朝から芳賀さんの機嫌が悪くて、“いやいやオーラ”を出しまくって、現場がピリつくみたいな感じだったんです。当時の芳賀さんにとって「村上幸平=草加雅人」みたい感じで見ていてたんです。ただ20年経って芳賀さんも大人になって、以前のような“いやいやオーラ”も出さず、接近するシーンは何の問題もなくスムーズに行ったんですけど、その翌日に芳賀さんの声が出なくなっちゃったんです。

藤田 そうだったんだ!

村上 なので、芳賀さんの声が出なくなったエピソードは、原因は田﨑監督ではなく草加にしましょう。

(一同笑)
――本作では、次世代を担う若手俳優がゲスト共演ということで、中にはTVシリーズでまだ生まれていない10代の方も多くいますが、撮影中にコミュニケーションをとられてはいましたか。

藤田 一切とってないです!

(一同笑)

藤田 撮影中は皆さん緊張されていたので、「大丈夫だよ」とか「気にしないで」とかは言いましたが、お芝居以外でコミュニケーションは一切とってないです。

村上 僕はスマートレディ役の進藤あまねさんと話はしました。彼女は特撮が大好きで、しかも「555」好きのファンが多いとのことだったので、SNSに「草加スマイルを間近で浴びた」って自慢していいよと言いました。

藤田 マジでうぜ~!!

(一同笑)

藤田 僕らは古巣に戻った感があったんですけど、きっと本人たちはやりにくかったのかなとは思いました。

村上 あまねさんもプルプル震えていましたね。

藤田 だけど現場自体はすごく楽しかったですし、村上さんもメチャメチャ楽しそうに見えました。スタッフさんの中には、20年前から関わっていた方もいれば、違う現場で会った方もいて、いろいろ出会いって、最終的に1つの点に結ばれるんだなと思った現場でしたね、またアクション監督が別作品で共演した和田(三四郎)さんというのも嬉しかったですね。
――オリジナルキャストの唐橋充さんとの共演はいかがでしたか。

村上 唐橋さんは相変わらずでした(笑)。というより半田さん、芳賀さんも含め、みんなそんなに変わっていなかったです。

藤田 確かに。根本の部分は変わってなかったですね。

――私も作品を拝見させていただきましたが、お二方の仰る通りです。ちょっとベタな質問になりますけど、ここを注目して欲しいポイントがありましたら教えてください。

村上 やっぱり変身シーンですね。TVシリーズ以降に出演した作品全て変身シーンがなかったんですよ。なので20年ぶりの変身はぜひ観て欲しい!!

藤田 実は僕も変身シーンに注目して欲しくて。変身の仕方がこれまでのライダー史上一番セオリーから外れた変身の仕方をしています。きっとご覧になった方は「そんな風に変身する人がいるんだ」と思うことでしょう。アクション監督の和田さんと久々に東映特撮作品に戻ってきた僕をどういう風に変身してやろうかと2人で画策して、ああいう風な形になったんです。「大丈夫かな?」と思っていましたが、田﨑監督が普通に「あぁ、いいよ」って言ってくれて、ちょっと拍子抜けしちゃいました(笑)。
――村上さんの20年ぶりの変身シーンと藤田さんの衝撃的な変身シーンはぜひ注目してほしいです。さて、今回の作品をご覧になる方の中には、TVシリーズをご覧になられていない方もいらっしゃるかと思います。そういう方に向けて、この作品をご覧になる前に「これを観ておいたほうがいいよ」というアドバイス的なものがありましたら教えてください。

藤田 どのエピソードがどの回だったか忘れちゃった(苦笑)。

村上 TVシリーズよりも「555」の世界観がよくわかる「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」を観たほうが手っ取り早いかもしれませんね。

藤田 俺出ていないけど…。

(数秒の沈黙)

村上 あっ。

(一同笑)

藤田 「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」もおすすめですけど、TVシリーズのオープニングシーンを死ぬほど観てください。今回の作品につながる部分があって「あっ、このシーンがアツいんだな」とわかってもらえるかなと思います。

――オープニング映像をヘビーローテーションするという案は盲点でした。

村上 でもオープニング映像に俺も玲くんも出てないじゃん。

(一同笑)

藤田 そうでしたね。ただ「555」の世界観や作品の熱さという意味ではあのオープニング映像に凝縮されていると思います。
――ありがとうございます。では最後に作品を楽しみにされている方に向けて、メッセージを藤田さんからお願いします。

藤田 僕らとしては、絶対に楽しんでいただける“新しい「555」”であり、“昔の「555」”である作品が出来上がったと思っております。もちろん初めて観る方は、これを観てから、追っかけてTVシリーズを観ていただきたいですし。ずっと観ていた方は色々な仕掛けが散りばめられているので、何回でも観て楽しんでいただければなと思っております。

村上 やっぱり20周年ってすごい重いと思うんですよ。20年の間に役者を辞めてしまった人もいるし、他界してしまった仲間もいるし、僕自身も1回芸能界を退いた時期があります。それでも今ここに集まってこの作品が出来たことってすごい奇跡だと思うんです。なので、ぜひこの奇跡を目に焼き付けて欲しいなと思います。絶対に面白いです! そして衝撃的なラストが待っています! それを観たらさらに“夢の続きが観たいな”と思うはずです!!

藤田 皆さんのコメントや拡散によって、さらに夢の続きが観られると思いますし、きっとスマートブレインのお陰で僕ら2人ともまた次も出演出来るはずです。皆さんよろしくお願いします!!

(インタビュー了)
■イントロ&ストーリー
シリーズ第4作にして、「平成仮面ライダー」の人気を頂点まで押し上げた、伝説の作品『仮面ライダー555(ファイズ)』。放送から20年の時を経て、人類の進化形・オルフェノクと人類をめぐる物語の、「その後」が描かれる。それは果たして、「夢」の続きなのか、あるいは「絶望」の始まりなのか……。

園田真理(芳賀優里亜)は菊池啓太郎の甥・条太郎(浅川大治)、海堂直也(唐橋 充)、そして、いつしか戻ってきた草加雅人(村上幸平)とともにクリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を経営しながらオルフェノクの庇護を行っていた。一方、政府により企業再生されたスマートブレイン社は、オルフェノクの殲滅を目指す企業へと変貌を遂げ、北崎(藤田玲)が社を率いていた。
ある日、追いつめられたオルフェノクを救うため、草加と海堂は仮面ライダーカイザとスネークオルフェノクとなり、殲滅隊隊長の胡桃玲菜(福田ルミカ)/仮面ライダーミューズと交戦。そこに現れたのは、数年前に真理たちの前から姿を消して以降、消息不明となっていた、あの乾 巧(半田健人)だった。巧は、かつてとは異なる姿のファイズ・仮面ライダーネクストファイズへと変身し、スマートブレイン社の尖兵として、その力を使い始めた…!
ネクストファイズに攻撃されて混乱する真理たち。巧はなぜスマートブレインにいるのか? 今まで何をしていたのか?
波乱を含んだ彼らの再会は、オルフェノクと人類をめぐる新たな物語のほんの序章に過ぎなかった――


Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」の詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」

2024年 2月2日(金)より新宿バルト9ほかにて期間限定上映開始
通常版・特別版 2024年 5月29日(水)Blu-ray&DVD発売
CSMカイザフォンXX版・完全版 2024年9月13日(金)Blu-ray&DVD発売

出演
半田健人 芳賀優里亜 村上幸平 唐橋充 藤田玲
福田ルミカ 浅川大治 柳川るい 土師野隆之介 松澤可苑 進藤あまね / 高岩成二

原作:石ノ森章太郎 脚本:井上敏樹 監督:田﨑竜太
音楽:松尾早人 アクション監督:和田三四郎
主題歌「Identiφ’s」ISSA

▼楽曲情報
「Identiφ‘s」 ISSA 作詞:藤林聖子 作曲:佐藤和豊 編曲:中川幸太郎
2月2日から各サブスクリプション・ダウンロードサイトにて配信開始!

◆パッケージ情報◆
《2024年5月29日(水)発売》
・通常版
DVD 5,000円+税/Blu-ray 6,000円+税
【特典(予定)】
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

・特別版(初回生産限定)
DVD 8,000円+税/Blu-ray 9,000円+税
【特典(予定)】
封入特典:ライナーノート、主題歌CD、スリーブ、ボーナスディスク(『仮面ライダー555』20th Anniversary EVENT
「555×20」)
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

《2024年 9月13日(金)発売》
・CSMカイザフォンXX版(完全受注生産)
DVD 26,500円+税/Blu-ray 27,500円+税
【特典(予定)】
封入特典:CSMカイザフォンXX
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

・完全版(完全受注生産)
DVD 29,500円+税/Blu-ray 30,500円+税
【特典(予定)】
封入特典: CSMカイザフォンXX、ライナーノート、主題歌CD、スリーブ、ボーナスディスク(『仮面ライダー555』20th
Anniversary EVENT「555×20」)
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

《2024年2月2日(金)発売》
・劇場先行販売版
DVD 6,000円+税
【特典(予定)】
封入特典:主題歌(MOVIEサイズ)ダウンロードカード「mu-ca」、ポスタービジュアルフォトカード
映像特典:予告

※DVDスペック(全種同様) COLOR/本編65分(予定)/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9LB
※Blu-rayスペック(全種同様) COLOR/本編65分(予定)/2層/1.リニアPCM(ステレオ) 2.リニアPCM(コメンタリー:ステレオ)/16:9【1080p Hi-Def】

※CSMカイザフォンXXが付属する【CSMカイザフォンXX版】と【完全版】は2024年9月13日(金)発売です。通常発売日と異なりますのでご注意ください。

【公式サイト】
https://www.toei-video.co.jp/55520th/

【公式X(旧Twitter)】
@555_20th

©2024 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映 ©石森プロ・東映 配給・発売:東映ビデオ

関連News