足立英昭『「芝居は一人ではできないな」と原点回帰することができた』舞台「HIDEYOSHI」が開幕!オフィシャルゲネプロ写真&橋本真一・栗田学武・佐藤弘樹・森田晋平のコメントUP
劇団アレン座プロデュース舞台「HIDEYOSHI」が2023年12月7日より、東京・シアターサンモールにて開幕しました。
本作は、原発問題を扱った舞台『土の壁』やトー横キッズをテーマとした舞台『アジール街に集う子たち』(2022年公演)など、現代の問題に鋭くメスを入れてきた劇作家・鈴木茉美原作の歴史アクションエンターテインメント作品です。
ゲネプロ公演のオフィシャル写真、及び主演の足立英昭さん、共演の橋本真一さん、栗田学武さん(劇団アレン座)、佐藤弘樹さん、森田晋平さんの開幕コメントが到着、ご紹介します。
ゲネプロ公演のオフィシャル写真、及び主演の足立英昭さん、共演の橋本真一さん、栗田学武さん(劇団アレン座)、佐藤弘樹さん、森田晋平さんの開幕コメントが到着、ご紹介します。
【ゲネプロ公演写真】
【キャストコメント】
沢村藤吉 役:足立英昭
今日のゲネプロは本番のつもりで挑みました。カーテンコールの際、下手に座っていた方がとっても大きな拍手をしてくださっていてグッときました。それを見て僕は「あ、届いたのかな?」と、手応えというかホッとするというか、とても興奮したんです。
照明・音・セットなど、舞台上では先進的な技術を使ってはいるけれど、生(なま)で演劇をやるという根本的なところは変わらずにあって。それを見に来てくださる皆様と共有できたらなら、こんなにも幸せなことはないと思うんです。そこを目指してやっていきたいです。
今回僕は「芝居は一人ではできないな」と原点回帰することができました。今、当たり前のことをすれば褒められたり、当たり前のことができない時代だったりと、まぁ色々とあるわけで。この作品・座組には僕の知っている当たり前がたくさんあって、それを同じように感じながら、ひとつひとつを特別に感じてくれている人たちが集まってくださっている。そんな人たちと鈴木茉美さんが描いた脚本の中で役を通して言葉を交わせることが面白いし、同時に怖くもあるんです。前に向かって進ませてくれているみんなに感謝だし、作品にも感謝。それを初日がまだ開けていないタイミングで感じられるというのは、それだけこの作品にポテンシャルが秘められているということ。
このあとの本番で皆様の反応を見ることで「みんな必死に生きているんだな」と、『生(せい)』を感じていきたいです。一公演一公演、毎日が千穐楽という思いを絶やさずに演じます。ご来場お待ちしております。
村井優斗 役:橋本真一
「ここの手順を通らないと」という段取りや決まりごとが他の作品よりも多い本作。だけど、今日のゲネプロでヒデ(足立)の顔が稽古と全く違ったんですよね。それを見て僕は素直に「抗わずに付いて行こう」と決めました。
稽古中に茉美さんに「色々な演劇経験やキャリアを積んできた人がいる座組だから、お芝居をする上での“共通言語”が違う。まずはそれを擦り合わせていきましょう」と言われたことがついさっきフラッシュバックしたんです。今この場でのゲネプロの話をみんなでしていると改めて「共通言語が一緒になっている!」と実感しています。一つの言葉でみんなが理解し合える状況になっているなと。それがすごく幸せです。このメンバーだからこそ描けるもの、そして、『生きる』ということをお客様に体感していただきたいです。
島野 明 役:栗田学武(劇団アレン座)
ゲネプロもそうなのですが、場当たりから、客席で他のキャストの演技を見ていたんです。戦国時代や未来といった時代軸やテクノロジーの進化が入り組んでいる作品なので、その部分の表現がとても面白いと思います。源内と玄白が出てくるシーンはとくに最高で、僕のお気に入りです。
どの舞台でも、その座組が集まるのはそれっきりなわけですが、僕はこの座組やスタッフの方々が、一緒に同じ方向へ向かって行ける環境はとても貴重だなと感じています。「あっという間に千穐楽を迎えてしまうんだろうな」と思うととても寂しいのですが…。12月10日の、16時半の公演が終わる瞬間まで気を抜かずにこのメンバーと紡いでいけたらなと思います。
杉田玄白 役:森田晋平
稽古中と場当たり、そしてゲネプロ、どれも(演じ手の)感情が違ってくるんですよね。今日のゲネプロで印象的だったのはダッチ(足立)の顔つきがこれまでと全く違ったこと。僕と源内は江戸チームとして与えなければならないし、乱さなくてはいけない役割があるのですが、それより先に(足立から)受け取るものがすごかったんです。この感情を忘れたくはないです。
仲が良い人間が集まってやる演劇って自己満足が強くて客観視できないお芝居をしてしまったりするのですが、このメンバーは仲が良いうえでそれぞれが切磋琢磨しているんです。色々と言い合えるからこそ、より良い作品になっていっているのではないかなと。千穐楽のラストの瞬間までみんなで高め合っていきたいです。
平賀源内 役:佐藤弘樹
受け取るものが多くて良い意味で「迷える」選択肢があるゲネプロでした。稽古場で試していない選択肢も生まれて躊躇した場面もありましたが、このメンバーには試してみれば誰かそれに反応してくれるだろうなという信頼感があるんです。きっと無理やり変えなくとも勝手に変化していくと思うので、8公演それぞれがどうなるのかがとても楽しみです。
今回主演のダッチの色々な表情をもっともっと引き出せるように、色々なものを投げかける挑戦をしていきたいと思います。それを観客の皆様に見届けていただけたら幸いです。
文:ナスエリカ
【あらすじ】
2023年、戦国時代に織田信長が天下を統一した日本では、木刀の所有が義務付けられていた。
高校生の沢村藤吉は、放課後になると友人の村井と明と手合わせするのが日課だった。
ある月曜日、居残りをさせられていた藤吉は、何者かに真剣で襲われる。
村井が助けに入り、怪しい男たちは逃げていった。
次の日、同じように居残りをさせられていた藤吉だが、そこに明の姿はなかった。
村井に聞いてもそんなやつは知らないという。
襲われたことも覚えておらず、昨日は日曜日だったという村井。
そして、戦国時代に天下を統一したのは織田信長ではなく明智光秀らしい。
混乱する藤吉のもとに、江戸時代の発明家、平賀源内と杉田玄白と名乗る男が突如現れる。
明は1582年、戦国時代にいると聞かされた藤吉は、村井と共に戦国時代へ向かう−−−??
「明智が徳川家康を殺さないようにすること、それが我々の使命だ」
作・鈴木茉美の初期作をセルフリメイク。
過去・現在・未来を駆け抜ける、歴史アクションエンターテインメント!
「私がただ願うのは、戦のない世。いつまでも、桜を見ることのできる平和な国」
舞台「HIDEYOSHI」は12月10日まで上演。また定点カメラによる生配信が決定。なお限定フォトブックレットやキャストの複製サインが入ったポスターが特典となるリピーターチケットも絶賛販売中とのこと。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
舞台「HIDEYOSHI」
◆期間:2023年12月7日(木)〜12月10日(日)
◆劇場:シアターサンモール
〒160-0022 東京都新宿区新宿 1-19-10 サンモールクレスト B1
◆作・演出:鈴木茉美
◆出演:足立英昭 橋本真一 栗田学武(劇団アレン座) 佐藤弘樹 森田晋平
葉月ひまり 原章子 桜彩 馬渕香那 伊藤静流 玉代勢幸大
赤名竜乃介 / 來河侑希(劇団アレン座)
◆主催:株式会社Allen
◆チケット詳細
https://t.livepocket.jp/t/hideyoshi2023
◯SS席 9,500円(税込) ◯S席 7,500円(税込)
◯A席 6,500円(税込) ◯学割席 4,500円(税込)
【配信公演】
12月7日(木)13時★/18時
12月9日(土)17時
12月10日(日)13時/16時30分
★:初回特別価格3000円
・オンラインチケット:4,500円(税込)
※初日公演(12月7日13時公演)のみ初日特別価格3,000円(税込)
配信&チケット購入サイト
https://allen.zaiko.io/item/361048
【公式サイト】
http://allen-co.com/HIDEYOSHI2023/
【公式X(旧Twitter)】
https://twitter.com/Allensuwaru_Lab
◆公演に関する問い合わせ
info@allen-co.com
©株式会社Allen
沢村藤吉 役:足立英昭
今日のゲネプロは本番のつもりで挑みました。カーテンコールの際、下手に座っていた方がとっても大きな拍手をしてくださっていてグッときました。それを見て僕は「あ、届いたのかな?」と、手応えというかホッとするというか、とても興奮したんです。
照明・音・セットなど、舞台上では先進的な技術を使ってはいるけれど、生(なま)で演劇をやるという根本的なところは変わらずにあって。それを見に来てくださる皆様と共有できたらなら、こんなにも幸せなことはないと思うんです。そこを目指してやっていきたいです。
今回僕は「芝居は一人ではできないな」と原点回帰することができました。今、当たり前のことをすれば褒められたり、当たり前のことができない時代だったりと、まぁ色々とあるわけで。この作品・座組には僕の知っている当たり前がたくさんあって、それを同じように感じながら、ひとつひとつを特別に感じてくれている人たちが集まってくださっている。そんな人たちと鈴木茉美さんが描いた脚本の中で役を通して言葉を交わせることが面白いし、同時に怖くもあるんです。前に向かって進ませてくれているみんなに感謝だし、作品にも感謝。それを初日がまだ開けていないタイミングで感じられるというのは、それだけこの作品にポテンシャルが秘められているということ。
このあとの本番で皆様の反応を見ることで「みんな必死に生きているんだな」と、『生(せい)』を感じていきたいです。一公演一公演、毎日が千穐楽という思いを絶やさずに演じます。ご来場お待ちしております。
村井優斗 役:橋本真一
「ここの手順を通らないと」という段取りや決まりごとが他の作品よりも多い本作。だけど、今日のゲネプロでヒデ(足立)の顔が稽古と全く違ったんですよね。それを見て僕は素直に「抗わずに付いて行こう」と決めました。
稽古中に茉美さんに「色々な演劇経験やキャリアを積んできた人がいる座組だから、お芝居をする上での“共通言語”が違う。まずはそれを擦り合わせていきましょう」と言われたことがついさっきフラッシュバックしたんです。今この場でのゲネプロの話をみんなでしていると改めて「共通言語が一緒になっている!」と実感しています。一つの言葉でみんなが理解し合える状況になっているなと。それがすごく幸せです。このメンバーだからこそ描けるもの、そして、『生きる』ということをお客様に体感していただきたいです。
島野 明 役:栗田学武(劇団アレン座)
ゲネプロもそうなのですが、場当たりから、客席で他のキャストの演技を見ていたんです。戦国時代や未来といった時代軸やテクノロジーの進化が入り組んでいる作品なので、その部分の表現がとても面白いと思います。源内と玄白が出てくるシーンはとくに最高で、僕のお気に入りです。
どの舞台でも、その座組が集まるのはそれっきりなわけですが、僕はこの座組やスタッフの方々が、一緒に同じ方向へ向かって行ける環境はとても貴重だなと感じています。「あっという間に千穐楽を迎えてしまうんだろうな」と思うととても寂しいのですが…。12月10日の、16時半の公演が終わる瞬間まで気を抜かずにこのメンバーと紡いでいけたらなと思います。
杉田玄白 役:森田晋平
稽古中と場当たり、そしてゲネプロ、どれも(演じ手の)感情が違ってくるんですよね。今日のゲネプロで印象的だったのはダッチ(足立)の顔つきがこれまでと全く違ったこと。僕と源内は江戸チームとして与えなければならないし、乱さなくてはいけない役割があるのですが、それより先に(足立から)受け取るものがすごかったんです。この感情を忘れたくはないです。
仲が良い人間が集まってやる演劇って自己満足が強くて客観視できないお芝居をしてしまったりするのですが、このメンバーは仲が良いうえでそれぞれが切磋琢磨しているんです。色々と言い合えるからこそ、より良い作品になっていっているのではないかなと。千穐楽のラストの瞬間までみんなで高め合っていきたいです。
平賀源内 役:佐藤弘樹
受け取るものが多くて良い意味で「迷える」選択肢があるゲネプロでした。稽古場で試していない選択肢も生まれて躊躇した場面もありましたが、このメンバーには試してみれば誰かそれに反応してくれるだろうなという信頼感があるんです。きっと無理やり変えなくとも勝手に変化していくと思うので、8公演それぞれがどうなるのかがとても楽しみです。
今回主演のダッチの色々な表情をもっともっと引き出せるように、色々なものを投げかける挑戦をしていきたいと思います。それを観客の皆様に見届けていただけたら幸いです。
文:ナスエリカ
【あらすじ】
2023年、戦国時代に織田信長が天下を統一した日本では、木刀の所有が義務付けられていた。
高校生の沢村藤吉は、放課後になると友人の村井と明と手合わせするのが日課だった。
ある月曜日、居残りをさせられていた藤吉は、何者かに真剣で襲われる。
村井が助けに入り、怪しい男たちは逃げていった。
次の日、同じように居残りをさせられていた藤吉だが、そこに明の姿はなかった。
村井に聞いてもそんなやつは知らないという。
襲われたことも覚えておらず、昨日は日曜日だったという村井。
そして、戦国時代に天下を統一したのは織田信長ではなく明智光秀らしい。
混乱する藤吉のもとに、江戸時代の発明家、平賀源内と杉田玄白と名乗る男が突如現れる。
明は1582年、戦国時代にいると聞かされた藤吉は、村井と共に戦国時代へ向かう−−−??
「明智が徳川家康を殺さないようにすること、それが我々の使命だ」
作・鈴木茉美の初期作をセルフリメイク。
過去・現在・未来を駆け抜ける、歴史アクションエンターテインメント!
「私がただ願うのは、戦のない世。いつまでも、桜を見ることのできる平和な国」
舞台「HIDEYOSHI」は12月10日まで上演。また定点カメラによる生配信が決定。なお限定フォトブックレットやキャストの複製サインが入ったポスターが特典となるリピーターチケットも絶賛販売中とのこと。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
舞台「HIDEYOSHI」
◆期間:2023年12月7日(木)〜12月10日(日)
◆劇場:シアターサンモール
〒160-0022 東京都新宿区新宿 1-19-10 サンモールクレスト B1
◆作・演出:鈴木茉美
◆出演:足立英昭 橋本真一 栗田学武(劇団アレン座) 佐藤弘樹 森田晋平
葉月ひまり 原章子 桜彩 馬渕香那 伊藤静流 玉代勢幸大
赤名竜乃介 / 來河侑希(劇団アレン座)
◆主催:株式会社Allen
◆チケット詳細
https://t.livepocket.jp/t/hideyoshi2023
◯SS席 9,500円(税込) ◯S席 7,500円(税込)
◯A席 6,500円(税込) ◯学割席 4,500円(税込)
【配信公演】
12月7日(木)13時★/18時
12月9日(土)17時
12月10日(日)13時/16時30分
★:初回特別価格3000円
・オンラインチケット:4,500円(税込)
※初日公演(12月7日13時公演)のみ初日特別価格3,000円(税込)
配信&チケット購入サイト
https://allen.zaiko.io/item/361048
【公式サイト】
http://allen-co.com/HIDEYOSHI2023/
【公式X(旧Twitter)】
https://twitter.com/Allensuwaru_Lab
◆公演に関する問い合わせ
info@allen-co.com
©株式会社Allen