ニール・サイモンの自伝的青春グラフィティ、舞台『ビロクシー・ブルース』が開幕!ゲネプロ舞台写真&濱田龍臣・宮崎秋人・松田凌・鳥越裕貴・新納慎也が登壇の会見レポートUP

ニール・サイモンの自伝的傑作青春グラフィティを小山ゆうな氏の演出でおくる、舞台『ビロクシー・ブルース』が、2023年11月3日に東京ー日比谷・シアタークリエにて開幕を迎えました。
公開ゲネプロでの舞台写真とあわせて、キャストから濱田龍臣さん、宮崎秋人さん、松田 凌さん、鳥越裕貴さん、新納慎也さんが登壇した囲み会見でのコメントをお届けいたします。
青春ドラマの傑作、舞台『ビロクシー・ブルース』が新たなカンパニーで開幕!
【作品紹介】
ブロードウェイを代表する喜劇作家ニール・サイモンの自伝的戯曲であり、青春グラフィティの傑作として知られる本作は、1985年にブロードウェイで初演され、トニー賞最優秀作品賞受賞、ドラマデスクアワード演劇部門ノミネート他、数々の賞を受賞。1988年には映画化(邦題:「ブルースが聞こえる」)もされ、名優マシュー・ブロデリックが主人公ユージンを演じました。

物語の舞台は、第二次世界大戦中の新兵訓練所。若者たちが繰り広げる、笑いとエネルギー、そして少しのほろ苦さとたっぷりのユーモアに彩られた青春ドラマとなっており、今回の上演では、2018年に読売演劇大賞を受賞し、昨今、ストレートプレイからミュージカルまで活躍のめざましい小山ゆうな氏が演出を手掛けます。

そしてキャストには、作家志望の主人公・ユージン役を演じる濱田龍臣さんをはじめ、新兵としてユージンと訓練所での生活を共にする面々に宮崎秋人さん、松田 凌さん、鳥越裕貴さん、木戸邑弥さん、大山真志さんが登場。
また、ユージンの初恋相手・デイジー役は岡本夏美さん、ユージンの初体験の相手となる娼婦・ロウィーナ役は小島 聖さん、ユージンたちの新兵訓練を担当する鬼軍曹・トゥーミー役は新納慎也さんが演じています。

【囲み取材コメント】
公開ゲネプロの直前に行われた囲み取材では、キャストから濱田龍臣さん、宮崎秋人さん、松田 凌さん、鳥越裕貴さん、新納慎也さんが登壇。まずは自身が演じる役柄について、それぞれコメントしました。

■ユージン役:濱田龍臣さん
ユージンは自分のことを回顧録に記していて、彼がノートを開く、そして振り返っていくところから物語が始まっていくんですけど、作品全体がユージンの主観で広がっていくように、すごく知的な、でもすごく可愛らしい部分もあるようなキャラクターになっていると思います。
濱田龍臣さん
■エプスタイン役:宮崎秋人さん
エプスタインは訓練兵の一人なんですが、みんなのワイルドさからは外れているような青年です。ユージンの理解者なのか、ユージン側から見たらどう見えているのか。よく分からない男の子だな、と思いながら未だにやっておりますけども……人のために動いているのか、自分のために動いているのか、それを見る側からしたらどうなのか、はっきりしないような、掴みどころがない役柄です。
宮崎秋人さん
■カーニー:松田 凌さん
カーニーは優柔不断な男でして、皆様の近くにもいると思います。なんでそんなことで悩むのか、食べる物一つとってもどこまで悩むんだという男の子で、作中でも恋に悩み、自分の将来に悩み……でも、この時代でとてもビビットに生きている。群像劇の中でどういう風にカーニーが生きているのか、一つの成長過程も見られたりするのかもなとも思っていまして、この優柔不断な男が、仲間たちとの出会いによって何か決断できているんじゃないかと、そんなことを思う今日この頃です。
松田 凌さん
■セルリッジ役:鳥越裕貴さん
セルリッジはですね、年ごろにふさわしい素直なアホの子です。こんな子がクラスに一人おればいいなと僕は思っている、そんな役どころです。(松田さんから「まんまやん」と言われて)……いいキャスティングですね(笑)。
鳥越裕貴さん
■トゥーミー役:新納慎也さん
トゥーミー軍曹は、いわゆる鬼軍曹ですね。本編を見ていただければ分かりますが、このコンプライアンスが叫ばれている世の中で、コンプライアンス無視のことをやっているんですが、僕としては、ちゃんとそこに礼儀と作法を持ってパワハラをしているので……お楽しみに。
新納慎也さん
会話中心の群像劇として描かれる本作について、濱田さんは「テンポ感は結構探ったな、と。読み合わせの頃から比べると、動きがあるにせよ会話のテンポが上がったなと感じていて、それは言葉の持っているパワーや、表現力があるからこそ。通しを始めてから、『ここか!』みたいなところを所々に見つけられたなと思いました」と稽古を振り返ります。

一方、特に長台詞が多い新納にいろさんは「ニイロ・サイモンとしては、(原作者の)ニール・サイモンをシバきたくなるぐらいの長台詞のオンパレードで!(笑) 意外と出番は少ないんだなって思ったんですけど、出てくるととにかく喋る!」と、名前をもじりつつコメント。

さらに新納さんは「これは役者のエゴですが、セリフが多い役で知り合いが観にきたときに『セリフよく覚えたね』って感想を言われるのが一番恥ずかしい。そう言われないように一生懸命稽古してきたんですけど、通し稽古を重ねていくうちに、色んな方々から『そんなにいっぱい喋っているように見えないよ』と言われて、僕としては“えっ、こんなに一生懸命覚えたのに”っていう。役者としてはそれを狙っていたんですけど、でも一生懸命、頑張って覚えたんです!……というジレンマの今日を迎えております(笑)」と胸中を語ります。

すると宮崎さんからも「冒頭のシーンでも、新納さんが長台詞を喋っている最中、お客さんは僕らのリアクションを見ているから、“なんてコスパの悪い役なんだろうな”って(笑)」という言葉が飛び出す中、新納さんは「僕もそう思いました(笑)。お客さんは、それを聞いている側に目がいってるからBGMみたいで……(本番では)全部かっさらってやる!(笑)」と返し、場の笑いを誘いました。

【舞台写真】
【ストーリー】
この戦争でぼくは3つの決心をした。
作家になること、生き残ること、それから初体験をすること!

1943年、18歳から20歳までの新兵が列車に揺られている。作家志望の青年・ユージンは個性的な仲間たちの様子を観察し、将来のために日記をしたためている。彼らはビロクシーの新兵訓練所に送られ、鬼軍曹・トゥーミーの厳しい指導を受ける。権力との衝突や価値観の対峙を経て、悲惨な訓練生活をたくましくエネルギッシュに乗り切り成長する彼ら。そんな中、ユージンはビロクシーの娼婦・ロウィーナを相手に童貞を失い、カトリック学校に通う美少女・デイジーと初めて恋に落ちる。そして、様々な事件や騒ぎの後、彼らは訓練所を去り、戦場へ送られていくのだった。

その後の彼らについてユージンが語る――。若さと冒険心に満ちたあの日々は、日記の中でいまだ輝いている。

舞台『ビロクシー・ブルース』は、11月19日まで上演されます。チケット情報などの公演詳細は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
【公演概要】
■舞台『ビロクシー・ブルース』

公演日程:2023年11月3日(金・祝)~11月19日(日) 日比谷・シアタークリエ

作:ニール・サイモン
翻訳:鳴海四郎
演出:小山ゆうな

出演:
ユージン:濱田龍臣
エプスタイン:宮崎秋人
カーニー:松田凌
セルリッジ:鳥越裕貴
ヘネシー:木戸邑弥
ワイコフスキ:大山真志
デイジー:岡本夏美

ロウィーナ:小島聖

トゥーミー:新納慎也

≪公式サイト≫
https://www.tohostage.com/biloxi_blues/